下とは?

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した【下】

位置関係で、あるものに比べて低いほう。

㋐場所・位置が低いこと。低いところ。「新聞雑誌の下にある」「木の下で休む」「二階貸して下に住んでいる」⇔上(うえ)。

音の低い部分。「下の音が聞きづらい」⇔上(うえ)。

表側現れていないところ。

㋐覆われている部分。「下にセーター着込む」⇔上(うえ)。

指導庇護を受けていること。「先生の下で研究している」「師の下で修業する」

程度地位年齢能力数量などが劣っていること。また、その人。「技術彼のほうが下だ」「彼より三つ下だ」「五〇点より下は不合格だ」⇔上(うえ)。

「天は人の上に人を造らず人の—に人を造らず」〈福沢学問のすゝめ

何かをしたすぐそのあと直後。「言った下からぼろを出す

買い物代金一部充てること。下取り。「古いミシン下に出す

㋑金の引き当てにするもの。「時計を下にして金を借りる」

こころ。心底

「—悩ますに」〈・四〇九四〉

名詞の上に付いて、前もってするという意を表す。「下準備」「下調べ

[下接語] 息の下上下襟下縁の下白粉(おしろい)下・帯下・靴下・鞍(くら)下・化粧下声の下・袴(こ)下・坂下三下白下ズボン下・袖(そで)下・袖の下手下年下名題(なだい)下・塗り下・軒下鼻の下版下・臍(へそ)の下・幕下・真下・股(また)下・目下・紋下(やぐら)下・床下雪の下・腋(わき)の下・割り下


しも【下】

ひと続きのものの末。また、いくつか区別したもの終わり部分

㋐川の下流また、その流域川下。「下へ漕ぎ下る」「下で釣る」⇔上(かみ)。

時間的にあとと考えられるほう。現在に近いほう。後世。「上は太古の昔から下は現在ただ今まで」⇔上(かみ)。

㋒ある期間を二つ分け場合のあとのほう。「下の半期」⇔上(かみ)。

㋓月の下旬。「寄席の下に出演する」

物事終わり部分。末の部分。「詳しくは下に記す」「下二(けた)は切り捨て」「下の巻」⇔上(かみ)。

和歌後半の2句。「下の句」⇔上(かみ)。

位置の低い所。また、低いと考えられる所。

下方位置する所。下部。「下の田を落とす」⇔上(かみ)。

「外(と)のかたを見いだしたれば、堂は高くて—は谷と見えたり」〈かげろふ・中〉

㋑からだの腰から下の部分また、特に陰部や尻をさすことが多く、それを話題にする下品さや、大小便に関する事柄をもいう。「下の病気」「話が下へ下る」「下の世話をする」「下半身」⇔上(かみ)。

下位座席下座末座末席。「幹事役が下に控える」⇔上(かみ)。

客間座敷などに対して台所・勝手などをさす語。⇔上(かみ)。

舞台の、客席から見て左のほう。下手(しもて)。「斬られた役者が下に引っ込む」⇔上(かみ)。

地位身分の低い人。君主に対して臣下人民雇い主に対して使用人召し使い。「下の者をいたわる」

「夫を待(あつか)う塩梅(あんばい)、他(ひと)に対するから—に臨む調子」〈紅葉多情多恨

「上(かみ)は—に助けられ、—は上になびきて」〈源・帚木

中心から離れた地。

㋐都から離れた地。特に、京都から離れ地方。⇔上(かみ)。

京都で、御所から離れた南の方角地域。転じて一般に、南の方の意で地名などに用いる。「寺町通りの下にある家」「下京(しもぎょう)」⇔上(かみ)。

㋒他の地域で、より京都に遠いほう。昔の国名などで、ある国を二分したとき、都から見て遠いほう。「下関(しものせき)」「下つふさ(=下総(しもうさ))」⇔上(かみ)。

京都から見て中国・四国九州などの西国地方。特に、キリシタン関係書では九州をさす。

格や価値劣っているほう。

「上(かみ)中(なか)—の人」〈土佐

宮中貴人家で女房詰めている局(つぼね)。

「腹を病みて、いとわりなければ、—に侍りつるを」〈源・空

㋑《下半身につけるところから》袴(はかま)。

「—ばかり着せてやらう」〈虎明狂・二人袴


か【下】

[音](漢) (呉) [訓]した しも もと さげる さがる くだる くだす くださる おろす おりる

学習漢字1年

[一]〈カ〉

空間的位置関係の低い方。「下部下方階下眼下地下直下天下皮下

時間・順序が後の方。「下記下元下弦/以下」

階級身分程度が低い方。「下院下情下層下等下僚

空間的時間的範囲限定する語。「県下言下時下城下目下占領下

支配影響を受ける側。「管下麾下(きか)・傘下配下部下門下

貴人尊称添える語。「閣下貴下殿下陛下

脇付(わきづけ)に用いる語。「机下虎皮下

上から下へ、高い方から低い方へ移動する。「下降却下降下沈下低下投下落下

中央から地方へ、中心から周辺へ移る。「西下南下

10 上位者から下位者へ渡し与える。「下賜下付下命

[二]〈ゲ〉

[一]1に同じ。「下界下段上下

[一]2に同じ。「下巻下刻下旬

[一]3に同じ。「下品・下郎下剋上(げこくじょう)・下世話凡下

[一]8に同じ。「下山下車下馬下落下痢

[一]9に同じ。「下向下野

[一]10に同じ。「下知宣下

へりくだる。「卑下

[三]〈した〉「下着・下手・下見・下役/靴下手下年下軒下幕下目下床下

[四]〈しも〉「下座・下手/風下上下(かみしも)・川下

[五]〈もと〉「足下膝下(ひざもと)」

難読下火(あこ)・下炬(あこ)・下司(げす)・下種(げす)・下衆(げす)・白帯下(こしけ)・下枝(しずえ)・下総(しもうさ)・下野(しもつけ)・下手(へた)


げ【下】

程度価値等級序列などが低いこと。標準より劣っていること。下等。した。「中の下の成績」⇔上(じょう)。

書物文の章段などで、二つまたは三つ分けたものの最後のもの。「下の巻」⇔上(じょう)。


か【下】

接尾名詞に付いて、そういう状態のもとにある、その中でのことである意を表す。「戦時下」「意識下


もと【下/許】

《「本(もと)」と同語源》

物の下の部分また、そのあたり。した。「旗の—に集まる」「の—に花見の宴設ける」

その人のところ。そば。「親の—を離れる

その規則支配力の及ぶところ。「厳し規律の—で生活する」「監視の—におかれる」

(「…のもとに」の形で)…した状態で。…で。「敵を一撃の—に倒す」


げ【下/夏/華】

〈下〉⇒か

〈夏〉⇒か

〉⇒か


おり【下】

〔名〕 (動詞「おりる(下)」の連用形名詞化

坂道のくだり。くだり坂。

浄瑠璃妹背山婦女庭訓(1771)二「寒風に汗たらたら、おりの我が家の門」

② (身分表わす語の下に付いて) その身分より一段さがること。特に、素人女遊女になることをいう。

随筆羇旅漫録(1802)中「はじめてつとめに出るものを、腰元おり、てかけおりといふ」


した【下】

1 〔名〕

[一] 位置の関係で、低い方。一定の広さのある下部平面

① 低い場所や位置。⇔上。

(イ) 見おろされるような低い所。下方

古事記(712)上・歌謡「烏草樹(さしぶ)を 烏草樹の木 其が斯多(シタ)に 生ひ立て葉広 斎(ゆ)つ真椿

源氏100114頃)若菜上水鳥のあをははいろもかはらぬをのしたこそけしきことなれ」

(ロ) その上に、あるものが接して乗っている位置、場所。

古事記(712)上・歌謡「栲衾(たくぶすま) さやぐが斯多(シタ)に あわ雪若やる胸を 栲綱(たくづの)の 白き腕」

(ハ) 転じて、有力者庇護を受けている地位有力者保護のもと。

源氏100114頃)須磨ありかたき御かへりみのしたなりつるを」

(ニ) 物が自然な状態にあるとき、地面に近い部分。底。

書紀720天智九年六月北野本訓)「六月邑中(むら)に亀(かはかめ)を獲(え)たり。背に申の名を書(しる)せり。上(うへ)黄に下(シタ)玄(くろ)し」

伊勢物語(10C前)二七水口に我や見ゆらむかはづさへ水のしたにて諸声になく」

(ホ) 階下また、遊里吉原)で、二階にいる女郎に対し、階下にいる主人男衆などをいう。

歌舞伎傾城壬生大念仏(1702)上「姫君是にござるぞ、と下へ降り開き

婦系図(1907)〈泉鏡花〉後「上草履の音に連れて、下階(シタ)の病室を済ました後(あと)」

(ヘ) (特に、遊女屋などで、主人の居る部屋内証)が階下にあったところから) 内証をいう。また、そこにいる主人

洒落本禁現大福帳(1755)一「先の器量ほどに持てまいり、内證(シタ)へも損かけず」

(ト) 本や紙を置いたときその人に近い部分また、正常に立てたとき下部になる位置

(チ) あることがら決定的影響下。…のため。

太平記14C後)三九「侍一人仰付けられて、忠諫の下に死を賜て、衰老の後に尸を曝さん事、何の子細候ふべきと」

事物程度が低いこと。

(イ) 比較して、力量劣っていること。劣勢であること。敗勢

義経記室町中か)三「さては早我はしたになるござんなれ

(ロ) 比較して、数量年齢などの点でより少ないこと。また、そのもの、人。

塵劫記(1627)上「先づ下の五厘より下へ二けた下がり居て」

*道(1962)〈庄野潤三〉二「上の子が五つ、下が三つで」

(ハ) 比較して、階級身分地位などの低いこと。また、その人部下下男

四河入海(17C前)八「昔の山簡は只一人をしたにもったぞ」

いさなとり(1891)〈幸田露伴一一「彼(かの)士官無口なのには誰しも閉口〈略〉況(ま)して部下(シタ)の者に歯など見するはおもひもよらず」

(ニ) 能楽で、ワキ・ツレなど従の立場にある演技者。

申楽談儀(1430)観阿「十二六郎若くて下にてつけし也」

(ホ) 高音に対して低音音階の低い音。

申楽談儀(1430)文字なまり・節なまり「『皆人六塵(ぢん)』と急に『わ』を言ひ捨て直に移るべし。『六塵』、したより言ふ、悪き也」

(ヘ) 下等見物席桟敷(さじき)などの特別席に対していう。

浮世草子世間胸算用(1692)三「芸子に目をつかはせ、下なる見物にけなりがらせける」

(ト) 「したばたらき下働)」の略。

桑の実(1913)〈鈴木三重吉〉二四「併し下を働くには下女もゐるのだし」

③ ⇒した(下)に居る・した(下)に置く・した(下)に下に

[二] 物事裏面に関すること。さえぎられて見えない部分内側

包まれている部分。他の物でおおわれて隠れている部分物の内側。中。内。

万葉(8C後)七・一二七八夏影嬬屋(つまや)の下に衣(きぬ)裁(た)つ吾妹(わぎも) 裏まけて吾がため裁(た)たばやや大に裁(た)て」

平家13C前)三「浄衣のしたに薄色のきぬを着て」

② こころ。心の奥内心

古事記(712)下・歌謡「大和へに 行くは誰が夫 隠津の 志多(シタ)よ延へつつ 行くは誰が夫」

曾我物語南北朝頃)一「上にはなげくよしなりしかども、したには喜悦の眉をひらき」

内々であること。多く動詞連用形伴って副詞化したり、「したに」の形で副詞的に用いる。ひそかに

古事記(712)下・歌謡「志多(シタ)問ひに 我が問ふ妹を 斯多(シタ)泣き我が泣く妻を」

源氏100114頃)帚木「狭き所に侍ればなめげなることや侍らむとしたに歎く聞き給ひて」

表立たせないこと。争いなどを公に持ち出さないこと。転じて、示談(じだん)。

浮世草子本朝桜陰比事(1689)三「此論下(シタ)にて済難く両人御前罷出右の段々申あくれば

[三] 時間的もしくは空間的に、あとの時点個所

① すぐあと。直後即刻

曾我物語南北朝頃)一「滝口が弟の三郎、いでよ、といふ、ことばのしたより、いでにけり

② つながったもののあとの部分

平家13C前)三「年号月日の下には、孝子成経と書かれたれば」

[四] 食べ残し飲み残しのもの。特に、貴人食べ残し食事残り。おした。

源平盛衰記14C前)三三其の後根井猫間殿の下(シタ)を取って中納言雑色給ふ

[五] 代償代金一部分としてさし出す品物

咄本聞上手(1773)暦「その代り今までの暦を下(シタ)にやりますから、取りかへてくださりませ」

[六] (江戸時代大奥大名などの奥向きで) 実家町方などをいう。さと。やど。

人情本春色玉襷185657頃)三「宿(シタ)へ下るのは止しにいたさう」

2語素

名詞の上に付いて、現在より前、過去などの意を表わす。「した夫(お)」など。

名詞の上に付いて、準備試みまた、あらかじめするなどの意を表わす。「下書き」「下稽古」「下検分」など。


しも【下】

〔名〕 もと、「流れ下流のほう」をいった語か。または、「ひと続きのものの末」をさしていった語か。後には「ものの低い部分」「地位価値の低いもの」「中心から離れ地域」などの意にもいう。した。⇔上(かみ)。

[一] ひと続きのものの末の方。

① 川の、川口に近いほう。下流川下

古今(905‐914)離別・三九六「あかずしてわかるる涙たきにそふまさるとやしもはみゆらん〈兼芸〉」

和歌などの後半、または、終わり部分また、物語などの後半部分。→下(しも)の句。

天徳四年内裏歌合960)「右歌のかみしものくのかみに、おなじもじぞあめる」

時の移り変わり水の流れ見立てて、現在に近い方をいう。

千載(1187)序「かみ正暦のころほひより、しも文治のいまにいたるまでのやまとうたを、えらびたてまつるべきおほせ事なんありける

④ 月の下旬。→下(しも)の十日

(5) ある時点またはある箇所からあとの部分。以下。次。

*本百法顕幽抄平安中期点(900頃)「答曰下(しも)は是れ後を生す文なり」

(6) (①の意から) 川の下流に近い開け地方

明治大正見聞史(1926)〈生方敏郎憲法発布日清戦争夏祭に下(シモ)(東京前橋等すべて川しもの開化した地方を指す言葉)の方から来た射的の的は」

[二] 高い部分に対して低い部分

① 低い所。下部下方。した。

蜻蛉(974頃)中「夜うちふけて外(と)の方を見出したれば、堂はたかくて、しもは谷と見えたり

② 体の腰より下の部分。特に、陰部、尻(しり)などをいう。

東京年中行事(1911)〈若月紫蘭附録「瘡守(かさもり)稲荷とも云ひ、腫物だとか下(シモ)の方の病に御利益有る

③ 袴(はかま)。肩衣(かたぎぬ)を上(かみ)というのに対する。

*虎明本狂言二人袴室町末‐近世初)「下はあれども上がなひ、いまからかりにやってもおそからふず、それも大事なひ、しも斗きせてやらふ」

④ ⇒しも(下)に居る

(5)客間座敷客席などを上(かみ)というのに対して台所、勝手などの称。

(6) 大小便

(7) 月経

俚言集覧(1797頃)「下(シモ) 糞を云〈略〉又月水の下と云下を見るなど云り」

(8) 下品なこと。みだらなこと。しもがかり

ヰタ・セクスアリス(1909)〈森鴎外〉「Gin利いて来る。血が頭へ上る。話が下(シモ)へ下って来る」

[三] 価値の低い方。劣っている方。

価値能力などが劣っていること。

古今(905‐914)仮名序人丸赤人がかみにたたむ事かたく、赤人は人まろがしもにたたむことかたくなむありける

官位身分の低いもの。臣下人民。した。

古今(905‐914)雑体・一〇〇三「身はしもながら ことの葉あまつそらまで きこえあげ〈壬生忠岑〉」

雇われている者。召使い

(10C終)一〇四「しもなどとりつぎまゐる程、これはたおほやけしう唐(から)めきてをかし」

貴人の座から離れ座席下座

大和(947‐957頃)一四五上達部(かむだちめ)、殿上人、みこたちあまたさぶらひたまうければ、しもに遠くさぶらふ

(5) 貴人の座から離れ建物部屋入口台所に近い部屋

宇津保(970‐999頃)蔵開下「藤壺(ふぢつぼ)は踏歌のよりはしもにおはしませば、御せうそこも聞ききみたち参り給ふ

[四] 中心から離れ地方をいう。御所から離れた地。また、都から離れ地方

下京(しもぎょう)のこと。

今昔1120頃か)二七今昔或る人、方違(かたたが)へに下(しもの)辺也ける所に行たりけるに」

京都から見て大坂をさしていう語。

浮世草子傾城禁短気(1711)五「太夫さまに御目にかかり下(シモ)へ参る段申し上げたれば」

中国・四国九州などの西国地方。「日葡辞書」「ロドリゲス日本大文典」などでは、とくに九州地方限定して用いている。

日葡辞書(1603‐04)「Ximo(シモ)〈訳〉下方部分また、西のこのあたりの島々、あるいは諸国

[五] =しもて(下手)②

*虎明本狂言鈍太郎室町末‐近世初)「わきざになをり、下京はかみ、上京は下になをる」


おろし・む【下】

〔他マ下二〕 見くだす。さげすむばかにする

浄瑠璃曾我七以呂波(1698頃)三「君傾城いやしき者と人がおろしめあなどれ共、傾城に筋はなし」


か【下】

語素漢語名詞を受けて支配影響などを受ける範囲にある意を表わす

小説の方法(1948)〈伊藤整日本方法漱石一時期明か鏡花影響下に立ち」


くだあ・る【下】

〔他ラ四〕 (「くださる」が「くだはる」を経てさらに変化した語。江戸時代侠客雲助などが用い粗暴な言いかた) =くださる(下)

浄瑠璃夏祭浪花鑑(1745)六「マアそふ思ふて下あれと、事を分たる一言に」


くだせえ【下】

四段活用動詞「くださる(下)」の命令形ください」の変化した語) =くだっし(下)

咄本無事志有意(1798)富士講コレ伴頭、是で三百かしてくだせへ」


くだは・れる【下】

〔他ラ下一〕 [文]くだは・る 〔他ラ下二〕 「くだされる(下━)」の変化した語。

浄瑠璃太平記忠臣講釈(1766)六「くだはれくだはれ、下はれませと河原伝ひに来る非人


くだはん・す【下】

〔他サ特活〕 「くださんす(下)」の変化した語。

浄瑠璃双蝶蝶曲輪日記(1749)四「むつかしながら燗して遣って下はんせ」


くんさ・る【下】

〔他ラ四〕 「くださる(下)」の変化した語。

浄瑠璃・鶊山姫(1740)二「『もわいてをる、一つおまそか』『いえ、お構ひくんさりますな』」


げ【下】

〔名〕 (「下」の呉音

① した。⇔上(じょう)。

価値が低いこと。劣ること。下等。⇔上(じょう)。

蓮如上人御一代記聞書(16C後)「下(げ)としたる人の云事をば用ひずして心ず、腹立するなり」

書物文の章段、演劇場面など、二つまたは三つ分けたものの、最後のもの

交易問答(1869)〈加藤弘之〉上「跡は下の巻で話すでござろう」

能楽用語。

(イ) (「下三位(げさんい)」の略) 世阿彌が能の美を上中下三段階に品等した、その下の三風強細風(ごうさいふう)、強麁風(ごうそふう)、麁鉛風(そえんふう)をさす。

風姿花伝140002頃)三「能に上・中・下差別(しゃべつ)あるべし」

(ロ) 「げおん(下音)②」の略。

(5) 邦楽用語。

(イ) 雅楽琵琶の感所(かんどころ)の名、また、その音。

(ロ) 横笛指孔一つ。譜字としては省略してと書き、「げ」と読むことが多い。

懐竹抄(12C末‐13C初か)「竹腹上一二三四五七穴。如行呼之為次干五夕中六口也」

(ハ) 笙(しょう)の管の名の一つ。およびその管の出す音(嬰ヘ)。またその音を基本とする合竹(あいたけ)(=和音)の名。

吉野吉水院楽書(1239‐1336頃)「一、笙笛竹名 千十下乙工(く)美一八也言(ごん)七行上()凡(ぼ)乞毛比」


くだい・す【下】

〔他サ特活〕 「くださります」の変化した語。

咄本軽口五色紙(1774)中「フン青龍湯(せいりゃうたう)とやら、醒めるものなら一服下いせんか」


さがり【下】

〔名〕 (動詞「さがる(下)」の連用形名詞化

下方垂れること。また、そのもの

(イ) つりさげ用いる釜。→鍑(さがり)。

(ロ) 衣服飾りとして垂らす紐。

装束抄(1577頃)「奴袴之括〈略〉腹白の組は二筋にて、さがり四つあり」

(ハ) 六尺ふんどし前部垂らす布。歌舞伎では奴(やっこ)などが豪華なものをつける。

浮世草子好色万金丹(1694)五「せわしき御見(ごげん)にもとらず帯もほどかずに胸を押し上げ、褌のさがりは跡へはづして置き」

(ニ) 相撲で、力士がまわしの前に垂らす紐(ひも)状の飾り

俳諧野の錦(1767)「手を当る角力のさがりわづか也」

(ホ) 和船船首材みよしの先端につける黒い縄装飾近世初期以来、みよしを長く突き出し関船弁才船につけられ、衝突の際、船を痛めないためというが、効果疑問琉球産のクロツグ、または、シュロを縄になって作る。かもじ。〔和漢船用集(1766)〕

下り&wc1;&wcホ;の画像

目上の人のもとから退くこと。

読本昔話稲妻表紙(1806)一「藤波が妹の於竜、姉の下(サガ)りのいつより遅きを案じ

神仏の前からさげた供え物。転じて、目上の人からゆずり渡された衣類品物

浮世草子新色五巻書(1698)二「身はなまくらものと人にいはれ、さがりくふ身は我ながら知らず

④ 高い所から低い所へと移ること。また、ある部分が他より低くなっていること。

八雲御抄1242頃)六「管絃に長ぜん人は、ことふえのさがりあがり、いささかのたがひも明らかにきくべし」

(5) 価値値段相場などが安くなること。→下がりを請ける

漢書列伝抄(145860)一「左遷は為中(ゐなか)へいた事を云ぞ〈略〉朝廷にいるよりはさがりぞ」

(6) 物事程度が低くなること。衰えること。

(7) 時がある時刻を過ぎること。

十訓抄(1252)七「さきざきは巳時ばかりかならず鳴が、午時のさがりまでみえねば、いかならんと思て」

(8) 支払いのしてない金額未払い分の勘定未払金さがりがね

広福寺文書文中二年(1373)一二月一三日・平澄隆去状高良山如法経料足借用物のさかりの分に引申候田地事」

(9) 卑賤の者や芝居者の称。

(10) 囲碁で、盤端の第二線ないし第四線の位置にある石から、盤端に向かって下降するように同一線上並べて打つ手


さが・る【下】

〔自ラ五(四)

一端が物に付いて下方にたれる。ぶらさがる

万葉(8C後)五・八九二「綿も無き 布肩衣(ぬのかたぎぬ)の 海松(みる)のごと わわけ佐我礼(サガレ)る 襤褸(かかふ)のみ 肩にうち懸け

俳諧続猿蓑(1698)夏「姫百合上よりさがる蛛の糸〈素龍〉」

② 高い所から低い所へと移る。

(10C終)一八〇「髪のかしらにもより来ず五寸ばかりさがりて、火をさしともしたるやうなりけるに」

平家13C前)四「あがる矢をばついくぐり、さがる矢をばをどりこえ」

一方、または一部が他より低くなる。

大鏡(12C前)二「御めのしりのすこしさがり給へるが、いとどらうたくおはするを」

④ 前から後へと位置が変わる。

(イ) 進んで行く仲間から遅れる。あとになる。

平家13C前)四「さがらう物をば、弓のはずにとりつかせよ。手をとりくみ、肩をならべてわたすべし」

(ロ) 後へ引き退く

落語鉄拐(1890)〈禽語楼小さん〉「後方へ退(サガッ)て見て居ろ」

(5) 地位の上の人のいる所か離れ去る

(イ) 目上の人や客などのいる前などから退く。退出する。

落語将棋の殿様1889)〈禽語楼小さん〉「設令(たとひ)上のお手討ちに成ますとも決して御前は退(サガ)りません」

(ロ) 食べ終わった料理の膳が台所などへ運ばれる。

雑俳柳多留拾遺(1801)巻一四下「ほうばって置て禿はさがりんす」

(ハ) 奉公先から暇をもらって家へ帰る

雑俳柳多留‐三(1768)「下る乳母てい主にこにこをしょい」

(ニ) ((ハ)から転じて) 勤務先稽古所学校などから帰るまた、そこへ行くのをやめる。

滑稽本浮世風呂(1809‐13)前「おいら抔(なんざ)ア、お師匠様から下ると毎日行まアす」

(6)内裏が北にあったので、北に行くのを「あがる」というのに対して京都で、南へ行く。また、大阪では城と反対の方へ行く。

*金刀比羅本保元(1220頃か)中「京極を下(くだ)りに三条までさがりて」

(7) 物事程度などが低くなる。

(イ) 価値技能が低くなる。劣る。

東大国文研究室十訓抄(1252)三「或はふかくなるをもあなづる。或はわれより下れるをも侮る

風姿花伝140002頃)一「さる程に、あがるは三十四五までのころ、さがるは四十以来なり」

(ロ) 値段相場などが安くなる。

日葡辞書(1603‐04)「ネガ sagaru(サガル)」

(ハ) 温度が低くなる。

竹沢先生と云ふ人192425)〈長与善郎竹沢先生虚空「熱は前より下がってゐたが、脈は依然として思はしくなかった」

(ニ) 強さ良さなどの度合おとろえる。また、おちぶれる

*虎明本狂言楽阿彌室町末‐近世初)「猶も輪廻妄執は、此としまでも、すきのさがらぬ」

(8) 官庁から許可命令などの書類また、給与などが渡される。

暴風(1907)〈国木田独歩〉二「父の専一は昔しの判事多少恩給は下(サガ)るが」

(9) 時がある時刻を過ぎる。また、時代が移る。

宇治拾遺(1221頃)一一辰の時とこそ催しはありしか、さがるといふ定(ぢゃう)、午未の時には、わたらんずらんものをと思て」

(10) 支払いすまないで、掛けになってたまる。

談義本風流志道軒伝(1763)三「(こじり)のつまる鐘撞堂(かねつきどう)、借(サガッ)た跡での板橋より」

(11) 、肉などが腐る。

日葡辞書(1603‐04)「イヲ、または、ニクガ sagaru(サガル)」

(12) (たか)が死ぬことをいう、忌み詞

龍山百首(1589)「死ぬるをば、そこねたる共、さかりたる共云也」


さ・ぐ【下・提】

〔他ガ下二〕 ⇒さげる(下)


さげ【下・提・垂】

〔名〕 (動詞「さげる(下)」の連用形名詞化

① さげること。つるすこと。⇔あげ。

寛永刊本蒙求抄1529頃)四「馬からをちた時には髪がゆがむぞ。其やうにゆがめてゆうぞ。日本のやうに、さげにはゆわぬぞ」

日本音楽の用語。旋律進行において、低い音に進むこと、およびその部分謡曲では「落チ」ともいう。ただし、その記号「落チ」の略号である「ヲ」は、一つの音だけが下がることで「下ゲ」は二つ上の音が連続して下がることを示す。

音曲声出口伝(1419)「下 花のすぐるによて紅まさに老たり」

江戸時代事件印刷して急報することを業とした者。また、その印刷物

歌舞伎霊験亀山鉾(1822)序幕返し「源之丞は今の下(サ)げを引裂き向う見込む

よだれかけ

(5) 岡持

雑俳・とかへり集(1858)「本家番頭じろっと庭の提見て行」

(6) 落語などの結末で、話のしめくくり方。しゃれや語呂合わせなどで聞く人の笑いをさそったり余韻を残す効果を狙ったりして話をしめくくる言葉また、その部分。おち。

雑俳智恵車(1716‐36)「誉て腹損って下にする」

即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉小尼公「おん身の話は掛詞の類のいと卑しきをさげとせり」

(7) やめること。

雑俳川柳万句合安永五(1776)義二「下ケにするそうて相手もかみをゆひ」

(8) 相場安くなること。下げ足下落

家族会議(1935)〈横光利一〉「今まで新東の下げは仁礼としては、まだ本勝負這入った活動ではなかった」

(9) 目上から渡されること。官府から支給されること。

開化入口(1873‐74)〈横河秋濤〉四「四季には切立ズボンマンテルシャップ、靴迄も御下げ有り

(10) 縒(よ)った絹糸の量の単位。あげわくからはずした綛糸(かせいと)二〇綛を一提とする。

(11) 「さげお(下緒)」の略。

(12)くさずり草摺)②」の異名

(13) 毎日渡す賃金をいう芝居者仲間隠語

南水漫遊拾遺(1820頃)四「歌舞伎楽屋通言〈略〉さげ、日々に渡す賃銭


さ・げる【下・提】

〔他ガ下一〕 [文]さ・ぐ 〔他ガ下二

物の一端固定して下へ垂らす

(イ) 物に掛けてつるす。つりさげる

催馬楽7C後‐8C)庭に生ふる「庭に生ふ唐薺(からなづな)はよきなり はれ 宮人の 左久留(サグル)袋を おのれ懸けたり」

俳諧曠野(1689)五「煤はらひにさげたる瓢かな〈一髪〉」

(ロ) (提) 手に持って下へ垂らすぶらさげる。

説経節説経苅萱(1631)下「ちちかるかやのどうしんは、はなかごをてにさけて、おくのゐんよりおかへりあると」

② 前から後ろへと位置を変わらせる。後ろへ移す。「一歩さげる」

地位上の人のいる所か離れさせる。

(イ) 目上の人や客などのいる前から退かせる。

源氏100114頃)帚木心地なやましければ、人々さげずおさへさせてなむと聞こえさせよ」

(ロ) 人の前から料理などをとりかたづけ台所などへ運び出す

多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉後「お種は勝手へ下げる物を片付けて婢(をんな)を呼ぶと」

(ハ) ある人の近くから物を他へ移す。

落語・宗漢(1895)〈四代目橘家円喬〉「生憎此間から夜具蒲団洗濯に下(サ)げて今宅にないのでございます

(ニ) 奉公先、稽古所学校などから帰らせる。また、そこへ行くのをやめさせる

雑俳川柳万句合明和六(1769)智三「諷ではどふてくへぬとおやじ下げ

細君1889)〈坪内逍遙〉一「もうひとり小間使がゐましたが、訳があって下げたので、当分は忙しからう」

④ 高い所から低い所へと移す。おろす。⇔あげる。

天草本伊曾保(1593)エジットよりの不審条々トリノ エヲ モタセ サシアゲバ、トリモ ウエニ アガリ sagueba(サゲバ) トリモマタ サガル ヤウニ ナラワセテ」

(5) 一方または一部分を他より低くする。⇔あげる。

*竹取(9C末‐10C初)「つばくらめ尾をさけていたくめぐるにあはせて」

多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前「お種が辞儀をすれば、之助も同じやうに頭を低(サ)げて」

(6) 物事程度などを低くする。⇔あげる。

(イ) 地位格式価値などを低くする。

高野平家13C前)一「わが身あやまつ事はなけれども、すてられたてまつるだにあるに、座敷をさへさけらるることの心うさよ」

(ロ) 値段相場などを安くする

俳諧炭俵(1694)上「買置をさげて売出す〈孤屋〉 この春はどうやら花の静なる〈利牛〉」

(ハ) 音の高さ大きさを低くしたり速度濃度などを減じたりする。

三道(1423)「上声五句斗(ばかり)、指声五句斗、下て云ひ納むるまで、五六句斗、曲舞十二三句歟」

海に生くる人々(1926)〈葉山嘉樹〉二五「九哩の速力をどうしても、もっと下げなければならない筈であった」

(7) 目上の者から目下の者へ渡す。また、官府書類などを返したり渡したりする。

人情本春色梅児誉美(1832‐33)初「おれが名代に、畠山さまへ行たれば、随分金子は下(サ)げつかはすが」

(8) 貯金などを引き出す。

苦の世界(1918‐21)〈宇野浩二〉六「けさ郵便局から小遣ひをさげておかうと思ひながら」

(9) 軽蔑する。見下げる

平家13C前)七「わどのをさぐるにはあらず、存ずるむねがあれば名のるまじいぞ」

(10) (①(ロ) の意から) ある性質気持顔つきなどを持つ、有する

浄瑠璃女殺油地獄(1721)中「おのれが五体どこを不足にうみ付た。人間根性なぜさげぬ」

安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉初「こちとら四十づらアさげて色気もそっけもねへけれど」

(11) 支払う。

洒落本・玉之帳(1789‐1801頃)「玉をさげぬ内は子共を廻さず」

(12) 支払い待ってやる。つけにしてやる

洒落本駅舎三友(1779頃)出立「下らふといって茶屋下げず」


ください【下】

(四)活用動詞「くださる(下)」の命令形「くだされ」の変化したもの一説に、「くださいまし(ませ)」の略ともいう。現在、標準口語では、この形が、「くださる」の命令要求表現として用いられる。動詞用法をはじめ、「行ってください」「御覧くださいのような補助動詞用法もある。

洒落本遊子方言(1770)発端手のごひを、ちょと、あつい、ゆで、しぼって、ください

唱歌桃太郎文部省唱歌)(1911)「お腰につけた黍団子一つわたしに下(クダ)さいな」

[補注]次の例のように、「まかして下さい」の気持用いることもある。「夫婦喧嘩世間へ対して外聞が悪い。かみさんも、宿六も、大概な事は、この家主に下(クダ)さい。大家貰ひました」〔伎・貞操花鳥羽恋塚‐六立〕


くださ‐・る【下】

1 〔他ラ下二〕 ⇒くだされる(下━)

2 〔他ラ五(四)〕 (近世以降(一)四段活用したもの

[一]

① 「与える」「くれる」の意の尊敬語お与えになる。お下しになる。

歌舞伎仏母摩耶山開帳(1693)一「三匁下さるなら取持ちませう」

② 「もらう」の意の謙譲語。いただく。頂戴する。特に、飲食物をいただくの意で、飲食するのをへりくだっていうのに用いる。

洒落本駅舎三友(1779頃)二階「『まだまだもちるいでくへねへのは、疝気もちとはいとりもち』『アイその外、なんでも下さります』」

滑稽本東海道中膝栗毛(1802‐09)五「ハイ、さけはすきで、一升ざけを下さります」

③ (もらっても、ありがたくないの意からか、また、くだらない」に連想してできたものか) 好まし感じられる。また、下に打消の語を伴ってくだらない、つまらない、の意に用いる。→くださらぬ

当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉三「さういふ似而非なる奇人は、あんまり下(クダ)さった方じゃアないネヱ」

[二] 補助動詞として用いる。他の動作表わす語句について、その動作の主が恩恵与える意を、恩恵を受ける者の立場から敬っていう。「…(て)くれる」の尊敬語

(イ) 動詞接続助詞「て」のついたものにつく。

浄瑠璃国性爺合戦(1715)三「よふ生きてゐて下さって、父をおがむ有がたや」

滑稽本浮世風呂(1809‐13)二「私のやうなものでもあちこちからお世話遊して下(クダ)さいますがネ」

(ロ) 動詞連用形に「お」を冠したもの、あるいは動作性の漢語名詞に「ご」を冠したものにつく。

滑稽本八笑人(1820‐49)初「御慈悲に命をおたすけ下さりまし」

人情本いろは文庫(1836‐72)二五「御気に障ったら、御勘弁下(クダ)さい」

[補注](1)命令形が「ください」となること、助動詞「ます」に続くとき「ください」の形が現われること、「ます」の命令形「まし」「ませ」が直接付くことなどから、特別ラ行四段活用とか、ラ行変格活用とか呼ぶ意見もある。→ください
(2)「た」「て」に続くとき、「浮世風呂‐三」の「をばさんがうめて下(クダ)すって、てうどよいお加減だ」などのように「くだすって」「くだすった」の形をとる場合がある。


くださん・す【下】

〔他サ特活〕 (「くださります」の変化した語。一説に「くださる」に助動詞「んす」の付いた語という) 近世遊里語

[一] 「くださいます」の意の女性語

評判記難波鉦1680)二「すこしづつでもしうぎとて、との達からくださんすこともござんす

[二] 補助動詞として用いる。助詞「て」を介して用言連用形音便形)について、その動作の主が恩恵与える意を、恩恵を受ける者の立場から敬っていう。「…てくださいます」の意の女性語

歌舞伎金岡筆(1690)二「先おやま人形より、ざとう人形をさきへつくりてくださんせ」

[補注](1)活用文語サ行変格活用とほぼ同じだが、連体形は「くださんす」、命令形「くださんせ」。
(2)終止形は普通「くださんす」だが、「浄・心中重井筒‐中」の「ほっけになってくださんする」のように、「くださんする」の例も見られる


くだし【下】

〔名〕

① (動詞「くだす(下)」の連用形名詞化) くだすこと。申しわたすこと。下命

宇津保(970‐999頃)国譲下「これ、目の当りにて参らせよと侍つるくだしの侍つれば」

② 「くだしぐすり下薬)」の略。

実隆公記明応四年(1495)五月五日紙背宗祇書状)「宗長はくたしをたへ候間今日まかりあからす候」

仮名草子浮世物語(1665頃)一「目の際迄爛れ程に尼子佐竹瀉薬(クダシ)を与へて、程なく癒へにけり」


くだ・す【下・降】

〔他サ五(四)

① 天、空などから下の方へ移す。などを降らす

書紀720神代上(水戸本訓)「素戔嗚尊は是性(ひととなり)残害(そこなひやぶる)ことを好む。故、下(クタシ)て根国を治(しらせ)む」

拾遺(1005‐07頃か)雑秋・一一三八「そま山にたつけぶりこそ神無月時雨をくだすとなりけれ〈大中臣能宣〉」

② 川の上流から下流へ流す。

拾遺(1005‐07頃か)恋一・六三九「大井河くだす筏のみなれ棹みなれぬ人もこひしかりけり〈よみ人しらず〉」

③ (紙などに)筆をおろすまた、碁、将棋などで、盤上に駒や石を打つ

源氏100114頃)梅枝「かかる御中におもなくくだす筆のほど、さりともなん思う給ふる」

行人(1912‐13)〈夏目漱石塵労ヘボ碁ですから、石を下(クダ)すのも早いし」

刃物をあてる。

*九冊本宝物集1179頃)九「誠に木をきらんには、しきりにをのをくだせば、とくきれ侍るべし」

(5) 人を都から地方行かせる。物を都から地方へ送る。

落窪(10C後)四「あの殿のゆるしなくは、親子の面(おもて)も見でくだしてんずるか」

平家13C前)一二「聖(ひじり)力及ばで関東下し奉る

(6) 上位の人から下位の人へ与える。下賜する。

平家13C前)一二平家にむすぼほれたり人々も、源氏世の強りし後は、或は文(ふみ)をくだし、或は使者をつかはし、さまざまにへつらひ給ひしか共」

(7) 命令判決などを言い渡す

観智院三宝絵(984)中「御門悦給て、のしたにみことのりをくたして」

火の柱(1904)〈木下尚江一八審判なしに宣告を下だすことは如何なる野蛮法律許るさぬ」

(8) 程度価値音調地位などを低くする。さげる。

源氏100114頃)若菜上琴の緒もいとゆるに張りて、いたうくだして調べ

天草本伊曾保(1593)椶梠と竹の事「ココロザシヲ cudasazu(クダサズ)」

(9) 戦争スポーツ勝負事などで相手負かす降参させる。

*妙一本仮名書き法華経鎌倉中)五「もろもろのくにを降伏(カウフク)(〈注〉クタシフセン)せんとおもはんに」

尋常小学読本(1887)〈文部省〉七「秀吉は〈略〉島津義久等を降して、遂に天下一統せり」

(10) 物事に対して自分ではっきりした判断をつける。また、それによって事を行なう。「手をくだす

史記抄(1477)三「旧史を補て新意を下て注したほどに」

小説平家(1965‐67)〈花田清輝〉四「にわかにわたしとしては断定をくだしがたい

(11) 下痢する。

仮名草子竹斎(1621‐23)下「折節腹中(ふくちう)をわづらひ、膿血(うみち)をくだしければ」

行人(1912‐13)〈夏目漱石友達平生から胃腸の能くない男で〈略〉稍(やや)ともすると吐いたり下(クダ)したりした」

(12)動詞連用形につけて補助的に用い上の動詞表わす動作すらすら進行させる。「読みくだす」「書きくだす」など。


くだっし【下】

四段活用動詞「くださる(下)」の命令形ください」の転じた「くだせえ」の変化した語) 相手物事請い求める意を表わす尊敬語敬意はうすく、江戸末期以降主として職人仲間用いられた。補助動詞として用いることもある。

滑稽本浮世床(1813‐23)初「コウ酔ていふぢゃアねへが聞てくだっし


くだは・る【下】

1 〔他ラ四〕 四段動詞「くださる(下)」の変化した語。上方で、侠客相撲取盗人などが多く用いた。

浄瑠璃釜淵双級巴(1737)上「お侍様味ようしやました。どれ分け口下はりませ」

2 〔他ラ下二〕 ⇒くだはれる(下)


くだり【下・降・行・件・条】

1 〔名〕 (動詞「くだる(下)」の連用形名詞化

[一] (下・降

① 高い所から低い所へ移動すること。また、流れかみからしもへ行くこと。

書紀720斉明四年・歌謡水門(みなと)の 潮(うしほ)の矩娜利(クダリ) 海下(うなくだ)り 後もくれに 置きて か行かむ」

浄瑠璃・本朝三国志(1719)四「片足踏みはづし、はしごをくだりにころころころ」

② (約二時間を単位とする昔の時の呼び方において) 時が移り過ぎて、ある刻限終わり近づくこと。また、その時

高倉院厳島御幸記(1180)「申のくだりに、福原に着かせ給」

③ 都から地方へ行くこと。

源氏100114頃)賢木斎宮の御くだりちかう成ゆくままに」

栄花(1028‐92頃)鶴の林「殿ばら、受領のくだり、僧達などにもわかたせ給ひて」

④ (内裏都城の北にあったところから) 京都の内で、南へ行くこと。

今昔1120頃か)一二「東の大宮を下りに遣せて行くに」

太平記14C後)一七「真如堂西へ打過て、河原を下りに押寄る」

(5)のはずれの方。また、遠く隔たった土地土地の名の下につけて用いる。くんだり

浄瑠璃心中天の網島(1720)上「桜橋から中町くだりぞめいたら」

(6) 程度が低くなること。劣ること。

新撰六帖(1244頃)六「谷さまにはへる峰への玉かつらただくだりにもなる我身かな〈藤原為家〉」

(7) 進むにつれてだんだん下がってゆく道くだりざか

*湯ケ原ゆき(1907)〈国木田独歩〉七「上(のぼり)には人が押し下(クダリ)には車が走り

(8) 鉄道路線で、各線区ごとに定められた起点から終点への方向。現在では、都市(特に東京ないしはそれに近い所を起点としていう。また、下り電車列車)を略していう。

窮死(1907)〈国木田独歩〉「疲労(くたび)れて上り下(クダ)り両線路の間に蹲(しゃが)んだ」

(9) ヒバリ鳴き声の高い方から低い方へ移り行く部分

東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉下「雲雀もまた行はれて、上り中天・下(クダ)りの三声の美にして」

(10) (③から転じて) 江戸時代、特に江戸上方(かみがた)の産物をいう。「下り酒」「下り杯」「下り雪駄」など品物の名の上に付けていう場合も多い。

咄本無事志有意(1798)十軒店「『もふ十軒店に下(クダリ)めらが出ているだろふ〈略〉』と大勢づれで雛店へ行(ゆき)」

(11)くだりあめ下飴)」の略。

御湯殿上日記天文二三年(1554)正月一〇日「りしやう院より御くたり一おりまいる」

物類称呼(1775)四「又地黄煎とも書 江戸にては 下りともいふ」

(12) 巡業などで、上方から江戸来ている人。

評判記・難野郎古たたみ(1666頃)玉井浅之丞「いかにしてもしとやかななりふり〈略〉くだりのうちにはさだめて京そだちならばついぢのうちの御ながれかと」

(13) 下痢(げり)。くだりはら

咄本軽口露がはなし(1691)三「翼日(よくじつ)はらもなをりければ、女房いふは、『今朝のくだりは何と有ぞ』」

(14) 南風

風俗画報‐一五二号(1897)人事門「何月は山背(やませ)(東風)なれど何月はクダリ南風)なり」

[二] (行・件・条)

① 上から下へのならび。特に、着物の縦のすじ。

万葉(8C後)一四・三四五三「風の音(と)の遠き吾妹(わぎも)が着せし衣(きぬ)たもとの久太利(クダリ)まよひ来にけり」

仮名草子恨の介(1609‐17頃)上「御上前(うへまへ)のくだりには、恋を駿河富士の嶺を、浮雲が帯となり」

文章で述べられている一部分。章。条。段。

書紀720推古一二四月岩崎本訓)「故に初の章(クタリ)に云へらく」

当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉二〇「僅に説洩せし条(クダリ)を拾ひて」

前文にあげた事柄前に述べた箇所。前の箇条。くだん。

大和(947‐957頃)一六八「この大徳たづねいでてありつるよしを、上(かむ)のくだり啓(けい)せさせけり」

2接尾文章の行(ぎょう)を数えるのに用いる。

源氏100114頃)梅枝「ただ三くだりばかりに、文字ずくなにこのましくぞ書き給へる」


くんだり【下】

接尾〕 (「くだり(下)」の変化した語) 中心地から遠く隔った地をさす場合に、地名に付けて用いる語。現代では、「そんな遠くまで」「そんなところに」などの気持をこめていうことが多い。〔倭語類解(17C後‐18C初)〕

酒中日記(1902)〈国木田独歩五月一〇日「新町から青山くんだりまで三円ばかしのお金取りに来るやうな暇はない」


お・りる【下・降】

〔自ラ上一〕 [文]お・る 〔自ラ上二〕

[一] そうしようとする意志が働いて、上から下へ人や物の位置が変わる。また、ある位置から退く。

① 高い所から低い所へ移り動く。くだる。さがる。⇔のぼる。

万葉(8C後)六・一二八ますらをの高円(たかまと)山にせめたれば里に下(おり)来(け)るむざさびそこれ」

徒然草1331頃)一〇九「かばかりになりては、飛びおるともおりなん」

② そうなるきまりのものや仕掛けのもの(幕や錠など)が上から下へ動かされる。

(10C終)一三九「つれづれなるもの〈略〉馬おり双六(すごろく)」

③ (馬、車、船など)乗っていた乗物から離れる。⇔乗る

*竹取(9C末‐10C初)「船よりおりて」

貴人の前から退く。退出する。さがる。⇔あがる。

伊勢物語(10C前)六五「曹司(ざうし)におり給へれば」

(5) 天皇が位を退く。また、一般に)ある職をやめる。

落窪(10C後)三「俄(にはか)にみかど御ここちなやみ重くて、おり給ひて、東宮位につかせ給ひぬ」

(6) こすって物を細かく砕く作用をもつ。磨(す)れる。

日葡辞書(1603‐04)「チャガ ヨウ voruru(ヲルル)〈訳〉茶臼(ちゃうす)が良いので挽(ひ)いた石臼から下へよく落ちる」

(7) 上から下への移動見なし得るそれぞれの動作をいう。

(イ) 卒業したりして学校離れる。さがる。

青春(1905‐06)〈小栗風葉〉春「小学校降りてから、漢字別に遣ってそれから絵も少し習った」

(ロ) 仕事催し勝負事などに参加する権利をすてる。

普賢(1936)〈石川淳〉三「『彦さん、少し降りてるといいや』残った二人で勝負をつづけてゐる傍で」

(ハ) 官公庁目上の人などから、金品指示与えられる。「恩給がおりる」

闘牛(1949)〈井上靖〉「簡単に許可降りるかどうか確定的なことは請合へないと」

[二] 自然の力に従って、上から下へ位置変える

① (露、が)地上に生じる。おく。また、が生じる。

俳諧冬の日(1685)「下り本郷の鐘七つきく〈杜国〉 ふゆまつ納豆たたくなるべし野水〉」

② からだの中から下へ出る。

浮世草子西鶴織留(1694)四「十六に成(なる)むすめ、四年此かた大べんおりずして」

[補注]高い所から低い所へ位置移動基本的に表わし、「あがる」の対義語見なされるが、「坂ののぼりおり」「車ののりおり」というように、「のぼる」「のる」と対をなすこともある。


お・る【下・降】

〔自ラ上二〕 ⇒おりる(下)


くだ・る【下・降】

〔自ラ五(四)基本的には、物や道、川などに沿って人や物がおりることをいう。

① 高い所から低い所へ移り動く。などが降ることや、涙が落ちることについてもいう。

蜻蛉(974頃)下「昨日のゆふべよりくだり」

俳諧曠野(1689)員外を聞て実に下る三声のなみだといへるも」

当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉六「くるまやに代をつかはし車をくだりて

② 川の上流から下流移動する。

万葉(8C後)二〇・四三六〇「朝なぎきのぼり 夕潮に 棹さし久太理(クダリ)」

古今(905‐914)東歌・一〇九二「もがみ川のぼればくだるいなふねのいなにはあらずこの月ばかり〈みちのくうた〉」

神仏などが地上におりてくる。

観智院三宝絵(984)下「不軽菩薩はくたれるかたちなり」

④ 都から地方へ行く。

万葉(8C後)一九・四二四五あをによし 奈良の都おし照る 難波に久太里(クダリ)」

土左(935頃)承平五年二月九日「京よりくだりしときに、みな人、子どもなかりき」

(5)内裏都城の北にあったところから) 京都の内で、南へ行く。

宇津保(970‐999頃)春日詣大宮大路よりくだり給ふ

(6) 目上の人または、公から下げ渡される。下賜される。また、人がつかわされる

宇津保(970‐999頃)蔵開上「中務の宮かはらけ取りて舞ひ給へり。右のおとど参り給ふ〈略〉かくて御かはらけくだるほどに」

更級日記(1059頃)「おほやけより使くだりて追ふに」

(7) 命令判決などが申し渡される。「判決がくだる」

古今(905‐914)雑体・一〇〇三「今もおほせの くだれるは〈壬生忠岑〉」

(8) 運命などの、人の力ではどうしようもないものの力が働く。「天罰が下る」

李陵1943)〈中島敦〉二「数年の後、突然、此の禍が降(クダ)ったのである

(9) 程度地位などが低くなる。低くて劣る。また、官途から民間へ、一般社会から刑務所へというように、低く見られる所に移る。「野(や)にくだる」

(10C終)七四それよりくだれる際は、みなさやうにぞある」

俳諧去来抄(1702‐04故実「或人情をいふとても、今日さかしきくまぐま探り求め西鶴浅まし下れる姿あり」

(10)助動詞「り」「たり」などを伴って) 場所などが、低い状態である。さがる。

小川本願四分律平安初期点(810頃)「低み下(クタレ)る処有らば、填て平くべし」

徒然草1331頃)二一七「富の来る事〈略〉水のくだれるに従ふがごとくなるべし

(11) 戦いで、相手負けて従う。降参する。

平家13C前)七「うてば必ず伏し、せむれば必ずくだる」

太平記14C後)三六左馬頭基氏、武威を失ひ人望背き我が軍門に降(クダラ)るべき事」

(12)しゃばらないで、ひかえめ態度をとる。けんそんする。へりくだる

書紀720仁賢即位前(図書寮本訓)「謙恕(クダリなだめ)温慈(やはらきうつくしひます)」

いさなとり(1891)〈幸田露伴〉九三「ただ朝夕おのれを謹み人に下(クダ)り」

(13) ある時刻を過ぎる。時が移る。また、時がたって後の世時代になる。→くだって

源氏100114頃)藤裏葉「ひつじくだるほどに、南の寝殿移りおはします」

打聞集1134頃)尺迦如来験事「其時に渡(わたらむ)としける仏法絶て不渡なりぬ。さてくだり後漢には渡(わたる)也けり」

(14) つかえないすらすらと進む。

正徹物語(1448‐50頃)下「詞つづきも哥めき、吟のくだりて理をつめず」

(15) 下痢をする。

仮名草子尤双紙(1632)下「巴豆(はづ)、大黄牽牛子は、いづれも下るぞかし」

(16) ある基準数量より下になる多く打消表現伴って、それ以上であることをいう。

商法明治三二年)(1899)七八条「其期間は二个月を下ることを得ず」

黒い眼と茶色の目(1914)〈徳富蘆花〉一「別格聖書級(バイブルクラス)の二三を下(クダ)らぬ秀才として」


おろし【下・卸・颪】

〔名〕 (動詞「おろす(下)」の連用形名詞化

① 高い所から下の方へ移すこと。おろすこと。「雪おろし」「神おろし」などのように名詞に付けて造語要素として使う場合が多い。

神仏供え物とりさげたもの。また、貴人飲食物残り使い古し品物おさがり御分(おわけ)。

古今(905‐914)雑上・八七四詞書「かめをもたせて〈略〉おほみきのおろしときこえにたてまつりたりけるを」

家来食糧支給すること。

宇川共有文書慶長一一年(1606)三月二七日「升はかなふせ以おろしに之候」

④ (颪) 山など高い所から下へ向かって風が吹くこと。また、その風。秋冬の頃、山腹空気冷え吹きおろす風。おろしのかぜ

古今(905‐914)秋下・二八五「こひしくはみてもしのばんもみぢばを吹きなちらしそ山おろしのかぜ〈よみ人しらず〉」

(5) 身分地位などを低くすること。

評判記色道大鏡(1678)一「大夫おろし 上職にて出世したる傾城の、天職にくだれるをいふ。天神おろし 天職にて出世したる傾城の、囲職になりたるをいふ」

(6) 自然に出産する時期より前に人為的に子を母体の外に出すこと。また、その子。子おろし。おろし子。

新羅服忌令(1425)「百日下子(ヲロシ) 三个月以前七日、四个月以後三十日

(7)大根やわさびを)すりくずすこと。すりくずしたものまた、すりくずす器具おろしがね

羅葡日辞書(1595)「ダイコンノ voroxi(ヲロシ)」

(8) ゆったりとねり歩くこと。おろしあゆみ

浮世草子傾城仕送大臣(1703)三「かれが風俗仕出しいかさま天職のおろしの様に見え

(9) 上下上げ下ろしして開閉する戸。おろし戸。

天草本平家(1592)四「ヲツボネノ voroxiuo(ヲロシヲ) ホトホトト タタケバ」

(10) 邦楽用語。

(イ) 能や長唄囃子打楽器楽句一つ広義には、頭組(かしらぐみ)から地になだらかに移るために奏する楽句総称狭義には、その中の一つをいう。

(ロ) 舞事(まいごと)の中の楽句一つ。笛が特殊な演奏をする部分をいう。大、小の鼓(つづみ)も特有の演奏をする。

(ハ) (声を低めてうたうところから) 浄瑠璃で、序詞終わり一区切を語る節。荘重ゆっくりと語り浄瑠璃本では節の出をの印で示す。特に大序のものを「大おろし」、おろしほど重くはないがよく似た節を「おろしかかり」という。

浮世草子元祿大平記(1702)二「上瑠璃本をとりなやみ〈略〉をろし、三重、いろ、うつり、はつは、そををとばかりにて、療治の事はおろそかに」

(11) 新しい品を使い始めること。また、その品。「したておろし

洒落本伊賀越増補合羽之龍(1779)和田志津广舟宿奉公之段「『おろしを又』〈略〉『屋根舟の新ぞうをさ』」

(12) (卸) 商品問屋から小売商売り渡すこと。おろし売り

和英語林集成初版)(1867)「Oroshi(オロシ)ト コウリワ ネダンガ チガウ

(13) 海を渡って近くの島などに船で行き来すること。また、その船。

源おぢ(1897)〈国木田独歩〉上「されど源叔父渡船(オロシ)の業は昔のままなり。浦人島人乗せ城下往来(ゆきき)すること、前に変らず」


おろ・す【下・降・卸】

〔他サ五(四)

[一] 事物や人を上から下へ移す。

① 高い所から下の方へ移す。上流から流れくだらせる。また、特に体の一部を下の位置落ちつける。「手をおろす

神楽歌(9C後)小前張稲舂(つ)き(かに)の や 汝(おのれ)さへ 嫁を得ずとて 捧げては於呂之(オロシ) や 於呂志(オロシ)ては捧げて や かみなげをするや」

源氏100114頃)朝顔「池の氷もえもいはず凄きに、童べおろして雪まろばしせさせ給ふ

② (幕、すだれなどを)垂れさげる。また、格子、とびら、錠などを)上から下へ動かしてしめる。

蜻蛉(974頃)中「月いと明かければ、格子(かうし)などもおろさで」

③ (馬、船、車などの)乗物から離れさせる。

*竹取(9C末‐10C初)「船そこにふし給へり。松原に御むしろしきておろし奉る

④ 陸から水の上移しおく。また、水の中に入れる。

万葉(8C後)一一二七三八大船のたゆたふ海に碇(いかり)下(おろし)如何にせばかもあが恋止まむ」

(5) 貴人の前から退かせる。さがらせる。

源氏100114頃)帚木「みな下屋(しもや)におろし侍ぬるを。えやまかりおりあへざらむ」

(6) 天皇に位を退かせる。また、身分地位低くする。

大鏡(12C前)二「をしておろしたてまつらんことはばかりおぼしめしつるに」

(7) おつげを受けるため、神の霊を天から下界呼びよせる。

米沢沙石集(1283)一「大明神をおろしまゐらせて御託宣を仰ぐべしとて」

(8) 神仏供え物貴人飲食物残りまた、使い古しの物などを下げてもらう。おさがりをいただく。

宇津保(970‐999頃)蔵開中「『ここにておろしを物せよ』とておろさせ給ふ

(9) 家来食糧支給する。

日葡辞書(1603‐04)「ハンマイヲ vorosu(ヲロス)」

(10) 悪くいう。こきおろす

源氏100114頃)乙女右大将民部卿などのおほなおほなかはら取り給へるを、あさまし咎め出でつつをろす」

(11) (風が自分自身をおろす意から) 上の方から風が吹く。吹きおろす。

千載(1187)秋下・三〇七「みむろ山おろす嵐のさびしきにつまとふ鹿のこゑたぐふなり〈京極関白家肥後〉」

(12) (「胤(たね)をおろす」の形で) 高位者が女性妊娠させる。

浮世草子好色訓蒙図彙(1686)上「もし殿様の、わき道に胤をおろし給へば」

(13) 上から下への移動見なしうるそれぞれの行為をする。

(イ) 外出用、来客用の物を日常用にまわすなど、品物一段低いと見られる使い道変える

真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝一六鼠小紋常着(ふだんぎ)を寝着(ねまき)におろして居るのが」

(ロ) 白紙に、最初の文字図形を記す筆をつける。

ある偽作家の生涯(1951)〈井上靖〉「一筆もおろしてない画紙が拡げられてあった」

(ハ) 囲碁で、石を打つ

良人の自白(1904‐06)〈木下尚江〉前「石を下(オロ)す音がパチンパチンと寂しく響くばかり」

(ニ) 原稿印刷に回す。また、印刷で、紙型を取るためなどで、組版次の工程に移す。

菊池君(1908)〈石川啄木〉二「三時半には私が最後原稿下した」

(ホ) 役目仕事からはずす。

日々収拾1970)〈坂上弘〉「トラブルがおこらない前に役目からおろしてやるのが」

(ヘ) (「調子をおろす」の形で) 手加減する。手心を加える

*自由と規律(1949)〈池田潔〉その生活「相手弱し見て調子下すもの」

[二] 切ったりすったりして、もとあった所か離れるようにする。

① (などを)切り取る

万葉(8C後)一五・三六〇三「青楊切り於呂之(オロシ)斎種(ゆだね)蒔きゆゆしき君に恋ひわたるかも」

② (頭髪を)剃(そ)る。

伊勢物語(10C前)八三「思ひのほかに、御ぐしおろし給うてけり」

③ からだの中から下へ出す。堕胎する。

桂宮本元輔集(990頃)「おとこの、〈略〉こをおろしてける人につかはす

④ (の肉などを)切りさく。

今昔1120頃か)一九(ゐ)を捕、生け乍ら下してけるを見て

(5)金属を)すりへらすまた、野菜などを)すり砕く

大般涅槃経治安四年点(1024)八「金の鉱(あらがね)消(オロシ)融(きたふる)時は是れ無常の相なり」

人情本閑情末摘花(1839‐41)初「山葵卸(わさびおろし)を借て大根を卸(オロ)し」

[三] おさめてある物を使うために出す。

取り出して使う。また、新し品物使いはじめる。

宇津保(970‐999頃)藤原の君「三合の米おろして食ひつつ」

落語かつぎや五兵衛(1889)〈禽語楼小さん〉「何に旧幣新しい筆を卸(オロ)して」

商品問屋小売商売り渡す卸売をする。〔志不可起1727)〕

③ (預けた金や元手の金などを)出す。

社会百面相(1902)〈内田魯庵投機縦令(たとひ)廉さんは一と資本(もとで)卸す下心があっても」

口先で人をだまして、金品奪い取る

洒落本十界和尚話(1798)二「今度かふいふ手で客をおろし、其金にて又が泥亀代」


おろせ【下】

江戸時代駕籠かきが「重くばおろせ」と歌いながらかついだところから)

1感動駕籠かきかけ声

評判記野郎虫(1660)「あんだのり物に、のせられて、はいはいをろせをろせといさみすすむ

2 〔名〕 上方遊里語

① 「おろせかご下駕籠)」の略。〔評判記色道大鏡(1678)〕

駕籠かき。〔評判記色道大鏡(1678)〕

③ 「おろせやど下宿)」の略。

浮世草子好色盛衰記(1688)三「賃(ちん)は卸(オロセ)の並とて五分くれられける」


くだん・す【下】

〔他サ特活〕 (「くださんす」の変化した語)

[一] 近世語。「くださいます」の意の女性語

浮世草子御前義経記1700)六「是爰なうそつきやくそく鼻紙はいつくだんす事ぞ」

随筆独寝1724頃)上「たばこ火ひとつくだんせ」

[二] 補助動詞として用いる。「…てくだんす」の形で、「…てくださいます」の意の女性語

歌舞伎当麻中将姫まんだら由来(1698)上「はてこな様さへ女ばうにしてくだんすなら、わしはどう也共」

浄瑠璃曾根崎心中(1703)「ああいやもういふてくだんすな、〈略〉いっそしんでのけたい」

[語誌](1)江戸時代前期上方遊女詞として発生し、やがて一般女性にも広まった。上方では、後期になると男性一般にも用いられたが、江戸では、後期になっても主に遊里用いられた。
(2)活用は、終止形に「くだんすとともに、「浄・長町女腹切‐下」の「聞へぬこといふてくだんする」のように、「くだんする」もみられる。


もと【本・元・基・下・許・素】

1 (「すえ(末)」の対)

[一] 存在基本となるところ。

草木の根。。ねもと。立っているものの下部

古事記(712)下・歌謡「立ち栄(ざか)ゆる 葉広(はびろ)熊白檮(くまかし) 母登(モト)には い組竹生ひ 末(すゑ)へには たしみ竹生ひ」

大鏡(12C前)五「高御座みなみおもてのはしらのもとをけづりて候なり」

物のつけ根

平家13C前)九「薩摩守の右のかひなを、ひぢのもとよりふっときりおとす

③ (枝葉に対して) 木の幹。また、の幹に近いほうの部分

古事記(712)中・歌謡「みつみつし 久米の子らが 粟生には 臭韮(かみら)一本(ひともと) 其ねが母登(モト) 其根芽つなぎて

草木生えぎわ。ねもとに近い地面物の立っているまわりの地面や床。

万葉(8C後)一〇・二三一六奈良山の峰なほ霧らふうべしこそ籬(まがき)の下(もと)のは消ずけれ」

(5) 調度道具類などの手に持つところ。手もと。

(10C終)八九三重がさねの扇。五重はあまりあつくなりて、もとなどにくげなり」

(6) 居所その人身のまわりその人の息のかかる範囲。→おもと・おんもと

古今(905‐914)恋二・五八九・詞書「やよひ許に、もののたうびける人のもとに、また人まかりつつ」

(7) そのもの近く。そのすぐそば。

万葉(8C後)一六三八一七「かるうす田廬(たぶせ)の毛等(モト)に吾が背子にふぶに笑みて立ちませり見ゆ

(8) 判断基準手本標準

蔭凉軒日録長祿三年(1459)一二五日普広院殿以勝定院殿御代本。即今御代普広院殿御本」

(9) 和歌の上の句。本句。

大和(947‐957頃)一五二「いはで思ふぞいふにまされると宣ひけり。〈略〉これをなむ、世の中の人、もとをばとかくつけける」

(10) 神楽歌奏するのに、神座向かって左方の座席また、そこにすわる奏者や、その受持ちの歌の部分本方

神楽歌(9C後)採物「〈本〉榊葉の香をかぐはしみ〈略〉〈末〉神籬御室の山の」

[二] 事物発生するところ

根元根本素地みなもと

源氏100114頃)乙女「ざえをもととしてこそ、大和魂世に用ゐらるる方も強う侍らめ」

原因。たね。

書紀720神代上(兼方本訓)「今、世人(よのひと)、夜一片之火(ひとつひとほすこと)忌(い)み、又、夜、擲を忌(い)む、此れ其の縁(ことのモト)なり」

即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉心疾身病「おそるおそるその不興因果(モト)を問ひしに」

③ 利を生むもの。資本資金。もとで。元金原価。「もとをとる」「もとも子もない

霊異記810‐824)下「銭一倍にして、僅に本(もと)の銭を償ひ、未だ利の銭を償はず」

④ (酒造では国字「酛」を用いる) 原料。特に、日本酒をかもすもとになるもの。酒母

日葡辞書(1603‐04)「サケノ moto(モト)」

[三] その影響や支配を受ける範囲

青年(1910‐11)〈森鴎外二一稲妻のやうに早い、鋭い一瞥の下(モト)に、二人容貌態度性格をまで見たかと思はれる位であった」

*自由と規律(1949)〈池田潔〉その制度現代イギリスパブリック・スクールは、如何なる制度のもとに運営されているのであろうか」

2接尾〕 立っている長いものを数えるのに用いる語。

草木数えるのに用いる。

古事記(712)中・歌謡「粟生(あはふ)には 臭韮(かみら)一(ひと)母登(モト)」

② 塔や堂などの高い建築物厨子、台、高盤、胡床、幡など、細長く立てて使う道具類などを数えるのに用いる。

鷹狩に使う数えるのに用いる。

幸若夜討曾我室町末‐近世初)「惣しては五拾もと、は八拾四疋」

3語素主として(一)(一)の意味で、立っているものの下部、根のまわり物の近く根拠地などを示す。「国もと」「そこもと」「足もと」「手もと」「ねもと」「ひざもと」「もと」など。


め・る【減・下】

〔自ラ四〕

① へる。少なくなる。また、下がる。〔日葡辞書(1603‐04)〕

衰える。弱る。めいる。

名語記(1275)六「人のいりめなるをめりたりといふ、如何

大淵代抄(1630頃)二「にも痛まず、にもめらず」

邦楽で、基本の音より低い調子にする。⇔かる。

八帖花伝書(1573‐92)三「望憶は機を緩く故に調子のめるを癖とす」


下、減少、不全

【英】Hyp-(Hypo-)[Sub-]
読み方:した、げんしょう、ふぜん

下、減少不全などの意を表わす接頭語

読み方:くだす

  1. 紙入又ハカバンノ中ノ紙幣ノミヲ取ルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・東京府
  2. 紙入又ハ鞄ノ内ニ収メラレタル金銭ノミヲ窃取スルノ意。〔第三類 犯罪行為
  3. 紙幣入、鞄等の中味だけを抜取る掏摸を云ふ。
  4. 紙入又はカバン内の紙幣だけをぬきとること。〔掏摸
  5. 紙入又はカバン内の紙幣だけをぬきとること。

分類 掏摸東京府


読み方:くだり

  1. 梯子。〔第六類 器具食物

読み方:さがり

  1. 家根引窓明窓ナド。〔第五類 一般建物
  2. 明取窓、天窓を云ふ。

読み方:さげ

  1. 袖付衣一般。〔第二類 人物風俗
  2. 袖のついた衣類を云ふ。

読み方:さげ

  1. 〔演〕落語の「オチ」のこと。
  2. 地口落仁輪加落、拍子落、逆さ落仕込み落考え落廻り落、見立て落、間ぬけ落、トタン落、ブツケ落、しぐさ落、など種々いわれている。〔芸能寄席落語)〕
  3. 隠語〕おちのこと。
  4. 落語のおち。

分類 寄席寄席落語演劇寄席芸能


読み方:した

  1. 陰門。〔第二類 人物風俗
  2. 陰門隠語犯罪人用語。「隠語輯覧」に出づ
  3. 女子陰部を云ふ。

分類 犯罪人犯罪


読み方:しも

  1. 下。人体下部。特に陰部をいふ。俗語
  2. 陰部人体腰部以下にも用ふ
隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

読み方:シモ(shimo)

所在 福井県大飯郡高浜町


読み方:シモ(shimo)

所在 静岡県静岡市葵区


読み方:シモ(shimo)

所在 奈良県桜井市


読み方:シモ(shimo)

所在 岡山県岡山市


読み方:シモ(shimo)

所在 岡山県赤磐郡瀬戸町


読み方:シモ(shimo)

所在 山口県岩国市


読み方:シモ(shimo)

所在 徳島県名東郡佐那河内村


読み方:シモ(shimo)

所在 福岡県宮若市


読み方:シモ(shimo)

所在 熊本県玉名市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

読み方
くだり
さがり
した
しも

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/25 23:42 UTC 版)

(した、しも、げ、か)




「下」の続きの解説一覧

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 08:28 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. 【した、しも、もと】足の方向
  2. 【した、しも、もと】重力作用する空間において、重力により引き寄せられる方向
  3. 【もと】法令などの影響がおよぶ範囲
  4. 【した、しも、もと】命令などの強制力を受ける側。従う側。
  5. 【ゲ】成績評価で、劣っている状態。
  6. 【ゲ】 大規模文章書籍などで、終わり中の方の部分
  7. 【した】あらかじめ用意する。
  8. (仏教) 凹形六境ろっきょう十二処じゅうにしょ)のひとつであるしき(「視覚対象」のこと)を構成する20種類属性のひとつ(ウィキペディア色 (仏教)」も参照)。

接尾辞

  1. 【カ】 その効力支配の及ぶ状態にあること。
  2. 【カ】 それよりも下層にある部分

手書きの字形について

3画目の書き方について「どこにも接していない」と指導する副読本存在する[1]が、どちらでもよい[2]東京書籍1977年秋に自社教科書体修正するに当たり、「下」の字形を同年7月23日付の官報通り修正しており[3]、この活字修正手書きにも適用するものと思ったのだろう。

熟語

成句


  • 画数:3
  • 学習年:小学1年で習う漢字
  • 音読み:カ、 ゲ
  • 訓読み:した、 しも、 もと、 さげる、 さがる、 くだる、 くだり、 -くだす、 くださる、 おろす、 おりる
  • ピンイン:xia4
  • ハングル:하
  • 対応する英語:below, down, descend, give, low, inferior
  • 下
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品詞の分類

接尾語ケ月  三昧  下    

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