薩摩二階堂氏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 06:56 UTC 版)
戦国時代の薩摩国の有力国人で後に島津氏家臣となった二階堂氏は、隠岐流二階堂氏隠岐家の行景が霜月騒動に巻き込まれ死去した後に、子の泰行が所領の一部のあった薩摩国阿多郡(現鹿児島県南さつま市)に下向して土着した流れで、この系統の末裔が自由民主党副総裁や幹事長などを歴任した二階堂進であり、その住居が重要文化財に指定されている二階堂家住宅である。 また、嫡流を称する田布施郷士の二階堂氏と分流の加治木郷士の二階堂氏は島津綱貴の側室を出した縁で城下士に転籍し、後に家老などの重役を出すようになっている。
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