主とは? わかりやすく解説

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あるじ【主】

読み方:あるじ

一家の長。主人。「旧家の—」

集団統括する人。「一国一城の—」

持ち主。「部屋の—」

「饗設(あるじもう)け」に同じ。

方違(かたたが)へに行きたるに、—せぬ所」〈・二五〉


おも【主/重】

読み方:おも

【一】形動[文]ナリ重要なさま。中心になるさま。「この地方の—な産物」「—なメンバー

【二】[名](ふつう「オモと書く)狂言用語。

主役のこと。現在はシテという。

「主(おも)あど」の略。


しゅ【主】

読み方:しゅ

[音]シュ(漢) (呉) [訓]ぬし おも あるじ

学習漢字3年

[一]シュ

家に控えて客をもてなす人。「主客主人

支配・所有関係の中心となる人。「主従君主戸主社主船主亭主店主当主藩主盟主喪主(もしゅ)・領主

キリスト教で、神・キリストのこと。「天主

中心となる中心となって事をする。「主演主義主権主宰主催主将主題主張・主要・主力民主

はたらきかける側。「主観主語主体自主

[二]〈ス〉仏教で、寺のかしら。「座主・坊主(ぼうず)・法主(ほっす)」

[三]〈ぬし〉「株主神主地主名主荷主家主

名のり]かず・つかさ・もり

難読主計(かずえ)・主典(さかん)・主帳(さかん)・主政(じょう)・主税(ちから)・主殿(とのも・とのもり)・主水(もんど・もいとり)


しゅ【主】

読み方:しゅ

自分仕える人。主人

国家や家、また集団などのかしらとなる人。「—が—なら家来家来

中心となること。また、そのもの。「住民が—になって活動する」「情報交換を—とした会合」⇔従。

キリスト教で、神、またはキリスト。→主たる主として


しゅう【主】

読み方:しゅう

《「しゅ」の音変化主人主君

「—の気に入らぬからといって」〈鴎外阿部一族

[補説] 江戸時代以前表記は「しう」がほとんど。


す【主/守】

読み方:す

〈主〉⇒しゅ

〈守〉⇒しゅ


す【主/子】

読み方:す

接尾人名または人を表す名詞付いて親愛気持ちや軽い敬意を表す。特に遊里用いる。

「ああ、是々(これこれ)太夫—、待って貰(もら)はう」〈伎・韓人漢文


にし【主】

読み方:にし

[代]《「ぬし」の音変化二人称人代名詞。あんた。おまえ。

「これさ—たち、物さ問ひ申すべい」〈浄・碁盤太平記


ぬし【主】

読み方:ぬし

【一】[名]

その社会・集団などを支配統率する人。あるじ。「一国の—」「世帯—」

所有者持ち主。「地—」

動作行為主体また、ある事柄主人公。「声の—」「うわさの—」

山や川などに古くからすみ霊力があると信じられている動物転じて、ある場所に長くいる人。「沼の—」「この学校の—」

夫。また、定まった情夫。「—ある身」

【二】[代]二人称人代名詞

敬意親しみ込めて相手を呼ぶ語。多く同輩以下の男性に対して用いる。→おぬし

「—はいづくへぞなど、語らひ行くほどに」〈今昔二九二三

女性親密男性を呼ぶ語。

「もし、—が逢ひたがらしゃんすその人に」〈伎・助六

【三】接尾人名呼称に付けて、軽い敬意を表す男性用いることが多いが、まれに女性にも用いる。

源氏木曽冠者義仲—は」〈吾妻鏡・一〉

[下接語] 県(あがた)主・網主家主馬主売り主送り主・御(お)主・買い主飼い主抱え主貸し主株主借り主神主・倉主・地主救い主世帯主名主荷主船主持ち主雇い主・家(や)主・吾(わ)主


読み方:ノシ(noshi)

主(ぬし)なまった語。


しゅ 【主】

Lord英)『旧約聖書』では神を示す。ユダヤ教徒ヤハウェエホバ)という名を直接となえることを恐れ、「わが主」と呼んだ。『新約聖書』でイエスキリストを主と呼ぶのは「神」称するのと同じである。→ エホバ

読み方:ぬし

  1. 女子が己の夫または情人のことを指していふ。
  2. 夫または情夫のこと。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/22 05:41 UTC 版)

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(あるじ、しゅ、ぬし)とは、

関連項目


主(あるじ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 04:37 UTC 版)

岸辺露伴は動かない」の記事における「主(あるじ)」の解説

富豪別荘売り主物語には直接登場しない富豪では何よりもマナー礼儀)を重んじており、それらを守った者のみがこの別荘地相応し人間であると見做し売買契約を交わす。マナー違反をした者の一切理由には耳を傾けることも受け付けることもなく、一究を通して早々引き取り通達する。ただし、再トライは可能であるが、その場合、自身大切なもの前回違反した回数失わせる反面、一究がマナー違反をした場合、その回数分だけ失ったモノ返す。その正体山の神テレビドラマ版では富豪のある土地はかつて山の神奉る禁足地だった事が語られており、何らかの理由山の神築いた推測しており、のちに露伴の噂が世間露呈されて押し寄せられては山の神大迷惑だと、この出来事に関する記録などボツにした。

※この「主(あるじ)」の解説は、「岸辺露伴は動かない」の解説の一部です。
「主(あるじ)」を含む「岸辺露伴は動かない」の記事については、「岸辺露伴は動かない」の概要を参照ください。

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「主」の例文・使い方・用例・文例

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