表わすとは?

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あらわ・す〔あらはす〕【現す〔現わす〕/表す〔表わす〕/顕す】

[動サ五(四)

現す今まで見えなかったものを外に出し見えるようにする。実態明らかにする。「姿を—・す」「正体を—・す」

(表す)心に思っていること、考えていることなどを、表情言葉・絵などで示す。表現する。「喜びを顔に—・す」「言葉に—・すのは難しい」

(表す)ある特定の意味を伝え示す。意味する。「花言葉黄色バラが—・すのは嫉妬だ」

現す持っている力をはっきり表に出す。「頭角を—・す」

顕す)何かの形で、善行などを広く世間知らせる。「記念碑に刻してその徳を—・す」

[可能] あらわせる

[下接句] 頭角を現す名は体を表す馬脚(ばきゃく)を露(あら)わす化けの皮を現す


あらわ・す あらはす 【表・現・顕・著】

〔他サ五(四)〕 (形容動詞語幹「あらわ(露)」がもとになってできた語。「あらわにする」の意) 内にあるもの、隠れているものを、表に出すことをいう。

① 表に出して、はっきり示す。隠さないで見せる。おおやけにする披露する。

地蔵十輪経元慶七年点(883)四「亦、相を現じて故(ことさら)に其の非を顕(アラハサ)じ」

平家13C前)七「勅勘人なれば、名字をばあらはされず」

仮名草子伊曾保物語(1639頃)中「つひにおのがもとの姿をあらはすによって」

② 隠さないで口に出して言う。包まず語る。打ち明ける暴露する。

万葉(8C後)五・八五四玉島のこの川上に家はあれど君をやさしみ阿良波佐(アラハサ)ずありき」

源氏100114頃)絵合「さ思ふ心なむありしなどは、えあらはし給はず」

読本春雨物語(1808)天津処女謀反ある事を、〈略〉朝廷にあらはしたまへば」

③ 形あるものとして実現させる。新造する。また、神仏がその力で不思議な現象を示す。

万葉(8C後)一八・四〇九四「遠き世に かかりし事を 朕(わ)が御代に 安良波之(アラハシ)てあれば」

続日本紀天平神護二年(766)一〇月二〇日・宣命「上(かみ)无き仏の御法(みのり)は〈略〉、必ず異(こと)奇験(くすしきしるし)を阿良(アラハシ)授け賜ふ物にいましけり」

宇津保(970‐999頃)菊の宴黄金(こがね)の堂建てん。金色の御かたあらはし奉らん」

④ (思想感情などを)ことば、表情その他の手段で表現する。

平家13C前)七「木曾真実意趣なきよしをあらはさんがために」

*続古今(1265)序「古(いにしへ)のことをも筆の跡にあらはしゆきて」

(5) (著) 書きしるす。著述する。書物などを世に出す

燈前夜話(15C後)上「あらはす処の書内篇七篇十巻なり」

滑稽本浮世風呂(1809‐13)二「嚮(さき)に著(アラワ)す男湯浮世風呂

(6) あることを連想させる。象徴する。

平家13C前)一「沙羅双樹(しゃらさうじゅ)の花の色盛者必衰(じゃうしゃひっすい)のことはりをあらはす

(7) 表面にそれと見えるように装う見せかけるとりつくろう

仮名草子伊曾保物語(1639頃)下「たばからばやと思ひて、死したる体(てい)をあらはして」

[語誌]平安時代訓点資料あたりから助詞「を」との結びつき強くなる。また、意味の面でも、明らかにする」「公にする」といった原義から、「目に見えるようにする」「正体をあらわす」などの意味も派生する。


表わす

出典:『Wiktionary』 (2020/02/21 07:02 UTC 版)

漢字混じり表記

わす(あらわす)

  1. あらわす参照


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