宇佐浜遺跡
名称: | 宇佐浜遺跡 |
ふりがな: | うざはまいせき |
種別: | 史跡 |
種別2: | |
都道府県: | 沖縄県 |
市区町村: | 国頭郡国頭村 |
管理団体: | |
指定年月日: | 1972.05.15(昭和47.05.15) |
指定基準: | 史1 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | |
解説文: | S47-5-179宇佐浜遺跡.txt: 沖縄本島北部の国頭半島先端部は、高さ20メートル以上の断崖となって海にのぞんでいる。遺跡はこの断崖直上のゆるやかな傾斜地にある。 この遺跡では、昭和45年琉球政府が発掘調査を実施しており、住居跡らしき遺構が発見されている。出土品には、石器と土器があり、ほぼ奄美諸島の宇宿上層式に平行するものである。本土の繩文時代末あるいは弥生時代はじめにあたる時期のものと推定され、この転換期にあたるころの南島先史時代の様相を示す代表的遺跡といえる。 |
宇佐浜遺跡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/25 14:34 UTC 版)
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宇佐浜遺跡(うざはまいせき)は、沖縄県国頭郡国頭村、沖縄本島最北端の辺戸岬近辺にある縄文時代の遺跡。1972年(昭和47年)5月15日に国の史跡に指定された[1]。
概要
国頭半島先端部は高さ20メートル以上の断崖となって海にのぞむが、遺跡はこの断崖直上のゆるやかな傾斜地に立地する。
遺跡は1970年に琉球政府によって発掘調査がおこなわれており、貝塚をともない、建物跡らしき遺構を検出し、また、土器、石器が出土した。琉球縄文土器時代後期に属する壺形尖底土器も出土している。この土器は宇佐浜式土器と呼ばれ、沖縄から出土する尖底土器のなかでは最古の部類と推定されている。奄美群島の宇宿上層式にほぼ平行し、年代としては本土の縄文時代末あるいは弥生時代はじめにあたる時期のものと推定される。
海浜近くにはこれより少し時期の新しい川田原式土器が出土し、建物跡と思われる遺構も検出されたが沖縄の先史時代の遺構としては初めて発見されたもので学史的にも価値が高い。
脚注
- ^ 「沖縄島における文化財の状況(2)<国頭村>」沖縄県。2024年8月23日閲覧。
関連項目
外部リンク
座標: 北緯26度51分58.5秒 東経128度15分36.7秒 / 北緯26.866250度 東経128.260194度
固有名詞の分類
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