ざつ‐えき【雑役】
ぞう‐やく〔ザフ‐〕【雑役】
雑役
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/01 07:54 UTC 版)
Jump to navigation Jump to search雑役(ぞうやく/ざつえき)とは、平安時代中期以後に導入された租税体系のこと。
律令制の租税である租が変質したと考えられる官物・年貢に対して、雑徭など人身別賦課を引く雑公事・夫役・臨時雑役などを指して称した。なお、庸・調の後身に関しては官物説と雑役説の両方がある。
なお、予め国司などに申請して雑役の免除を受ける公田・荘園もあった。これを雑役免という。
当初は有力な公民に対する賦課として行われる形式を採っていたが、11世紀中期の官物率法の成立を機に次第に土地に対する賦課へと変質していった。
参考文献
- 鈴木哲「雑役」(『国史大辞典 8』(吉川弘文館、1987年) ISBN 978-4-642-00508-1)
雑役(ざつえき)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/02/03 16:00 UTC 版)
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「雑役」の例文・使い方・用例・文例
- 雑役に服して.
- (本務以外の)雑役.
- 彼は雑役夫, 大工, 給仕とさまざまな職についた.
- (芝居の)雑役をやりこなす
- 雑役隊
- 雑役婦
- 些細で、報われなくて、退屈で、汚くて、不愉快な雑役
- 雑役は、非軍事労働者を含む
- 彼にはたくさんのするべき雑役があった
- 雑役に就く兵士たちのグループ
- 平時は雑役に従い,戦時には兵卒となった最下級の武士
- 古代,天皇の日常の雑役に従事した後宮の女官
- 雑役を務める身分の低い武士
- 戦国時代,普請や雑役にあたった人夫
- 律令制において,諸国から徴集されて役所の雑役に従事した役職
- 明治時代において,宮内庁で雑役に従事した役職
- 船に乗り込んで雑役に従事する職業
- 雑役用の馬
- 江戸時代,郡代や代官の下で雑役をした役人
雑役と同じ種類の言葉
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