ぶ‐にん【▽補任】
ほ‐にん【補任】
補任
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/16 01:18 UTC 版)
補任(ぶにん)とは、官人に官職・位階を与えること。補任のための儀式を除目という。
- ^ 梅村喬「初見史料に見る〈職〉-補任・職務」『「職」成立過程の研究』(校倉書房、2011年) ISBN 978-4-7517-4360-7 P26-45
- ^ 松永和浩「南北朝期公家社会の求心力構造と室町幕府」『室町期公武関係と南北朝内乱』(吉川弘文館、2013年) ISBN 978-4-642-02911-7 P97-136
補任
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 19:53 UTC 版)
天台座主への道は、坂本の東南寺で毎年行われている戸津説法の説法師を勤めることで開かれる。説法師は山家会と天台会において問者と講師を勤め、長講会の五役(講師、問者、散華師、唄師、執事。ただし延暦寺一山以外の僧は二役)を勤めた者の中から選ばれる。戸津説法の説法師を勤めると望擬講となり、その中から選挙で擬講が選ばれる。擬講は已講の代理として法華大会中日に広学竪義の問者を一昼夜だけ勤める。4年後の別請竪義で講師を勤めると已講となり、法華大会において広学竪義の問者を勤めることになる。次の法華大会で探題となり、座主が空位となった時に探題の経歴が長い者が座主となる。 宗祖最澄(伝教大師)以来の教えを受け継いだことを披露する「伝灯相承(そうじょう)式」を執り行う。
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