い‐ご【以後/×已後】
読み方:いご
1 これから先。今からのち。今後。副詞的にも用いる。「—は班別に行動する」「—気をつけます」
2 その時よりのち。その後。「三時—は在宅しています」⇔以前。
[用法] 以後・以降——「五時以後(以降)、この門は閉まる」「以後(以降)、体力が衰えた」「来月以後(以降)の予定」など、その時を含んで過去・未来を表すことでは相通じて用いられる。◇「以降」は「明治維新以降、日本の近代化は急速に進んだ」など、ある時点からの時の経過に重点を置くことが多い。◇類似の語として「一九五六年以来、彼女はパリにいる」のように、ある時点から現在までずっとの意味を表す「以来」や、「一〇年このかた、彼には会っていない」のように、ある時から今までの意味をもつ「このかた」がある。
以後
名字 | 読み方 |
以後 | いご |
以後
姓 | 読み方 |
---|---|
以後 | いこさき |
以後 | いご |
以後 | いごさき |
以後 | いござき |
以前
(以後 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/13 07:54 UTC 版)
![]() |
出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。
|
以前(いぜん)とはある事柄より前のこと、以後(いご)とはある事柄より後のことである。ここでは、法律用語における以前・以後を解説する。
以前
法律用語において以前とは、一定の日時から起算した、その前の時間的間隔や時間の連続を表す用語である。「起算点となった日時を包括する」という意があり、起算点を含まない場合は「前」を使う。「前」は「以前」と同義的に用いられる場合はない。また、かつては勅や太政官符といった公式様文書において、事書の内容が2箇条以上のときに、次の行の本文の書き出しに使われていた。1箇条の時は通常「右」を用いるのが規則だったが、稀に以前も使われていた。
以後
法律用語において以後とは、一定の日時から起算した、その後の時間的間隔や時間の連続を表す用語である。「以前」と同じく「起算点となった日時を包括する」という意があり、起算点を含まない場合は「後」を用いる。但し、「後」については「この法律の施行後」など稀に「以後」と同義的に用いられる場合がある。また「後」は「以後」とも同義的に用いられるが、こちらはある時点から定期的に制度として行われる物に用い、予算や恩給、選挙などに用いる。
参考資料
- 法令用語事典(学陽書房、ISBN 4-313-11308-8)
- 日本国語大辞典(小学館)
以後
「以後」の例文・使い方・用例・文例
- 本日以後
- 以後は慎むこととする
- 会社法以後、大企業以外も会計監査人設置会社になった。
- 以後同様のことが無きよう、専任の担当者を配置し、注意を徹底して参ります。
- 以後数日にわたって、
- 以後気を付けます。
- 以後、同様の事例がないように、十分に注意してまいります。
- 夜10時以後に人に電話するには避けるべきだ。
- 以後こんなことはいたしません。
- それ以後彼女に会っていません。
- あれ以後は災難続きです。
- 4時半以後はひまだ.
- 今日[その日]以後.
- その日以後.
- そのとき以後.
- (1582年以後の)新暦.
- 近代ラテン語 《1500 年以後》.
- 有史以前[以後]の.
- (月の)10 日以後.
- 今日以後.
以後と同じ種類の言葉
- >> 「以後」を含む用語の索引
- 以後のページへのリンク