戦国時代_(日本)とは?

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 戦国時代_(日本)の意味・解説 

戦国時代 (日本)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/03 08:58 UTC 版)

日本戦国時代(せんごくじだい)は、日本の歴史(にほんのれきし)において、15世紀末から16世紀末にかけて戦乱が頻発した時代区分である。世情の不安定化によって室町幕府の権威が低下したことに伴って、守護大名に代わって全国各地に戦国大名が台頭した。領国内の土地や人を一円支配(一元的な支配)する傾向を強めるとともに、領土拡大のため他の大名と戦闘を行うようになった。こうした戦国大名による強固な領国支配体制を大名領国制という。




注釈

  1. ^ 一方で遠国の領主の中には両属的な対応を取った事例も確認できる。明応4年、陸奥の結城政朝は上洛の途次、経由地の越中で足利義材に挨拶を行った上で京都に上っている[18]
  2. ^ ただし、伊勢氏(後北条氏)が大名格にまで身分を上昇させるのは北条氏康期以降である。それ以前は身分的には国人に過ぎず[21]、天文年間末期の古河公方足利義氏擁立段階に至っても、後北条氏は古河公方を推戴することによってしか地域支配を貫徹しえない状況であった[22]
  3. ^ 畿内近国、東海・北陸の各地域の大名・領主を指す[75]
  4. ^ a b 「日本の近世城郭は16世紀第4四半期に原型が成立し、17世紀第1四半期にもっとも複雑化した。16世紀第3四半期までは日本の拠点城郭(戦国期拠点城郭)はそれぞれの地域性を色濃く備えた。そうした戦国期拠点城郭のプランに表れた地域性は、築城主体であった権力構造の反映であった。そうした地域性は巨視的に見れば城郭構造の求心・階層構造を指向したものと、並立的な城郭構造を指向したものに区分される。」[99]
  5. ^ 「根小屋」という用語について香川元太郎は、城の前に形成された家臣屋敷の集合集落としている[98]

出典

  1. ^ a b 鍛代敏雄『神国論の系譜』、法藏館, 2006年、p.109
  2. ^ 西島太郎 2015, p. 13、国会図書館蔵書の使用例の最古書は、教育資料研究会(編)『高等小学校外日本歴史』第4編巻1巻2 目次第7「戦國時代」、1873年(明治6年)
  3. ^ 鈴木良一「戦国の争乱」『岩波講座日本歴史』第8巻 中世4、1963年、4頁。
  4. ^ 遠藤 2015, p. 3.
  5. ^ 渡邊大門編 『真実の戦国時代』 柏書房、2015年、220頁。 
  6. ^ 遠藤 2015, p. 2.
  7. ^ 遠藤 2015, p. 6.
  8. ^ 山本浩樹編 『西国の戦国合戦』 吉川弘文館、2007年、8頁。 
  9. ^ 福島 2009, p. 50.
  10. ^ 福島 2009, p. 52.
  11. ^ 家永 2004, p. 10.
  12. ^ 山田 2012, pp. 38-39.
  13. ^ 家永 2004, p. 12.
  14. ^ 小池辰典「鈎の陣にみる戦国初期の将軍と諸大名」『日本歴史』851号、吉川弘文館、2019年4月、 13頁。
  15. ^ 石田晴男 「京・鎌倉府体制の崩壊」 『古文書の語る日本史』5 戦国・織豊 筑摩書房、1989年5月、33頁。
  16. ^ 家永遵嗣「将軍権力と大名との関係を見る視点」『歴史評論』572号、校倉書房、1997年12月、 17-18頁。
  17. ^ 今谷明 「戦国時代の社会」 『中世文学』41巻 中世文学会、1996年、4頁。
  18. ^ 佐藤圭 「奥羽大名と越前朝倉氏の通好」 『秋大史学』61巻 秋田大学史学会、2015年3月、24頁。
  19. ^ 石田晴男、1989年、64頁。
  20. ^ a b 家永 2004, p. 13.
  21. ^ 市村高男 「戦国期の地域権力と「国家」・「日本国」」 『日本史研究』519 日本史研究会、2005年11月、48頁。
  22. ^ 佐藤博信 「後北条氏と古河公方足利氏の関係をめぐって : 芳春院殿・芳春院周興を通じて」 『史学雑誌』87巻2号 史学会、1978年、71頁
  23. ^ 山田 2012, p. 49.
  24. ^ 山田 2012, p. 50.
  25. ^ 山田 2012, p. 42.
  26. ^ 山田 2012, pp. 54-55.
  27. ^ 山田 2012, pp. 51-53.
  28. ^ 山田 2012, p. 52.
  29. ^ 山田 2012, pp. 58-59.
  30. ^ 山田 2012, pp. 59-60.
  31. ^ 山田 2012, p. 63.
  32. ^ 馬部 2018, p. 379.
  33. ^ 馬部 2018, p. 743.
  34. ^ 福島 2009, p. 66.
  35. ^ 馬部 2018, p. 236-237.
  36. ^ 馬部 2018, p. 237-238.
  37. ^ 山田邦明 『戦国の活力』 小学館、2008年7月、82頁。
  38. ^ 馬部 2018, p. 218.
  39. ^ 馬部 2018, p. 242-243.
  40. ^ 浜口誠至『在京大名細川京兆家の政治史的研究』思文閣出版、2014年4月、276頁。
  41. ^ 福島 2009, p. 71.
  42. ^ 福島 2009, p. 72-73.
  43. ^ 馬部 2018, p. 255-256.
  44. ^ 福島 2009, p. 73-74.
  45. ^ 福島 2009, p. 75.
  46. ^ 馬部 2018, p. 295.
  47. ^ 馬部 2018, p. 744.
  48. ^ 平野明夫編 『室町幕府全将軍管領列伝』 星海社、2018年10月、480-481頁。 
  49. ^ 黒嶋 2012, p. 145.
  50. ^ a b 長谷川博史「15・16世紀山陰地方の政治と流通」『貿易陶磁研究』36号、貿易陶磁研究会、2016年9月、 7頁。
  51. ^ 馬部 2018, p. 748頁.
  52. ^ 馬部 2018, p. 602-603.
  53. ^ 馬部 2018, p. 719.
  54. ^ 福島 2009, p. 111-112.
  55. ^ 家永 2004, p. 3.
  56. ^ 今谷明、天野忠幸 『三好長慶』 宮帯出版社、2013年、110頁。
  57. ^ 福島 2009, p. 114-116.
  58. ^ 黒嶋 2012, p. 277.
  59. ^ a b 黒嶋 2012, p. 81.
  60. ^ 黒嶋 2012, pp. 39-41.
  61. ^ 黒嶋 2012, p. 44.
  62. ^ 黒嶋 2012, pp. 46-47.
  63. ^ 矢田俊文『上杉謙信』ミネルヴァ書房、2005年12月、52頁。
  64. ^ 山田邦明『戦国の活力』小学館、2008年7月、127頁。
  65. ^ 福島 2009, p. 128-130.
  66. ^ 山田康弘 「戦国期足利将軍存続の諸要因」 『日本史研究』672 日本史研究会、2018年8月、15頁。
  67. ^ 下川雅弘 「『上杉本洛中洛外図屏風』の注文時期とその動機に関するノート ─近年の戦国期畿内政治史研究の成果に学ぶ─」 『駒沢女子大学研究紀要』22、2015年12月、77頁
  68. ^ 天野忠幸他編『戦国・織豊期の西国社会』日本史史料研究会、2012年10月、133‐134頁
  69. ^ 福島克彦 『畿内・近国の戦国合戦』 吉川弘文館、2009年7月、140頁。
  70. ^ 馬部隆弘「永禄9年の畿内和平と信長の上洛」『史敏』4号、史敏刊行会、2007年4月、67頁
  71. ^ 金子拓 『織田信長<天下人>の実像』 講談社、2014年8月、14頁。
  72. ^ 久野雅司 「織田信長と足利義昭の政治・軍事的関係-永禄十三年正月二十三日付け「五ヶ条の条書の検討を中心としてー」 『東洋大学人間科学総合研究所紀要』22巻 東洋大学人間科学総合研究所、2020年3月、250‐249頁。
  73. ^ 今谷・天野忠幸、2013年、203‐204頁。
  74. ^ 久野、2020年、252頁。
  75. ^ 金子、2014年、52‐53頁。
  76. ^ 久野、2020年、248‐247頁。
  77. ^ 金子、2014年、51‐53頁
  78. ^ a b 久野雅司「足利義昭政権滅亡の政治的背景」『戦国史研究』74号、 吉川弘文館、2017年、4頁
  79. ^ 久野、2017年、1頁。
  80. ^ 川岡勉 「中世日本の王権と天下成敗権」 『愛媛大学教育学部紀要』56 愛媛大学教育学部、2009年10月、366頁。
  81. ^ 神田千里 『織田信長』 筑摩書房、2014年10月、104‐105頁。
  82. ^ 神田、2014年、108頁。
  83. ^ 堀新(編)、2009年、121頁。
  84. ^ a b 市村、2005年、37‐38頁。
  85. ^ 鈴木芳道 「後北条氏権力と「国」」 『鷹陵史学』21号 鷹陵史学会、1995年9月、82頁。
  86. ^ 有光友學(編) 『戦国の地域国家』 吉川弘文館、2003年5月、154頁。
  87. ^ 久保健一郎 「公儀と地域権力」 『早稲田大学大学院文学研究科紀要 : 第4分冊』54巻4号 早稲田大学大学院文学研究科、2009年2月、9頁。
  88. ^ 市村、2005年、39頁。
  89. ^ 山田康弘 「戦国期大名間外交と将軍」 『史学雑誌』112巻11号 史学会、2003年、52頁。
  90. ^ 川岡、2009年、369頁。
  91. ^ 堀新(編) 『信長公記を読む』 吉川弘文館、2009年2月、167頁。
  92. ^ 神田千里 『織田信長』 筑摩書房、2014年10月、104‐105頁。
  93. ^ a b 垣内和孝「伊達政宗と南奥の戦国時代」『伊達政宗と南奥の戦国時代』吉川弘文館、2017年、182-201頁。ISBN 978-4-642-02938-4
  94. ^ 恩田浩孝『座禅院昌尊の生涯 日光山の終焉と上三川 今泉家』随想舎、2015年、182頁。
  95. ^ 朝尾 1993, p. 25.
  96. ^ 朝尾 1993, p. 53.
  97. ^ 香川 2012.
  98. ^ a b 香川 2012, p. 72.
  99. ^ 千田嘉博「戦国領主と城郭」『文化財学報』27集、奈良大学文学部文化財学科、2009年3月、 47-54頁。
  100. ^ a b c 中井均『城館調査の手引き』山川出版社、2006年。ISBN 978-4-634-15091-1
  101. ^ 西ヶ谷恭弘; 阿部和彦; 大橋健一; 笹崎明、西ヶ谷恭弘編 『城郭の見方・調べ方ハンドブック』 東京堂出版、2008年。ISBN 978-4-490-20636-4 
  102. ^ 川岡勉「武家権門の成立と西国領主 : 伊予国の事例から」『愛媛大学教育学部紀要. 第II部, 人文・社会科学』第26巻第1号、愛媛大学教育学部、1993年、 11頁。
  103. ^ 北西弘「戦国大名と本願寺--武家門徒の問題をめぐって」『大谷学報』41巻3号、大谷学会、1962年、 16頁。
  104. ^ 西谷正浩「中世後期における山城国上久世荘の農業生産」「中世後期における山城国上久世荘の農業生産」 『福岡大学人文論叢』 47巻3号、2015年, p.679-730, ISSN 0285-2764
  105. ^ 西谷、2015年、pp.40-41
  106. ^ 西谷、2015年、pp.38-39
  107. ^ 西谷、2015年、pp.41-42
  108. ^ 石井彰 (2009年9月24日). “戦国時代は寒冷化による食料争奪サバイバル戦争だった”. 日経ビジネスオンライン. 2017年12月16日閲覧。
  109. ^ “平安、戦国の動乱「寒冷」が一因?”. 読売新聞. (2016年11月9日). http://premium.yomiuri.co.jp/pc/?seq=02#!/news_20161108-118-OYTPT50363/list_NEWS%255fMAIN_6 
  110. ^ 湯川敏治「戦国期の公家」『戦国期公家社会と荘園経済』続群書類従完成会、2005年。ISBN 978-4-7971-0744-9
  111. ^ 神田千里『宗教で読む戦国時代』〈講談社選書メチエ〉、2010年、49-87頁。ISBN 978-4-06-258459-3
  112. ^ 有光友學編 『戦国の地域国家』 吉川弘文館〈日本の時代史12〉、2003年、16頁。 
  113. ^ 太田牛一「信長公記」巻14、八月朔日御馬揃への事。
  114. ^ 松本和也 「宣教師から見た信長・秀吉」、堀新編 『信長公記を読む』 吉川弘文館、2009年、124-125頁。 





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「戦国時代_(日本)」の関連用語

戦国時代_(日本)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



戦国時代_(日本)のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの戦国時代 (日本) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2021 GRAS Group, Inc.RSS