曲輪とは?

くる‐わ【郭/×廓/曲輪】

城やとりでの、周囲を土や石などで築き巡らしてある囲いまた、その内側地域

周囲を塀や堀で囲ったところから》遊女屋の集まってい地域遊郭遊里

俳諧で、発句題材伴って出てくる連想範囲

発句は題の—を飛び出でて作すべし」〈去来抄修行


曲輪

読み方:クルワkuruwa

城壁や堀、自然の崖や川などで仕切った城・館内の区画


曲輪

読み方:クルワkuruwa

(1)城や砦の周囲に築いた土や石のかこい。
(2)遊女屋の集まっている場所。

別名 郭、廓


曲輪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/09 14:28 UTC 版)

曲輪(くるわ)とは、の内外を土塁、石垣、堀などで区画した区域の名称である。(くるわ)とも書く[注 1]




注釈

  1. ^ 輪郭を意識したときに「郭」、内部の平地を意識したときに「曲輪」と使い分けることもある。
  2. ^ 「馬出を考える:定義と分布」をテーマとして行われた第35回全国城郭研究者セミナーでは、各報告者による馬出の定義付けで「小曲輪」「小さな曲輪」「小区画」のキーワードが入ったものが下記の通りいくつか見られた。
    石川2019、197頁。"本稿では馬出の定義は虎口の前の小曲輪とする。"
    室野2019、216頁。"馬出とは、城郭や曲輪の虎口前面を防御するため、独立して設けられた小曲輪や堡塁である。"
    高橋2019、241頁。"過去の研究を見ると、馬出の捉え方には色々あるが、「曲輪の虎口前に設けられた小さな曲輪で、攻撃、防御機能を備えた施設」であるとの見解に隔たりは少ない。"
    山下2019、233頁。"発掘調査成果に即して丸馬出を考えると、虎口土橋を囲うように弧状に堀をめぐらして出来る小区画、ということになろうか。"
  3. ^ 布引山釈尊寺長野県小諸市)を谷内に囲むように造られた布引城郭群のうち楽厳寺城は、城そのものが巨大な馬出(一大堡塁)の機能を有しており、すぐ近くの堀之内城には巨大な丸馬出が存在する。これらの城は真田氏によって天正十年代(1582年~)に構築あるいは改修されたものと推測され、その馬出の配置は大坂城における真田丸の配置に似ているとする指摘がある[6]

出典

  1. ^ 吉川弘文館『歴史考古学大辞典』、「曲輪」の項
  2. ^ 村井益男『日本城郭大系』別巻Ⅱ 城郭用語辞典「軍学」
  3. ^ 堀田浩之「城の要諦 〔1〕曲輪の見方」 学習研究社編『歴史群像 戦略戦術兵器大全 日本戦国編』学習研究社 2011年
  4. ^ 西ヶ谷恭弘編著『城郭の見方・調べ方ハンドブック』東京堂出版 2008年
  5. ^ 木下義俊編『武用弁略』1684年
  6. ^ 三島2019
  7. ^ シンポジウム「城郭の構成要素を考える-曲輪・堀・虎口-」CiNii
  8. ^ 第35回全国城郭研究者セミナー


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