しょう‐じ〔シヤウ‐〕【掌侍】
ないし‐の‐じょう【掌=侍】
掌侍
掌侍(ないしのじょう・しょうじ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/14 14:30 UTC 版)
「内侍司」の記事における「掌侍(ないしのじょう・しょうじ)」の解説
四等官における判官(ジョウ)に相当する。准位は従七位のち従五位。定員は正官4名、権官2名の計6名。通常「内侍」と言えばこの掌侍のことを指す。天皇移動の際に剣璽を捧げ持ち随行する役目。第一位上臈の掌侍を「勾当内侍(こうとうのないし)」または「長橋局(ながはしのつぼね)」という。尚侍や典侍が形式化した後、内侍司の実務は奏請・伝宣を含め勾当内侍を中心に取り仕切られ、江戸時代になると渉外においては制度上は上臈である大典侍よりも大きい力をもった。
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