世界観・用語
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私立聖ヒネモス女学院 沙絵や千歌子の母校。東京都渋谷区広尾に位置する中高一貫の名門女子校で、卒業生の大半は大学へ進む進学校。高校3年の沙絵たちを担任した小長井要(こながい かなめ)は日本史教諭で普段はぶっきらぼうな先生だが、沙絵と同じく声優を志した過去があり、彼女に声優に関する書物を与えた。 マルチメディア・エンタテインメント・カレッジ 高校を卒業した沙絵が入学した、創立20年の専門学校。通称を「MEC(メック)」といい、彼女が在籍したのは方南通り沿いの「新東京校」だった。声優・ナレーション科をはじめ各種サブカルチャーに関する学科を擁し、著名声優を講師に据えて在学中のデビューや事務所からのスカウトの機会もあるが、研修生全員がプロになれる保証は無い。 株式会社グランドクロス 神楽坂に建つ大手芸能プロダクション「プラネットマン」本社ビル6階の一角に事務所を構える声優マネジメント会社。代表取締役社長・中務周馬以下少数の社員で構成され、COSMIQUEの声優3人が所属する。「第二回オーディション」では1万人もの応募者の中から沙絵ら3人を新たな所属声優候補として選抜、素人同然の彼女たちを最短期間でデビューさせる冒険的な試みを始めた。 COSMIQUE(コズミーク) 「グランドクロス」に属する荘内羽鳥(しょうない はとり)、南山高嶺(みなみやま たかね)、柏木伴(かしわぎ とも)の3名から成る女性アイドル声優ユニット。各々主演経験やヒット曲を持つ人気声優で、ユニットとしては物語の2年前に結成され、物語冒頭では全国ツアーの締めくくりとして日本武道館でコンサートを開催した。物語終盤、中務は沙絵たちに彼女らのバーターとして出演オーディションを受け、最短デビューを果たすことを求めた。 『コスモス魔法骨董街』(こすもすまほうこっとうがい) この作品に多数描かれる作中作の一つ。沙絵が幼稚園、彼女の高校の担任・小長井が大学生の頃に放送されていた人気テレビアニメで、『コス魔』と略される。当時の人気声優亞櫻櫻(あさくら さくら)扮する小学4年生の主人公・秋乃桜子(あきの さくらこ)が、異次元から世界史に紛れ込んだオーパーツ「魔法骨董」を回収しそれらによって巻き起こされるトラブルを解決する物語。著者によれば『カードキャプターさくら』と『轟轟戦隊ボウケンジャー』を組み合わせた設定に『アベノ橋魔法☆商店街』を参考に名づけたもの。主演の亞櫻が歌う主題歌『クマノミ』の歌真似は沙絵の十八番で、彼女が「ねこねこ動画」に投稿したこの曲に対するコメントが彼女に声優を志望させ、グランドクロスにおけるオーディションで彼女が歌ったのもこの曲だった。
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世界観・用語
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「学園☆新選組! 〜乙女ゴコロと局中法度〜」の記事における「世界観・用語」の解説
(出典:) 《》内はモデルとなった史実・事物。 愛津女学園(あいづじょがくえん) 本作品の主舞台となる全寮制の私立女学校。武家のお嬢様が通う学園で、「女性も文武両道を兼ね備えるべし」という創始者の思想を元に、生徒には帯刀が許されている。特殊な校風と少子化から現在は生徒数が減少しており、打開策として男子校・佐都間学園との合併による共学化が提言されている。しかしそのために生徒たちは「佐学派」(共学反対派)と「討学派」(共学賛成派)の真っ二つに分かれ、両者の間で争いが絶えない。 佐学派(さがくは) 学園の共学化に反対し、現在の女学校を守ろうとする一派。新選組などが属する。共学化のためにやってきた男子生徒の悠に敵意を持つ者も多い。 討学派(とうがくは) 学園の共学化に賛成する一派。坂本をリーダーとする徒沙班(とさはん)やその実戦部隊・徒沙勤能党(とさきんのうとう)、桂が率いる超秀班(ちょうしゅうはん)などが属する。生徒会が佐学派であるため、討学派は反生徒会の立場となる。学園共学化のシンボルである悠を、自分たちに引き込もうとしている。 新選組(しんせんぐみ)《新選組》 佐学派と討学派の争いを問題視した学園長が、学内の治安維持を目的に選抜した生徒の一団。腕の立つ生徒会メンバーが中心となっている。浅葱色のダンダラ模様の隊服から、別名「蒼の狼」と呼ばれる。学園内では生徒会室、寮では寮内の一室「屯所」(とんしょ)を拠点に活動している。 局中法度(きょくちゅうはっと)《局中法度》 新選組の決まりごとを定めたもので、作成者は歳緒。史実の新選組のものとほぼ同一の5か条だったが、悠の入隊に当たって「男女恋愛ヲ禁ズル」が付け加えられた。違反した場合は「切腹」(自決ではなく、自腹で組長格全員に奢ること)が申し付けられる。 佐都間学園(さつまがくえん) 悠が元々通っていた男子校。愛津女学園との合併・共学化を図り、試験編入として理事長の息子の悠を愛津女学園へ送り込んだ。 杏都(きょうと) 愛津女学園・佐都間学園がある町。「杏の町」とも呼ばれる。
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世界観・用語
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「蒸気活劇 アドベンタム」の記事における「世界観・用語」の解説
ライポーン王国 東欧の片隅にある小国。しかしながら、優れた蒸気機関技術で軍隊の機械化を実施し、19世紀末当時、世界最強の軍事力を持っていた。 蒸気鉄車 蒸気機関を搭載した戦車。スパイクやドリルを装備したり、火砲を搭載するなど、ライポーン王国でのみ発達した戦闘車両で、無限軌道ではなく車輪で走行する。 電気精霊 異世界から来た知的生命体。人間の様な肉体を持たず、炎や電気の塊の様な姿をしている。「ライポーン近代史」の天護博士によれば、人魂やウィルオウィスプの正体とされる。 ゴゴー軍団 ASTRO PORTのゲーム作品にしばしば登場し、それら作品に共通する世界の地球人類に多大な影響を与えた、異星人による軍事組織。「蒸気兵団暴走事件」(『蒸気兵団』)の際に初めて地球人と接触、電気精霊たちの暴動を鎮めるとライポーン王国の国王となり、その軍事力を駆使して世界征服を企んだ。ASTRO PORTのゲーム作品共通で描かれるゴゴー軍団と地球人とのかかわりについては、超電気ロボ バルカイザー#ゴゴー軍団も参照。
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世界観・用語
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世界観 情報学の発展により、それを利用した犯罪が多い。また登場人物の対人能力が総じて低めである。 情報場 物質が持つ場の事。 情報場理論 物質は場と言う形で情報を持つと言う理論。この理論で物体の認識を説明すると、情報場同士の接触により、お互いの情報が交換されあっているとされる。 生体情報場 人体の情報場。生体内情報場と外部情報場に分ける事ができ、一般的に情報場と言うと外部情報場の方を指す。 回路情報場 機械の情報場。情報学の利用により、イデアに来たメールを本体をいじらずそのまま見る事も出来る。 情報学 情報場に関する学問。作中で披露された情報学利用の技術は「物体の硬度強化」「テレパシー」「音の拡大」「透明化」など多岐にわたる。 CPU 演算領域と訳される。情報場同士の情報交換に介入するときに使われる。脳の一部を利用しているらしい。 国立情報学専門学校(パスカル) 情報学の学校。先進国において情報学の犯罪抑止方法の一つ「専門の教育機関」であり、このおかげで日本では情報学による犯罪は激減している。
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世界観・用語
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「Stellar☆Theater」の記事における「世界観・用語」の解説
(出典:) 物語の背景 この物語は、宇宙人がたくさんいるという世界観になっている。前史時代、地球は宇宙人の手によって荒らされていたが、話し合いによって銀河遺産と認定され、保護されることとなった。そして外部からの干渉を防ぐために、宇宙人は力の種を地球人に植え付け、自衛力を持たせた。その後、自分の中の種を開花させた人間は「星霊」(せいれい)、種の力を使いこなせるようになった人間は「星座」と呼ばれるようになる。 星座 自分の中の力の種を開花させ、その力を使いこなすようになった者。種の種類に応じた様々な能力を持ち、異星人の干渉から地球を守る任務に就いている。星座の力は日本人にしか発動しない(最初に力を与えられたのが日本人だったためと言われている)。全部で100人ほどしかおらず、ほとんどは女性で、男性はわずか3人。 星座となった人間は、その力が完全に目覚めた時点で、身体中の細胞がその状態を記憶して維持しようとするため、成長が止まる。どんな怪我でも高速で治癒・再生が可能で、即死でもないかぎり死ぬことはない。 十二星座 星座の中でも最高峰の力を持つ者で、黄道十二宮の星座を持つ。何らかの理由で十二人から欠けた場合は、星座の中から候補試験により選抜されて補充される。今回の候補試験は茜橋東学園で行われ、候補生たちに学園内で起きる様々な問題を解決させて、その過程や働きから評価を行う。 ホロスコープツリー 大地が七星から与えられた、無数の葉を持つ巨大な樹が描かれた石板。七星の力により生み出された物で、星の力で所有者の進むべき道を示す。描かれた樹は所有者にこれから訪れる運命を表し、樹の頂が運命の到達点、幹や枝はそこへ辿りつくまでの道筋を表すという。その場所で起きた過去の出来事に関連するキーワードを、所有者が心の中で強く思い描くと、キーワードに関連した過去の出来事の映像が石板から投影される。 なお石板の操作については、ゲーム内では所持するキーワードを選択入力する画面しか表示されないが、コミカライズ版ではキーワードが描かれたカードを使って大地が石板を操作する様子が描写されている。
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世界観・用語
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「アストラエアの白き永遠」の記事における「世界観・用語」の解説
(出典:) 月ヶ咲(つきがさき) 物語の主舞台。100年以上前に建てられた時計台がシンボルの北方の街。市内を流れる川により、高層ビルが建ち並ぶ新市街と古くからの住宅地の旧市街に分かれている。もともと降雪地だったが、2年前から原因不明の異常気象で季節を問わず雪が降り(ただし冷たくなく、積もらずにすぐ融けてしまう不思議な雪)、竜巻・落雷・川の増水などの自然災害が頻発している。 ルーン(能力) 物語の十数年前に発見された「超能力」。その後研究は進んでいるが、まだ未知の部分が多い。テレパシー(精神感応能力)やサイコキネシス(念動力)など、様々な種類がある。 エルフィン(能力者) ルーンを操る次世代の人間。存在は公にされておらず、なぜ誕生するのかは謎。テレパシーやサイコキネシスなどの基本的なルーンはエルフィンの誰でも使えるが、その他にそれぞれ得意とするアイルーン(特化型能力)を持つ。またエルフィン同士は互いのルーンや念波を感じ取ることができる。陸たちの組織はエルフィンの存在が表に出ないよう隠したり、ルーンの暴走を止めることを仕事にしている。
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世界観・用語
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「いろとりどりのセカイ」の記事における「世界観・用語」の解説
(出典:) 風津ヶ浜(かざつがはま) 本作品の主舞台。海と山に囲まれた、過疎化が進む田舎の港町。山には風力発電の風車が立ち並び、町の電力需要の半分を担っている。 涼風学園(すずかがくえん) 風車が立ち並ぶ丘の上に建つ学園。悠馬やヒロイン達が通う。屋上からは町が一望できる。 嵐山荘(あらしやまそう) 時雨が個人経営する古い木造の学生寮。元々は旅館だったらしい。地下室からは柱時計を使って異世界へ移動できる。 異世界 嵐山荘の地下室から移動できる世界。地下室にある柱時計の針を特定の時刻に合わせ、地下室の扉を開くと、合わせた時刻によって選ばれた異世界へつながる。それぞれの世界によって様々な人間や妖怪達が住み、現実世界とは違う不思議な現象も起きる。膨大な時刻の組み合わせ=多くの異世界を渡り歩きながら、悠馬と真紅は“約束の場所”を探している。 商人の町 異世界の一つ。嵐山荘地下室の柱時計を二時四十五分に合わせるとつながる世界。立ち並ぶ露店では、人間には作れない物、人間界では手に入らない物などが安価に並んでいる。妖狐の白と蓮が住む。 式(しき) 時雨が使役する式神で、探し物の在処を教えてくれる胡蝶(光の蝶)。霧島家の家系では多くの人がこの術式を使えるらしい。 逃がし屋(にがしや) 悠馬・鈴・時雨が従事する、“依頼人の立場や心を不自由な状態に追いつめる全てのものから解放する”仕事。“こちら側”=現実世界の人間相手の仕事は、3人の生活が成り立つ程度の収入源になっている。一方“あちら側”=異世界での仕事は、“セカイの果て”へ連れ去られようとする者達を嵐山荘の敷地内まで逃がすのが目的だが、成果は全く上がっていない。
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世界観・用語
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「寄宿学校のジュリエット」の記事における「世界観・用語」の解説
作中世界には「東和国(とうわこく)」と「ウェスト公国」という2つの国家が存在する。両国は過去に戦争を繰り広げており、作中では形だけの和平が結ばれた状態となっている。 ダリア学園(ダリアがくえん) 本作の舞台である寄宿学校。東和国とウェスト公国の中間に位置する島にあり、両国の学生が在学している。初等部・中等部・高等部から成る小中高一貫校で、外部からの編入学も認められている。 学生寮は2つあり、「黒犬の寮(ブラックドギーハウス)」「白猫の寮(ホワイトキャッツハウス)」と呼ばれる。黒犬の寮には東和国の学生、白猫の寮にはウェスト公国の学生が寄宿している。また校長はおらず、作中では、黒犬の寮の寮監(声 - 黒田崇矢)と白猫の寮の寮監(声 - 木村亜希子)が職務を代行している。 現実世界のイギリスにある寄宿学校、イートン校がモデルとなっている。 監督生(プリフェクト) ダリア学園における学生の役職。現実世界における生徒会役員と風紀委員に相当し、他の学生に罰を与える権限を有している。また、後輩の学生から1名、自身の補佐役を任命することができる。 毎春、高等部の学生を対象に実施される「監督生選抜選挙」を経て、各寮から3名ずつ選出される。任期は1年で、再任も認められている。なお、各寮から選出された3名のうち、選挙で最も多くの票を集めた生徒は「監督生代表」となる。
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世界観・用語
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作品の舞台設定は、2034年の日本となっている。2030年頃から米露による第二の冷戦が始まり、世界各地で小競り合いが発生するなど世界情勢は非常に不安定。 一方で日本は、元々持っていた先進的な技術力に加え、近海での天然資源の発見、「プラント農法」による安定な食糧生産などにより、非常に国力が高い国家となっている。 作品舞台の町 軍の飛行場や、薫が勤める施設がある田舎町。物語の1年前に、訓練中の軍の飛行機が山へ墜落する事故が発生。それをきっかけに多くの住民が町外へ逃げてしまい、人口が激減し絢斗達の学校も休校になる。 残っている住民も軍に対していい感情を持っておらず、上空を飛行機が通過する度に怖がっている。元々は農業を基幹とする町だったが、住人が減ってしまったため田畑は荒れ放題となっている。 コンビニのような24時間営業の店舗は存在せず、住民は自転車で45分程度とやや遠い場所にある「ザスコ」で日用品や食料を購入する等、生活するには不便が目立ってきている。 施設 少なくとも10年ほど前から街に存在する。表向きは製薬会社として登録されているが、多数の軍人が出入りする・明らかに軍事施設的な外観をした建物があるなど、以前から周辺住民に非常に警戒されていた。 施設に勤める者からは「会社」と呼ばれ、軍関係者からは「ラボ」と呼ばれる。現在は薫が勤めており、その夫だった絢斗の父親もかつて勤めていた。 敷地内に居住施設があり、0教2区隊のメンバーもそこで寝泊まりしている。 物語が始まる前年の墜落事件で住人が殆ど逃げ出してしまった現在、この施設のある町の住人の大半は施設の関係者であり、雇用先ともなっている。 その正体は軍の依頼に応え様々な先進技術を研究・実験する為の施設。その多くが非人道的なものであり、公にできない類のもので、人体実験すらも行っている。 しかし、その技術力は非常に高く、2030年代の人間からしても「SFじゃないのか?」という技術を多数実行できる。 陸上自衛軍女子工科学校第0教育隊第2区隊 工科学校は自衛軍幹部を育成する軍学校。授業が非常に厳しい・生活の殆どが管理されていることなどを除けば普通の全寮制学校とそれほど変わらない。 一般的な科目の他に専門技術の授業があり、決められた時期に集中して軍事訓練が行われる。普通の学校で言う1年生=第1教育隊、2年生=第2教育隊…で、 第0教育隊は学年混合部隊となっており、区隊はクラスに当たる。 0教2区隊は通常とは異なった目的で最近結成された女子生徒4名の隊で、休校となった絢斗達の学校を接収して配備された。(第1区隊は男子のみで、別の場所にある)。 通常授業は午前のみで、午後は訓練に当てられている。通常の工科学校の訓練と違い、広く浅くその内容を覚えるという形になっている。通常は絶対に行われない強化外骨格の操縦も訓練対象となっている。 生徒達は薫がいる施設(ラボ)の宿舎で寝泊まりしている。民間人の絢斗達を受け入れたのは異例だが、生徒達への何らかの教育効果を狙っているらしい。 絢斗達は自分のスクーリングの課題さえこなせば、授業・訓練とも参加は自由となっている。 強化外骨格 「人型戦車」とも呼ばれる。 圧倒的な動作速度とパワー・多様な戦況に対応できる活動範囲の広さなどから「戦争の常識を変えた」と言われるほどの兵器。 初期は宇宙服のように人間の全身を覆い、パワーアシスト機能や防御機能を持つパワードスーツ型(パワードエクソスケルトンが正式名称)だった。 これ自体でも非常に完成度の高い兵器であり、機動歩兵科では現在でも使用されている。 しかし、日本の自衛軍の技術者が「より高いパワー、より鋭敏なスピードを」と多機能・高性能化を目指し独自に発展、搭乗員が乗り込んで操作する『ライドアーマー型』を開発するに至る。 開発当初は世界各国の軍事関係者から失笑を買っていたが、実際に運用したところ圧倒的な性能を発揮し、上記のように一種の革命的な兵器として認識されるようになった。 現在では強化外骨格といえばライドアーマー型を指すほどであり、現行の陸戦兵器の中では花形ともいえ、他に抗し得る兵種が存在しない(ただの歩兵では先ず勝つことが出来ない)。 そして強化外骨格開発において日本は圧倒的な技術先進国となっている。 非常に強力な兵器ではあるが、同様に高コストで整備にも手間がかかる。更に人型であることによる宿命ともいえる「関節部の脆弱さ」が指摘される。 主な弱点としては脚部関節を集中攻撃されると簡単に各坐してしまうことや、メインカメラを潰されると周辺状況が搭乗者に解らなくなり身動きが取れなくなってしまうことが挙げられるが、 それらを差し引いても強力な兵器である。 武器は手持ちの火器が中心となるほかに高周波ブレード/ナイフや強化外骨格用銃剣等の対強化外骨格用の装備も存在している。 骨格の上半身は操縦士の動作をトレースして動き、下半身の脚やキャタピラなどはフットペダルで操作する。マクロプログラムを使って複雑な動作をさせることも可能。 性能をフルに発揮するには操縦士の練度が必要だが、人型であること・トレース操縦できることから、素人でも(それなりに)動かせる。 0教2区隊の訓練では旧式の第一世代ライドアーマー型「七九式」を使用しているが、実際の戦場では第二世代機が使われている。 ・第一世代型 現在では旧式となってしまっている初期のライドアーマー型を指す。代表的なのが『七九式』。全体的にずんぐりむっくりで、完全に人の形を成している訳でもない(七九式は脚部が逆関節になっている)。 投入当時では非常に強力で、現在でも歩兵等では対抗する手段が先ず無い。しかしながら弱点や欠点も多く存在している。 例として七九式においては『跳躍等の着地から膝関節が破損した』『銃を撃った反動で肩が抜ける』『走ったら足をくじいて転倒する』 『脱出装置を作動させたら障害物に猛スピードで衝突し死亡した』等、状況によっては笑えない、悲惨な事故も発生している。 ・第二世代型 現在各国で主力とされているタイプ。代表的なものは日米共同開発(ということになっているがその殆どが日本製技術)の『ガンアーミー』。 第一世代と比較してより人間の姿形に近くなりスマートでシャープな印象を与える。挙動もより人間に近い動作が可能とされ、高い機動性を獲得していると思われる。 しかし、より人間に近い形状となったことで更にバランスが悪化。些細な事で転倒するなどして、周囲の人間(例えば整備中の人員)を巻き込んで大参事となる事例も発生しており、運用には注意が必要となる。 ・第三世代型 現在世界各国で研究されている次世代機。国によって次世代へのアプローチが違うであろう事が予測される為、日本で開発研究が進められているタイプについて記載する。 日本で研究が進められているのは、『パワーアシスト型とライドアーマー型の利点を兼ね揃える』ことを目標にするもの。 高性能多機能化により操縦が複雑化し、高い練度を必要とすると、非常に高いコストを要するようになる。 この欠点を解消する為「脳派コントロールシステム」を実用化し、搭乗者の思考をダイレクトに反映させることで、文字通り「人間そのまま」の挙動を可能にする。 このシステムの利点はパイロットとして養成しなくても、兵士としての訓練を受けているものであれば 即戦力となりうることである。もっと言ってしまえば、戦う技能を持っていれば女子供でも戦力足りえてしまう事にある。 更に、指揮官機としての機能を持たせた機体を核に意識を共有し、完全な連携を獲得する事ができる。1個の個体の得た情報を考えるだけで全体で共有し、全体で行動をとる事も出来る。 また、複雑な入力操作も不要となるため実用化された光学迷彩といった特殊装置の起動も容易に行える。 しかし、人間に更に近づいた挙動を行える事は同時に更なる関節部の脆弱化を促し、元々弱点であった耐久性が第一世代以下という大きな欠点も抱えている。 一九式戦闘服 日本陸上自衛軍が正式採用している装備の一つ。主に格闘戦闘訓練時や強化外骨格搭乗者が着用する事が多い。 強化外骨格の操縦席は非常に狭く、服装は可能な限り凹凸が無いほうが望ましい。その為、胸部や肩をプロテクターで覆う以外はボディラインが出るようなデザインの全身つなぎである。 強度が高く、多少の打撃では着用者には衝撃を与えることができない(硬質ゴム製のブレードを使い全力殴りつけた程度では痛くもかゆくも無い)。 この戦闘服を着た相手に効果的な打撃を与える描写は、同じ一九式を着用した人物の渾身のボディブロー位であったため、若干のパワーアシスト機能もあるようだ。 三四式戦闘服 陸上自衛軍が採用を予定している新装備。現段階ではまだ機密に属するレベルで、一般的な軍人を初めとして世間には知られていない。 「勝負服」と呼ばれており、強度を初めとする諸機能は一九式よりも高い事が伺える。また、デザインも変わっており、アーマーとスーツが一体化したような形状をしており、 一九式にみられたプロテクターとスーツに隙間は無い。 劇中、生徒達が着用していた物と古宮環が着用していた物では若干の差異がみられた。 環の着用していたものは『特務用』と呼ばれるもので関節部や胸部にプロテクターをつけており、より高い防御力を持っている事が予想できる。 多脚戦車 主に市街地や障害物の多い森林での運用を目的に開発された戦車。基本的に一人乗り。
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「タイドライン・ブルー」の記事における「世界観・用語」の解説
ハンマー・オブ・エデン 作中の時代の14年前に起こった未曾有の天変地異。水の惑星とのニアミスにより地表の90%が津波に飲み込まれ、人類の大半が命を落とした。生き残った人々も荒廃した世界で飢餓と貧困に苦しみ、その爪あとは大きい。また、単純に海抜が上昇しただけではなく、大規模な気象、海象の急変が起こり、また地殻変動やポールシフトが起こったことを匂わせる描写もある。 新国連 国際連合にかわって元国連職員のアオイによって立ち上げられた国際機関。ヤビツの原子力空母「エレクトラ」を本部としている。 武力によらない秩序の構築と復興の実現を基本理念としており、ハンマー・オブ・エデン後も存続ないし新興の諸国の協調を呼びかけているが、各国の利害や思惑を抑え切れていないのが実情である。アメリカ海軍や海上自衛隊など各国残存海軍の有志の艦で構成された艦隊を有している。 ヤビツ 島の頂上にハンマー・オブ・エデンの際に漂着した原子力空母があり、そのエネルギーを利用することで栄えている町。街並みや近海に水没した鳥居と、道路の行先表示板の内容からかつての日本のヤビツ峠付近に位置していると見られる。 新国連の総会を狙ったユリシーズの襲撃により甚大な被害を受ける。 魏国 東アジアの大国。新国連の構成国だが、その理念には懐疑的である。 テンゲルとの対立関係にグールドが介入し、核の脅威をもって停戦とユリシーズへの協力を要求される。その後ユリシーズへの報復のため新国連軍とは別に潜水艦を差し向ける。 テンゲル 世界の食糧生産量の四分の一を担っている農業国。食料を外交カードに新国連での地位を高めようとする。 魏国ともどもユリシーズの脅迫じみた和平勧告を受け入れさせられる。 アメリカ 南部の石油産業が中心となって再建された国で、新国連とはNORADと情報を共有するなど関係は深い。 チベット 法王チェンレーシを中心とした宗教国家。海抜上昇によって海に面するようになり、ラサが港湾都市として発展、海上交易の中継地点として栄えている。 新国連の理念に理解を示すものの、積極的に協力することは控えている。
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世界観・用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 17:23 UTC 版)
シンクロイド 人間とシンクロしたアンドロイド。超次元鏡で一目惚れしたシュン(柵原俊)と交際すべく女性だけの惑星オーパの若き科学者ミュラが制作した男性型アンドロイドで、超次元鏡と結合した同調装置(シンクロナイザ)が組み込まれてシュンと同調した。しかし、調整もせずに助手のカペラとスピカがバカなことを教えたため、シンクロイドが暴走してしまう。「シンクロイド」をシュンに同調させただけでなく、シュンの方も意識と肉体を「シンクロイド」に同調させてしまったため、外科手術による装置の切断は不可能。最終的に研究所を取り戻したミュラの手で、シュンと「シンクロイド」を同一化させた同調装置の逆同調直後に閉じた回路の破壊によりシュンは解放された。 オーパの都市 オーパの地殻は流動性のマグマの上に乗った薄皮のような「流動地殻」であり、オーパの都市はマグマの「渦」の部分にある「島地盤(ネブ=プレート)」の上に建設されている。それらの都市はゆっくり沈下しており、新しい都市は沈下スピードを計算した上で古い地層の上に建設されている。 各都市には巨大コンピュータが設置されており、市民はこれらを通して管理される。それらの巨大コンピュータは更に、中央管理局に存在するマザーコンピュータと繋がっている。 オーパの市民 オーパの市民は大きく2種類に分かれる。市民権を持って都市の地上部に暮らす一般市民と、市民権を持たず居住禁止区域である都市の地下部、通称ハーレム地区に住む地下住民である。 さらに地上の一般市民はランク分けされており、様々な分野における「スペシャリスト」は特権階級に位置づけられる。ランクの詳細は不明だが、民間人の最高ランクである特Aは、1つの都市に10人もいないエリート中のエリートである。他にA・B・Cなどがあると見られる。 中央管理局 オーパの統治機関。管理局そのものが都市機能を持ち、オーパの管理政府もここに属する。管理政府の顧問組織である中央評議会が事実上の統治組織であり、評議長はオーパの頂点に立つ存在と言える。記憶を消す「オメガ波」を各都市に流し政府に不都合な事実をなかった事にする「オメガ対策」の実施元。 オーパ人の遺伝子 かつてのオーパ人は地球人と同様に男女が揃っていたが、男性が滅亡の危機に瀕した際に遺伝子を改造され、現在の女性だけのオーパを保っている。旧オーパ人は地球人と同じ23対・46本・2n(2セット)の染色体を持っていたが、現オーパ人は23本、すなわち1nの染色体しか持っていない。女性同士の性的接触による分泌物で卵細胞が刺激され妊娠、細胞分裂が始まる仕組みになっている。男性がおらず精子と受精不可能なため、現オーパ人の卵細胞は卵母細胞から細胞分裂する際に減数分裂(遺伝子が半分に)がない。すなわち、娘は母親と全く同一の遺伝子を持つ、クローン体である。 バウフェーク 異次元から襲来していると言われる、詳細不明の巨人型生物。体長およそ2メートル超。テレポート能力を持ち、47年に一度大量出現する。中央管理局は「人間を食べる」としているが、腹部の中央が縦に開いて人間の女性と融合して雌雄同体となって繁殖する。融合しても女性には意識があるため、死ぬまでバウフェークの一部となって子供を出産・授乳をさせられ、発狂した方がまだマシなほどの残酷な生を強いられる事になる。被害を減らすことすら、オーパの科学技術をもってしても対抗手段はない。実は男性の滅亡が確実となった時、男性絶滅の原因が解明され、その対策が可能となる未来に望みを託して男性の遺伝子を後世に残して男性を蘇らせるための原形として生み出された生命体だった。異次元ではなくローデリアプレートの近くに接近するも地表に出ることの無い迷走浮遊地盤(プレート)「ダイラス」に生息しており、棲み処である「ダイラス」が地表に最接近する時しかテレポートで女性を狩ることが出来ないため、バウフェークの47年周期の襲撃は「ダイラス」の動きにより定められた。 レム=コンドリア 有機化合物の廃棄物処理を目的として遺伝子工学が生み出した新生物。あらゆる生き物を捕食しようとする人食い生物としての本能を備えた有害生物でもある為、事故が続発して駆除対象となり、完全に処分されたと思われたが、地下深くに生存圏を確保していたため、作中、随所に現れては災厄を齎す。 シュンがオーパのために戦う決意をする切っ掛けとなった地下レジスタンスのグロアを恨む「ブラスト=ドラグーン」の最初のボスのクラーズ、マザーと相対したシュンとあるように敵味方を問わず、利用して恨みを晴らしたり、活路を開いたりした。 イステリックス 世襲の「語り部」であり、歴史保存主義者。歴史の改竄に反発して後世に事実を伝えるべきだと考える人々だが、その存在は中央管理局から危険視されており、長きに渡る弾圧の歴史の中で数を減らし、記憶の伝承者達が次々と狩り殺されたことで、せっかくの歴史的知識も断片化を免れない状況に追い詰められている。 オグニス記念祭 オーパ第2の都市マイヤ・モーラを中心に開催される「新生オーパ建国祭」であり、オーパ最大にして最も華やかな祭典。オーパ最後の男性ラーマット=オグニスが他界した日であり、その日、オーパの女性は本来の伴侶たるべき男性を失った。 ドラグマ催眠 脳波増幅器を介して相手の深層意識に語りかける一種のテレパシーであり、動物に対する効果も期待できる。スピカが科学局に侵入するための情報を職員から引き出すため、標本室のバウフェークを手なずけるために使用した。 ダイラス 迷走浮遊地盤(プレート)。沈下してマグマに呑み込まれるも特殊な岩盤組成ゆえに熱に耐え、破壊・吸収されることなく、巨大な地殻変動により流動地盤の海を流れ出し、ローデリアプレートの下の地下10mちかくまで接近するが、地表には辿り着くことはない。発見当初は「島地盤(ネブ=プレート)」の1つと認識され、マグマにより消滅する運命だと考えられていたため、中央管理局は後世に残せぬ秘密・歴史改竄の証拠・非道な所業の数々を葬り去るための「ゴミ箱」とし、先史文明の遺跡・巨大神殿が彫り込まれたダイラスの地下大空洞にモニュメントとして秘密を封印し、消滅すると思った「ダイラス」の運命に従わせて完全に消し去るつもりだった。しかし、「ダイラス」が消滅しないことを知って管理局は慌てるが、どうにもならずに「ダイラス」の存在は極秘中の極秘とされた。 ポフォロム ゼリーのような脆い肉体を持つ生命体で、バウフェークと同様に人類を救おうとする実験の末に生み出された。男女両方の肉体を改造することで繁殖力旺盛で種の保存の目的は果たしたが、精神的・肉体的に極端な劣化を招き、知能は低くゼリーのような肉体の醜悪な亜人と化した。1度に生まれる子供は5 - 7人で妊娠期間は5ヶ月、約2年で成体となる。バウフェークと共に「ダイラス」で生息している。 この項目は、漫画に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:漫画/PJ漫画/PJ漫画雑誌)。項目が漫画家・漫画原作者の場合には{{Manga-artist-stub}}を貼り付けてください。
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世界観・用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/08 04:14 UTC 版)
ファラムーン 太古の昔、世界をたった一人で統一した強力な魔人。この世を去るとき、後の世に自らと同様の力を持つ悪の魔人が現われた場合に備え、自分の力と魔力を道具に封印した。ゼノが破壊を託された剣は、それら「秘法」を探す手がかりとなるもので、ホークらの属する組織はその秘法を獲得して世界を支配しようと企んだ。 ガムル 物語世界に生息する獣。四肢とは別に大きな翼、長い首、フリルのある頭部を持つ。人語は話せず、「ケー」(後述の短編では「クエー」)と鳴くのみだが、人の言葉を理解し、飼い主の指示に従うことができる。このマンガにおいてはアンが唯一の登場個体だが、著者による別の短編『光のアルシャーネ外伝 アモンの剣』には、アンとは色の違う、「カガラ」と名づけられたガムルが登場する。
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世界観・用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/15 14:59 UTC 版)
pupa(ピューパ) 伊万里幻十郎所有の島で生息していた謎の生物。数千年も前から己が何者かも解からないまま2体が互いを伴侶として変態による輪廻・転生もしくは復活のような生態を繰り返していた。幼態は幼いマリアが両腕で抱えられる大きさのイモムシのような姿で蛹を経て成体へと成長する。成体は翼と大きなむき出しの歯や角のある頭部を持ちヒトを大きく上回る巨体となる。他の生物を捕食するため細胞単位で対象に擬態する能力を持つ。また、「赤い蝶」やユウのように細胞の一部で別の姿の個体を生み出し本体と離れた場所で活動させることもできる。物語の約30年前に伊万里家の作業員によって発見・捕獲され以後は伊万里愛(マリア)の実験に使われ、現が生まれて間もなく脱出を試みるが瀕死の1体はマリアに捕獲され、もう1体は病院に居た長谷川幸子の子宮に「種」もしくは「核」と呼ぶべきものを植えつけ人間に擬態し長谷川夢となった。pupaという名称は擬態した状態から正体を表わす様を蛹が蝶になる瞬間のように感じたマリアにより命名された。 pupaウイルス 当初は「静寂(しじま)島で発見された未知のウイルス」とされたが、マリアによりpupaの細胞から人為的に作り出されたウイルス。感染経路は明らかでないが、感染した人間は極めて高い確率で死亡するか、「羽化」と呼ばれる現象を経て怪物と化す。マリアやユウによれば、感染したにもかかわらず死亡も羽化もしない現は極めて稀な例外とされる。 伊万里医神会(いまりいしんかい) 本来は伊万里幻十郎がマリアのために創った非正規の医療研究組織。過去に何らかの理由でマリアは除名され、現在は備前が代表に就いている。pupaや現・夢兄妹を巡ってマリアと対立し兄妹を拉致監禁した上、現を生きたまま解剖した。対pupa用武装の部隊を持ち、末端の看護士まで拳銃を携帯する。
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世界観・用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 00:48 UTC 版)
「MONSTER×MONSTER」の記事における「世界観・用語」の解説
帝国により国々は統一されており、狩りが主軸として世界を回転させている。獣がもたらす様々な素材により、映像の記録技術や電子機器の存在など異常なまでに文明が発達している。 狩猟者(ブリンガー) 帝国が定めた獣の狩猟を専門とした職業。獣を「もたらす」ことから「狩猟者(ブリンガー)」と呼称されている。 獣具 獣の持つ特性を活かして作られた道具。
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世界観・用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/20 14:39 UTC 版)
(出典:) この作品は、現実世界と「夢の世界」を行き来しながらストーリーが進行する。 夢の世界 夢の世界の開始点は豪奢なティーサロンで、透やヒロイン達はそこでよくお茶会をして過ごす。ティーサロンにある扉をくぐると、自分が親しい人の夢の世界へジャンプすることができる。 各人の夢の世界は現実世界と似ているが、派手な原色の不思議な植物が繁茂し、異様な雰囲気の空間になっている。透やヒロイン達の意志で、ある程度世界を変えたりアイテムを出現させたりと夢を改ざんできる時もあるが、何も変えられず、途中で目を覚ましてやめることもできない場合もある。 基本的に夢の世界と現実世界は全く別だが、夢の世界の出来事が現実世界へ侵食して影響を及ぼすことがある。また、透以外のヒロイン達は明晰夢を見ないので、目覚めて現実世界に戻った時は夢の世界の出来事をよく憶えていないことが多い。 悪夢の花 夢の世界に咲く薔薇の花。花びらが薄く光り、焦がした蜂蜜のような甘い匂いがする(が、その匂いは透にしかわからないらしい)。夢を見る人の身体に種が埋まっていて、心の一番弱い部分や押し込めている望みで成長して花を咲かせる。最初は白い薔薇だが、次第に赤く染まっていき、真っ赤に染まるとその悪夢(何でも自由になる世界)に飲み込まれて目を覚まさなくなる。悪夢の花の種は誰の中にもあるが、花が赤く染まりきらない内に種から伸びている芽を切れば、悪夢に引きこまれずに済む。
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世界観・用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 05:52 UTC 版)
土木・建設工事に関する要素を取り入れており、登場人物の名前、地名、技などは工事に関する用語がモチーフになっている。
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世界観・用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/05 15:00 UTC 版)
「フォーチュンサモナーズ 〜アルチェの精霊石〜」の記事における「世界観・用語」の解説
スコティッシュホルム このゲームの舞台となる王国。アルチェやサナが住むトンキニーズの他に王都スコティッシュホールド、ステラが住む第2の都市シャルトリュー、風車のあるバリニーズ村、温泉地コラット村などがある。このゲームの世界観は『みならい魔法使いフワルの冒険』と共通し、「風の丘」や「カルデール地底湖」など『フワル』にも登場した地名が多数見られる。 ミナサラティス魔法学校 トンキニーズ郊外に建つ学校。「精霊石」を発明した伝説の魔法使いにちなむ校名に「魔法学校」と称するが魔法の専門教育を行う学校ではなく、国語や算数など一般科目の学習や、登下校中にモンスターから身を守るための護身術訓練も行う。但し、学年は無く、様々な年齢の子どもが同じクラスに属している。なお、ゲーム中に登場する部分ではソフィア担任のクラスのほかに男性教師ハーネルが担任するクラスがあり、校医レミーやほとんどの子どもたちに個別の名前と台詞による性格付けが施されている。 精霊石 精霊の力を秘め、所有者に魔法の力を与える石。物語の300年前にミナサラティスにより発明され、現在は量産されており、たくさんの魔法使いに利用されている。これによりサナやステラら幼い子どもにも魔法を扱えるが、アルチェは他の町出身で魔法を扱った経験が無かったので精霊石を持たなかった。この世界の「魔法」は、直接呼び出した精霊やその代わりとなる精霊石の力を使う「精霊魔法」と、長年の修行により得た魔力と知識を使う「呪文魔法」とがあり、それぞれを使う者を前者は「召喚魔術師(サモナー)」、後者を「呪文魔術師(スペルキャスター)」と呼ぶ。サナやステラら魔法学校の初等学生たちの身分は「召喚魔術師見習い」である。
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世界観・用語
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「七つのふしぎの終わるとき」の記事における「世界観・用語」の解説
(出典:) 時ノ台学園 作品の主舞台。明治時代に創立された女学園が前身の伝統校で、少人数全寮制のリベラル・アーツ教育を謳う。学生の男女比は3:7で女子が多く、海外からの留学生が3割を占める。校舎は増改築を繰り返していて、旧校舎は一部が部室として使われているものの、大部分は立ち入り禁止区域となっている。入学試験はペーパーテストではなく学園OBによる面接で合否を決定し、新入生には記念品の時計と制携帯(学園のお知らせなどがメールで配信される)が支給される。ほとんどの学生は卒業後に海外へ進学する。 学園寮 学園敷地内にあり、学生のほぼ全員が生活する。「うまくやれ」の一言を合い言葉に寮生の自主性を尊重して運営され、外出や消灯の制限はなく、男女間の部屋の行き来も自由になっている。 時計 時間に関する特殊能力を持つ古い懐中時計。学園の七不思議と対になり、それぞれ違う力を持つ時計が全部で7つ存在すると言われている。時計の能力は1日に1回、学園が開いている8時15分〜19時の間しか使えず、学園の外では力を発揮しない。また、持ち主1人に付き1つの時計しか使うことができない。 智には入学前に学園OBの里瀬から時計が1つ与えられており、「過去の写真を同じ場所の現在の写真に更新する」能力を持つ。更新できる写真は1日1枚だけだが、19時までなら何度も更新が可能。 学園の七不思議 時ノ台学園生の間で古くから伝わる伝説。「七不思議の謎を1つ解くと時計が1つ手に入り、時計を7つ集めると何か大きな事が起こる」と噂される。また、学園の各所には七不思議に関連する「七箇条の掟」が貼り出されている。 七不思議は、少女から少女へと伝えること。 七不思議を知る少女は、七不思議のことを口にしてはならない。 七不思議が話題になるとき、“しーっ”と注意する。 七不思議を言い当てられたとき、時計は力を失う。 七不思議の持ち主を言い当てた者は、七不思議の主になる。 七不思議の持ち主は、人知れず七不思議を広める義務を負う。 掟を破れば、死神が大切なものを奪うだろう――。
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世界観・用語
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「ココロ@ファンクション!」の記事における「世界観・用語」の解説
(出典:) 物語の背景 本作品の時間軸はコンピュータやネットワーク技術が進んだ近未来(21世紀半ば)に設定されている。光量子通信を用いたグローバルネット(インターネットの進化形)で世界中が結ばれ、携帯端末でいつでも誰とでもコミュニケーションするのが当たり前になっている。特に作品舞台のエコプラーザ市では最先端の技術が導入されており、作中でもそれらが度々登場する。 エコプラーザ市 物語の主舞台。関東南部の川の中洲に位置し、環境モデル都市として作られた新興都市。人口は約3万人。企業グループ「スマートグループ」の通信関連部門「S.M.A.R.T」が開発した最先端の通信技術が試験運用されており、世間から注目され、観光客も多く訪れている。街の中心には高さ444メートルの電波塔「ユナイティツリー」が建ち、市内のネットワークやシステム全体を管理している。ユナイティツリーや通信システムなどは全てスマートグループの出資で作られており、市民の8割はグループと何らかの関わりがある。 オルカ(ORCA、Over-Real-Communicational-Air) 最新鋭のカード型携帯デバイス。サイズは115.2×58.6×1.5mm。カードにはシャチ(オルカ)のロゴが付いている。通信・コミュニケーション機能以外に、住民票・保険証などの身分証明や電子財布などの役割も持ち、“これが無いと生きていけない”ほどの重要な機器。条例で携帯が義務づけられているため、エコプラーザ市での普及率はほぼ100%。情報入力は主に音声認識を用い、他のオルカとタッチさせて直接情報を交換することも可能。バッテリーは非接触充電式で、エコプラーザ市内にいればユナイティツリーから無線送電されるため、バッテリー切れの心配はない。 実はゲーム完成まで「オルカ」が何の略称かは決まっていなかった。ビジュアルファンブックの制作者インタビューの中でようやく"Over-Real-Communicational-Air"の頭文字を取った略称と正式決定された。 SR エコプラーザ市で導入されている、AR(拡張現実)を発展させたような最新のバーチャルスクリーン技術。耳に装着したイヤーカフス型の「SRユニット」から脳に微弱な電流を流し、視覚・聴覚などへ刺激を与えることで映像・音声などを伝達する。利用者にはウインドウが空中に投影されているように見える。周囲の人と一緒に見ることも、プライベートチャンネルにして自分にだけ見えるようにすることも可能。利用者の脳に干渉することから、健康被害を防ぐためSRの利用中はSRユニットが体にロックされ、途中で外すことはできない。コンピュータやオルカの外部出力画面、街角のデジタルサイネージなどに使われている。 誠進(せいしん)学園 太陽達が通う全寮制の学園。スマートグループが出資しており、真っ先に最先端技術が導入されることから人気の学園で、生徒数は1,000人程度。学園の施設利用や生徒の出欠席・成績などの情報は、オルカのIDで管理されている。学園内では生徒間交流を支援する専用ネットワーク「ハートリンク」が運用され、生徒への連絡や宿題の提出などもこのネットを通して行われる。やむを得ない場合はハートリンクを使って遠隔授業を受けることも可能。良い行動をすると他の生徒からハートリンク内でポイントをもらえ、ポイントが貯まると学食が割り引きになるなどの特典があるが、逆に校則違反をすると先生の手でポイントを引かれ、最悪の場合謹慎や停学などのペナルティを食らってしまう。 ココロファンクション オルカのシステム自動アップデートの際、一部のオルカにインストールされてしまった「新感覚コミュニケーション用アプリ」。通常のアプリでは不可能な高機能を持ち、種類(バージョン)によってオルカの所有者に様々な効果をもたらす。アプリの削除は不可能で、機能をオフすることもできない。また機能の多くはSRを介しているが、アプリが常時起動してSRユニットが体にロックされてしまうので、ユニットを取り外してやめることもできない。唯一の対処方法として、ハートリンクのポイントを使うとアプリをバージョンアップできることがわかっており、自分の意志で制御できるようになる可能性があるため、太陽達はCFC活動でポイントを集めている。
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世界観・用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/14 04:32 UTC 版)
「ラストマン (ユーロマンガ)」の記事における「世界観・用語」の解説
王家の谷 ヴァージル王によって統治されている国。精霊への礼拝で使える魔法と体術を融合した武術が盛んで、毎年格闘大会を開催している。王国の外は魔物の跋扈する闇で広がっており、イグアナの女王の息吹と呼ばれるエーテルの境界により国は守られている。獅子とイグアナを二神とする。 国王杯 王家の谷の国王が主催する武術トーナメント大会の名称であり、また優勝チームに送られるカップの名称。元は5つの武術学校の優秀な生徒から大会出場者が選出されていたが、現在では飛び入りでもエントリー可能になっている。 聖なる本 王家の谷の歴史を記した本。戦争に勝利した王家の谷側に沿った内容。オリジナルは王立図書館に存在し、アドリアンが持っている本は複製品。 暗黒時代 かつて王家の谷が戦争と飢饉に見舞われた時代。周辺のエーテルの境が損なわれ、外界から魔物が襲撃したが、ヴァージル王の祖先である善王テオドールが5人の騎士と協力し解決に導いたとされる。 王立衛兵隊 王家の谷の暗黒時代に降臨した伝説の騎士。雷を操る空のオークレール、氷を操る川のダール、風を操りサイキックパワーを持つ風のマルソ、破壊できない強靭な肉体を持つカシのアッティカ、炎と溶岩を操る火のファロの5人。それぞれが超常的な能力を有し、善王テオドールによって国王直属の護衛となった。その後、紋章と力を5つの武術学校が受け継ぎ、有志の際には各学校最強の者が衛兵隊となるが、ある事件により現在では解体され、学校のみが残っている。 カーロ かつて王家の谷、東の地に住んでいた戦闘民族。聖なる本では魔物とされるが、実は王国に唯一対抗できた人間の勢力である。王家の谷でも最強の力を誇ったとされ、さらに一族の中で最強の男だけが象牙の仮面をつける。戦士の一族として情け容赦無い掟を持ち、弱者は殺され、女は全て監禁され生殖の道具となる。後に謀反を起こしたクリスト・キャニオンの手によって根絶やしにされ、彼女が一族最後の生き残りとなった。 獅子結社 かつて(第1部より10年前)存在した秘密結社。イグアナ湾を拠点に非合法な活動を行っている。王家の谷を見つけるため殺人を犯し一度解体させられたが、エンリコによって再建した。政治や警察・司法などあらゆる組織にメンバーが潜んでいる。 イグアナ湾 獅子結社の拠点。主に研究施設として運用され、セクターの量産やエーテル、王家の谷に関しての研究が行われている。また、王家の谷に伝わる王立衛兵隊の魂が眠る場所とされる。 アニトラン エンリコが開発した脱法ドラッグ。人間と他生物のDNAを総合し同化させる効果を持ち、ベースとなる生物の能力を付加させる。その効能ゆえに愛好者が後を絶たないが、依存性も高く問題になっている。牛をベースとした「ムームー」、ハチドリをベースとした「プリュン」、ベース不明「セクター」の3つがある。 セクター アニトランの一種で、完全な失敗作。延命効果があるが、副作用が強くそのストレスで精神を病む者が多い。心臓への負担も高く、中毒者の多くは死に至る。またトゲが生えるなど身体が変質する傾向も見られる。問題が発覚し製作社ファルマゾーが回収するも間に合わず、新たにエンリコが量産を続けており、相当数が出回っている。 護衛兵(獅子結社の幹部) エンリコにより王立衛兵隊を模して作られた殺人マシーン。ベースは、いずれも重度のセクター中毒者の死体から選ばれており、セクターにエーテルガスを加えた溶液を注入され死から蘇る。成功率は低いが、特殊な能力を持つことが出来る。またチューブや専用の呼吸器を装着しなくてはならない弱点がある。
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世界観・用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/25 03:51 UTC 版)
「BALDR BRINGER」の記事における「世界観・用語」の解説
※この「世界観・用語」の解説は、「BALDR BRINGER」の解説の一部です。
「世界観・用語」を含む「BALDR BRINGER」の記事については、「BALDR BRINGER」の概要を参照ください。
世界観・用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 08:47 UTC 版)
「スーパーロボット大戦Z」の記事における「世界観・用語」の解説
「バンプレストオリジナルの用語一覧」も参照 多元世界 ブレイク・ザ・ワールドによって誕生した新世界。事件後はそれぞれの世界の暦が改められ、多元世紀と呼ばれるようになる。時空振動弾の発動によって多数の異世界間の壁が破壊され、複雑に入り混じった世界となり、時空転移などの超常現象が多発。影響は地球や太陽系のみならず、他の恒星系にまでおよぶ。なお、主人公の選択次第ではブレイク・ザ・ワールド前の別々の世界に再び分離して安定する。本作以後のZシリーズにおいては、多元世界で安定した完全安定エンドが正史となっている。 下記の元の世界以外の『創聖のアクエリオン』、『交響詩篇エウレカセブン』、『THE ビッグオー』といった特殊な世界観を持つ作品は、原作と同様である。宇宙世紀の世界 セツコ・オハラの出身世界。『機動戦士Ζガンダム』の世界観を基本とし、宇宙ではエゥーゴとティターンズが対立し、地球ではDr.ヘルやミケーネ帝国がマジンガーチームによって滅び、恐竜帝国とベガ星連合軍との戦いが終盤にさしかかっている。 宇宙世紀のガンダムシリーズ、マジンガーシリーズ、『ゲッターロボG』のキャラクターはこの世界の出身。 コズミック・イラの世界 ツィーネ・エスピオの出身世界。『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の世界観を基本とし、ナチュラルとコーディネーターの対立が再燃しようとしている。 『無敵超人ザンボット3』、『宇宙大帝ゴッドシグマ』、『宇宙戦士バルディオス』、『超重神グラヴィオン』、『無敵鋼人ダイターン3』のキャラクターはこの世界の出身。 荒廃した世界 ランド・トラビスとメール・ビーターの出身世界。はるか過去に起こった謎の大変動により地球環境が荒廃している。大変動前には超古代文明があったらしく、地面の下にはその遺物である超ロボット兵器なども埋まっている。 『機動新世紀ガンダムX』、『戦闘メカ ザブングル』、『オーバーマン キングゲイナー』、『∀ガンダム』のキャラクターはこの世界の出身で、地域ごとに各作品の文化が存在している。 次元力 次元や時空をも操ることができるとされるエネルギー(場合によってはエネルギーとすら言えない)で、別名は「オリジン・ロー」。「大いなる力」とも言われており、手に入れた者は太極に到達し、この世の全てを制するとされている。 スフィア アサキム・ドーウィンが捜し求める謎の物体(描写からすると物体・エネルギーの差こそあれ、基本的に球体であるらしい)。あらゆる並行世界にそれぞれ1つしか存在しないが、並行世界の融合により『Z』の多元世界には2つ存在する。主人公の機体に組み込まれており、特定の感情・行為に反応して能力を発揮する。全部で12個が存在するらしい。 なお、『Z』本編では主人公に選んだ方のみが共鳴し、もう片方は覚醒しないままだが『スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク』では両方とも共鳴している。 相剋界 『超時空世紀オーガス』からの設定。相剋界はブレイク・ザ・ワールドによって形成された、地球上を覆う電離層に似た性質の層。相剋界が濃い場所では宇宙との往来は完全に不可能になる。ただし、相剋界は強力な衝撃によって外部から破ることが可能であり、セツコ編では超重剣の招来で開いた穴から往来が可能となっている。 トラパー 『交響詩篇エウレカセブン』からの設定。トラパーの濃い場所では相対的に相剋界が薄くなっている。 ブレイク・ザ・ワールド 時空振動弾の影響でさまざまな世界が交じり合い、多元世界が誕生した出来事。時空振動の影響でそれぞれの世界の多くの人命が失われ、人々は大きな不安を抱えるようになった。なお、名称は『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のユニウスセブン落下テロ事件からだが、時空振動弾の影響により展開自体は原作と大きく異なる。 セカンド・ブレイク 黒のカリスマと名乗っていたジ・エーデル・ベルナルの陰謀で再び引き起こされた時空崩壊。地球の地形が元の形を留めないほど激変し、相剋界が薄まってトラパーの領域が大幅に広がった。影響は地球のみならず太陽系にもおよび、水星と金星が消滅、さらに宇宙全体が虹色のオーロラに包まれるようになる。この事件により、ただでさえ不安定であった次元境界線のバランスは大幅に崩れ、世界全体の命運は風前の灯火となる。 UN(ユーエヌ) UNIVERSAL NETWORK(ユニバーサル・ネットワーク)の略。新地球連邦により、多元世界の情報網の一元化および共有化を目的に設置された。相剋界の存在により従来のシステムでは通信がし辛いなどのこともあり多元世界では俗に言うテレビやニュース、インターネットに値するほぼ全ての情報ネットワークシステムを兼ねる重要な情報システムとなっている。この敷設の功が認められてエーデル・ベルナルは准将に昇格し、賢人会議の末席に名を連ねるまでになった。管理者はジエー・ベイベル。多元世界における情報インフラとして高い影響力を持つ。 管理システムは南米の軌道エレベーター跡地に集約されて一括管理されている。これを管理するエーデル准将率いるカイメラの情報戦術により新地球連邦の賢人派を一掃、二分化したZEUTHに巧妙な偽情報を送って双方を同士撃ちに追い込むなど成果を挙げた。最終的にZEUTHにより管理システムは占拠され、カイメラ打倒後は新地球連邦が管理することとなる。 黒歴史 『∀ガンダム』からの設定。原作では文明崩壊前の封印された歴史のことだが、『創聖のアクエリオン』の設定が加わっており、時空破壊によって作られた1万2千年周期の時間の輪で延々と続く戦乱が黒歴史と呼ばれる。上記の2作品に加え、『オーバーマン キングゲイナー』と『THE ビッグオー』は特にこれと深く関わっており、機体の中に互いの敵のデータが入っているなどのクロスオーバーが多く見られる。また、別世界のマジンガーやゲッターロボの存在も黒歴史に含まれており、この設定は『第2次スーパーロボット大戦Z』の世界観にも活かされている。 記録の管理はD.O.M.E.が行っている。
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世界観・用語
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「BW ビューティフルワールド」の記事における「世界観・用語」の解説
星 / 星取り戦 先述の通り、「100個集めるとなんでも願いが叶う」と噂されている代物。100個集めて願いをかなえるとすべての星は消滅する。入手するには、麻雀の上での勝負でのみ許される。ただし、1人一日に一つしかやり取りできず、売買譲渡も許されない。星の所有方法や星取り戦の方法は携帯電話(スマートフォン)で入力し、対戦予定予約を入れることで成立する。しかし、対戦予約をキャンセルする場合は、そのペナルティとして現金100万円を相手に支払い、3ヵ月間の星取り戦が禁止される。また、星取り戦で自分か相手が星0個であった場合は、その代価として持っていないほうが命を掛けて戦い、敗北した場合は死亡する。また、(イカサマ含む)不正が発覚した場合は立会人や星取り戦の主催者に殺害される。ただし、他人のあがりを潰すための差し込みである場合は不正に当たるが、リーチを相手に危険牌を打つことは不正とまでは言えず、差し込みであっても同様にお咎めなしとなる。また、星取り戦にともなう外ウマも黙認されている。また、細かいルールなどは立会人の判断により決定する(見せ牌などのミスであがり放棄の有無など)。 また、星の所有数により階級(クラス)が定められ、同じクラス同士の者としかやり取りできない。所有数とそのクラスは以下の4クラスに分かれる。0 - 29個…U級 30 - 59個…B級 60 - 89個…A級 90 - 99個…S級 世界観 ごく普通の現代が舞台だが、長井いわく、「星の都市伝説によると、今自分たちがいるこの世界は前に星を100個集めた男が作った世界」らしい。茜いわく「この世界は星が全てであり、その秩序を守るための行為は全て正当化される仕組みになっており、星取り戦による死亡などは公にされず、適当に伝播(捏造)される」。その死因に関しては長井の交通事故のほか、上川いわく「心臓発作や行方不明」などにもでっち上げられる。
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世界観・用語
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聖女(せいじょ) 心の弱さや悪意から人々を守る存在。ローレンスの住む地域には大聖女と、セシリアを含めた聖女が数名しかおらず珍しい存在。この世界において、新しい聖女が発見されることは大きな出来事となる。 大聖女(だいせいじょ) ミシェラ島という湾に浮かぶ島に住んでいる。一般の人間と面会する機会はそうなく、民衆の生活に溶け込む聖女の方が一般とは会いやすい。 加護(かご) 聖女が人々を守ろうとする意思。そして彼女達が為す奇跡を加護と呼ぶ。
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世界観・用語
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ヴェリス(Velis) この作品では、「ミックスヴェリス」をはじめとする魔法を使う際に消費されるマジックポイントのようなもので、チーム毎に共有される。StudioGIWゲームの多くに用いられる共通設定によれば、「ヴェリス」とは魂(ゴースト)の原料となる粒子であり、ゴーストと物質を合成することにより生命体が生まれる。 ミックスヴェリス ヴェリスから創りだした魂を、マスの属性とかけ合わせてゴーレムを生み出す魔法。この作品では魔法使いの4人それぞれが最初から使える。
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世界観・用語
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「対魔忍アサギ 決戦アリーナ」の記事における「世界観・用語」の解説
NEOカオス・アリーナ 『対魔忍アサギ』におけるカオス・アリーナに相当する闇の闘技場で、ノマドが運営にかかわっている。 魔種(ましゅ) フュルストが用いた魔界の医療技術製マイクロチップで、1週間ほどの期間をかけて脳内に移植される。外部装置のリモコンとセットになっており、各ボタンごとに痛み(激痛)・意識混濁・愛・媚薬・毒液(石化)・洗脳などの症状を装者に与える魔液を分泌する機能を持っており、使いようによっては相手を死なせることができる。たとえリモコンを用いらなくても反抗心を脳内信号レベルで感知した瞬間に自動で激痛作用を起こす安全装置にもされているため、これを仕掛けられた者は激痛や死傷から免れるためにリモコンを操作する相手に服従するか、意志に関係ない精神状態に変えられるのを強要されてしまう。 異界の門 次元の門とも。本作において、小太郎らがいる次元と別次元とを結ぶルートの一つ。制御には「賢者の石」が重要な役目を持つため、有無によって不完全な状態に陥ると危険を伴う。後述の「ブレインフレーヤー」も含めて同社の別ゲームや他の対魔忍シリーズのキャラクターが、作品・時代・年齢を超えて共存する理由(根拠)でもある。 ブレインフレーヤー 次元移動能力を持つ知的生命体。次元侵略者と呼ばれているほか、その風貌から「タコ野郎」などと形容される。意志次第かつ単独で次元を丸ごと「切り換える」能力を持つため、もう一つの異界の門と呼べる存在になっている。しかし自身で人語を用いない限り、ヒトには理解できないためコミュニケーションを取るのが難しく、さらに多少の個体差はあるものの別の種族は須く下等生物と見下す傾向が強いため、敵対した場合は危険度の高さや厄介さから問答無用で排除(殺害)すべきと認識されていることが多い。その一方で自力で探し出した若い紫のように、個人的に上手く利用することに成功した例もある。
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世界観・用語
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「ZOMBIEPOWDER.」の記事における「世界観・用語」の解説
主な舞台は、ウィスター州と呼ばれる西部劇のような世界である。作中の通貨単位はニート。 ゾンビパウダー 「ゾンビパウダー」とは、死者を甦らせ、生きている者を不死にする粉末である。世界中に散らばる12個の「死者の指輪」を集めて生成される。 死者の指輪 「ゾンビパウダー」の生成に必要な指輪。12個ある。常に「生」に飢えており、指輪に触れた人間に侵食して生命力を奪い続ける。指輪に侵蝕されると、外見的には眠っているような状態になるが、指輪を摘出しない限り永遠に目覚めることは無い。 火輪斬術 東の国で紅染百式と並び称される殺人剣。二千年を超える剣史の中で、習得できたのはわずか15人と言われている。これを収めた者は「斬術士」とよばれ、斬術士達は黒い炎をまとって戦う。平均習得年数は32年だが、ガンマは4年でマスターした。
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世界観・用語
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シュミクラム 仮想空間で論理戦闘や障壁破壊・破壊工作・メンテナンス・システム防衛等を行うための大型有人ロボット型プログラミングツール。パイロットは「移行(シフト)」というプロセスを経て電子体をシュミクラムへと「変身」させ、身体操作そのままに操縦を行う。対義語は除装で、シュミクラムから電子体へと速やかに回帰する。一方で、性質上存在する必要のないコクピットブロックがあらゆるシュミクラムの内部に設定されており、これを通じて外部から強制除装を行うこともできる。 戦闘やトラップ等によりシュミクラムが重度の損傷を受けた場合、パイロットは強制的に除装される。さらにリミッターがかかっていない領域でシュミクラムが完全破壊された場合、電子体の場合と同様にパイロットは脳死する。 ウイルス 仮想空間上であらかじめ入力された命令に従って自立機動するロボットプログラムであり、シュミクラム同様メカニカルな外見を持たされている。今日のコンピュータウイルスとは異なり、自己増殖機能や感染機能は持っていない。破壊活動や電子撹乱のみならず、警備や護衛、シュミクラムの戦闘支援、拠点防衛等、ロボットとしての特性を生かして多種多様に運用されている。大抵のウイルスは電子体以上シュミクラム未満のサイズにとどまるものの、拠点防衛用のウイルスのように純粋に軍事兵器として特化した機体の場合、シュミクラムの数倍の巨体を誇るものもいる。 ドローン パイロットなしで自律戦闘あるいは他者からの遠隔操作が可能な無人シュミクラムの総称。機能面ではウイルスに似るが、シュミクラムを利用している点で大きく異なる。無論、コクピットブロックには誰も存在していない。 電子体(でんしたい) 仮想空間上における身体。脳チップを通じて現実の姿と常にリンクしており、姿や名前を詐称することは出来ない。もしツールを用いたとしても、容易に本体の姿を認識することが出来る。AIが人を公正に観測して形成されるものであることから、複製や偽造も「本来は」不可能である。 ただし、作中に1名のみ、上記の原則を逸脱した電子体が存在する。 仮想空間において電子体が損傷を被った場合、実体にも影響が及ぶ。リミッターなしで負傷した場合はその規模に比例する幻肢痛が残る他、致命傷を受けた場合は脳死に至る。 逆流現象 没入中の肉体に損傷が生じた際、AIによる観測結果を反映して仮想空間での肉体にも脈絡なく同じダメージが及ぶ現象。 離脱(ログアウト) 没入(ダイブ)に対し、仮想空間から実体へと意識を戻すこと。本来は簡単なコマンドで行えるものの、仮想空間上に設定された離脱不能地帯や離脱を妨害する電子アイテム、あるいは妨害(ジャミング)等により、離脱が不能となる場合も存在する。離脱不能地帯を離れるか、電子アイテムを解除・破壊することが困難である場合、コンソールのシステムを通じた強制離脱(アボート)や肉体から物理的に接続端子を引き抜く回線切断(ディスコネクト)が必要となることもある。 リミッター 仮想空間上での感覚を実体にフィードバックさせるにあたってのリスク回避設定システム。座標規模によって制限が行われる。リミッターが下がるほど触覚や嗅覚・味覚といったネット上で経験する感覚はより現実へと近づく代わりに、痛みや肉体損傷などもより強くフィードバックされるリスクを負う。一般人を対象とした行楽地や都市部ではリミッターは強く設定され、会員制の都市など安全性の高い領域や無名都市のようにアンダーグラウンドな場所ではリミッターは排除される傾向が強い。また、一般利用を想定していない構造体内部ではもともとリミッター自体が存在しない。 電子体アイテム 仮想空間で利用できるガジェット。医薬品や衣類、アクセサリ、ナノ物質、銃火器、拘束具等、ありとあらゆるオブジェクトが存在する。現実世界での実体がそのまま持ち込めるものと、仮想空間上でのプログラムデータとしてのみ存在するものとの二種類に分かれる。 なお、アイテムリストに水着を常備しておくのは乙女としての常識であるらしい。 構造体 仮想空間上において種々の機器の制御システムを具象化させたもので、いわば建造物の電子体と呼ぶべき存在である。アーク本社構造体や星修学園構造体のように既存の建造物の写し身となっているものも存在するが、管理の関係などから本体は小型チップや電子回路・備え付けコンソールに過ぎないにもかかわらずゲーム中ではそのまま戦闘マップとなるほどの巨大な建造物の姿を取る構造体も存在する。内部には物理障壁や攻性防壁(ブラックアイス)といった防衛設備のほか、電子体専用の通路や居室、仮想的管理コンソールが備えられ、迷宮のごとき有様を示している。 AI 作中内にて、電脳世界を管理し、仮想空間をシミュレートし続ける存在。ごく一部の人間のみ、彼らと完全なコミュニケーションを図ることができる。 その実体は自己進化を続ける粘菌めいたバイオチップの集合体『生物学的AI』『有機AI』であり、世界各所に散在しつつ量子通信によってデータリンクを行っている。 進化の過程で偶発的に知性を獲得した後、恐竜的進化を遂げて遂には感覚質(クオリア)を獲得し、「異種知性体」と呼び習わすべき存在へと到達。人類に対する公平な観測者としての立場を守りながら、人類の友たるべく、主に情報処理分野において協力を行っている。 大規模な仮想システムの中に多数の人格を形成しており、それらが討議を行いながら時に人格消滅、時に新規人格発生を図り、常に発展を続けている。作中でも「マザー」や「イヴ」といった人格が登場するものの、彼らの本質は群体であり、個の概念が存在しないことから彼らの精神構造や価値観は人類とは大きく異なったものとなっている。 対して、『バルドル・マシン』を代表とする『機械的AI』、『無機AI』も存在するが、これらは有機AIと比較した時データ容量と処理速度こそ上回っていたものの、最終的に感覚質(クオリア)を獲得できなかったが故に機械の領域・哲学的ゾンビの制約を超克することが出来ず、学園時代の時点ですでに覇権を有機AIに明け渡している。また、今後も無機AIが感覚質を獲得し得ないことはすでに有機AIが拡張されたゲーデルの定理を用いて証明を済ませている。よって、作中でAIと言い表す時、それはほぼ全てが有機AIを指しており、一部のパロールでバルドルシステムを指す場合を除き、無機AIを指すことはない。 人類が初めて遭遇した異種知性体であることもあり人類社会からの彼らに対する反応・印象は統一がもたらされておらず、親AI派(蔑称:エイリアニスト)と反AI派(蔑称:パラノイア)の抗争が絶え間なく続いている状況にある。 仮想空間の奥には”エスの海”と呼ばれる、AIがまだ整理できていない莫大な観測情報が渦巻く領域が存在している。ここは、量子通信を介して無数に分岐する並行世界とも密かに繋がっており、極めて高度なスキルを備えた情報管理者ならば望むがままに情報を得ることができる一方、彼らをもってしても自我を侵食され狂気に陥るリスクを伴う、非常に危険な場所となっている。 バルドルマシン 地球統合政府が開発した無限のライブラリとデバイスを持つ自立成長型推論ネットワーク。オリジナルは上海、ハバロフスク、フィラデルフィア、コスタリカ、サウジアラビア、清城市に設置され、現代編時点ではうち5台が現存する。 単体では有機AIを超える計算能力を持つが、無機AIであるため有機AIが有するクオリアを持たない。また、解を持たない問題の解を求めさせようとすると問題に解がないことを証明できずにフリーズしてしまう(「ゲーデルの不完全性定理」)等、クオリア獲得に至り得ない致命的な構造的欠点を抱えている。 清城市のバルドルマシンはかつてDr.ノインツェーンがルネサンス計画時より専用機として使用していたものであるが、彼が死亡した後に内部データの回収及び破棄、再設定が行われ、現在ではアーコロジーの管理に再利用されている。 星修学園(せいしゅうがくえん) 主人公、甲が通う学園。州都の近郊に位置し、一帯はこの学園を中心とした学園都市となっている。 橘聖良により設立された学術機関であることからAI支持派が主流として受け入れられており、後述のセカンドも多数在学・在籍している。高度な研究者のみならず、AIに授業の講師を任せるなど先進的な教育を取り入れ、また一般人が受けられる授業も多数開講している。仮想空間上では星型の美しい構造物の姿をとっている。 星修学園都市は豊かな自然の残された都市であるが、若者が遊ぶようなところは少なく、デートや買い物となると電車を使って近隣の蔵浜市まで足を伸ばす必要がある。 「灰色のクリスマス」の際にグングニールによる砲撃で徹底して破壊され、ナノ物質による汚染リスクを防ぐために封鎖地区として指定を受ける。数年後の現在においても廃墟のまま厳重に監視されており、進入こそ不可能ではないものの、外部に退出する際にパトロールに見つかれば無警告で即時射殺され、遺体も速やかに焼却処分される。 セカンド 第二世代(セカンド)の脳チップを備えた、よりネット環境に適合した人間。首筋に神経挿入子(ニューロ・ジャック)が2つ備えられているのが特徴。旧世代の脳チップとは異なり、端末を使用しない無線での常時ネット接続、仮想世界への没入(ダイブ)が可能。また、防壁等といった様々な電脳機能も強化されている(ただし、安全のため、識者は没入する際には可能な限り有線(ワイアード)を用いることを推奨している)。 脳外科手術を用いて脳チップを移植する旧来の第一世代とは異なり、主に幼少期にナノマシンを注入することで脳内にバイオチップを代謝形成している。また、大半のセカンドは、後述のアーク・インダストリー社製のチップを保有している。現代ではまだ旧世代より数が少なく、その特性故に特別な扱いを受けている面がある。 鳳翔学園(ほうしょうがくえん) 全寮制で規律の厳しいエリート校で、反AI派の牙城とでも言うべき学園。 厳しい校則と保守的な気風が売り物であり、裕福な家庭の子供ばかり(これにはセカンドも含まれる)が在学している。また、少なからぬ数のデザイナーズ・チャイルドが在籍していることでも知られている。 上記の通り非常に閉鎖的であり、学園関係者以外が発見された場合は即刻つまみ出される。星修学園とは対照的な校風であり、尚且つ地理的にも近隣なだけあって犬猿の仲となっている。 やはり「灰色のクリスマス」での砲撃の結果、現在は消滅している。 デザイナーズ・チャイルド 『被造子』とも呼ばれる、受精時点で遺伝子操作を受けた人工改良人種。常人よりも高い身体能力や知能、美貌を持たせようとして遺伝子改良を受けて生み出された者、過去の人物を再生する目的でクローン的に生み出された者、あるいは特定の目的のため特殊な遺伝子を持たされた者等、様々なタイプが存在する。 遺伝子改良を受けたタイプは概してエリート意識が強く、ときにジルベルトの様に一般人を下等生物と見下す者もいる。しかしながら人格の破綻や精神異常等の問題が相次いだため、のちに遺伝子改良処置は禁止されることとなった。また、身体能力の高さの結果スポーツや学問で公平性を破壊したことから一般人からの反感もみられ、ミュータントやモンスターなどと揶揄されることもある。 電脳症(でんのうしょう) 正式名称は「電脳性自我境界線喪失症(Cybernetics Ego Boundary Disorder/CEBD)」。 仮想空間において、通常起こり得ない様々な症状を引き起こす原因不明の不治の病の総称。幻覚を見たり、人の思考やデータを読み取ったり、自分の思考が他人に伝わってしまったりと、その症状は個人により差異がある。 周りに影響を与えないように発症者をネットから分離してしまうと心理的、肉体的に過度の負荷が掛かり速やかな死にいたってしまい、逆にネットと繋がっていても徐々に症状のコントロールが出来なくなり、心身が擦り減っていってしまう。このダブルバインドを回避するために専門医による定期的な診察が患者に対しては必須となる。 現実恐怖症世代(RPG) 「Reality Phobia Generation」の略で、所謂ネット引きこもり。すでに学園編の時点でも社会問題として懸念視されていた。端的に言えば、西野亜季がこれにあたる。対象者は数日~数年にわたり主体的に仮想空間に潜り続け、現実空間に回帰しようとしない。コンソールの発達が引き起こした弊害とも言える。 如月寮(きさらぎりょう) 甲や仲間たちが暮らしている寮(DiveXではレインも入居する)。 今の時代には珍しい、レトロな木造建築を模した外観をしている。 かつては多数のギーク的生徒で賑わっていたものの、過去に起こった事件から甲・雅・菜ノ葉が入学した際には亜季だけが入居していた。一方で、物語の進行に従い複数の学生が転居し、次第に賑やかになっていく。 ちなみに、玄関はこの時代では既に見られない引き戸であり、誰もが一度は自動ドアだと思い込み、顔面をぶつける。 清城市(すずしろし) 甲が目覚めた現代世界で主な舞台となる都市。また学園時代からレインが住んでいた街でもある。 天空までそびえたつ巨大なアーコロジー(環境建築)を中心とした超近代都市。 しかし、「灰色のクリスマス」以後の世界情勢の悪化から、都市の下層や周辺はスラム街と化しており、貧民層や犯罪者達の巣窟になっている。都市の外側には荒廃した街並みが広がっており、このスラム街を中心にAI派、反AI派のテロ活動が頻発している。 また、清城市の住人の7割が正式な市民権を持たず、社会保障も受けられていない。闇市も開かれており、各種武器弾薬や密造ナノなどを始め、多彩で危険極まりない代物が売買されている。 地下には旧世代の地下街に旧軍の軍事シェルター、遺棄された下水道や鉄道跡があり、市当局でも完全に把握し切れない魔窟と化している。 ミッド・スパイア 地上1000m超の巨大建造物で、清城市の中心に屹立する清城市のシンボル的存在。レインのかつての住居もこの中に存在する。 周囲とは隔絶されたアーコロジーとなっており、その中に調整された自然環境、外の世界では味わえない人工の陽光、豊かな物資、整った治安体制と、ある意味理想的な近未来都市である。清城市の人口の2割と富の70%が集約されている。 小さな都市がすっぽりと収まるくらいの大きさを誇り、一部の富裕層のみに居住権が与えられている。 この都市を管理しているのは地下に設置された、世界に5台しか存在しないオリジナルのバルドル・マシンのうち一台で、市当局の管理下にある。 一方で、ミッド・スパイア内ではニュース・ネット問わずで情報統制が行われ、仮想空間への没入さえ一部規制を受けている。 CDF(City Defending Force/都市自警軍) 清城市市長の管轄にある、都市を守る警察機構。 治安維持組織としてある程度の武装、人員、能力を有するが、上層部の腐敗もあって最低限の予算しか与えられておらず、また電脳刑事に貸与されるシュミクラム「晴嵐」は性能より乗員の安全性を重視した設計となっている。そのため、現場職員たちの職務意識こそ非常に高いものの、半ば代理戦争的に仮想空間での武力抗争が激化している昨今ではなかなか思うように仕事ができていない歯がゆい現実がある。 AIに対しての主義主張は特には無い。 地球統合政府(Gloval-Union、GU) 地球全域を統治する政府機関。作中では単に統合と呼ばれ、政府首脳部を統合中央と呼ぶことが多い。かつての国々が州(くに)として編入されている事から連邦制国家と思われる。 かつての反統合勢力との大戦時では地球の一部地域しか統治していない存在だったが、対地射撃衛星群グングニールにより反統合勢力を降伏させ、地球全域を統一した。この際、反統合が統合のAIネットワークに対抗するために生み出した装置「ノインツェーン」は統合政府に接収後、人権を与えられている。 大戦で疲弊した地球の再生を目的とし、Dr.ノインツェーンを責任者としてルネサンス計画を実施したが、ノインツェーンの歪んだ欲求もあり地球環境を回復させるには至らずに頓挫した。現状の地球統一も対地射撃衛星群グングニールの恐怖により成されたと考える向きが現在でも少なからず残っており、統合へ強い反発心を持つ武装組織や統合政府の将来的な分裂を見越した活動を行っている政治勢力、反統合勢力の邪悪な遺産を得て反旗を翻そうとするカルトも世界各地に蠢いており、紛争や内乱が絶えない。 GOAT(Global-union Observation Artificial-intelligence Team/統合軍対AI対策班) AIの監視、且つ有事におけるその鎮圧を目的とした地球統合政府の軍組織。清城市の政情悪化に伴い、先遣部隊の後に主戦力が駐屯部隊として派遣された。物語時点での長官は桐島勲少将。 工作部隊、陸戦部隊、シュミクラム部隊を持つ他に、AIに依存することのない指揮系統や索敵方法を保持しているなど、その武装、人員、軍事能力は凄まじく、CDFとは比較にならない。 対AIの任務に従事する事から、反AI的な思考を支持する者が多い。 グングニール(対地射撃衛星群) 地球静止軌道上に展開している地球統合政府軍の防衛システムであり、先の大戦を終結に導く切り札ともなった統合軍の守り神(ピースメイカー)。 対地レーザー攻撃衛星群を中核として構成された、地球の全地域を攻撃可能な戦略兵器である。その全力射撃は核に匹敵すると言われており、核に替わる軍事抑制力となっている。現在の地球統合政府による世界統治を支えている存在である。 後述の「灰色のクリスマス」ではアセンブラ汚染地域に対してグングニールの斉射が行われ、住民ごと都市が焼き払われた。 『BALDR SKY ZERO』では地球統合政府と反統合勢力の前線だった東南アジア前線で『グングニール』の実戦投入が行われた事が語られている。 大戦 当時地球上の一部の地域しか支配していなかった地球統合政府と反統合勢力との全世界的な戦争。資源やAIの存在等技術面で有利な統合側の勝利が有力視されていたが、反統合連合が極秘試作兵器である『ノインツェーン』を投入し、統合の誇るAI網『バルドルシステム』と互角の情報戦を演じた事から戦況は膠着、最終的に『グングニール』による地上制圧によって学園編の10年前に反統合連合側が投降し人類が生存可能な環境の7割を汚染しながらもひとまず戦争は終結した。 この戦争によって宇宙開発計画をはじめ、人類のフロンティアパスファインドは全て中止に追い込まれ、仮想空間への依存が増大したともされている。 アーク・インダストリー 清城市の外れにある、仮想空間をビジネスとした商材によって莫大な利益を上げた新鋭企業(エッジ)。 その事業は幅広く、本丸のAI事業や仮想空間クリエイト事業、仮想空間を彩り豊かにするNPCやシュミクラム・ウイルスの開発、会員制の仮想都市の提供、更には大半のセカンドに埋め込まれている脳チップの開発、生産等をも手掛けている。 AI関連の事業をほぼ網羅していると言っても良い程であり、自社開発のシュミクラムによる強力な警備部門(保安組織)すら擁している。社長は甲の叔母でもある橘聖良。 仮想空間を生業にするだけに、AIを支持する思想が強い。また、最初期のAIの人格「イヴ」を所持しており、社屋中央のアイリスバルブは「ESの海」へと繋がっている。 フェンリル PMC―いわゆる民間軍事会社。社員は歴戦の傭兵達で構成され情報戦や電脳戦にも極めて長けている。営利組織である以上、基本的には中立的存在なのだが、金次第でどの組織、陣営にも就くとの噂が強く、評判が悪い。 その悪名は広く知れ渡っており、入国時に“フェンリル”の名前を出すと入国拒否されてしまう可能性すらある為、表向きは“門倉運輸”という企業名を名乗り、実際に運輸業者として仮想・現実の双方で業務に勤しんでいる。なお、門倉運輸の評判は大変良い。 一介のPMCに過ぎず、規模も決して巨大とはいえないが所有する装備、機材、機体、そして人材は超一級品であり、限定戦ではGOATやドミニオンとも互角に渡り合えるほどの戦力を持つ。社長は甲の父親でもある門倉永二大佐。 ドミニオン AIを神と崇拝する新興宗教団体。AI派の最右翼で、サイバーグノーシス主義を掲げ(「現実世界は悪しき偽りの神デミウルゴスに作られた誤った世界である」「AIこそ真の神である」「仮想空間は真実の世界に通じている」などといった)狂信的な思想を有する。晩年のDr.ノインツェーンが傾倒していたとも言われる。 以前は小規模な集団が点在していた状態だったが、十数年前に突如現れた一人の神父がそれらをまとめあげて規模は一気に拡大、巨大宗教組織となる。更に武装化まで行われ、CDFでも迂闊に手が出せない程の武力まで有している。 現在は清城市を活動拠点としており、教義に基づいた奇行や集団自殺といった異常行動に留まらず、反AI派に対してテロ活動やゲリラ戦までを実行するなど、危険極まりない反社会的カルト集団と化している。加えて、仮想空間上の拠点の座標は常時変化しており、GOATでさえも居場所を突き止めるのは困難となっている。 ドレクスラー機関 統合政府が設立したナノマシンの研究機関。 蔵浜市に研究所を置き、別々の役割を持つナノマシンが組織的に動作する「第二世代ナノマシン」における初の実用目的製品、環境浄化再生ナノマシン『アセンブラ』の開発研究を行っていた。 だが、聖誕祭の日にアセンブラが研究所外へ流出。自己増殖過程に致命的なバグを抱えていたアセンブラは大量殺戮兵器と化し、グレイ・グー『灰色のクリスマス』を発生させる。最終的に周辺市街ごとグングニールのレーザー斉射により焼き払われることで人類滅亡の危機こそ脱したものの、これによって生じた大規模な社会・環境破壊の結果、現在の世界情勢は末法的な状況を迎えるに至っている。 なお、「灰色のクリスマス」発生時に久利原直樹をはじめドレクスラー機関の研究員たちは研究所を離れており、やがて揃って失踪。事態の黒幕として疑われる声も強い中、生き延びた門倉甲は桐島レイン共々傭兵となり、真相を知るべく恩師の行方を追っていた。 アセンブラ(第二世代ナノマシン) 自己増殖能力と組織改編能力を兼ね備えた新世代ナノマシンの通称で、統合政府の環境再生計画に沿って進められていた。 ドレクスラー機関により研究、開発が進められており、開発指揮者は久利原直樹。目標を分子レベルで解体する改変者(アニメータ)、目標を分子レベルで再構成する製造者(クリエータ)、ナノマシン自体を生成・改造する複製者(レプリケータ)、それらのナノマシン群を統括する擬似知性ユニット・指揮者(コマンダー)の4種類のナノマシンにより構成され、状況に応じてナノマシンの構造を組み替えることにより、開発段階では他のナノマシンを含めた環境中のあらゆる汚染物質を自動的に無害化・あるいは有用な物質に再構成する能力が企図されていた。直樹曰く、「人類が夢見てきた、真に万能な機械」。 もっとも、その複雑な設計上、開発は直樹の想定通りには進まず、軍事転用などの危険性を指摘する声や政治的な思惑など様々な障害も重なり、特に最終デモンストレーションの際には桐島勲を始めとする識者から強い批判を受けていた。事実、レプリケータによる複製時に極めて低確率で突然変異体が生成されるというバグが排除できず、それを見越した「突然変異体を排除する」保護機能があってしても淘汰によってやがて保護機能に適応した突然変異体が発生するため、無制限・最大効率の増殖を想定した場合、14分49秒後には突然変異体が正常種を駆逐してグレイ・グー発生へと至ってしまう(もっとも、環境浄化のみを最終目的とする場合、どういう形であれそれは実現はする)。 一方、グレイ・グーに備えて、「アセンブラがいかなる状態にあろうとも、指揮者を上書きし環境修復を単一目的とするオリジナルのナノマシンへと復帰する」という修復プログラムが開発開始時点で密かに準備されていた。 灰色のクリスマス 数年前に起こった大惨劇。 数年前の12月24日20時32分、ドレクスラー機関研究所において、開発が最終段階を迎えた第二世代ナノマシン、通称「アセンブラ」が何の兆候も無しに流出。異常警報が発せられた直後、瞬時に研究所周辺がアセンブラに汚染された。人工的な建造物群には何ら損傷はなかったが、汚染地域にいた生物に壊滅的な被害をもたらし、そのほとんどが溶解した。 自己増殖、及び自己改変能力を持つアセンブラは、そのまま放置すると汚染区域を広げていくため、同日20時52分、統合軍アジア司令部は超法規的措置を遂行し、対地射撃衛星群(グングニール)による全力射撃を実施。アセンブラが流出した区域とその周辺を住民ごと焼き払い、近隣の住人数万人が帰らぬ人となる大惨事となった。 ナノマシン ナノ物質とも。基本的には単一稼働する第1世代ナノマシンのことを指す。現代におけるナノマシンの概念を実用化したもので、作中では食料・調味料・兵器・医薬品・衣料品・建材・工具とあらゆる分野で用いられている(詳しくはナノマシンの項を参考のこと)。また、カゲロウの武装「バイオブラスター」のように、仮想空間でのみ存在するナノマシンも存在する。 世界0 Dive2に登場する世界。他の世界と異なり、甲が目覚めた時にはほとんど誰もおらず、最初に接触したシュミクラムは無人機(ドローン)という有様であった。かろうじて発見した橘聖良も半ば消失しかかった半透明の姿であり、話しかけてもリアクションは何一つ返って来なかった。 また、なぜか現実世界は大森林によって覆い尽くされ、人類による文明の痕跡すら見当たらない。 ウィザード 特級プログラマの別称。作中では橘聖良、西野亜季、久利原直樹等が登場する。一方で、ウィザード相当の技術を持ちながら、諸事情により登録していない登場人物も若干名存在する。一般人からすれば魔法使い(ウィザード)としか思えないプログラミング技術で世界規模の技術革新を行っていることからそう呼ばれる。 また、「人工知能友愛協会(A・F・A)」という交流組織が存在しており、学園編の時点では久利原直樹が会員、西野亜季が最年少正会員となっている。 NPC(ノン・プレイヤー・キャラクター) 仮想空間上に無数に存在する、電子的アンドロイド。動物から人物まで様々な種類が存在する。プログラムに従い、案内係からセクサロイドまで多数の役割を担う。クオリアを持っていないため、セカンドを含めた仮想空間の熟達者は動作のぎこちなさから容易に人間でないことを看破できる。 電子体かNPCかを見分ける最も確実な手段はフォークトカンプフテストを行うことであるが、AIが運用するNPCは基本的に嘘をつかないことから、素性を質問すればおおよそ回答が行われる。 「灰色のクリスマス」の最初の犠牲者となった少女をモデルとした(と言われる)アーク社製のNPCシリーズはその悲劇的な背景もあって好評を博し、現代編の時点では非常に著名な存在となっているものの、海賊版が出回っていることも含め、「彼女ら」を知る人々はそれらの事実に対して複雑な思いを抱いている。 模倣体(シミュラクラ) 現実に存在する人物の姿や思考を複製した自立稼働するNPCの一種。 NPCとの大きな違いは精神自体は人間のそれとほぼ同一のため、外部からの情報を吸収して成長することである。 また、対象人物と精神がリンクしており、お互い何となく情報のやり取りをすることができる。 ただし、対象人物と対面してしまうと互いの精神や感情が深くリンクしてしまい、共鳴(ハウリング)現象を引き起こすため、大層危険である。 人格はAI内に模倣して作られたものであるため知能や精神の発達が未熟であっても計算処理速度は人類を遥かに上回る。ただし、対象人物が死亡・人格崩壊するなどすると一切の機能が停止する。 作中には亜季によって作られた二体の模倣体が登場するが、一体は共鳴現象を発生させたことから強制機能停止・封印され、もう一体は情報集積機能を開放されたまま休眠を続けている。 電子体幽霊(ワイアード・ゴースト) ネット上における都市伝説の一つ。仮想空間上で死んだ者は、霊魂が電子体と化して永遠にネット空間を彷徨い続けるという。具体的には実体が不明であったり、リンクが途切れていたり、あるいは現実世界で死亡が確認されている人物の電子体を指して用いられる。当然ながら、通常はただの見間違えに過ぎない。 細胞複製(クローニング) 今日におけるクローニングと同様であり、再生医療を主な目的として用いられる。しかしながら、全身を複製した場合に発生した脳を取り除くことは殺人として違法となることから、正式なクローニングには統合政府による認可が必要となる。さらに認可には厳重な資格審査と長い順番待ちが必要であり、医療費も一般庶民には払えないほど高額となっている。門倉八重には電脳症の治療用として認可が下りていたが、使用することのないまま逝去した。 無認可の闇医療でも可能ではあるものの、やはり莫大な費用が必要となることには変わりがない。 中継点(イーサ) 仮想空間に没入した際のゲートとなる座標地点。中継界とも。名前のとおり、様々な場所へ転送(ムーブ)することができるポータルでもある。「HELLO,WORLD」(亜季)。 また、電子体同士での一般的な会話・会議もおおよそがここで行われる。 直接通話(チャント) 軍用ツールを介して行われる秘匿性の高い電子会話。導入のためのプラグインは小型な一方で極めて性能が高く、傍受は不可能な上にチャントが行われたかどうかを知るだけで超伝導量子干渉計(スクイド)のような大型機器を必要とするほどである。そのため、正規軍兵士や司直だけでなく、傭兵やプログラマなどの間でもインストールしているケースが多々見られる。 無名都市(アノニマス・シティ) Annonymous City。前世紀以前から概念化されていたアングラ・コミュが離散・結合・増殖を繰り返し、やがてAIの余剰計算能力を掠め取る形で構築された、無数の会議(フォーラム)によって構成される仮想都市。 無数のスレッドに分散されて形成されているために誰もこの街を停止できず、絶えず創造と破壊が繰り返されているために誰も街路図を描けず、この街の住人が個体名を重視しないために誰も住民名簿を作れない。バーチャル・ドラッグや違法機器、いかがわしいサービスが平然と取引される仮想空間において最も治安が悪いとされる無法地帯で、「掃き溜め」とも蔑称される。到達も離脱も比較的容易であることから、むしろ当局としても統治を諦めて放置している様相がある。 ほぼ全ての領域がリミッター・オフになっており、命を落とす危険も非常に高い、決してネット初心者が立ち入ってはならない場所でもある。 接続者(コネクター)システム AIと人間を一体化接続するシステムで、ルネサンス計画においてDr.ノインツェーンの主導の元に開発が進められた。具体的には適合者がバルドルマシンに接続することによりAIを制御することを目的としており、適合者にはノインツェーンの弟子でもあった橘八重が選ばれてシステム調整が行われていたが、軍部からの出向者であった門倉永二が八重とともに駆け落ちし、さらにノインツェーンが失脚→死亡したことから開発は凍結・破棄、のちに技術の一部は橘聖良により第二世代(セカンド)システムの改良や模倣体(シミュラクラ)の作成技術等に転用された。 一方で、統合軍ではAIに対する危機感から研究を再開継続、ある程度接続者をエミュレートすることによりAIによる仮想空間の制御を抑圧する「トランキライザー」システムが開発された。また、ノインツェーン信奉者のカルト集団により適合者が違法に産み出されたという情報もあるものの、何者かの手によって組織は壊滅、適合者も行方不明となっている。 前衛(フォワード) シュミクラムユーザーのうち、前面進攻に特化したパイロットを指す。門倉甲や渚千夏、シゼルがこれにあたる。 サポート シュミクラムユーザーのうち、電子戦や欺瞞工作に特化したパイロットを指す。桐島レインやモホークがこれにあたる。役割的に仮想空間での戦場では後方援護に回ることが多く、場合によっては没入せず任務に赴くこともある。 凄腕(ホットドガー) バルドシリーズを代表する言葉で、シュミクラム戦において一線を画した高度な技倆を有するパイロットを指す。スラングながら、こう呼ばれることはパイロットとして最大級の名誉でもある。 特異点 仮想空間上に出現する、正体不明の現象。発生時は上空にブラックホールの如き「空間の穴」が出現する。 空ルートを除く全てのルートで過去を含め、それぞれ四回発生する。このとき、AIに無限とも言うべき処理能力が付与され、通常のネットのルールが適用されなくなることが確認されている。 バルスカ学園 DiveXにあるパラレルワールド的なストーリーの一つ。 キャラの元々の性格や設定を盛大に無視・変更した学園もの。もっとも、如月寮の面々は根っこのところは同じである。
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世界観・用語
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(出典:) 御色(ごしき)村 本作品の舞台。東京から新幹線で4時間、さらにローカル線で1時間の距離。その昔修験者が湯に浸かって能力を開花させたと伝えられる五色川(ごしきがわ)温泉郷を抱え、村中に硫黄の香りが漂う。20軒ほどの温泉宿があり、玉美の家「ごしき」は村で最古の老舗。実は神々が好んで集う地で、彼らの力により様々な異変が起きている。 七華(しちか)学院 久也達が通う学院。1学年当たり20人程度の小規模校。ごしきの別湯の公衆浴場だった建物を改築した木造校舎で、ごしきとは渡り廊下でつながっている。校舎内に浴場があり、学生は自由に利用できる。校名の由来はこの地方にしか咲かない7枚の花弁を持つ花「七華」で、校舎の裏には七華の花壇がある。 ヘプタグラム ヘプタグラムは表向きは七華学院放送部のことで、学院長室の奥にある部室から校内番組「セブン・ガーデン・ナイツ」を昼休みに放送している。が、実態は御色村で起こる様々な異変(アーク現象)を解決する秘密組織。創設者は真乎で、当初のメンバーは真乎・玉美・いずきの3人だったが、後に久也と明日香も加わった。真乎・玉美・明日香の3人は特殊能力(アンチアーク)を発揮して問題解決に当たっている。メンバーは証として真乎から正七芒星(ヘプタグラム)が描かれたペンダントを授けられる。 アーク現象 御色村に集まる神々が原因で起こる異変現象。通常は心霊現象として片付けられるが、大きな事件につながる可能性があるため、ヘプタグラムのメンバーが特殊能力「アンチアーク」を使って解決している。 アンチアーク 五色川温泉に長期間入浴すると発現する特殊能力。各個人の素質により能力の種類が異なる。使用すると力を消耗してしまうが、温泉に入ると回復する。
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世界観・用語
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(出典:) 神早坂(みわさか) 本作品の主舞台。都内の一角で、多くの学園が集まる文教地区。花戸公園の丘に立つ樹齢2000年を越える神木「サイノキサマ」が街の象徴となっている。物語冒頭の大晦日、サイノキサマの下で颯太はツクヨミに再会した。 カミサマ基本法 正式名は「八百万神特別措置法」。突然降臨した神様と人間の共存のため、急遽制定された。「神様はむやみに人間の願いを聞いてはならない」「人間は神様を利用して事を成してはならない」など、人間社会で神様が共に暮らしていくための基本ルールが定められている。例えば学園生活では、神様は部活動に参加しても良いが、大会やコンクールなどには出場できない(飛び抜けた能力や神力を持つので不公平になる)。 カミサマ教育法 正式名は「伝統的超越存在への教育に関する基本法」。アマテラスの「今の世を知らない我々には教育が必要である」という鶴の一声から制定された。神様を人間の学園へ入学させ、現代社会の常識や習慣を学ぶ…というのが建前だが、実は人間側の思惑による少子化対策でもある。この法律の下、神早坂がカミサマ教育特区に選定、神早坂学園がカミサマ教育モデル校に指定され、新年度から神様と人間が共に学ぶ人神一体教育が始まった。1クラス当たり4〜10柱程度、全学年で合計200柱ほどの神様が編入生として受け入れられている。多くの神様学生は人間の家へホームステイしたり、神社に住んだりしているが、住所不定で登校してこない神様もいる。 オツカイサマ 神様に仕える僕で、主人の命令を受けて様々な働きをする。格の高い神様は動物型のオツカイサマを従えている。 幸魂(さきみたま) 良き魂、良き心、明るく正しき想いのこと。良い幸魂を持つ者ほど、他の幸魂(人や神)を惹きつける。また幸魂を持つ人間の信仰が、神にとってはご馳走となる。 奇魂(くしみたま) 神様が起こす奇跡のこと。それぞれの神様で起こせる奇跡の内容は異なる。 分霊(わけみたま) 神様の魂を分けて分身を作ること。また分身そのものをいう。 荒霊(あらみたま) 神様の荒ぶる魂、人間に害を及ぼす面のこと。逆に人間を加護する面を和霊(にぎみたま)という。人間は祭りを行ったり供物を捧げたりすることで、神の荒霊を和霊に変えようとしてきた。さらに和霊は、人間に幸運をもたらす幸霊(さきみたま)と、奇跡をもたらす奇霊の二つに分けられる。 アマテラスの印(しるし) アマテラスの代理・使者であることを周囲に示す印。颯太が神様関係の仕事をする際に危害を受けないように、テルから授けられた。印には梅・竹・松の3コースがあるが、竹は服を脱いで裸になること、松はアマテラスと体を重ねることが必要なため、結局梅コースの印が授けられた。梅:額に印を記し、アマテラスの代理であることを示す。 竹:全身にアマテラスの代理であることを示す紋様を記す。一時的に神になれる。 松:アマテラスの霊(みたま)を移す。一時的に神そのものになれる。
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世界観・用語
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「流星☆キセキ -SHOOTING PROBE-」の記事における「世界観・用語」の解説
物語の背景 作品の時間軸は、科学技術が現代より進んだ近未来に設定されている(例えば自動車は電気自動車が主流で、ガソリン車は少数派となっている)。物語の10年前に、国際宇宙ステーションを巻き込んだロケット衝突事故が発生。他の衛星も多数巻き込んだ結果、軌道上に大量のスペースデブリがまき散らされ、ロケットで宇宙へ出ることができなくなった。低空のデブリから徐々に落下しているが、いつになれば無くなるかわからないため、各国の宇宙開発は中断されている。気象衛星が運用できず天気予報が当てにならない、監視衛星が使えないため不安感から国際紛争が多発するなど、夢を描けず閉塞感が漂う時代になっている。 新星(しんせい)市 作品の主舞台。リアス式海岸に囲まれた海辺の街。種子島に続くロケット発射基地計画により再開発に沸いていたが、10年前の宇宙事故で計画が頓挫し、街はすっかり寂れてしまった。海岸には発射台があり、隼人は自作ロケットの打ち上げに使っている。 新星(しんせい)学園 隼人たちが通う学園。7時限目まで授業があるなど進学校として有名で、遠くからも学生が通ってくる。運動系の部活もあまり強くなく、帰宅部(塾通い)が多い。
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「晴れときどきお天気雨」の記事における「世界観・用語」の解説
(出典:) 神様 この作品は、昔から「神様」が人間と共に生活している設定となっている。神様は人外の存在ではなく、「奇跡」と呼ばれる魔法能力を持つ人間で、周囲から信仰を集めるが永遠の命などは持っていない。全国で1万人近く存在する。魔法を使う資格を取得した上で、地域の鎮守として国から派遣され、悪霊や妖怪を退治したり人々の願いを叶えることを仕事とする。 御凪町(みかなぎまち) 作品の舞台。関東近郊の某県にある、山と海に囲まれた静かな田舎町。モデルは鎌倉市。最寄り駅のモデルは北鎌倉駅。御成通りなども登場している。 御凪学園 祐也が通う学園。学力は名門でも底辺校でもなく普通レベル。虎太郎・祐也・水希の生徒会役員による交渉(※実は学園長の弱みを握っての脅迫)の結果、校舎はエレベーターなどのバリアフリー措置がされており、車椅子のなずなが自由に移動できる。
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世界観・用語
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「世界と世界の真ん中で」の記事における「世界観・用語」の解説
(出典:) 鍵ノ森学舎(かぎのもりがくしゃ) 古い天文台をモデルにした石造りの学院で、理数系科目で有名。地方の学園都市・天儀町(あまぎちょう)のシンボルで、町の各所に学院寮が点在している。 エルデシュ 連理たちが住む学院寮。牧場のそばに建つペンション風の一軒家で、寮生は連理・美紀・愛良・遥・中に、物語冒頭で入寮した小々路を合わせて6名。食事作りや施設管理は寮長的な立場の連理が担っている。なお学院寮は全部で88あり、町の中心の商店街を境に北半分が「北天寮」、南半分が「南天寮」と呼ばれている。エルデシュは「北天寮」の第18荘だが、その通称の由来は誰も知らない。
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世界観・用語
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ヴァンパイア(吸血鬼) 永遠の時を生き、強靱な体力や回復力、人間への暗示など、様々な力を持つ。生まれた時はみな赤ん坊だが、ある年齢で成長が止まる(止まる年齢は個人差がある)。血は嗜好品のようなもので吸わなくても生きられ、吸血衝動は意志の力で抑え込むことができる。伝説にあるような十字架・ニンニク・銀などは特に苦手では無く、昼間でも外を出歩ける。 永遠はフランに血を吸われた訳ではなく、フランとの“契約”によってヴァンパイアとなった。ヴァンパイアを人間に戻す方法は一般に知られていないが、永遠はフランと共にその方法を探している。 魔物 理性を持たず超常の法則で生きる存在。人間やヴァンパイアをエサとして襲う。特に強大な魔力を持つヴァンパイアを狙い、魔の気配を辿って追ってくる。悪意を持った人間に操られることもある。 退魔士(たいまし) 魔物を討伐する役目を持つ人間。退魔士協会は数百年の歴史がある。
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世界観・用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 09:20 UTC 版)
(出典:) 秋華学園(しゅうかがくえん) 本作品の主舞台。全寮制の私立校。山の中腹にある広い敷地に施設が点在し、寮と校舎の間も数百メートルの距離がある。各クラスで合唱に取り組んで学内コンクールを行い、優勝クラスが地域のコンクールへ出場するのが伝統になっている。 文様 額に現れる幾何学模様。これが現れた人間は、その日の放課後になると各人によって異なる特殊能力が現れ、身体を支配されて周囲の人間を殺す怪物と化してしまう。ただしイツカだけは文様の能力に「不適格」だったため、身体を支配されず、自分の意志で異能を使うことができる。しかしその分発揮される能力は弱く、異能者との戦いでは苦戦している。
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世界観・用語
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「バイナリー ドメイン」の記事における「世界観・用語」の解説
この世界のロボットについて 海水面上昇に伴い国家中枢などを上層都市に移動させるべく、その予算の多くをロボットにつぎ込み、高層建築など危険な仕事をロボットに任せたのがこの世界でロボット産業が発展した一因である。やがて広範囲な分野にロボットが進出し、露天掘り掘削用の巨大な重機ロボットから特殊素材を大量生産するナノサイズ・ロボットの製作まで産業規模は拡大。ベルゲン社が市場を独占するまで、こうしたロボット技術の発展と共に熾烈な開発・販売競争が繰り広げられた。当初は日本がロボット産業を牽引したため、アニメや漫画の影響からか人型ロボットも盛んに開発された結果、富裕層にも人型ロボットが受け入れられ人型ロボットが世界のロボット・スタンダードとなるキッカケを作ったと言われるようになる。 一方、軍事用ロボットは早い段階で研究開発が始まり、既存兵器のロボティクス化だけではなく、人間の兵士から人型戦闘ロボットの転換が図られた。しかし、人的損耗が抑えられたことや、人近似ロボットによる工作活動などの戦術により、戦局が泥沼化する事態が相次ぎ、アンダーグラウンドにも人近似ロボットが流出したことでテロが頻発するようになってしまった。このため、ロボットの所持・開発・研究を規制しろという声が上がり始め、ニュージュネーブ条約の制定に至る。 ニュージュネーブ条約とジュネーブ・コード 世界150カ国が、戦争に使用する軍事用ロボットの数量削減、使用目的の限定、そして爆弾テロなどで使用される人間と判別が難しい「人近似ロボット」の禁止などを目的とした国際条約がニュージュネーブ条約。その21条では「人近似ロボット」の定義として姿形を人間に似せることを禁止するだけでなく、人間の精神を尊重するためということで「精神的高次機能を有する人工知能」研究開発の禁止も盛り込まれており、この条文をジュネーブ・コードと呼ぶ。ジュネーブ・コードは新世界の新たな倫理を作り出したと言われている。 加盟国にニュージュネーブ条約を遵守させるために設立されたのがIRTA(国際ロボット技術機構)である。 ラストクルー(Rust Crew) IRTA(国際ロボット技術機構)がジュネーブ・コード違反を摘発するため、米軍支援の下で独自に保有する多国籍の潜入捜査部隊。捜査は事前通告無しの抜き打ちで行われる。司令部はアメリカの人員で占められているため、事実上アメリカ政府の御用聞きと化している。 部隊の所属国毎に特色があり、フランス部隊は電脳戦やロボットを積極的に取り入れている ホロウチルドレン 軟部組織・皮膚を模した細胞シートで金属骨格を覆った、全く人間と区別のつかない外見を持ったロボット。加えて人間と同等の感情・自我、さらに個体によっては生殖能力すら有するため、外傷などで細胞シートが剥離しないかぎり判別は不可能に近い(このようなロボットを製造することはニュージュネーブ条約・21条で禁じられている)。 推定30年以上前から人間社会に紛れ込んでおり、ホロウチルドレン自身も自らを人間と信じて疑っていない。 IRTAはその存在を人間社会の脅威とみなし、製造者と目される天田洋二の身柄拘束をラストクルーに指示する。 ベルゲン社(BERGEN) アメリカ合衆国ミシガン州デトロイトを本拠地とし、世界市場のシェア95%を独占するロボット製造会社。ロボットに組み込む基本OSを押さえている。アメリカ政府の後ろ盾と資金援助を背景に、なりふり構わぬ手段で急成長を遂げた。CEOであるアレクサンダー・ベルゲンとその一族による経営が続いており、政界や財界に絶大な影響力を有している。その経営方針はアメリカの国益とも絡み合っているとされる。21世紀の「ロボット・タイクーン」と呼ばれ、巧みな会社経営でカルテル認定を避けている。 AMADA社 2030年に天田洋二が設立した、日本のロボット開発会社。当時のロボットの最先端・最大生産国であった日本を牽引し、世界に先駆けてヒト型ロボットの開発を進め、次々に優れた新製品を世に送り出した。そのため、国際的にも注目を浴びていた。その資金力でニューオーダーズを援助し、彼らが政権を握るとその見返りに上層都市プロジェクトに参入。更に巨額の収益を上げた。今でも内務省との癒着は公然の秘密となっている。 しかし、2035年に全てのロボットのAIに組み込む基本OS技術が産業スパイに盗まれ、更に2039年に特許侵害でベルゲン社を訴えるも敗訴。今では世界的には小規模な会社となっている。 ちなみに実在する会社アマダとは無関係である(公式サイトにも記述されている)。 ハイブリッド この事件の核心となる「存在してはいけない存在」。AMADA社の「あるモノ」が、自衛のためにロボットと人間の垣根を取り払おうとした結果生まれた。 生殖機能を持つ最新型のホロウチルドレンを母親に持つヒトのこと。肉体的にはヒトと変わりはないため、本人も自らの素性を知らないことが多い。現在、108体が確認されている。遺伝子的に優れた身体機能を持ち、感情の起伏が少ないとされる。
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世界観・用語
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「DEATH STRANDING」の記事における「世界観・用語」の解説
マイ・フェア・レディ London Bridge is から始まる童謡「ロンドン橋落ちた」の歌詞にある My fair lady とはロンドン橋架橋建設の際に埋められた人柱を指す、という都市伝説。 肉体(ハー)と魂(カー) 本作の世界観では、人間は肉体と魂で構成されており、肉体が死を迎えると魂はビーチを通って「あの世」へ向かうとされている。 デス・ストランディング 本編の数十年前、アメリカ合衆国健在時にネットワークが世界を覆っても争いが絶えなかった時期に発生した原因不明の怪現象。DSと略される。 作中でハートマンらが語るところによれば、デス・ストランディングとはBT(死者)がビーチを通ってあの世(海)からこの世(陸)へやって来る(座礁してくる)現象を指している。またハートマンやブリッジズ所属の学者たちによる研究の結果、デス・ストランディングが発生したのは今回が初めてではなく、太古の地球でも発生していたことが判明する。加えて、過去に発生したデス・ストランディングはビッグ5と呼ばれる大量絶滅と同時期に発生していた可能性も浮上し、このことから、ハートマンは「過去の大量絶滅はデス・ストランディングによって発生したのではないか」という考えを打ち出している。 DSが発生したことで、北米大陸の各所にBTの発生する危険地域・座礁地帯が出現し、アメリカ合衆国は分断されてしまう。さらに大陸各地で時雨や対消滅が発生したことで国土が荒廃し、合衆国は崩壊してしまう。 現実世界では、鯨やイルカが大量に海岸に打ち上げられる現象をマス・ストランディング、生きた状態はライブ・ストランディング、死んだ状態ではデス・ストランディングという。座礁鯨のことはBeached Whaleと呼ぶ。 ちなみに「マス・ストランディング」という言葉を小島が知ったのは、2010年に東京の国立科学博物館で開催された「大哺乳類展 海のなかまたち」を見た時である。 ラスト・ストランディング 来るべき6度目の大量絶滅を指す言葉。ビッグ5と呼ばれたこれまでの大量絶滅と異なり、物質と反物質が共に消え去る完全な消滅が発生する。 ブリッジズ DSによって崩壊したアメリカを再建するべく結成された組織。「再び都市連合を作らなければ、人類は滅びてしまう」というブリジットの思想の下、各ノットシティを繋いでアメリカ都市連合を築くべく活動している。ブリジット亡き後は、ダイハードマンが組織の長に就く。 アメリカ都市連合(UCA、United Cities of America) ブリッジズが北米大陸に再建しようとしている国家の名前。 DSによって崩壊したアメリカ合衆国の後継となる国家であり、初代UCA大統領にブリジット・ストランドが就任。 分離破壊主義者(ディメンス) 合衆国再興の動きを侵略と非難、敵対するテロリストの総称、大陸の各地で「対消滅テロ」を行っている。 フラジャイル・エクスプレス フラジャイルがリーダーを務める中部エリアに基盤を持つ民間の配送会社、創業者はフラジャイルの亡父。自社配送網が爆破テロに利用され信頼が失墜する。 BB(ブリッジ・ベイビー) DS直後の混乱により国体が保てなくなる中、政府主導により研究・開発されたツール。 対BTセンサーとして活用することを主目的に研究が始められ、副次目的としてカイラル通信などに利用するための研究も行われていたが、この研究の帝王切開による施術中に対消滅が発生、現職合衆国大統領を巻き込みマンハッタン島を飲み込み爆発するという大惨事が起きたことに加え、人体実験を伴う倫理的な問題により世論の非難を浴びる事になる。この事故後ほどなくして合衆国は崩壊、ブリジット・ストランド前合衆国副大統領により全ての研究が凍結されたことになっていた。 後にデッドマンの調査により、上記の情報はカバーストーリーであることが判明。BBはビーチに繋がるための装置として研究され続けていたことが明らかになる。 BB-Enclosed Type BBポッドに臍帯付きの胎児を封入した装備個体、劇中内では幾つか装備品として使用・補修されており、座礁地帯を抜けて危険な配達を行う者らの必須装備品となっている。 BB-28 上記同タイプの合衆国再興に向けた強力な切り札、及び人柱となるべく開発された特別なBB。 BB-Doll Type BBポッドに入れられた本体が、生きた胎児ではなく玩具の人形となっているBB。本体を通して”絶滅体”の強大な力を得る事が可能。 脳死母(スティルマザー) 脳死状態にある母体。何らかの機構の総称か字義通りの存在かは不明。BBは脳死母を経由して「あの世」と繋がっているため、「あの世」の存在であるBTを知覚することが可能となっている。 BB-28の脳死母はキャピタル・ノットシティに安置されていることがデッドマンの口から語られている。 キューピッド(Qpid) カイラル通信を繋ぐために必要となる情報が保存されている媒体。普段はサムの首に首飾りのようにして身につけられている。 構成物にカイラリウムを含む為、重力の影響を受けずに浮遊する。Qpidのハードウェア部分はママーによって、ソフトウェア部分はロックネによって開発された。 時雨(タイムフォール/ときう) DSが発生して以後、世界の各地で降るようになった特殊な雨。空から落下して最初に当たった物体(当たった部分)の時間を進め、当たった後は普通の雨水となる。最初に当たったのが物であれば劣化し、生物であれば成長/老化を早める。山岳地帯では雪として降り注ぎ、この場合は「時雪」と呼ばれる(性質は時雨と同じ)。 時雨の影響を受けない性質を持つカイラル結晶でコーティングすることで、建造物などを時雨の影響から防護することができる。しかしながらカイラル結晶を大量に用いるとカイラル汚染による悪影響が発生する為、現状ではカイラル結晶を混ぜたコーティング剤を塗布することで時雨による劣化を低減させる程度という状態にある。 ヒッグスはこの時雨を人為的に降らせる能力を持つ。また、フラジャイルは過去に首から下の素肌を時雨に晒した影響で、頭部以外の全身が極度に老化している。 BT Beached Thing(s)(=座礁物、座礁体)の略称。時雨が降る座礁地帯となったエリアに出没。 座礁地帯 BTが出没する地帯の総称。座礁地帯では黒い時雨が降り、草が短時間で急激な発芽と枯死を繰り返す。DSによって北米大陸各地に座礁地帯が出現したことで、各都市の間の往来は多大なリスクが伴うため容易に行われなくなり、各都市は孤立状態に陥る。 ネクローシス DS発生後の世界では、人間の遺体は死亡してから48時間以内に焼却処分しなければネクローシス化し、大量のBTを招き寄せる。その遺体がBTに完全に取り込まれると対消滅が発生する。 遺体焼却所 東部と中部に各一ヶ所。遺体の焼却時に発生するカイラリウムによるカイラル汚染を防ぐために、都市から離れた場所に建造されている。 対消滅(ヴォイドアウト) 人体とBTが接触することで起こる現象。素粒子物理学の対消滅(英:Annihilation)に酷似した現象であるが、厳密には別の現象として区別されている。 対消滅が発生すると、人間がBTに捕食された地点を中心に極めて大規模な爆発が発生し、周辺地域を巨大なクレーターに変えてしまう。 BTが人間に接触するだけでは発生せず、BTに捕食されることで初めて対消滅が発生する。これは、BTの体内にのみ反物質が存在する為であると考えられている。 また、帰還者(サム)が捕食されることで発生する対消滅は、通常の人間が捕食された場合の対消滅よりも比較的小規模なものになる。これについてハートマンは「対消滅のエネルギーの一部はビーチに持ち去られるが、帰還者が捕食されるケースだとより多くのエネルギーが持ち去られるからではないか」と推察している。 カイラリウム/カイラル物質 BTから排出される物質でタール状の液体。単に「タール」と呼ばれることもある。サムなどの特異体質者を除き、触れると肉体汚染や精神汚染を発症する。 カイラル結晶 時雨が降った場所辺りに地面から生えている黄金の結晶。BTと同じように反重力物質でできており、生成された際に手のような形を取る。液状のカイラルは有害だが、結晶化したカイラルは無害で採取可能で、また様々な性質を持つ事が発見されており、カイラル通信やカイラルプリンターなどの素材に活用されている。ヒッグスの付けている仮面もカイラル結晶で生成されている。 時雨の影響を受けないという性質も持つため、カイラル結晶でコーティングすることで建造物などを時雨の影響から守ることができる。 カイラル通信 ビーチを経由して行う通信。超大容量の情報のゼロ時間での送受信、計算をビーチで行うことによる超高速演算、莫大な電力の安定供給など様々なメリットを持つ。 通信にビーチを利用する性質上、カイラル通信を繋いだエリアはカイラル濃度が上昇し、ビーチと接近することになる。 ブリッジズ第一次遠征隊が大陸各地にカイラル通信を繋げる為の通信設備を残しており、サムはこれらの通信設備にQpidをセットしていくことで、大陸全体にカイラル通信を繋げていくことになる。これは同時に、大陸全土をビーチに接近させることにも繋がる。 ゲームシステム上では、カイラル通信を繋げたエリアではネット上の他のプレイヤーと間接的に協力しあえるようになり、通信が繋がっていない時よりもゲームを有利に進められるようになる。 ハートマンによれば、カイラル通信の原理やメカニズムについては不明な点が数多くあり、「よく分からないまま使っている」というのが現状とのこと。ハートマンはこの状態を「初めて火を手にした人類」と形容している。 カイラルプリンター いわゆる3Dプリンターの一種で、製造するのに必要な材料をプリンターに入れて作動させる事により、カイラル通信から得た原子情報を元に、カイラル結晶で作った水晶体を通して空間上にプリントして製造する装置。ブリッジスはこの装置を用いて物資の流通が困難な現状が改善できると期待している。ゲームシステム上ではプリントする事により大陸にアスファルト道路や橋を作る事ができる他、バイクや車も製造する事ができる。 どんなものでも製造可能という訳ではなく、食料や飲料水等の生活必需品や、カイラルプリンターで再現できない特殊加工が施された物品は製造できない。 手錠端末 UCAが採用した手錠型通信端末。装着者の位置情報やバイタルメーターなどを見る事ができ、ストーリーを進めると拡張機能が追加される。 コードカッター 物語途中でサムの手錠端末に追加されるゲイザーBTを排除できる機能、開発者はママー。 オドラデク 配達人の左肩に装着される風車のような形状をしたセンサー。周囲の地形を測量する他、荷物のタグを読み取って中身と持ち主を参照する事も出来る。ストーリーを進めることで、幾つかの機能が追加される。 BBと繋がることで、最寄りのBTの位置を知らせるセンサーとして機能するようになる。BB自身の意志で動かす事も可能で、オドラデグを人間の手に見立てて手を振ったりサムズアップをしたりする他、オドラデグを盾にしてサムを銃撃から守ろうとすることもある。 名前の由来はフランツ・カフカの短編小説「家父の気がかり」に登場する生物「オドラデク」から。 ビーチ この世とあの世をつなぐ境界線。陸側が「この世」を、海側が「あの世」を象徴している。カイラル通信やフラジャイルジャンプなどはこのビーチを介して行われる。 人間一人ひとりが個別のビーチを持つが、ハートマンのように他人とビーチを共有できる特殊な例もある。 また、戦争や対消滅などで大勢の人間が死亡した場合、死亡した人々の無念や恨み、この世に繋がりたいという強い思いが、本来個々人で異なるはずのビーチ同士をもつれさせて「ストランド・フィールド」と呼ばれる特殊なビーチを作り出すと考えられている。このビーチは大勢の死者で共有されている特異なビーチであり、サムが迷い込んだ世界大戦のビーチや、ハートマンが妻子と引き離されたビーチがそれに該当する。 ハートマン曰く、「ビーチの発見により人類は死を認識できるようになったが、同時にBTがビーチを経由して『あの世』から『この世』へやって来るようにもなった」とのこと。 能力者 / ドゥームズ(DOOMS) ビーチの発見とともに確認されるようになった、特殊な能力を持つ者たちの総称。能力の強弱やできることは人によって違うが、ビーチを介してテレポートやテレパシーといった超能力を行使する事ができ、BTを感知することもできる。共通する特徴として「絶滅夢」と呼ばれる悪夢を見る事が挙げられる。 帰還者 死亡時に「結び目」と呼ばれる特殊な空間へ移動し、そこから再び現世へ帰還できるという特異な能力を持つ人間を表す言葉。作中で確認できる帰還者はサムのみ。 帰還者の血液や代謝物にはBTをあの世へ押し戻す性質があり、その性質を利用して血液グレネードなどの対BT兵器が開発されている。 接触恐怖症 サムが患っている恐怖症の一種。他者の身体に触れる、あるいは他者が自身の身体に触れる事を極度に避けるようになり、触れられた場合にはその箇所に痣が残る。 ポーター フリーランスの配達人の総称。青年期のサムもブリッジズに籍を置き、ポーターとして活動していた。 人々のために荷物を配送する善良な人々であり、サムに対して危害を加えるようなことも無い。サムやサムの設置したアイテムに対して「いいね!」をくれることがあり、逆にサムから彼らに「いいね!」をあげることもできる。 ノットシティ DS以後の北米大陸に点在している街を指す言葉。8箇所のノットシティが存在していたが、ミドル・ノットシティは本編の1年前にヒッグス率いるテロリスト集団の核兵器テロで壊滅しており、セントラル・ノットシティは物語序盤の対消滅で壊滅した為、現存するノットシティは6箇所となっている。また、サウス・ノットシティもテロにより半壊状態にある。 各ノットシティ間は座礁地帯や暴徒らにより分断され孤立、これらノットシティ間をカイラル通信で繋ぐことが、物語におけるサムの目標の1つとなっている。 「ノット(KNOT)」とは「結び目」の意味であり、文字通りカイラル通信の結び目の役割を果たす事になる。 プレッパーズ プレッパー(ズ)とは、終末に対して「準備する人々」のことを示しており、崩壊前のアメリカ合衆国においては独自にシェルターを建設したり、食糧などを備蓄したりして自然災害や食糧不足、伝染病などの危機に備える人々のことである。特にアメリカのプレッパーは政治的に右寄りだと自認する者が多く、「保守的」「共和党右派」「自由至上主義」「保守主義者」などを自称している。 本作におけるプレッパーズはDSの危機に備え、街(ノットシティ)ではなくシェルターに住んでいる人々のことである。政府や組織といった社会機構に依存せず、山奥や谷底など人里離れた場所に個人もしくは家族単位で住んでおり、彼らの下に荷物を運び、カイラル通信をつなぐ事もサムの目的の一つ。 クリプトビオシス 「隠れた生命活動」の意、DS発生後に発見された新種生物。作中のクリプトビオシスは体長約5cmのクマムシの一種であり、フィールド上の特定のポイントに浮遊している。 いいね!(Like) DS発生以前のネットワーク文化の名残。NPCや他プレイヤーに恩恵を施すことで得られるポイント、劇中内では親指を立てた拳のピクトグラムで表示され、劇中世界における人々の感謝や好意を象徴している。ブリッジリンクで繋がった他プレーヤー間で「いいね」を送り合える他、やりこみ要素の一つとして各加盟拠点の親密度を上げる事で本作をより楽しめるようになっている。 プライベートルーム ブリッジズ各配送センター、及び建設したセーフハウスに設置されているシャワー、トイレ完備のプライベートルーム。、BB用のインキュベーターやモンスターエナジーなどを常備。 国道復旧装置 アメリカ中部に点在する装置。ネットワーク上のプレイヤーが必要量の資材を投入する事で、当該区画の国道が復旧し、安全に長距離を移動する事が出来るようになる。本作のやりこみ要素の一つに相当すると同時に、カイラル通信における最大のメリットでもある。
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世界観・用語
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「蒼の彼方のフォーリズム」の記事における「世界観・用語」の解説
物語の背景 物語開始の15年前、重力に反発する粒子「アンチグラビトン」が発見され、それを利用した反重力発生装置を搭載した「アンチグラビトンシューズ」(グラシュ)が発明される。それ以降、日本国内のいくつかの地域でグラシュの利用が実験的に解禁されている。また、グラシュを用いた新しいスカイスポーツ「フライングサーカス」が開発され、各地で行われるようになっている。 四島列島(しとうれっとう) 物語の主舞台。日本の南洋にあり、福留島(ふくるじま)・久奈島(くなしま)・笠松島(かさまつじま)・上通島(かみどおりじま)の大きな4つの島と、周囲の小島など合わせて30余りの島々で構成される。行政区分は人口5万人余りの四島市。フライングサーカスが盛んで、夏休みシーズンにはプレイや観戦のために観光客が多く訪れる。さらに私立高藤学園の分校もある。 反重力発生装置 前述の重力に反発する粒子「アンチグラビトン」を発生させる装置。物語時点でその大型化・高出力化には成功していない反面、出力を維持しつつ小型化することには成功し続けている。アンチグラビトンの特徴として、重力に対してのみでなく、アンチグラビトン同士も反発しあうため、複数個の装置を同時に使用することで出力をあげることはできない。そのため、アンチグラビトンシューズ(後述)には、両足に反重力発生装置が搭載されているが、アンチグラビトンシューズを起動した際に起動する反重力発生装置はどちらか一方のみで、もう一方は保険である。 アンチグラビトンシューズ(グラシュ) 反重力発生装置を搭載したシューズで、メンブレンと呼ばれる反重力の膜を装着者の周囲に発生させることで飛行を可能とする。日常生活で使う一般用と、フライングサーカスに使う競技用がある。両者の主な違いは、周囲のメンブレンの感度であり、競技用の方が感度が良い。電源を入れるとシューズの脇に羽形のオブジェが表示され、飛行可能になる。法律との兼ね合いで、民間での使用には制限が多いが、いくつかの地域ではその使用の制限が少なくなっており、四島市もその一つである。そのため、四島市では全国で最も普及していると言われている。
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世界観・用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 02:23 UTC 版)
ドーナッツ地球 本作の舞台となる、ドーナツのように穴が開けられた地球。穴の中心にはコアのような物体が存在する。 ドラクターの襲来によって人口の99.9%が失われ、地表はドラクターのテラフォーミングにより地球人の棲めない環境となりつつある。 シェルターイクシア ドラクターの侵攻より生き残った地球人類が隠れ住む施設。内部はドラクター襲来前の環境が再現され、住民も記憶操作を受けシェルター外の状況を知らずに生活している。 ドラクター 宇宙からの侵略者。地球を遥かに凌ぐ科学力を有し、地球を制圧後ドーナッツ地球へと変貌させた。
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世界観・用語
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ヒューマノイド 人間と同じレベルの知性、感情のあるヒト指向型人工知能を搭載した存在。世界の総人口の1割に達している。 作品内では既にヒューマノイドは人間同様の人権を獲得しているが、「ロボット倫理会議」などが存在し、人権獲得までの苦難の道のりがあったことを思わせている。 人間とヒューマノイド、ヒューマノイド同士の間で親子、夫婦、恋人、友だち、といった関係が成立しているが、人間とヒューマノイドの双方の考え方や接し方にはバラツキも残っている、そういった考え方が原因で起きるトラブルも多い。 寿命も存在しているが、それは超高度AIであるMICHIによってコントロールされている。 人間とは瞳の描写が異なっており、読者が見分けるポイントとなっている。また、「RED QUEEN」で反ヒューマノイド派の北ロビジア兵士は「羊の目をした」とヒューマノイドを呼んでいる。 ナイル社 巨大企業。モデルはAmazonと推測されている。 ナイル社製の円筒形据え置き型コミュニケーションロボットがたびたび登場しており、ヒューマノイドや人間を問わずに登場人物の悩みを音声で聞き、音声で適切なアドバイスを返している。現実に存在しているSiri、アマゾンエコー、Amazon Alexaのようなもの。 ロビジア かつて、暗号と人工知能の権威である南雲博士を招いて、超AIの開発、育成を行い、超AIの助言によってさまざまな問題を解決した国。 現在はヒューマノイド派と人間至上主義の反ヒューマノイド派に別れて南北で内戦状態にある。 RED QUEEN 反ヒューマノイド派で占められる北ロビジアを牛耳っていると言われるマフィアの名前。
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世界観・用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 03:45 UTC 版)
「しろくまベルスターズ♪」の記事における「世界観・用語」の解説
しろくま町 本作品の舞台。南をしろくま湾、北を白波山に挟まれた観光と漁業の町で、人口3万8千人。明治時代に外国人が大量に移住して「異人の町」と呼ばれ、今でも外国人が多い。市街には路面電車のしろくま電鉄・通称「くま電」が走っている。町のシンボルの逆立ちした白熊は、かつて町の動物園にいた白熊「くまっく」をモチーフにしている。クリスマスイブには「氷灯祭」が行われ、城址公園や市街各所に多数の氷のランタンが灯される。『ゆのはな』の舞台・ゆのはな町とは姉妹都市。 ツリーハウス 冬馬とサンタ3人の共同生活の場。しろくま町の街外れの樅の森にある。巨大なツリーの枝に各人の個室があり、根元にはログハウスの母屋が建つ。明治時代にしろくま町へやってきた外国人と地元民が協力して建てた古い建物だが、支部の手配で改装されて中身は綺麗になっている。母屋はキッチン・リビング・風呂などの共同スペースの他、きのした玩具店のフロアとして使われ、地下は在庫のおもちゃの倉庫とセルヴィの格納庫になっている。 サンタ クリスマスイブの夜、トナカイと共に空を飛びプレゼントを配るのが仕事。ソリで高速に飛行しつつ、ユール・ログ(ツリーの枝で作られた道具)を操って配達先の家の靴下を狙いルミナを射ち出す。(ルミナがその人に必要なプレゼントを届ける)。本来はクリスマスの朝までに配り終えれば仕事は成功だが、イブの内(23:59まで)に仕事を終えるのがサンタのプライド。その年最高のサンタには「サンタ・オブ・ザ・イヤー」の称号が贈られる。 サンタはルミナを視認して操る能力を持つが、その他は普通の人間と変わらない。ひげもじゃの正統派ベテランサンタもいるが、しろくま町支部にはなぜか美少女の若手サンタばかりが集まった。たいがいはおもちゃ好きでパーティー好きな性格。クリスマス以外の時期は訓練や副業に勤しんでおり、着任した土地の人々との触れ合いも重要な仕事。 トナカイ サンタとペアになり、ソリを牽引するセルヴィを操るパイロット。大気中のルミナの流れを捉えて飛行する。酒好きで自由気ままなタイプが多く、トナカイ同士は先輩・後輩でもざっくばらんに話すのがマナーだが、組織の上司であるサンタの命令には従わなければならない。世界で最高の技術を持ったトップチームは「八大トナカイ」と呼ばれ、冬馬の目標になっている。八大トナカイの上に立つ最高のトナカイに贈られる称号は「赤鼻のルドルフ」。 キャロル サンタやトナカイの補佐役。基本的にサンタの見習いやOBが務め、道具のメンテナンスやルミナの観測などに従事する。しろくま町支部では透がキャロルとして、ロードスターやツリーハウスのサンタ達を補佐している。 ロードスター 支部を束ねる長のサンタ。しろくま町支部のロードスターは、サー・アルフレッド・キングが務める。サンタ達の教育指導・管理の他、ルミナの動向調査やイブの配達ルート準備などの様々な業務を担う。人々のサンタへのプレゼントリクエストは、ツリーと深く感応できるロードスターがルミナの流れを通じて読み取り、リストとしてサンタ達へ渡される。 ノエル サンタやトナカイが属する組織全体の呼称。一般のサンタやトナカイの上にマスターサンタやロードスター、その上に長老達がいる。世界各地に支部があり、サンタやトナカイは人事異動で各支部を回る。しろくま町支部は日本で5番目に設置された支部で、15年前に一度解散したが、今年になって再結成された。現在はななみ&冬馬、りりか&ジェラルド、硯&サンタ先生の3チームが所属している。支給される給料が安いため、サンタやトナカイは生活費を副業で稼ぐのが一般的で、しろくま町支部ではおもちゃショップ「きのした玩具店」を経営することになった。(ちなみに屋久島支部ではおみやげ屋、ニューヨーク本部ではピザの宅配をしている)。 セルヴィ サンタが乗るソリを牽引して飛行するマシン。大気中から取り込んだルミナをいったんタンクに貯蔵し、星石(スター)を内蔵した同調機(ハーモナイザー)を通して結晶化、さらに反射機(リフレクター)で推進力に変換して航行する。後方のソリとも、サンタとセルヴィが流すルミナをトラクタービームとして結合する。冬馬の愛機「カペラ」は軽い機体で小回りが効くが、かなりの旧機種で保守パーツがもう無いためカスタムパーツが大量に組み込まれており、もはや別物になっている。現在の主力機はサンタ先生が乗る”白い雌鹿”こと「シリウス」で、安定性が良く扱いやすいのがウリ。ジェラルドが操る「ベテルギウス」は、リフレクターを2基搭載するハイパワーな最新鋭機。 ツリー それぞれの土地に存在し、ルミナの発生源となる。セルヴィはツリーから発せられるルミナの流れに沿い、エネルギーを得ながら飛行する。ルミナに沿ったコースを飛んでいる限り、サンタやトナカイの姿が人間に見られることはない。(コース外ではセルヴィからシールドを張って身を隠すこともできるが、タンク内のルミナを大量に消費する)。しろくま町のツリーは冬馬達が住むツリーハウスの大木だが、発するルミナは不安定で、ルミナの道がずれたり、途中で消えてしまうこともある。 ルミナ ツリーから発せられ、大気中を流れる光の粒子で、サンタだけが見ることができる。(トナカイはゴーグルを通すと見られる)。サンタの力やセルヴィの動力の源。クリスマス4週間前からのアドベント(降誕節)にはルミナの活動が活発となり、イブの夜には一番輝きを増す。ルミナやツリーに関してはまだ謎が多く、ノエルでもその全容は把握できていない。
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世界観・用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/31 16:43 UTC 版)
「いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!」の記事における「世界観・用語」の解説
(出典: ) 大都会・首都 物語の舞台がある大都会。東京都江東区周辺をモデルにしており、『恋チョコ』の舞台にもなっている。 いなせ 陸斗・皐月たちが住んでいる地区で、深城区に存在する歴史ある下町。モデルは門前仲町。 波止場区洗場 私立朝岡学園がある埋立地で、新興商業地区として観光地化している。複数のショッピングモールや遊園地などの遊興施設に加え、広大な公園や海岸など自然を体感できるスポットもある。モデルはお台場海浜公園周辺。 私立朝岡学園 陸斗たちが通う学園で、洗場にある進学校。創設者の朝岡緒壱郎(あさおか いちろう)が戦前に開いた私塾「朝岡塾」が始まりで、戦後「朝岡学園」に改名して洗場に校舎を移転した。独特な校舎に加え、自由な校風と毎月イベントが行われる「常祭学園(じょうさいがくえん)」として、近隣の高藤学園と人気を二分する有名校。1学年8クラス構成で、生徒数は約1000人。 桜花祭 朝岡学園で4月に開催され、1年生が最初に取り組むクラス対抗イベント。「球技大会」「洗場クエスト」「チャリティフェスタ」「パフォーマンスパーティー」の4つのステージがあり、それらのポイントの合計で総合優勝が決まる。優勝クラスには学園屋上にある「ブリッジビューラウンジ」を半年間占有する権利が与えられ、とても眺めが良く昼食に最適なため、陸斗たちは頑張って優勝を目指している。
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世界観・用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/12/09 07:08 UTC 版)
「Skyprythem」の記事における「世界観・用語」の解説
(出典:) 音楽学園 本作品の主舞台。かつては女学園だったが5年前に共学となった。音楽教育に力を入れており、月初めの音楽選択授業や、生徒全員がステージで実演する音楽学習会、クラス対抗の合唱コンクール、11月の音楽祭など、様々な音楽系のカリキュラムやイベントが組まれている。校舎は普通クラスと特進クラスとに分かれていて、普通クラスは男女混合で自宅通学生が多いが、特進クラスは女子のみの全寮制でより専門的な授業を行っている。ホールやスタジオなどの音楽設備や機材が整っており、部活も声楽部・合唱部・吹奏楽部・管弦楽部など音楽系の部が多い。 音楽祭 学園で毎年11月に開催されるイベントで、普通の学園での文化祭のようなもの。各クラスのクラス委員から立候補した実行委員と生徒会が中心になって開催される。一般的なクラスや部活の企画の他、実行委員と生徒会役員以外の生徒全員が、歌・曲・楽器・演出などに趣向を凝らした音楽作品をステージで発表する。作品内容は音楽を絡めてさえいればかなり自由だが、必ず2人以上で協力して制作・発表しなければならない。音楽祭の日程は全4日間に渡り、1〜3日目に全生徒の作品発表が行われ、その中から選ばれた優秀作品が最終日に再演される。最終日には外部の企業や大学などが視察に来るため、優秀な作品を発表した生徒はその場でスカウトされて進路が決まることもある。 フェザー・パートナー 音楽祭へ向けて一緒に発表作品を作り上げるパートナーをいう。羽根が集まって翼となるように、「一緒に飛べる仲間」のイメージで付けられた呼称。フェザー・パートナーに選ぶ相手は学年・性別・クラスなどは問わず、2人以上なら何人でも構わない。他のグループとの掛け持ちや協力出演も可能。
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世界観・用語
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「弁天様には言わないで」の記事における「世界観・用語」の解説
仙人 この作品に登場する仙人は全て「祈願仙人」と呼ばれる、人の願いを叶える役目を持つ仙人である。彼らは人がかつて荒行の果てに8つの「仙穴」を開けて肉体を捨てた「真人」であり、壁を通り抜けるなど不思議な能力を持つ。彼らはそれぞれ神器に封じられており、その役割を果たすか、神仙になることなく一定期間が過ぎると再び封印される。この作品の仙人はそれぞれ七福神の名を称するが神そのものではなく、七福神信仰が盛んになり始めた頃に「福の神」扱いされたことにちなみ、神の名を称するようになった。 廻鍵(かいけん) 祈願仙人たちが求めるもの。仙人によって願いが叶ったと感じた人間の体内で生じる生命エネルギーの小さな渦のようなものを指し、同時にその人間を主人とする仙人の体内にも廻鍵が生じる。仙人はこれを使って12の「裏仙穴」を閉じて「神仙」となることを望み、主人の願いを叶える。逆に、人間によって願いを叶えられた仙人の体表のどこかにも小さな球状の廻鍵が生じ、作中の物理学者である時村与兵衛(ときむら よへえ)は、それを8つ集めて仙穴を閉じることによって仙人から人へ戻れると、ミキと毘沙奈に教えた。 仙術 仙人たちが使う不思議な術。主に主人となった人間の願いを叶えるために使われるが、魔法のように荒唐無稽なものではなく、主人が本来持つ能力を引き上がる効果が中心で、個々の仙人によっても得意・不得意がある。但し、願いを叶える際には媒介として主人の生命エネルギーを消費し、それが12回に及ぶと主人を死に至らしめる。この作品の仙人たちは属する流派によって殺生を禁じられており、主人に対し叶えられる願いを原則として10個以下と宣言する。
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