現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2010年3月18日のデイリーキーワードランキング
1 | あるけばかつこういそげばかつこう |
2 | 毎年よ彼岸の入りに寒いのは |
3 | 花冷の闇にあらはれ篝守 |
4 | 藍植うや孀ながらも一長者 |
5 | 雛飾りつつふと命惜しきかな |
6 | 手鞠唄かなしきことをうつくしく |
7 | 隙間風その数条を熟知せり |
8 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
9 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
10 | 花影婆娑と踏むべくありぬ岨の月 |
11 | 柿食ふやすでに至福の余生かな |
12 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
13 | 離れさる風船灼けて大西洋 |
14 | 春満月水子も夢を見る頃ぞ |
15 | わが恋は人とる沼の花菖蒲 |
16 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
17 | 何となく奈良なつかしや古暦 |
18 | 三日月に添ふ春星の一しずく |
19 | あえかなる薔薇撰りをれば春の雷 |
20 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
21 | ゆふべから耳成山へ吹く穂絮 |
22 | 枯木立月光棒のごときかな |
23 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
24 | 隠岐やいま木の芽をかこむ怒濤かな |
25 | 美しき距離白鷺が蝶に見ゆ |
26 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
27 | 分け入つても分け入つても青い山 |
28 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
29 | つはぶきの花にあいさつ過ぎてゆく |
30 | ああいへばかういう兜太そぞろ寒 |
31 | 夫にして悪友なりし榾を焼く |
32 | 青嵐愛して鍋を歪ませる |
33 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
34 | 蠶屋のほつほつ消えぬ山かづら |
35 | 藍を植ゑ広瀬絣の染場守る |
36 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
37 | 身にしみて一つぐらいは傷もよし |
38 | 柿若葉多忙を口実となすな |
39 | 春曙何すべくして目覚めけむ |
40 | 蟇ないて唐招提寺春いづこ |
41 | 仏生会鎌倉の空人歩く |
42 | 相姦の松の枝ぶり十三夜 |
43 | 春浅き海へ落すや風呂の水 |
44 | 寂しくて道のつながる年のくれ |
45 | ものの種にぎればいのちひしめける |
46 | 風船を居間に放ちて冬籠 |
47 | をみなとはかかるものかも春の闇 |
48 | 鷹のつらきびしく老いて哀れなり |
49 | 南暗く雉も少女もいつか玉 |
50 | 山羊・羊絶壁の草喰いに来る |
2024年4月26日 23時39分更新(随時更新中)