家格とは? わかりやすく解説

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か‐かく【家格】

読み方:かかく

家の格式家柄。「—を重んじる


家格

読み方:カカクkakaku

家の格式家柄


家格

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/18 13:20 UTC 版)

家格(かかく)とは、歴史において、ある氏族家系が得た又は与えられた格式・評価をいう用語。


  1. ^ 大名はまた、その知行地や藩庁の規模に応じて、国主 - 準国主 - 城主 - 城主格 - 無城の5階級に格付けされた。( → 詳細は「城主大名」項を参照)
  2. ^ 旗本はまた、その知行所の規模や役職に応じて、高家交代寄合寄合小普請組に格付された。
  3. ^ 一例として、藩主が代々固定化していた仙台藩の場合、「一門」から「平士」まで9段階もの家格に分けられており(この平士の下に足軽がいる)、平士以上の武士は、屋敷以外の知行地を与えられ、年貢を得ていた。参考・『東北歴史博物館 展示案内』 東北歴史博物館 (第2刷)2000年平成12年) p.67
  4. ^ a b c 姜 鶯燕「近世中後期における武士身分の売買について『藤岡屋日記』を素材に」日本研究37、p163 - 200、2008年(平成20年)
  5. ^ 石井良助(編)『近世法制史料叢書』第2巻(御当家令条・律令要略)、創文社1958年昭和33年)
  6. ^ 弘文堂『歴史学事典』第10巻「家格」(執筆者:福田アジオ
  7. ^ 士族とは - コトバンク


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家格

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 13:08 UTC 版)

貴族 (中国)」の記事における「家格」の解説

門地二品成立とともに、郷品三品以下の貴族たちとの格差激しくなり、この間に太い線が引かれることになった西晋終わりごろには、上級貴族門地二品)・下級貴族上級庶民官職に就く庶民)・下級庶民という区分でき上がることになる。上から甲門・次門・後門三五門などと呼ばれる貴族社会において家格の上下は非常に重要である。婚姻基本的に同格の間でしか認められず、下の家格との婚姻は自らの家格を下げることになるので、その際には下の家から相応財物対価として与えられるのが常であった。また母親出身家格が低い場合には、その子はたとえ長男であっても嫡子にはなれず、冷遇強いられることになる。 唐の太宗貞観6年632年)に家格を書物にまとめることを命じ、これによりできたのが『貞観氏族志』である。初め山東貴族である博陵崔氏の崔民幹一等とされ、唐李氏三等格付けされた。これに怒った太宗作り直し命じ李氏一等に、独狐氏らの唐の外戚二等に、山東貴族らを三等に付けた。これは当時において李氏関隴集団山東貴族比べて低く見られていたことを示し、また本来国家による容喙許さないはずの家格が国家によりある程度コントロールされるようになったということ示し貴族勢力退嬰を示す。

※この「家格」の解説は、「貴族 (中国)」の解説の一部です。
「家格」を含む「貴族 (中国)」の記事については、「貴族 (中国)」の概要を参照ください。

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