真空とは? わかりやすく解説

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しん‐くう【真空】

読み方:しんくう

工学的技術的に周囲比べて分圧力が低い状態。物質が全く存在しない空間完全真空という。

実質のないからっぽの状態。また、働き活動停止し外部からの影響作用なども全く及んでいない状態。「頭が—になる」「—地帯

仏語一切現象を空(くう)であり無であると観じた、そうした空さえも超えた空。宇宙万物本体である真如(しんにょ)の姿。

「真空」に似た言葉

しんくう 真空 vacuum

大気圧より低い圧力をいう。完全にガス圧力のないときを完全真空という。真空は大気圧との差を真空度として水銀柱で表わし真空mmHgと書く。完全真空真空度760mmHgとなる。

真空

作者小山内薫

収載図書
出版社国文学研究資料館
刊行年月2008.3
シリーズ名リプリント日本近代文学


真空

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/23 01:10 UTC 版)

真空(しんくう、: vacuum)は、通常の大気圧より低い圧力の気体で満たされた空間の状態[1]




「真空」の続きの解説一覧

真空

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 07:37 UTC 版)

ピギーバック衛星」の記事における「真空」の解説

真空空間では筐体内に不用意に閉鎖空間作ると、宇宙上がってから膨張によって破裂するこのような技術的な注意困難さ地上での製品とは異なって発生する放熱 対流起きない真空中では、放熱構造体への伝導宇宙へ赤外線放射によって行なわれる

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真空

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/23 07:45 UTC 版)

シモーヌ・ヴェイユ (哲学者)」の記事における「真空」の解説

自然なあり方として人は自己増大させようとする。自らをすり減らすというのは自然なことではなく超自然的なことである。自己無化に貫かれるヴェイユ思索根底で神と結びつくヴェイユ残したノートを彼女の友人のティボンが編集した本『重力恩寵』の冒頭にはこうある。 魂の自然な動きはすべて、物質における重力法則類似の法則支配されている。恩寵だけが、そこから除外されるこの世ひたすら下落へと向かう重力支配されており、それから免れようにも重力支配された魂は誤り犯す。だから自分から高まろうとするのではなく待望こそ必要とされるのである。すべてをもぎ取られた真空としての待望である。そして真空とは自然なことではない。ヴェイユによれば下落から逃れて高み昇るのは恩寵によってのみ可能であるが、重力下降運動恩寵の上運動とともに恩寵二乗としての下降運動があり、これは重力無関係に自ら下降するヴェイユ自己否定としての神を語る。キリスト受難そのように捉えられている。神から最も離れており、神に立ち戻るのは絶対に不可能なほどの地点にある人のもとに、神が人としてやってきて十字架かかったということは神の自己否定であるという。 ヴェイユによれば世界の創造自己否定である。神は世界創造以前にはすべてであり、完全であった。しかし神は創造によって自分以外のものが世界存在することに同意し、自ら退いたのである。神と神以外のものの総計は、神だけが存在する状態よりも小さい。創造とは拡大ではなく収縮である。神の代わりに世界支配するようになった原理は、人格自律性物質必然性である。神の自己否定によって存在与えられた我々は神の模倣、つまり自己否定によって神に応えることができるという。そして応答としての自己否定とは具体的に隣人愛世界の美への愛なのである。この愛とは、神がそのように創造した世界受け入れることと言ってもよい。つまりそれ自身のために、自己の支配力否定することである。 世界が善だから愛するというのではなく、悪をみつめ、悪を憎悪しつつも善と悪造った神と、神が創ったこの世界愛すること説くヴェイユ偽りの慰め退け想像上の神を信じる者より神を否定する者の方が神に近いという。全く神が欠けているということこの世界は神そのものであり、この奥義触れることで人ははじめて安らぐことができると、ヴェイユノート書き残している。

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真空

出典:『Wiktionary』 (2018/07/06 08:57 UTC 版)

名詞

しんくう

  1. 気体全く存在しない状態

翻訳


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