二階堂家住宅(鹿児島県肝属郡高山町)
名称: | 二階堂家住宅(鹿児島県肝属郡高山町) |
ふりがな: | にかいどうけじゅうたく |
名称(棟): | おもて |
名称(ふりがな): | おもて |
番号: | 1975 |
種別1: | 近世以前/民家 |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
指定年月日: | 1975.06.23(昭和50.06.23) |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
代表都道府県: | 鹿児島県 |
都道府県: | 鹿児島県肝属郡肝付町大字新富字森ノ下5595-1 |
所有者名: | |
指定基準: | |
管理団体名: | 高山町 |
管理団体住所: | 鹿児島県鹿児島県肝属郡高山町新富98番地 |
管理団体指定年月日: | 1995.04.13(平成7.04.13) |
構造形式: | 桁行8.9m、梁間7.0m、寄棟造、茅葺、南面及び東面庇付、竹葺、 北面庇附属、竹葺 |
時代区分: | 江戸後期 |
年代: | 文化6(1809) |
解説文: | 二階堂家は旧家で江戸時代は郷士であった。 この住宅は「おもて」と「なかえ」の二棟からなる分棟型民家の典型である。 二棟の配置関係や竹葺の庇などこの地方の特色をよく示し、整備された意匠をもっている。 |
二階堂家住宅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/23 00:19 UTC 版)
二階堂家住宅 | |
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外観 | |
所在地 | 鹿児島県肝属郡肝付町新富5595 |
位置 | 北緯31度20分26秒 東経130度56分46秒 / 北緯31.34056度 東経130.94611度座標: 北緯31度20分26秒 東経130度56分46秒 / 北緯31.34056度 東経130.94611度 |
旧所在地 | 現在地の北東約30m |
類型 | 武家屋敷 |
形式・構造 | 木造平屋二棟造、寄棟造、茅葺 |
建築年 | 文化7年(1810年)頃 |
文化財 | 国の重要文化財 |
二階堂家住宅(にかいどうけじゅうたく)は鹿児島県肝属郡肝付町新富(にいとみ)5595番地にある江戸時代の民家。国の重要文化財。
概要
建立は文化7年(1810年)頃と思われ、木造茅葺き屋根寄棟造り平屋の建物が2軒屋根をつなげて雁行型に連なっているように見える形式である。これは鹿児島県でも南部の民家にのみ見られる特徴であり、客間とおぼしき「オモテ」と日常の空間である「ナカエ」の建物から構成される。武家の屋敷らしく造りがしっかりしており、保存状況が良いことから昭和50年(1975年)6月23日に重要文化財に指定された。
1985年8月31日の昭和60年台風第13号により被災したため、1986年4月より保存修理事業を実施。南西約30メートルの位置に移築し、1987年6月30日に完了した。
この住宅の持ち主であった二階堂氏は鎌倉幕府の御家人発祥の薩摩国の豪族であったが島津氏配下となりこの地に移住させられた。最後の住人は衆議院議員で内閣官房長官などを歴任した二階堂進である。進の長男で、東京理科大学非常勤講師の二階堂行海が現在の所有者だが、行海は東京に在住しており、同住宅は有料で一般公開されている。
参考資料
- 『重要文化財 二階堂家住宅』(現地販売のパンフレット)
外部リンク
- 二階堂家住宅公式ホームページ[リンク切れ]
- 観光かごしま・二階堂家住宅のご紹介
- 肝付町観光協会・二階堂家住宅のご紹介
ウィキメディア・コモンズには、二階堂家住宅に関するカテゴリがあります。
- 二階堂家住宅のページへのリンク