主部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 05:09 UTC 版)
攻撃側のメンバー(以下本節ではこれをランナーと呼ぶ)は、塁に触れていないとき以下のいずれかの状態になればアウトとなり、ゲームから抜ける。 走者の体もしくは衣服や靴にボールが触れた場合。 ボールを手に持った守備側メンバーに、その手もしくはボールでタッチされた場合。 守備側メンバーによって投げつけられたボールが走者に命中した場合。 塁上は安全地帯であり、この場所においては(後述の例外を除き)アウトを免れることができる。野球とは違い、ひとつの塁に何人でも立つことができ、他のランナーを追い越してもかまわない。 ランナー全員が塁上にいてゲームの進行が止まったら、守備側のうち2人がそれぞれの塁の近くに立って(あるいは、本塁に最も近い走者のいる塁と、その塁よりも本塁を含む本塁に近い塁に立って)キャッチボールを行う。ランナーはこの間にいつでも、危険を冒して他方の塁へ進むことを試みてよい。ただし、一度塁を離れたら、他方の塁に触れない限り元の塁に戻ることは許されない(あるいは、次塁への進塁が義務付けられる)。また、守備側のキャッチボール10球(=5往復)以内(あるいは6往復=つまり6ムシにちなむ=)に誰も進塁を試みない場合、守備側は塁上にとどまっているランナーを前述の手段によりアウトとすることができる(10球目<もしくは6球目>が捕球された時点で、塁上にとどまっているランナー全員が無条件でアウトとなるルールもある)。このカウントは個々のランナーではなく、攻撃側全体について行われる。すなわち、ランナーの誰か1人でも進塁を試みれば、その時点でカウントはリセットされ、次のキャッチボールは再び1球目からとなる。 以下これを繰り返し、ランナー全員をアウトにすれば守備側の勝利、ランナーが(バッティングを行った塁を起点として)1人でも塁間を6往復すれば攻撃側の勝利である。各ランナーは自分の往復数を記憶し、5往復時にはごむし、5往復半でごむはん、6往復を達成したらろくむしと宣言しなくてはならない(4往復半までは宣言の必要があるルールとないルールがある。)。
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主部(アレグロ・コン・フォーコ)
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「オベロン (オペラ)」の記事における「主部(アレグロ・コン・フォーコ)」の解説
22小節目から全合奏によるニ長調の属和音が強く提示され、pからffへクレッシェンドする上行的な音型が第1主題である。この第1主題(23小節目)はオペラの四重唱「暗き青き水の上」を主題とする。39小節から経過部で、次第に高揚して頂点に達すると、弦楽が崩れるように急速に下降してディミヌエンドとなる。60小節目からはクラリネットによる優美な第2主題第1句があらわれる。この第1句はヒュオンの歌うアリアで、ヴァイオリンによって繰り返されると次はレーツィアのアリア「大洋よ、汝大いなる怪物よ」が第2主題第2句としてあらわれる(ここでもヴァイオリンによる)。101小節目からは展開部に入り、主として第1主題を処理する。164小節からは再現部で、第1主題の再提示で開始する。ただし第2主題第1句は続かず、管楽と弦楽による強奏で荒れ狂う海の嵐を表現したかのような第2句が出される。これに基づいてコーダに突入し、絶頂のうちに曲を終える。
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主部
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