宇和島城とは? わかりやすく解説

うわじま‐じょう〔‐ジヤウ〕【宇和島城】

読み方:うわじまじょう

宇和島市にある旧宇和島藩の城。慶長元年(1596)から同6年にかけて、藤堂高虎(とうどうたかとら)が築城。のちに伊達宗利(だてむねとし)が寛文2年(1662)から改修現存天守閣江戸時代特色を残すものとして有名。鶴島城。

宇和島城の画像

宇和島城

名称: 宇和島城
ふりがな うわじまじょう
種別 史跡
種別2:
都道府県 愛媛県
市区町村 宇和島市丸之内
管理団体 宇和島市(昭13・217)
指定年月日 1937.12.21(昭和12.12.21)
指定基準 史2
特別指定年月日
追加指定年月日
解説文: 鶴島城又ハ板島九串城トモス。初メ西園寺氏部將之ニ居リ、文緑四年藤高虎受封慶長元年、工ヲ起シ、數年ニシテ城郭完成セリ慶長十九伊達秀宗所領トナリ寛文二年二代利城郭ヲ改修シ、新ニ天守閣構築シ同五年竣工セリ翌年十一月更ニ追手門落成ヲ見、共ニ現存シテ昭和九年一月國寳ニ指定セラレタリ。城構ハ丘陵利用セル平山城ニ屬シ、宇和島灣ニ面セル景勝ノ地ニアリ。丘頂ニ本丸二ノ丸ヲ構ヘ北麓三ノ丸ヲ設ケタルモノニシテ附近長門丸、藤兵衛丸、西麓ニ代右衛門丸ノ阯アリ三層天主閣ヲ始メ舊建築礎石各所石壁石段追手門上リ立門等ヨリ保存セラル
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宇和島城

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/21 01:23 UTC 版)

宇和島城(うわじまじょう)は、四国伊予国宇和郡宇和島(現在の愛媛県宇和島市丸之内)にあった日本の城江戸時代宇和島藩の藩庁となった。城跡は国の史跡に指定されている(1937年昭和12年〉指定)。別名鶴島城


  1. ^ 全国城郭管理者協議会監修『日本の名城』碧水社、1997年。 
  2. ^ a b 濱口和久 (2016年10月9日). “【名城と事件】宇和島城 忍者も騙した藤堂高虎の“からくり城””. 株式会社産経デジタル. https://www.zakzak.co.jp/smp/society/domestic/news/20161009/dms1610090830006-s1.htm 2022年7月16日閲覧。 
  3. ^ a b “宇和島城の作事所跡 国史跡追加へ”. 愛媛新聞. (2015年11月21日). http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20151121/news20151121264.html 2015年11月21日閲覧。 
  4. ^ 平成28年3月1日文部科学省告示第35号
  5. ^ 三浦正幸監・編集 編『CG復元 よみがえる天守』新人物往来社、2001年。ISBN 4-404-02767-2 
  6. ^ 三浦正幸『宇和島城』DeAGOSTINI〈日本の城〉。 
  7. ^ 村田修三 監修『ビジュアル・ワイド 日本名城百選』小学館、2008年。ISBN 978-4-09-681564-9 
  8. ^ 三浦正幸 監修『【決定版】図説・天守のすべて』学習研究社〈歴史群像シリーズ特別編集〉、2007年。ISBN 978-4-05-604634-2 
  9. ^ a b 宇和島城通信(第4号)”. 宇和島市教育委員会文化課. 2023年11月23日閲覧。
  10. ^ 南海の狼火”. 日活. 2022年8月15日閲覧。


「宇和島城」の続きの解説一覧

宇和島城

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 23:18 UTC 版)

愛媛県」の記事における「宇和島城」の解説

伊達家10万石の居城日本100名城大名庭園天赦園現存日本12か所しかない現存天守一つ

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宇和島城

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/20 06:01 UTC 版)

現存天守」の記事における「宇和島城」の解説

詳細は「宇和島城」を参照 愛媛県宇和島市 941年天慶4年築城 - 1871年明治4年廃城 天守建造年:1666年寛文6年大名分類外様 石高10万築城者橘遠保? 主な改修者:藤堂高虎伊達宗利表紋章:「宇和島笹(うわじまざさ)」 文化財指定史跡重要文化財1棟 その他指定日本の歴史公園100選2次)、日本100名城83番) 独立層塔型3重3階天守で、日本最南・最西端にある現存天守白漆喰塗られ外壁破風屋根青銅製のなどの調和がよく取れた意匠である。また、現存12天守」の中で、唯一城内障子建具残っている。大名庭園である「天赦園」も現存している。

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