職原抄
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『職原抄』(しょくげんしょう)は、中世日本の有職故実書。全2巻。『職原鈔』とも。鎌倉時代後期から南北朝時代の公卿北畠親房が、常陸国小田城で後村上天皇のために書いたものとされる。興国元年/暦応3年(1340年)成立[1]。
注釈
出典
- ^ 田中義成 『南北朝時代史』 講談社学術文庫 ISBN 4061583344 163-164pには、「奥書に興国二年に撰べる事見えたれば、正統記より僅か二年後の作なり。」という記述がある。
- ^ 歴史の文字 記載・活字・活版 第一部 記載の世界
- ^ a b 大藪 2016, pp. 158–159.
- ^ 新田一郎 『日本の歴史11 太平記の時代』 講談社学術文庫 ISBN 978-4062919111、57p
- ^ 大藪 2016, p. 159- 加地宏江『伊勢北畠一族』(1994年、新人物往来社)を引いている
- ^ 花田 2016, pp. 197–199.
- ^ 大藪 2016, pp. 159–162.
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