天守とは? わかりやすく解説

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てん‐しゅ【天守/天主】

読み方:てんしゅ

城の本丸築かれた最も高い物見やぐら天守閣


天守

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/18 06:40 UTC 版)

天守(てんしゅ)とは、日本戦国時代以降のに建てられた象徴的な建造物の名称[1]。日本の建築学の学術用語である。俗語は天守閣(てんしゅかく)。ヨーロッパの城の象徴的建築である「keep tower」の日本語訳として使われることもある。




「天守」の続きの解説一覧

天守(三重櫓)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/03 05:23 UTC 版)

浜田城」の記事における「天守(三重)」の解説

本丸北西隅に置かれ独立望楼三重天守台最初から造営されことはなく、本丸礎石置いて天守が建てられた。天守の高さ約14メートル大きさは約1.4メートルであった

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天守(初代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 10:27 UTC 版)

弘前城」の記事における「天守(初代)」の解説

最初の天守は、岡藩2代藩主津軽信枚により1609年慶長14年)頃に本丸南西隅に建てられた5重の建物である。内部6階推定される建築東北地方では若松城天守に次ぐものであった。しかし1627年寛永4年9月落雷出火し、天守内部収納されていた火薬引火して(4重目吊るされていた釣鐘落下して下層収納してあった火薬引火したとも)大爆発起こして本丸御殿や諸とともに焼失した。天守は再建されることなく今でも天守台支えていた石垣本丸南西隅に聳えている。 なおこの天守火災当時藩主・信伯母初代津軽為信正室阿保良の姉)の祟りだと信じられていた。伯母は為信のために、横内城城主南部氏一族の夫・堤弾正左衛門から離縁され失意の内に病没しており、城はそれから30年ほども経ってから完成しているのだが時折伯母怨霊城内現れていたという。

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天守(御三階櫓)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 10:27 UTC 版)

弘前城」の記事における「天守(御三階櫓)」の解説

本丸唯一の現存建築である天守は層塔型3重3階建物である。現在は独立式であるが、往時北側多聞櫓付属させた複合式であった。この多聞櫓明治29年1896年)ごろまでに破却されている。天守の高さは約14.4メートルあり、現存する三重天守の中で最も低い。 1627年寛永4年)大爆発して焼失した5重天守の代用として、またロシア船の津軽海峡往来などの事態により幕府許し得て本丸南東隅の辰巳改修名目として建てられた。1810年文化7年着工1811年文化8年)に竣工した往時幕府への配慮から天守とは見なさず、御三階櫓)として扱われていたが、「事実上の天守」としての役割持ち現在は書籍など多くで天守として扱われている。昭和20年1945年)の空襲水戸城天守が、昭和24年1949年)に松前城天守が焼失したため、関東以東唯一の、そして最も北に位置する現存天守である。 外壁白漆喰塗籠で、窓と狭間の上下に長押形を施し、また屋根瓦には寒冷地のため瓦を葺いている。外側面する東面南面1層目と2層目に大きな切妻出窓設け、窓には狭間窓を用いるなど小さな建物華美大きく見せ視覚効果施される一方で内側である西面北面には破風を全く付けず連子窓単調に並べただけである。いわゆる二方正面」である。内部通常の天守建築では最高級木材技術用いられるが、弘前城場合は普通の同等木材用いられ構造的に簡素であり、床も全て敷居設けず畳を敷くことが想定されていないなど、当初から倉庫として利用されることを見込んだ構造となっている。。 平成の天守石垣修理において明治・大正時代の壺の発見天守台石垣四隅からイカの形をした石垣発掘された。イカの形をした石は市が「いかすみ石」と名付けた

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