東夷とは? わかりやすく解説

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あずま‐えびす〔あづま‐〕【×夷】

読み方:あずまえびす

京都からみて、東国の人、特に無骨粗野な東国武士あざけっていった語。東夷(とうい)。


とう‐い【東×夷】

読み方:とうい

古代中国人が東方異民族称した語。→西戎(せいじゅう) →南蛮北狄(ほくてき)

昔の日本で、京都の人が東国武士呼んだ語。あずまえびす


東夷

読み方:トウイ(toui)

東方辺民対す呼称


東夷(あずまえびす)

作者海音寺潮五郎

収載図書王朝
出版社富士見書房
刊行年月1987.4
シリーズ名時代小説文庫

収載図書ちくま日本文学全集 048 海音寺潮五郎
出版社筑摩書房
刊行年月1993.1


東夷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/08 14:56 UTC 版)

東夷(とうい)は、周代及びその後の中国東方の異民族の総称で、四夷の一つである。(い)。


  1. ^ 張世超; 孫凌安; 金国泰; 馬如森 (1996). 金文形義通解. 中文出版社. pp. 2468–9 
    季旭昇 (2014). 説文新証. 芸文印書館. pp. 764–5 
    林志強等 (2014). 《文源》評注. 中国社会科学出版社. p. 385 
  2. ^
    孟子曰:「舜生於諸馮,遷於負夏,卒於鳴條,東夷之人也。文王生於岐周,卒於畢郢,西夷之人也。地之相去也,千有餘里;世之相後也,千有餘歲。得志行乎中國,若合符節。先聖後聖,其揆一也。」 — 孟子、離婁下
  3. ^ 王徳威 (2020年3月16日). “基調講演記録 華夷の変 ―華語語系研究の新しいビジョン―”. 愛知大学国際問題研究所紀要 = JOURNAL OF INTERNATIONAL AFFAIRS (155) (愛知大学国際問題研究所): p. 10-11. http://id.nii.ac.jp/1082/00010030/ 
  4. ^ 韓東育 (2018年9月). “清朝の「非漢民族世界」における「大中華」の表現 : 『大義覚迷録』から『清帝遜位詔書』まで”. 北東アジア研究 = Shimane journal of North East Asian research (別冊4) (島根県立大学北東アジア地域研究センター): p. 17. http://id.nii.ac.jp/1377/00001920/ 
  5. ^ 杉山清彦. “第8回 「中華」の世界観と「正統」の歴史” (PDF). 「正統」の歴史と「王統」の歴史 (東京大学教養学部): p. 6. オリジナルの2016年9月10日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160910050756/https://ocw.u-tokyo.ac.jp/lecture_files/11348/8/notes/ja/08sugiyama20121203final.pdf 
  6. ^
    孝公元年…秦僻在雍州,不與中國諸侯之會盟,夷翟遇之… — 史記 秦本紀、秦孝公
  7. ^
    楚屈瑕伐羅鬭伯比送之還謂其御曰莫敖必敗〈云云〉入告夫人鄧曼鄧曼曰大夫其非衆之謂看此一叚便見得楚之在當時所謂盜亦有道夫楚夷狄之國… — 春秋左氏傳説、卷一
  8. ^
    《王制》云:“東方曰夷。”夷者,柢也,言仁而好生,萬物柢地而出。 — 後漢書、東夷列伝第七十五
  9. ^ 檢索 - 韻典網”. ytenx.org. 2023年11月29日閲覧。
  10. ^ 檢索 - 韻典網”. ytenx.org. 2023年11月29日閲覧。
  11. ^ 檢索 - 韻典網”. ytenx.org. 2023年11月29日閲覧。
  12. ^ 天命を革(あらた)めることを「革命」という。
  13. ^ 山海経』に「君子の国は衣冠をつけ、剣を帯びて獣肉を食べ、2つの飾りの虎をいつもそばに置いている」「不死の人が交脛(山東地方か?)の東にあり、その人は色が黒く、長寿でなかなか死なない。君子国も不死国もともに東方にある」とあり、『外国図』には「君子国は瑯琊(現在の山東省青島市黄島区)から三万里離れたところにある」とある。
  14. ^ 『後漢書』東夷伝
  15. ^ 祭器の名。俎と豆。俎はいけにえの肉をのせるまないた、豆は菜を盛るたかつき。転じて、礼法。
  16. ^ 三国志』魏書東夷伝
  17. ^ 大辞泉』 - コトバンク
  18. ^ ユハ・ヤンフネンA Framework for the Study of Japanese Language Origins」『日本語系統論の現在』(pdf)国際日本文化センター、京都、2003年、477-490頁http://publications.nichibun.ac.jp/region/d/NSH/series/niso/2003-12-26-1/s001/s025/pdf/article.pdf 


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