叶うとは?

かな・う〔かなふ〕【適う/×叶う/敵う】

【一】[動ワ五(ハ四)]

適う条件基準などによく当てはまる。ぴったり合う適合する。「理屈に—・っている」「お眼鏡に—・う」「大関に—・う地位

(叶う)思いどおり実現する。願っていたことそのとおりになる。「念願が—・う」「出場が—・う」「—・わぬ恋」

敵うそうすることができる。可能である。また、そうすることが許される。ふつう、あとに打消しの語を伴う。「この天候では登頂は—・わない」「起き上がることも—・わぬほど病が篤(あつ)い」

敵う対等の力がある。対抗できる。匹敵する。あとに打消しの語を伴う。「語学では彼に—・う者はいない」

(「かなわない」「かなわぬ」などの形で)

そうすることやそういう状態に我慢できないやりきれない。たまらない。「こうせかされては—・わない」「暑くて—・わない」「退屈で—・わない」

㋑どうしてもそうする必要がある。…なくてはならない。「みずから出向なくては—・わない用事がある」

【二】[動ハ下二かなえる」の文語形


かな・う かなふ 【適・叶】

1 〔自ワ五(ハ四)〕

① ちょうどよく合う。うまくあてはまる。ある条件適合する。

万葉(8C後)一・八熟田津(にきたつ)に船乗りせむと月待てば潮も可奈比(カナヒ)ぬ今は漕ぎ出でな」

源氏100114頃)薄雲「院の御遺言にかなひて、うちの御後見つかうまつり給こと」

宝物集1179頃)「永保雅忠のかなはず

② 思うとおりになる。望んでいたこと成就する。

(イ) 「心にかなう」の形で用いる。

古今(905‐914)離別三八七「命だに心にかなふ物ならばなにか別れ悲しからまし〈白女〉」

更級日記(1059頃)「なにごとも心にかなはぬこともなきままに」

(ロ) 単独用いる。多く「…がかなう」の形で用いる。

落窪(10C後)四「その夜思ひ臥したりし本意の、皆かなひたるかな」

徒然草1331頃)一八九「頼みたる方の事は違ひて、思ひよらぬ道ばかりはかなひぬ」

③ (多く打消の語を伴って用いられる) …することができる。また、することが許される。

宇治拾遺(1221頃)一二「わが心ひとつにてはかなはじ」

天草本伊曾保(1593)イソポの生涯の事「キモヲ ツブイタレバ、モノユウコトモ canauaide(カナワイデ)」

④ (多く打消の語を伴って用いられる) 競争相手として同程度である。匹敵する。

平家13C前)九「手いたうせめられたてまって、かなはじとや思ひけん」

*雁(1911‐13)〈森鴎外〉一四「あんな利口な人だから、どうせ喧嘩をしては愜(カナ)はない」

(5) ⇒かなわ(適)ない

2 〔他ハ下二〕 ⇒かなえる(適)


叶う

出典:『Wiktionary』 (2020/02/20 14:23 UTC 版)

漢字混じり表記

叶う(かなう)

  1. かなう参照


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「叶う」の関連用語

叶うのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



叶うのページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの叶う (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2021 GRAS Group, Inc.RSS