漁具とは? わかりやすく解説

ぎょ‐ぐ【漁具】

読み方:ぎょぐ

漁業で使う道具器械漁網釣り具・銛(もり)・タコ壺など。


漁具

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/30 09:26 UTC 版)

漁具(ぎょぐ)は、人間が漁業を中心とする漁撈活動に用いている道具の総称である。


  1. ^ 廃漁具リサイクル会社社長 加藤広大さん:気仙沼の漁師のために『読売新聞』夕刊2022年6月13日(ネクストブレイク)
  2. ^ a b 山口, 恭弘 (2000年3月). “陥穽漁具の機能変化に関する研究”. 長崎大学水産学部研究報告. pp. 1–41. 2023年8月26日閲覧。
  3. ^ a b は具:水産庁”. 水産庁. 2023年9月30日閲覧。


「漁具」の続きの解説一覧

漁具

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 06:06 UTC 版)

袖志の海女」の記事における「漁具」の解説

丹後地方では「ナサシ」と呼ぶ貝起こし小さな具と、海中採集したものを入れる袋を携えて潜水した。袋は1斗4~5升入り米袋のような形状のもので、「スマブクロ」、「ウミカヅキブクロ」、「ウミブクロ」などと言い、腰の前側下げた採集物入れる袋がいっぱいになると、船頭船内引き上げ海女は浜で流木燃やして暖をとった。 この袋は、藤布麻布などで作られた目の粗い袋で、なかでも塩分摩擦強く丈夫な藤蔓繊維織った藤布濡れて身体にべとついて泳ぎ支障をきたすことがなく、大変適材とされた。藤布撚って作った縄は、海女潜水するために抱いて潜る重石と船とを繋いだ命綱でもあった。こうした藤布は、採取したワカメノリ山間部行商行った際に、物々交換入手した藤布入手先宮津市世屋や駒倉集落などで、麻布藤布よりも後の時代峰山町加悦町などの丹後ちりめん機屋奉公に行くようになってから、ちりめん織機用いる麻のツウジ糸を譲り受け用いようになった。「春ははいる、秋はあきぶくろ、冬はふさがる」とゲン担いで、スマブクロを仕立てるのは必ず春先にしたという。 1962年昭和37年8月、「漁村海女の生活」をテーマ民俗資料調査行っていた京都府教育委員会の法山竜正主事らのグループが、このスマブクロに注目した海女聞き取り調査によって世屋藤織り存続していることを知り、これを「古代生活の貴重な資料」として古代繊維研究権威として知られ布目順郎京都工芸繊維大学教授当時)のコメントとともに新聞各紙報じたことで全国的に注目集め全国各地藤布をはじめ麻布など自然布の調査保存伝承活動発足するきっかけとなった

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漁具

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 03:08 UTC 版)

ゴーストフィッシング」の記事における「漁具」の解説

ゴーストフィッシング引き起こすとして特に問題になっている漁具が籠(かご)と刺網である。1978年のSmolwizの報告によればゴーストフィッシング影響与え要因として、漁具数・漁具の構造海域問題となる生物生態や行動が挙げられるという。 定量的評価モデルとして、1個の逸失漁具が海中残留しゴーストフィッシング機能喪失に至るまでの経時的変化をもとにしたミクロ推定漁業種ごとの固有の漁具逸失数の推定による広域でのマクロ推定がある。

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漁具

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 02:18 UTC 版)

竹筒」の記事における「漁具」の解説

茨城県涸沼では1mほどの長さ竹筒から節を抜き2 - 3本を1束にしたものを沼底に沈めてウナギ獲るタカッポ漁(ウナギ竹筒漁)という漁業が行われている。この漁法では餌を用いないため、環境に優しい漁業実現される同様の漁業は、霞ヶ浦北浦でも行われており、徳島県松茂町のように以前竹筒だったものがビニールパイプに変化した地域もある。 このほか、東京都水産試験場アサクサノリ養殖の際に簡便な塩化アンモニウム施肥方法として竹筒利用提案したことがある

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漁具

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/17 04:29 UTC 版)

「筌」の記事における「漁具」の解説

川や湖沼浅海の底にある魚道一定時間設置し魚類エビカニの類を誘い込んで捕獲する地域によって材料構造・名称は様々で、竹や細木によって作られ単なる筒状から笊状・箱状・状・籠状のものなどがあり、名称も「ドウ」「ド」「モジリ」「モドリ」「モンドリ」などの別名がある。簗と組み合わされ用いられる場合もあった。 日本列島では縄文時代から内湾外洋において海水魚類対象とした漁労が行われ、大型貝塚造成した。弥生時代稲作農耕開始される水田用水路など新たな淡水環境生まれ淡水産貝類魚類対象とした淡水漁業開始されるこうした淡水漁業開始に伴い専用漁具も生まれた考えられており、福岡県北九州市辻田遺跡大阪府八尾市山賀遺跡など弥生遺跡から筌と考えられている漁具が出土している。『古事記』『万葉集』にも登場する近代に至るまで広く利用され簡単に魚類などを捕まえる罠として利用された。

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漁具

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/02 15:58 UTC 版)

定置網」の記事における「漁具」の解説

袋状又は垣根状の魚網とそれを海底一定の場所に固定留置するロープから構成される。漁具の主部である魚網内部滞留させた魚群を、網ごと引き上げたり船上から刺し網などで捕獲する漁業法では、定置網漁とは水深27m以上の海域設置され定置網用いるものとされている。しかし現在でははるかに深い水深100m以上に設置されている定置網もある。 2002年世界定置網サミットが縁となり、2005年から国際協力タイへの「越中定置網」の技術指導が行われた。

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漁具

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 02:52 UTC 版)

鋤簾」の記事における「漁具」の解説

シジミアサリハマグリなどの貝類エビシャコなどの甲殻類採取する際に使う道具大型熊手に似るが、刃先後ろに、引き上げた際に砂や小石だけ抜けるようバケット等(箕や金網)が付いているもの、とされている。船で使う大型のものは2m前後大きさがあるが、浅瀬波打ち際で使う小型のものは1m以下。また、法律上大きさ形状等の定義はされていないため「貝類砂泥から選り分けて集め機能を持つ」か否か、が判断基準になっている。。ホームセンターでも売られていることもあるが、労せずして大量漁獲得られるため各県で、条例漁業調整規則禁止漁具とされているため、(例:愛知県三重県)、潮干狩り等、海のレジャーを楽しむ者(遊漁者)は、違法にならないよう注意しなければならない。さらに、漁業権設定されている場所での採捕行為漁業権侵害親告罪のため告訴無ければ公訴提起できない)となる可能性あり処罰(20万円以下の罰金刑対象となることがある

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漁具

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 13:11 UTC 版)

名詞

(ぎょぐ)

  1. 漁撈をする使用する道具

発音(?)

ぎょ↘ぐ

関連語

翻訳


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