大気圏外
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/04 09:55 UTC 版)
大気圏外(たいきけんがい)は、天体等の大気圏より外の高い真空の空間(たとえば地球の場合、高度約250 kmで、「超高真空」と定義されている圧力になる)ないし宇宙空間のことである。
明確な区切りがあるわけではない。たとえば地球の大気圏の高度による分類と、現行の宇宙開発における「宇宙」の定義をてらし合わせると、熱圏の上層部は高度800 kmまで広がっているが、人工衛星などの低軌道の下半分はそこに含まれてしまうというように「宇宙」の定義は「高度100 kmから上」である。また、いわゆる大気圏(再)突入の「大気圏」は、おおむね100 kmのあたりに境がある(空気抵抗の影響があらわれ始めるのが120 kmぐらいであり、いわゆる「ブラックアウト」が起きるのが中間圏に入る80 kmぐらいである)。
関連項目
「大気圏外」の例文・使い方・用例・文例
- ロケットは大気圏外へ飛んでいった。
- 地球の大気圏外への旅行
- 大気圏外空間で人を輸送しまた生命を守るために設計された宇宙船
- 宇宙飛行士が大気圏外空間にいるときに着用するヘルメット
- 大気圏外空間を航行する力のあるロケット
- 大気圏外空間にいるときに宇宙飛行士が着用するスーツ
- 大気圏外宇宙を探検することを目的とした技術革新の計画
- 地球の大気圏外の場所
- 大気圏と大気圏外を総括した空間
- 地球外および地球の大気圏外に存在する自然物
- 地球外、地球大気圏外に存在すると考えられている生命体
- 大気圏外再突入ミサイル迎撃兵器という兵器
- 大気圏外のページへのリンク