宇宙へとは? わかりやすく解説

宇宙へ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/12 09:03 UTC 版)

宇宙へ』(そらへ、The Calculating Stars)はアメリカの作家メアリ・ロビネット・コワルによるSF小説2018年7月3日にトーア・ブックスから出版された[1]日本では、2020年(令和2年)8月20日の奥付で早川書房から上下巻で翻訳刊行された[2][3]。本作は「レディ・アストロノート」シリーズの最初の単行本であり、すでに2012年に発表されていた短編「火星のレディ・アストロノート(The Lady Astronaut of Mars)」[注 1]に繋がる物語である。続編に『火星へ』『無常の月』があり、いずれも早川書房から日本語訳が刊行されている。


注釈

  1. ^ 短編「火星のレディ・アストロノート」の日本語訳は、『SFマガジン』2020年10月号(早川書房)に掲載。本書『宇宙へ』ハヤカワ文庫版の発売にあわせて掲載されたもの。
  2. ^ 現実の歴史においては、1948年の大統領選共和党トマス・E・デューイ候補は民主党の現職大統領ハリー・S・トルーマン候補に敗れ、トルーマン大統領が誕生している。選挙前にはトルーマンの敗北が予測されており、アメリカ史上最大級の番狂わせが起こった選挙と言われる。
  3. ^ ハヤカワ文庫版では「歴史ノート」が下巻のpp. 385-393に、「参考文献」が同下巻のpp. 385-397に掲載。

出典

  1. ^ The Calculating Stars - Mary Robinette Kowal - Macmil” (英語). 2019年7月16日閲覧。
  2. ^ 宇宙【そら】へ 上|ハヤカワ文庫SF”. ハヤカワ・オンライン. 早川書房 (2020年). 2021年12月27日閲覧。
  3. ^ 宇宙【そら】へ 下|ハヤカワ文庫SF”. ハヤカワ・オンライン. 早川書房 (2020年). 2021年12月27日閲覧。
  4. ^ Nebula Awards 2019” (英語). Science Fiction Awards Database. Locus. 2019年4月7日閲覧。
  5. ^ locusmag (2019年6月29日). “2019 Locus Awards Winners” (英語). Locus Online. 2019年7月3日閲覧。
  6. ^ 2019 Hugo Award & 1944 Retro Hugo Award Finalists(英語), by en:Cheryl Morgan, at TheHugoAwards.org; published April 2, 2019; retrieved July 23, 2019
  7. ^ 2018 Sidewise Award Nominees(英語), at Locus; published August 19, 2019; retrieved August 20, 2019
  8. ^ Fiction Book Review: The Calculating Stars: A Lady Astronaut Novel” (英語). Publishers Weekly. 2019年7月17日閲覧。
  9. ^ Ages and Ages Hence” (英語). James Nicoll Reviews (2018年7月12日). 2019年7月23日閲覧。


「宇宙へ」の続きの解説一覧

宇宙へ。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/05/08 07:31 UTC 版)

宇宙へ。』(そらへ。、原題:Rocket Men)は、2009年ドキュメンタリー映画




「宇宙へ。」の続きの解説一覧

宇宙へ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 14:54 UTC 版)

ユーリイ・ガガーリン」の記事における「宇宙へ」の解説

1961年4月12日ガガーリンボストーク3KA-2で世界初有人宇宙飛行成功した。このときのコールサインは「ケードル(Кедр、ヒマラヤスギの意)」であった飛行中祖国聞いている(ロシア語版)」という歌(エヴゲーニー・ドルマトフスキー作詞ドミートリイ・ショスタコーヴィチ作曲・作品86)を口ずさんで自分自身を元気づけていたといわれている。 飛行中ガガーリン自分中尉から少佐に昇進二階級特進)したというタス通信ニュース聞いたガガーリン喜んだが、このような発表飛行中ガガーリン伝えた本当理由は、当時技術ではガガーリン生きて帰還できる可能性は低いと政府高官考えていたからだと言われている。ガガーリン乗せた宇宙船は、地球周回軌道入り大気圏外1時間50分弱(108分間)で1周したのち大気圏再突入行ない、高度7000mでガガーリン座席ごとカプセルか射出されて、パラシュート降下したボストーク1号にはカプセルごと安全に着陸できる装置はまだなく、乗員は安全上パラシュート脱出せざるを得なかったのだが、1961年当時国際航空連盟 (FAI) による高度記録の定義においては飛行士機体搭乗したまま地上到達する事が要求されており、このことが露見する記録剥奪される恐れがあったため、公式発表では宇宙船と共に着陸したとされ、ソ連はこの主張押し通したガガーリンパラシュートは、ソ連領内サラトフ州にあるスミロフカ外れ着地した

※この「宇宙へ」の解説は、「ユーリイ・ガガーリン」の解説の一部です。
「宇宙へ」を含む「ユーリイ・ガガーリン」の記事については、「ユーリイ・ガガーリン」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「宇宙へ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「宇宙へ」の関連用語

宇宙へのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



宇宙へのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの宇宙へ (改訂履歴)、宇宙へ。 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのユーリイ・ガガーリン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS