ちゅうごく【中国】
《中華思想に基づいて自ら称した名》アジア東部の大半を占める国の通称。前16世紀ごろから前11世紀ごろにかけて、黄河流域に殷(いん)王朝が起こり、以後、周・秦・漢・三国・南北朝・隋・唐・宋・元・明・清などの時代を経て、1912年共和制の中華民国が成立、1949年中華人民共和国となる。→中華人民共和国
ちゅう‐ごく【中国】
ちゅうごく 【中国】
中國
姓 | 読み方 |
---|---|
中國 | なかくに |
中國 | なかぐに |
中国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/10 04:55 UTC 版)
中国(ちゅうごく、中國)は中華人民共和国の略称であって(昔は中華民国)アジア大陸に位置する国家を指す。中華と同義。
- ^ 外務省:中華人民共和国
- ^ 中国 - Yahoo!ニュース Archived 2014年6月15日, at the Wayback Machine.
- ^ 地球の歩き方 > 中国の概要
- ^ a b 間宮林蔵述村上貞助編『東韃紀行』国立公文書館デシタルアーカイブ 東韃地方紀行 中巻(文化八年(1811年)筆原本画像)の最終頁に「中国」の呼称が複数登場し、「日本と中国」ともある。日本と中国が対置する概念として記載されている。 なお、同書に掲載されている清朝役人の名刺は「大清国」である。
- ^ 例えば軍人勅諭には、「昔神武天皇自ら大伴物部の兵どもを率ゐ、中国のまつろはぬものどもを討ち平らげ給ひ…」とある。
- ^ 漢書西域伝卷4「及秦始皇攘卻戎狄,築長城界中國」
- ^ 漢書溝恤志卷29
- ^ 『塩鉄論』「五二功業について(論功第五十二)」p250で南越王国の征服のくだりで、「南越は中国に従った」と記載がある
- ^ 邦訳『塩鉄論』「十四物価の安定について(輕重第十四)」p76-77(辺境の郡(邊郡)が中國に対置されている。 辺郡とは辺境の郡のことであり、郡とは行政機構の郡であるから、辺郡とは武帝が新規に征服した「中国」の外部の地域であると考えられる。「十六領土の拡張について(地廣第十六)」p85でも辺境の郡は中国に対置されている。 他に「四四秦の評価について(誅秦第四十四)」p216など
- ^ 邦訳『塩鉄論』「二農業に力を入れることについて(力耕第二)」p12-13、「六復古について(復古第六)p33」、「十六領土の拡張について」p88、など
- ^ 「三七 礼をとうとぶことについて(崇禮第三十七)」p189
- ^ 東洋文庫『塩鉄論』39章p199の訳では「中夏」
- ^ 「四三和議をむすぶことについて(結和第四十三)」p211
- ^ 「五二功業について(論功第五十二)」p218「今、漢の領土は広く(今以漢國之大)」
- ^ 西域都護の領域が「中国」と認識されていたかどうかについては別途出典を要する
- ^ 後藤多聞『ふたつの故宮』NHK出版
- ^ そもそも中国大陸には近代まで「国家」という概念はなく、皇帝は中華思想のもと自らを地上で唯一の天子だと考えた。そして、各時代において民衆は、その圧制から逃れるために万里の長城を越えて周辺地域に移り住み、それを中央が再度取り込み膨張していったのが中国(概念)であり、その過程において近代になって注目され始めたのがチベットやウイグル、モンゴルなどで見られる民族宗教の問題である。
- ^ 《欽定大清会典》卷五十六「夫對遠人頌述朝廷,称中國,或称天朝,乃一定之理」
- ^ 大清国籍条例の制定・施行と日本 大阪経大論集・第63巻第4号・2012年11月
- ^ 川島真「最初の歴史教科書問題」(日本経済新聞、2009年10月26日)
- ^ 1906年に中国革命同盟会の機関誌『民報』誌上で発表。
- ^ レジナルド・ジョンストン. 新訳紫禁城の黄昏. 本の風景社. p. 73
- ^ この訳語は、「中国」という言葉と一致しない、という見解があるが、新唐書列傳第146上/西域上/天竺國には、当時のインドの用語「シナ」を唐側では「中国」と理解していた用例が残っている。唐から当時北インドを支配していたヴァルダナ朝マガダ国に使者が送られ、唐使を迎えたマガダ王が家臣に「いにしえよりマハーチーナ(大シナという意味)の使者がわが国に来たことはあったのか?」と問い、家臣が「ありません」と回答した文章に続いて、「戎(えびす)の言葉では中国をマハーチーナ為す」との解説が付されている。原文は以下「「自古亦有摩訶震旦使者至吾國乎?」皆曰:「無有。」戎言中國為摩訶震旦」
- 1 中国とは
- 2 中国の概要
- 3 遺物に現れる「中国」
- 4 脚注
中国
出典:『Wiktionary』 (2020/04/18 16:46 UTC 版)
名詞
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