中納言とは? わかりやすく解説

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ちゅう‐なごん【中納言】

読み方:ちゅうなごん

律令制で、太政官(だいじょうかん)の次官(すけ)。令外(りょうげ)の官。大納言に次ぐもので、職掌大納言とほぼ同じ。従三位相当。正と(ごん)とがある。なかのものもうすつかさ


なか‐の‐ものもうすつかさ〔‐ものまうすつかさ〕【中言】

読み方:なかのものもうすつかさ

ちゅうなごん(中納言)


中納言

読み方:ナカノモノモウスツカサ(nakanomonomousutsukasa), スケノモノモウスツカサ(sukenomonomousutsukasa)

大政官の次官令外の官で、大納言に次ぐ


中納言

読み方:チュウナゴン(chuunagon)

令制太政官官職名


中納言

読み方:チュウナゴン(chuunagon)

所在 岡山県(岡山電気軌道東山本線)

駅名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

中納言

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/15 04:56 UTC 版)

中納言(ちゅうなごん)は、太政官に置かれた令外官のひとつ。太政官においては四等官の次官(すけ)に相当する。訓読みは「すけのものまうすつかさ」あるいは「なかのものまうすつかさ」。


注釈

  1. ^ 道長の子息である頼通教通頼宗能信も全員参議を経ずに権中納言に上っている。頼通の子息通房師実と教通の子息信家信長も同様であり、ここから慣例として定着したと考えられる。

出典

  1. ^ a b 柳雄太郎「太政官における四等官構成」(初出:『日本歴史』324号(1974年)/所収:柳『律令制と正倉院の研究』(吉川弘文館、2015年) ISBN 978-4-642-04617-6
  2. ^ 玉葉』承安元年(1171年)4月22日条
  3. ^ 高田与清『官職今案』。大納言も同様に権官のみとなった。
  4. ^ 百瀬、2000年、P129-131.
  5. ^ 百瀬、2000年、P135-140.
  6. ^ 百瀬、2000年、P127-128.
  7. ^ 石村貞吉 嵐義人 校訂 『有職故実 上』 講談社学術文庫 ISBN 978-4061588004、54p


「中納言」の続きの解説一覧

中納言(源忠頼)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 08:31 UTC 版)

落窪物語」の記事における「中納言(源忠頼)」の解説

落窪の父。北の方言いなりになって落窪自分の娘として扱ったり庇ったりすることも無かった

※この「中納言(源忠頼)」の解説は、「落窪物語」の解説の一部です。
「中納言(源忠頼)」を含む「落窪物語」の記事については、「落窪物語」の概要を参照ください。


中納言(ちゅうなごん)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 08:19 UTC 版)

桜姫華伝」の記事における「中納言(ちゅうなごん)」の解説

青葉部下命字は「望」。

※この「中納言(ちゅうなごん)」の解説は、「桜姫華伝」の解説の一部です。
「中納言(ちゅうなごん)」を含む「桜姫華伝」の記事については、「桜姫華伝」の概要を参照ください。

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中納言

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 09:44 UTC 版)

名詞

ちゅうなごん, すけのものもうすつかさ,なかもものもうすつかさ)

  1. 太政官置かれ令外官のひとつ。大納言の下、参議の上

関連語


「中納言」の例文・使い方・用例・文例

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