レオニダス_(チョコレート)とは? わかりやすく解説

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レオニダス (チョコレート)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/27 22:21 UTC 版)

ニューヨークマンハッタンにあるレオニダスの店舗

レオニダスLeonidas)とは、世界各国に事業を展開しているベルギーチョコレート製造業者である。主要製品は、プラリネ(ミルクチョコペースト[1]などソフトな食感の素材をチョコレートで覆ったもの)であり、その他にマルチパン、固形チョコレートなどさまざまな菓子を扱っている。

概要

レオニダスの名は、ギリシャ人の創設者、レオニダス・ケステキディス(en:Leonidas Kestekides)の名を取って付けられた[2]。彼は1900年代初頭にアメリカで菓子作りを学び、1910年、ギリシア代表派遣団としてアメリカから初めてベルギーに渡り、ブリュッセル万国博覧会に参加し、彼が作ったチョコレート菓子が銅メダル、彼自身がパティシエとして金メダルを受賞した。彼は1913年、ベルギーヘントの万国博覧会にも参加している。

レオニダス・ケステキディスはブリュッセル滞在中に結婚し、以後ずっとベルギーに住んだ。レオニダスはゲントとブランケンベルグにオープンティールームを開き、これをきっかけに事業が発展した。

1935年、レオニダスの甥、バジーレ・ケステキディスが後を継いだ。バジーレは創設者の名にちなんで、スパルタレオニダス1世の肖像を商品のロゴとした。またバジーレは、レオニダスの看板商品となる「レオニダスマノン」を生み出した。それは、従来のマノンがクルミフォンダントシュガーで包むところを、ヘーゼルナッツホワイトチョコレートで包むよう改良したものであり、当時としては画期的なアイディアであった。バジーレは1970年までレオニダスのトップを務めた。

経営の歴史をまとめると、[3]

  • 1910年代 - 1935年 レオニダス・ケステキディス;創業者
  • 1935年 - 1970年 バジーレ・ケステキディス;レオニダスの甥
  • 1970年 - 1985年 ヤニー (Yanni) ・ケステキディス
  • 1985年 - 、マリア・ケステキディス;ヤニーの娘
  • 1992年、マリアのいとこ、ヴァッシィリキ (Vassiliki) 入社
  • 2003年、ディミトリオス (Dimitrios) 、取締役会理事長に就任。

レオニダスは2008年現在、世界約40か国の主要都市で2000店近く展開している[2]

注釈、引用

  1. ^ レオニダス日本総代理店のジャンドゥージャの説明より
  2. ^ a b レオニダス日本総代理店 レオニダスとは
  3. ^ レオニダスベルギー本社ホームページ

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