岩礁とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 自然科学 > 鉱物 > > 岩礁の意味・解説 

がん‐しょう〔‐セウ〕【岩礁】

読み方:がんしょう

水中隠れている大きな岩。また、水面上にわずかに出ている岩。

[補説] 海図では、干潮時や満潮時の海面の高さを基準に、水上岩干出岩洗岩暗岩区別する

「岩礁」に似た言葉

岩礁

作者笠原淳

収載図書サイモンの塔
出版社文芸春秋
刊行年月1986.11


岩礁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/07 15:24 UTC 版)

岩礁の例(千葉県鴨川市江見吉浦)
岩礁に集まる魚(サレマ)

岩礁(がんしょう、英語:rock reef)とは、主にで水中に隠れたり、水面上にわずかだけ姿を現している[1]

概要

海底は一般に大きく分けて、からなる砂地と岩盤でできている場合とがある。砂地や砂浜は、通常から流れ込んだ砂が潮流地形、風向きなどによって溜まったものであり、岩石質が長年のうちにによって削られ形成されたり、岩盤が隆起したりしたものが岩礁である。砂地と岩礁では、生息する魚種や海藻、その他生物などに大きな違いがあり、一般に岩礁付近はよき漁場になっており、ウニサザエコンブワカメなども豊富である。

水深の浅い場所に存在する岩礁は特に暗礁と呼ばれ、航行する船舶にとっては座礁の恐れがあるため非常に危険である。このため、海図では「闇岩」「洗岩」「干出岩」が区分され、それぞれ各記号で表記される。

岩礁と釣り

海釣りでは、干潮時でも水面下に沈んでいる状態の岩礁を特に「シモリ」と呼び、好ポイントとされる。岩礁地帯には特に根魚が多く生息し、潮流も複雑で魚の餌も集まりやすい。また底引き網などで乱獲されにくく、幼魚が身を隠しやすいため魚類の格好の産卵場所になっており、釣り人に好まれる。ただし、根がかりなども多く、釣りにくい。遊漁船などもこの「シモリ」の周りに多く集まる。

脚注

関連項目


岩礁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/02 22:18 UTC 版)

珠洲岬」の記事における「岩礁」の解説

姫島鬼島神島能登二見義経の舟隠しといった岩礁があり、釣り適地とされる

※この「岩礁」の解説は、「珠洲岬」の解説の一部です。
「岩礁」を含む「珠洲岬」の記事については、「珠洲岬」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「岩礁」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

岩礁

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 08:46 UTC 版)

名詞

 がんしょう、はえ)

  1. 水中隠れていたり水面上にわずかに突き出ている岩。

発音(?)

が↗んしょー

関連語


「岩礁」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



岩礁と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「岩礁」の関連用語

1
はえ デジタル大辞泉
100% |||||

2
リーフ デジタル大辞泉
96% |||||

3
74% |||||

4
74% |||||

5
74% |||||

6
74% |||||

7
74% |||||

8
74% |||||


10
74% |||||

岩礁のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



岩礁のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの岩礁 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの珠洲岬 (改訂履歴)、イル・ドール (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの岩礁 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS