勅とは?

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ちょく【勅】

天子命令天皇言葉また、それを記した文書みことのり。「勅を奉じる

尊貴の者からの命令

「仏の—に依りて」〈今昔・三・二六〉


ちょく【勅〔敕〕】

常用漢字] [音]チョク(漢) [訓]みことのり

天子言葉命令みことのり。「勅語違勅詔勅神勅奉勅密勅

天子に関する物事添える語。「勅許勅裁勅使勅撰(ちょくせん)」

名のり]ただ・て・とき


みこと‐のり【詔/勅】

《「御言宣(みことのり)」の意》

天皇言葉仰せ言大御言(おおみこと)。

古文書様式の一。天皇命令直接下す文書養老令公式令(くしきりょう)には詔と勅の二つ様式規定されている。


ちょく【勅・勑】

〔名〕

天子がくだす命令天子仰せ天子のことば。また、それを伝え文書みことのり勅書詔勅

観智院三宝絵(984)上「国の内に勅を下し狩り為る者のをば罪み為むと誡めて」

尊貴な方からの命令神仏仰せ神勅

百座法談(1110)三月二七日天帝尺の勅(チョク)にしたがはざらむ此によりて


ちょく‐・す【勅】

〔自サ変

みことのりする。天皇命令を下す

知恩院上宮聖徳法王帝説(917‐1050頃か)「天皇聞之悽然告曰、有一我子所啓、誠以為然、勅諸采女等、造繍帷二張」

神仏命令を下す

高野平家13C前)六「閻王冥官に勑(チョクシ)ての給く」


みこと‐のり【詔・勅】

〔名〕 (「御言宣(みことのり)」の意)

天皇仰せになること。また、そのおことば仰せ言大御言(おおみこと)。

書紀720仁徳四〇年是歳(前田本訓)「疑ひて有司(つかさ)に命(ミコトノリ)して其の玉を所得(えし)由を推問はしめたまふ」

古文書様式一つ天皇命令直接下す文書養老令公式令(くしきりょう)には詔と勅の二つ様式規定されており、詔は臨時の大事の場合、勅は尋常小事場合文書とされる。勅は漢文体で書かれ、詔には漢文体のものと宣命体のものがあり、宣命体のものは宣命使直接に、官人衆庶読み聞かせた。詔(しょう)。詔書(しょうしょ)。勅(ちょく)。勅旨(ちょくし)。

続日本紀天平元年729八月四日宣命天皇(すめら)が詔旨(おほみこと)らまと今勅(のりたま)へる御事法(みことのり)は、常の事に有らず

天皇親しく国民にあらわされる御心法律勅令法定の形式によらないで天皇表示される御心


読み方:チョクchoku

(1)律令制では天皇下す仰せごと、文書
(2)明治以後臨時の職を命じ、もしくは委託すること。

別名 勅旨


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/30 00:28 UTC 版)

(ちょく/みことのり)は、天子皇帝天皇)の命令、またはその命令が書いてある文書。特にこの文書形式のものを勅書(ちょくしょ)と言う。なお、秘密裏に行われるものを密勅(みっちょく)という。




「勅」の続きの解説一覧


出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 09:18 UTC 版)

発音(?)



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