特色とは? わかりやすく解説

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とく‐しょく【特色】

読み方:とくしょく

他と特に異なっているところ。他のものよりすぐれて目立つ点。「—のある大学」「地方の—を出す」

スポットカラー

特長[用法]


とくしょく【特色】

標準色である墨BC・紅M・黄Y以外の色。

特色 (印刷)

(特色 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/07 02:33 UTC 版)

特色(とくしょく)とは、印刷においてプロセスカラーでは再現できない色を表現するために、あらかじめ調合(調色)されたインクのこと。スポットカラー特練色ともいう。語源は「特別な色」や「特殊な色」「特別に調合した色」と考えられる。調色することを「練る」と言う業者もあり、「特練色」は「特別に練った色」である。蛍光色や金・銀、メタリックレッドといったメタリックカラー、パステル調の色、白などのほか、蛍光色ほどではないが非常に鮮かな色などがある。また、特色インクは価格面で高くつく。

用途

主な用途は、雑誌の表紙やポスターフライヤー商品パッケージなどで、蛍光色のような派手な色を使うことで目を惹きつけたい場合や豪華さを演出したい場合、印刷費用の兼ね合いから少ない色数で印刷するが、グレースケールでは物足りないときの2色印刷用、単色でも用紙の色に合わせたい場合(淡い青の用紙に濃い青で印刷するなど。漫画雑誌に多く見られる)、すでに色がついている印刷対象や透明な印刷対象に白を使いたい場合など、さまざまである。

色指定方法

多くの場合は印刷業者に依頼(外注)する(対応していない業者もある)。また、熱転写プリンターには特色印刷が可能なものもあり、個人で印刷することも可能ではある。以下では外注で、紙媒体などアナログ媒体で色を指定する場合の手順を記す。 パソコンなどで原稿を作成する場合、業者が対応しているソフトウェアを用い、指定された方法で原稿を作成して、CDなどの記憶媒体などに保存して入稿する。そのソフトウェアがない場合、手持のソフトウェアに対応している業者を探さなければならない。原稿の作成方法は業者、ソフトウェア、色数などによって異なるため、ここでは省略する。

印刷業者に依頼するとき、原稿がデジタルデータでない場合は、特色印刷したい原稿にカラーチャート(色票(カラーチップ)や色見本帳、カラーガイドなどともいう。以降、ここでは色票と表記する)を張り、その色で印刷されるべき箇所を記す。または、色票に番号が振ってあれば、それを記入する。さらに、フルカラー印刷ならその旨を記入する。プロセスカラーを混色した色か単色を使うなら、その濃度をパーセンテージで記す。

記入例としては、たとえば特色にDICカラーガイドの蛍光ピンク(DIC 586s)を使うとして、

  • フルカラー印刷併用の場合「DIC 586s+フルカラー」
  • 50%金赤の場合「DIC 586s+M50%+Y50%」
  • 黒の場合「DIC586s+Bk100%」 - 大抵はCMYの混色で印刷される。

印刷工程

基本的に色分解(分版とも)と呼ばれる工程を経て、分解された色が出せる版を作成して印刷される。

フルカラー+特色印刷

  1. プロセスカラーで印刷する箇所を色分解してCMY(場合によってはBkも)それぞれの版を作成する。
  2. 特色インクを印刷箇所に乗せる版を作成する。
  3. プロセスカラーの版を1色ずつ印刷する。
  4. 特色インクの版を1色ずつ印刷する。

2色印刷

2色印刷にはさまざまな方法がある。また、完成品に特色を使わなくともよいが、少なくとも1色は特色とすることが多いため、簡潔に述べる。 ここではプロセスカラー2色を代用して作成されたデジタル原稿を特色印刷する方法を挙げる。

  1. 発注者があらかじめ色分解しておいたプロセスカラー2色から、それぞれの版を作成する。シアンとマゼンタならそれに分解する。
  2. 分解された版に、指定されたインクを乗せて印刷する。マゼンタ版に朱色、シアン版に濃緑色といった具合である。

朱色とキープレート(主に濃い焦げ茶色)の組み合わせは肌色が表現できるため、漫画雑誌で利用されることが多い。

主要インクメーカー

特色印刷向けの機能をもつ主なソフトウェア

参考文献

関連項目


特色(テレビアニメ第1作)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 00:24 UTC 版)

Fate/stay night (アニメ)」の記事における「特色(テレビアニメ第1作)」の解説

Fateシリーズ初のアニメ化作品であり、原作コンシューマ版発売される前の年であるため全年齢向けとしても初の作品となる。Fateルートアニメ化しており、イベントCG忠実に再現されているほか、各ルート見せ場オリジナルエピソード追加されている。 本作プロモーション映像として『Fate/stay night curtain raiser』が2005年夏RONDOROBEイベントTBSアニメフェスタにおいて上映された。ビジュアルテレビシリーズとは少し異なり川井憲次楽曲未完成の状態で使用されているなど希少な映像となっている。 武内本作制作決定に、同人という場で好き勝手に作っているところから、もう1つステップアップしていくのに良いタイミングであったことを挙げている。ジェネオン・エンタテインメント当時)からのアニメ化オファーに際してスタジオディーンスタッフ話し合った結果互いにしっかりタッグ組んで進めていくことができそうと考えアニメ化決めたという。なお、ジェネオン・エンタテインメント原作ゲームや月姫』のCDなど販売担当会社であり、アニメ制作当時TYPE-MOONとは元々懇意な関係にあった最終回のエンディングテロップでは、俳優声優)名だけでなく本作に関わった全員の名前を五十音順で流すという実験的なものとなった。これは「役職立場抜き全ての人が本作制作した舞台で言えば全員が手を繋いで出てくるカーテンコール」という理念基づいている。山口は、本作前に監督したテレビアニメ版ヤミと帽子と本の旅人』の最終回でも、同様のテロップ流している。

※この「特色(テレビアニメ第1作)」の解説は、「Fate/stay night (アニメ)」の解説の一部です。
「特色(テレビアニメ第1作)」を含む「Fate/stay night (アニメ)」の記事については、「Fate/stay night (アニメ)」の概要を参照ください。

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特色

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 05:14 UTC 版)

名詞

とくしょく

  1. のものと比べ特に違っている
  2. 他のものより優れている点。

発音(?)

と↗くしょく

類義語

関連語


「特色」の例文・使い方・用例・文例

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