バラとは? わかりやすく解説

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薔薇

読み方:バラ・ばら

バラとは、バラ科バラ属低木およびその花の総称である。観賞用植物代表格といえる種であり、多く品種生み出されている。

典型的なバラは幾重もの花びらを持つ重弁八重咲き)であり、紅色花を咲かせるにはトゲがあり、「きれいなバラにはトゲがある」という慣用句の元となっている。薔薇の花は贈り物花束用いる花としても好まれ園芸用植物としても好まれ薔薇の香り芳香として好まれる。バラの果実ヒップ)は香り付けにも用いられる

「バラ」という言葉そのもの日本古来語彙和語)である。語源をたどると「いばら」と同源、「いばら」が転じた呼び名であり、もともとは「トゲのある低木」を指す呼び名である。漢字「薔薇」という字は中国語から伝わったもので、音読みで「しょうび」と呼ばれることもある。

薔薇の原産地北半球温暖な地域一帯であり、とりわけ中国南部辺りはバラの原種産地として知られる

バラは古来より美し観賞用植物として愛でられており、古代ギリシアではすでに今日通じる「花々頂点」といった位置づけ確立されていた。

バラの品種改良古くから盛んに行われており、今日では全世界数万上る品種登録されているという。深紅の薔薇に限ってもルージュリアンやレッドシャトー等々枚挙にいとまがない赤いバラだけでなく、白薔薇、黄バラ、ピンクのバラなど、色味色合い多種多様である。

用例
茨の道」「きれいなバラには棘がある」など多く慣用句がある

バラ【Bala】

読み方:ばら

カナダオンタリオ州南東部の町。マスコーカ地方位置するマスコーカ湖から流出するムーン川にかかるバラ滝が有名。モンゴメリー夏の休暇過ごした地であり、小説「青い城」の舞台となった


ばら【散】

読み方:ばら

もともと、ひとまとまりとして扱われていた物が、一つ一つ別になった状態。また、そのもの。「—で売る」「—にする」

散銭(ばらせん)」の略。


ばら【×肋】

読み方:ばら

肋肉(ばらにく)」の略。「牛—」「豚—」


ばら【荊棘】

読み方:ばら

《「うばら()」の音変化とげのある木の総称。いばら。


ばら【薔薇】

読み方:ばら

バラ科バラ属低木総称。特に、観賞用に改良され園芸品種にとげがあり、(つる)状となるものもある。羽状複葉(がく)・花びらとも5基本で、重弁もある。花は香り強く、咲く形から抱え咲き・剣弁咲き・高咲き・平咲きなどとよぶ。色は紅・赤黄色などさまざまある。主に北半球温帯冷帯分布バラ科双子葉植物にはバラ属のほかサクラ属シモツケ属ナシ属など約100属が含まれ、約3000種が世界各地分布ローズ。いばら。しょうび。そうび。《 夏》「手の—に来れば我王如し草田男


ばら【輩/原/×儕】

読み方:ばら

接尾人を表す語に付いて複数の意を表す。「殿—」「奴—」

法師—の二、三人物語しつつ」〈源・夕顔

[補説] 「殿ばら」などを除けば多く同輩以下に対して敬意欠いた場合表現として用いられる


薔薇

読み方:バラ(bara), イバラibara), ショウビ(shoubi), ソウビ(soubi)

有刺植物およびバラ科バラ属蔓性または直立低木総称


荊棘

読み方:バラ(bara

とげのある木の総称


荊棘

読み方:バラ(bara), ウマラ(umara), ウバラ(ubara)

有刺植物およびバラ科バラ属蔓性または直立低木総称


読み方:バラ(bara

有刺植物およびバラ科バラ属蔓性または直立低木総称


薔薇

読み方:バラ(bara), イバラibara), ショウビ(shoubi), ソウビ(soubi)

有刺植物およびバラ科バラ属蔓性または直立低木総称


バラ

名前 BaraBallaghBala; Balat; Balla; Barat; Barra; Bhala; Bhalla; Burra; Valat; Valla

バラ

読み方:ばら

  1. 二。〔植木商〕

分類 植木

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薔薇

読み方:バラ(bara), ソウビ(soubi)

バラ科落葉低木。花は香り高く色形とも様々で世界中で愛好される

季節

分類 植物


薔薇

読み方:バラ(bara

作者 佐藤春夫

初出 大正3年

ジャンル 小説


薔薇

読み方:バラ(bara

作者 三島由紀夫

初出 昭和24年

ジャンル 小説


薔薇

読み方:バラ(bara

作者 森鴎外

初出 明治44年

ジャンル 翻訳小説


薔薇

読み方:バラ(bara

作者 横光利一

初出 昭和8年

ジャンル 小説


薔薇

読み方:バラ(bara

作者 吉行淳之介

初出 昭和29年

ジャンル 小説


バラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/18 21:51 UTC 版)

バラ薔薇)は、バラ科バラ属の総称である。あるいは、そのうち特に園芸種(園芸バラ・栽培バラ)を総称する(が鑑賞用や食用とされる[1] )。本項では、後者の園芸バラ・栽培バラを扱うこととする。




「バラ」の続きの解説一覧

バラ(都市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 21:05 UTC 版)

中世後期のスコットランド」の記事における「バラ(都市)」の解説

詳細は「バラ_(スコットランド行政区)」を参照 バラのうちのほとんどは東海岸面し、その中に大規模かつ裕福なアバディーンパースエディンバラがあった。それらの成長大陸との貿易によって促された。南西部においてグラスゴウ成長し始めエアやカークーブリ(Kirkcudbright)がスペインフランス不定期つながりあったけれども、アイルランドとの海商それほど利益を生まなかった。多数の王許バラに加え、この時期には王の直臣バラ(en)や教会によるバラも増加し1450年から1516年までに51作られた。これらのほとんどは王のものよりもはるかに小規模であり、国際交易から除外され、主に地方市場手工業中心地として機能した概してバラは、その後背地とかなり局所的な交易行い食糧原料においてそれに依存していただろう。羊毛は、この時代始めにおいて主要な輸出品であったが、皮癬流入貿易深刻な打撃となり、15世紀初期から輸出品としては衰退し始め、ほぼ横ばいであったが、16世紀初め北海沿岸低地帯市場衰退さらなる打撃となったイングランドにおいてとは異なりスコットランドではこのことによって大規模な毛織物工業促されることはなく、ごく低質で粗い織物が重要であったようである。

※この「バラ(都市)」の解説は、「中世後期のスコットランド」の解説の一部です。
「バラ(都市)」を含む「中世後期のスコットランド」の記事については、「中世後期のスコットランド」の概要を参照ください。

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