平野部の分水界
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 03:01 UTC 版)
山岳部では稜線とほぼ一致するが、下流の平野部(特に大平野)では分水界が不鮮明である。これは増水する度に河川が流路を変更するためである。このことは古代から近世にかけて、為政者にとって最大の悩みであった。そのため古代の入植は、新田や耕作地の開発のし易さから山際近くで開始されている。そして近世になるにつれて、低地や川際へと開発が進んだ。 近代以降は土木技術の進歩で河川整備が進み、河川の流路が変わらなくなっている。
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