いみ‐あい〔‐あひ〕【意味合(い)】
意味合い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 16:48 UTC 版)
周代以前の「夷」は現在の江蘇省や山東省付近に住んでいた民族を指していた。そのころの「夷」の意味合いとして『後漢書』東夷伝に以下のように記されている。 「 『礼記』王制篇に「東方のことを夷という。夷とは根本の意味である」とあり、その意味は「恵み育て生命を尊重することで、万物は土地に根ざしてできるものである」となる。そのため、東夷諸民族は生まれつきが従順で、道理をもってすれば容易に治められるといい、君子の国や不死の国 があるとさえいわれる。 」 このように初めの「夷」には侮蔑的な意味合いは見受けられず、むしろ好意的な印象を受ける。しかし周代以降、現在の江蘇省や山東省付近に斉や魯といった漢民族系の国々が建国され、東夷と呼ばれた人々が漢民族に同化されていくと、「東夷」という言葉は現在の中国東北部や朝鮮半島に住んでいた人々、すなわち濊・貊・倭・韓といった諸民族を指す用語となった。 しかし、中国東北部の東夷においても「東夷は一般に心穏やかに行動し、心に謹むことを慣習としている。これは他の三方の蛮夷(北狄・西戎・南蛮)と異なるところである」 と記し、また「東夷諸国は夷狄の邦(くに)といえども、俎豆(そとう) の礼がある。中国ではすでにその礼を失ってしまったが、東夷ではそれがまだ信じられている」 と記していることから、侮蔑というよりむしろ敬意を感じる。
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意味合い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 14:39 UTC 版)
広辞苑(1998年11月改訂)第5版までは、「検索」の意味として単に「調べさがすこと」、用例として「索引で語を検索する」と書かれている。このころまでは、一冊または複数冊の本の中に記述される事柄を探すことが、言葉としての「検索」の主な使われ方であった。一般的な言葉として馴染まれ使われていたのは、「検索」より、むしろ単に「見つける」、「探す」、「探索」といった言葉であった。検索した結果、目的とする言葉が見つからなければ、他の本を手にとって調べてみることになる。このことはコンピュータによる情報検索が行える現代においても、図書館や本屋において誰しも試みることである。一方、図書館では蔵書に対して「目録カード」や「カード目録」などと呼ぶ名刺大から葉書大程度のカードから所要の本を探し出したが、このような検索は蔵書検索と呼ばれ、現在でもコンピュータなどによる情報検索と併用されている。 広辞苑第6版(2008年1月改訂)では、「検索」の意味として「データの中から、必要な事項をさがし出すこと」とし、コンピューターの中のデータや、紙やマイクロフィルムに記録されたデータの中から探し出す、現在の検索への意味合いへと変化が見られる。用例は変わっていない。(なお、広辞苑5版から6版が出るまでの10年間にも、別の出版社から毎年刊行されている「現代用語の基礎知識」には「検索エンジン」などの用語の解説はあった。ただし、「検索」という言葉そのものの解説はない。)
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「意味合い」の例文・使い方・用例・文例
- その表現を使わないほうがいい.否定的な意味合いが込められているからね
- それが山田には大きな意味合いを持つ
- これの技術的な意味合いは何でしょうか?
- 私の言いたいことはもっと広い意味合いのものである。
- その発見の意味合いは我々すべてに関連[影響]をもつ.
- 保護を目的とする会社にとっては、潜在的に破滅的意味合いを持つポイズンピル
- (声明か質問について)連想を生じさせる意味合いを含み、しばしば誤解させたり影響を及ぼすよう意図される
- 通常否定的な意味合いで、行為を行う
- 行動を是認しそれに意味合いを与える前提と基準の体系
- ある人から他の人への無償の愛(特に事実上の精神的な愛)で、性的な意味合いを持たない
意味合いと同じ種類の言葉
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