高円宮妃久子
別名:憲仁親王妃久子、高円宮妃久子さま、高円宮妃久子殿下、久子妃
英語:Norihito Shinnohi Hisako、Princess Takamado
皇族。故・高円宮憲仁親王の妃であり高円宮の現当主。今上天皇の従兄弟の嫁にあたる。
実業家の長女として生まれ。1975年ケンブリッジ大学ガートン・カレッジ卒業。その後、カナダ・アルバータ大学、同じくカナダのプリンス・エドワード・アイランド大学でそれぞれ法学名誉博士号を取得。通訳者として勤務した後、1984年に結婚、皇室入りした。
日本グラススキー協会総裁、日本フェンシング協会名誉総裁、全日本軟式野球連盟名誉総裁、全日本アーチェリー連盟名誉総裁、日本フェンシング協会名誉総裁、日本ホッケー協会名誉総裁、日本サッカー協会名誉総裁、日本セーリング連盟名誉総裁、日本スカッシュ協会名誉総裁、稲盛財団名誉総裁、日本赤十字社名誉副総裁、などを歴任。なお、日本赤十字社の名誉総裁は皇后である。
2020年の夏季オリンピック開催地を決定するため開かれた2013年9月の国際オリンピック委員会(IOC)総会では、開催地として立候補し招致活動を行っていた東京の招致委員と共に総会に出席、東京勢の最初のスピーチを行い、仏語と英語によるスピーチを行った。皇族がオリンピック招致に直接的に関わったのは初とされる。
2020年オリンピックの開催地は最終的に東京に決定した。
関連サイト:
高円宮家ご略歴 - 宮内庁
憲仁親王妃久子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/30 06:43 UTC 版)
憲仁親王妃 久子(のりひとしんのうひ ひさこ、1953年〈昭和28年〉7月10日 - )は、日本の皇族。学者。高円宮家第2代当主。高円宮憲仁親王の妃。身位は親王妃。敬称は殿下[1]。お印は扇(おうぎ)。勲等は勲一等[2]。旧名は、鳥取 久子(とっとり ひさこ)。
- ^ 皇室典範第二十三条第二項「前項の皇族以外の皇族の敬称は、殿下とする。」
- ^ 1984年(昭和59年)12月7日『官報』第17351号9ページ「叙勲」
- ^ 高円宮妃久子さま、日本代表激励 日本サッカー協会名誉総裁
- ^ 株式会社ローソンエンタテインメント. “高円宮妃久子|プロフィール|HMV&BOOKS online”. HMV&BOOKS online. 2022年7月26日閲覧。
- ^ 著者略歴、『宮さまとの思い出』。
- ^ 宮内庁・高円宮妃の略歴
- ^ 1984年(昭和59年)12月6日宮内庁告示第10号「憲仁親王殿下は、昭和五十九年十二月六日、鳥取久子と結婚の礼を行われた件」
- ^ 1984年(昭和59年)12月6日宮内庁告示第11号「天皇陛下は、昭和五十九年十二月六日、憲仁親王殿下に、高円宮の称号を賜つた件」
- ^ 1986年(昭和61年)3月11日宮内庁告示第2号「憲仁親王妃久子殿下は、愛育病院において御出産、女王が御誕生になった件」、1986年(昭和61年)3月15日宮内庁告示第3号「御誕生になった憲仁親王殿下の第一女子は、御名を承子と御命名になった件」
- ^ 1988年(昭和63年)7月23日宮内庁告示第4号「憲仁親王妃久子殿下は、愛育病院において御出産、女王が御誕生になつた件」、1988年(昭和63年)7月29日宮内庁告示第5号「御誕生になつた憲仁親王殿下の第二女子は、御名を典子と御命名になつた件」
- ^ 1990年(平成2年)9月18日宮内庁告示第12号「憲仁親王妃久子殿下は、愛育病院において御出産、女王が御誕生になった件」、1990年(平成2年)9月25日宮内庁告示第15号「御誕生になった憲仁親王殿下の第三女子は、御名を絢子と御命名になった件」
- ^ “高円宮さまの急逝:日本にとって大きな損失”. jeremy.footballjapan.jp (2002年11月24日). 2022年12月4日閲覧。
- ^ 2002年(平成14年)11月25日宮内庁告示第9号「憲仁親王殿下が薨去された件」
- ^ “名誉総裁 日本水難救済会”. 公益社団法人日本水難救済会. 2016年4月12日閲覧。
- ^ a b アルゼンチンサッカー協会との友好記念行事に高円宮妃殿下がご臨席 日本サッカー協会オフィシャルサイト トピックス(2013年9月7日付)
- ^ 高円宮妃久子さま、IOC総会出席へ 朝日新聞 2013年9月2日
- ^ “久子さま「震災支援、国民代表し御礼」プレゼンでご登壇”. 産経新聞. (2013年9月8日) 2013年9月8日閲覧。
- ^ 髙円宮妃久子さまお言葉要旨、産経新聞 2013年9月8日
- ^ “「なぜ、東京は五輪を勝ち得たのか?」記者座談会”. 朝日新聞. (2013年9月8日) 2013年9月9日閲覧。
- ^ 菅原慎太郎 (2013年9月29日). “久子さまIOC総会ご出席の舞台裏 官邸の意向、渋る宮内庁押し切る”. 産経新聞 2013年9月29日閲覧。
- ^ a b 名誉総裁高円宮妃久子殿下のウェブページが新設されました、バードライフ東京、2015年4月10日
- ^ 日本AED財団 お知らせ 2017年5月1日閲覧
- ^ 承子さまと絢子さま名誉総裁に=久子さまから引き継ぎ-宮内庁 時事通信社
- ^ 【皇室ウイークリー】(524)両陛下、明治150年講義お受けに 皆既月食を御所の来客と 産経ニュース
- ^ お知らせ:公益財団法人日本心臓財団の名誉総裁の御就任について 2018年3月21日閲覧
- ^ “高円宮妃久子さま W杯激励でロシアへ 皇族訪問は102年ぶり”. NHK (2018年6月18日). 2018年6月24日閲覧。
- ^ “会員の方へのご案内|会員向け情報|日本ライフル射撃協会”. www.riflesports.jp. 2020年4月1日閲覧。
- ^ “サッカーに親しむ高円宮妃久子さま、カタールへ 「強い気持ちで」 - サッカーワールドカップ(W杯) [森保ジャパン:朝日新聞デジタル]”. 朝日新聞. 2022年11月27日閲覧。
- ^ 憲仁親王妃久子殿下 「FIBAバスケットボールワールドカップ2023日本大会」 名誉総裁ご就任のお知らせ公益財団法人日本バスケットボール協会公式サイト 2023年7月13日
- ^ 『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年、ト65頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2016年1月31日閲覧。
- ^ 『大衆人事録. 第12版 近畿・中国・四国・九州篇』、1938年、香川5頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2016年1月31日閲覧。
固有名詞の分類
- 憲仁親王妃久子のページへのリンク