平野
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平野 (へいや) は、山地に対して、低く平らな広い地形のこと。起伏のほとんどない平坦な低地が広がっている土地のことである[1]。
概要
平野は一般に標高が大きく変化しない。平野は谷底に沿った地域や山の周辺の段状の地域に見られる。海岸平野として見られる場合もある。山の中の平らな所は平野とは呼ばずに盆地、あるいは高原という。
平原を含めた平野は地球上の主要な地形の一つである。全ての国に存在し、世界の陸域の3分の1以上を占める。溶岩流や、河川、湖沼、氷河、風による堆積、丘陵や山地からの侵食によって形成される。
一般に、(温帯や亜熱帯の) 草原、(半乾燥地域の) ステップ、(熱帯の) サヴァナ、(極域の)ツンドラなどの生物群系(バイオーム)に覆われる。砂漠や熱帯雨林が平野に生成される場合もある。
平野は土壌が深く発達し肥沃であり、平坦なので農業生産における機械化が容易であることや、牧畜に必要な良質の牧草が草原を通して供給されることから、農地としても利用されやすい。
平野の分類
成因などにより、以下のように分けられる。
日本の平野一覧
日本の平野のほとんどが沖積平野である。若干、海岸平野があるものの、それも河川の影響が皆無というわけではない。
以下、各地方の代表的な平野を挙げる。括弧内は平野内の河川と都府県(北海道は地方名を記載)。
北海道地方
東北地方
関東地方
中部地方
- 越後平野(阿賀野川・信濃川、新潟県)
- 高田平野(保倉川・関川、新潟県)
- 国中平野(国府川、新潟県)
- 富山平野(新川平野、神通川・常願寺川、富山県)
- 射水平野(小矢部川・庄川、富山県)
- 新川平野(黒部川・片貝川・早月川、富山県)
- 砺波平野(庄川・小矢部川、富山県)
- 金沢平野(犀川、石川県)
- 福井平野(九頭竜川、福井県)
- 濃尾平野(木曽川・長良川・揖斐川・庄内川、愛知県・岐阜県)
- 岡崎平野(矢作川、愛知県)
- 豊橋平野(豊川、愛知県)
- 浜松平野(天竜川、静岡県)
- 志太平野(大井川平野)(大井川・栃山川・瀬戸川、静岡県)
- 静岡平野(安倍川、静岡県)
- 富士平野(岳南平野)(富士川、静岡県)
- 田方平野(狩野川、静岡県)
- 伊勢平野(宮川、三重県)
近畿地方
中国地方
四国地方
九州地方
- 直方平野(遠賀川、福岡県)
- 京都平野(今川・長峡川・祓川・城井川、福岡県)
- 筑紫平野(筑後川・矢部川、福岡県・佐賀県)
- 佐賀平野(筑後川、佐賀県)
- 白石平野(六角川・塩田川、佐賀県)
- 唐津平野(松浦川・玉島川、佐賀県)
- 諫早平野(本明川・境川・東大川、長崎県)
- 玉名平野(菊池川、熊本県)
- 熊本平野(白川・緑川、熊本県)
- 八代平野(球磨川、熊本県)
- 中津平野(山国川、大分県・福岡県)
- 宇佐平野(駅館川・寄藻川、大分県)
- 大分平野(大分川・大野川、大分県)
- 延岡平野(五ヶ瀬川・祝子川・北川、宮崎県)
- 門川平野(五十鈴川、宮崎県)
- 日向平野(塩見川・庄手川、宮崎県)
- 宮崎平野(大淀川・一ツ瀬川・小丸川、宮崎県)
- 日南平野(広渡川・酒谷川・風田川、宮崎県)
- 串間平野(福島川、宮崎県)
- 出水平野(米ノ津川・野田川・高尾野川、鹿児島県)
- 川内平野(川内川、鹿児島県)
- 姶良平野(思川・別府川・網掛川、鹿児島県)
- 国分平野(天降川・検校川、鹿児島県)
- 肝属平野(肝属川・串良川・菱田川、鹿児島県)
関連画像
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世界の代表的な平野
- 華北平原(中華人民共和国・華北)
- 東北平原(中華人民共和国・東北)
- 長江中下游平原(中華人民共和国・華中)
- 関中平原・渭河平原(中華人民共和国・華北)
- 成都平原(中華人民共和国・華北)
- メコン川下流域(カンボジア、ラオス、ベトナム、タイ)
- ヒンドスタン平野(パキスタン、インド、バングラデシュ)
- 西シベリア平原(ロシア・シベリア西部)
- カザフステップ(カザフスタン、キルギス)
- メソポタミア(イラク)
- ルブアルハリ砂漠(サウジアラビア、オマーン、アラブ首長国連邦、イエメン)
- 東ヨーロッパ平原(ウラル山脈より西側のロシア、バルト三国、ベラルーシ、ウクライナ、カザフスタン)
- 北ヨーロッパ平野(ポーランド、ドイツ、デンマーク、オランダ、ベルギー)
- フランス平原(フランス、ベルギー)
- パンノニア平原(ルーマニア、ハンガリー、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、オーストリア)
- ナイル川デルタ(エジプト)
- ニジェール・デルタ(ナイジェリア)
- モーリタニア西部・セネガル
- 大西洋岸平原(アメリカ合衆国東部)
- ハドソン湾岸低地(カナダ)
- グレートプレーンズ(アメリカ合衆国、カナダ)
- パンパ(アルゼンチン)
- リャノ(ベネズエラ、コロンビア)
- ナラボー平原(オーストラリア南部)
- ニューギニア島南部(パプアニューギニア、インドネシア)
- 湖南平野(大韓民国)
- 金海平野(大韓民国)
- 嘉南平原(中華民国・台湾)
脚注
注釈
出典
- ↑ “1.地形分類、2.自然地域の名称”. 国土地理院. p. 5. 2026年6月9日閲覧。
- ↑ 山崎晴雄、久保純子『日本列島100万年史 大地に刻まれた壮大な物語』講談社〈ブルーバックス〉、2017年、107頁。ISBN 978-4-06-502000-5。
参考文献
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関連項目
外部リンク
平野部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/24 04:51 UTC 版)
詳細は「亀田郷」を参照 新潟市の市域の大半は、越後平野内にある。現市域の内陸部は低平な輪中地帯で、信濃川・阿賀野川などによって運ばれた土砂が堆積(たいせき)して形成され、4世紀ごろまでに現在の海岸砂丘まで平野が広がった。1950年代前半までは、その大半が湿田であった。 かつて「地図にない湖」とも呼ばれた「亀田郷」をはじめ、現在の北区のほぼ全域にあたる福島潟を中心とした「新井郷」[要出典]、現在の秋葉区のほぼ全域にあたる「新津郷」、現在の南区白根地区と加茂市須田地区にあたる「白根郷」、現在の西蒲区東部にあたる鎧潟を中心とした「鎧郷」など、現市域の内陸部の大半が大湿地帯であり、農民は舟を使って腰まで水に浸かりながらの農作業を強いられ、生産性が低く且つ命懸けの作業環境にさらされていた。 これらの地域では1940年代から1970年代にかけて強制排水による干拓・乾田化が進められ、鎧潟は湖面の全域が、福島潟も湖面の一部を残して干拓され、農地に転換された。なお鳥屋野潟についても、かつては全面干拓の構想があり、それを見越した投機目的の湖底地売買が行われたものの、実現には至らなかった。 現在もこれらの地域には基幹排水路や排水機場が設けられ、強制排水によって治水が維持されている。
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「平野部」の例文・使い方・用例・文例
- 平野部に降る雪
平野部と同じ種類の言葉
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