鉢形城とは? わかりやすく解説

鉢形城

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/21 08:55 UTC 版)

鉢形城(はちがたじょう)は、埼玉県大里郡寄居町大字鉢形にあった戦国時代日本の城。構造は連郭式平山城。標高は最高点(三の曲輪)で122m。


  1. ^ 昭和7年文部省告示第110号(『官報』第1589号、昭和7年4月19日、pp.557-558. NDLJP:2958060/1
  2. ^ 鉢形城公園 - 寄居町
  3. ^ 日本の史跡101選
  4. ^ 鎌倉大草紙塙保己一編『群書類従』第13輯、経済雑誌社、1894年、p.722.
  5. ^ 実父は上杉憲実の子で僧籍にあった周晟。
  6. ^ 実父は3代古河公方の足利高基
  7. ^ 永禄12年とする説もあり、有力である((浅倉直美 1997, pp. 104–105)、黒田基樹『上里町史 通史編上』452頁)。なお、「北条氏邦の鉢形城入城をめぐって」『さいたま川の博物館紀要』第6号では永禄7年説を採用している。


「鉢形城」の続きの解説一覧

鉢形城

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 22:45 UTC 版)

小田原征伐」の記事における「鉢形城」の解説

鉢形城 鉢形城の位置 天正18年1590年5月14日から6月14日まで続いた。 鉢形城攻撃軍の編成35,000人前田利家 18,000上杉景勝 10,000真田昌幸 3,000人 (大道寺政繁先に松井田城開城降伏し道案内となっていた。 浅野長政 3,000人(小田原陣から来た援軍木村重茲 2,300人(小田原陣から来た援軍本多忠勝島田利正鳥居元忠徳川氏家臣小田原陣から来た援軍) 鉢形城守備軍(藤田氏邦北条氏邦)) 約3,000人 鉢形城城主の氏邦は北条当主一族であり、政治にも軍事にも功のある人物であった小田原城籠城策に反対して氏政らと意見対立した。氏邦は籠城より先に積極的な野戦迎撃説き駿河国打って出ること、平野部での大規模な野戦主張したが容れられなかった。このため小田原ではなく自城に帰還し籠城した。後詰めもなく、彼我の差10倍以上であったが、家臣らと籠城戦戦った秀吉は鉢形城の動静を気にしていたらしく、小田原陣から分離した援軍浅野軍に対し北方軍合流して早急に鉢形城を攻略するよう、何度も何度も指示出している。 6月13日忍城攻略行っていた北方軍浅野軍が分かれ、鉢形城の本格攻略向かった浅野であった本多忠勝近隣の山大砲運び上げ、城に向かって打ち込み始めると被害甚大となり、城兵助命引き換えに守将の氏邦は開城した。鉢形城攻将の前田利家が氏邦の助命嘆願行い、氏邦は剃髪することで一命許された。戦後身柄前田預かりとなり、前田領内能登国津向(現在の石川県七尾市)に知行1000石を得た浅野長政真田昌幸忍城向かい包囲軍に戻った

※この「鉢形城」の解説は、「小田原征伐」の解説の一部です。
「鉢形城」を含む「小田原征伐」の記事については、「小田原征伐」の概要を参照ください。

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