後漢とは? わかりやすく解説

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こう‐かん【後漢】

読み方:こうかん

中国五代一国947年後晋劉知遠(りゅうちえん)(高祖)が建国。都は汴京(べんけい)(開封)。950年後周滅ぼされた。ごかん。


ご‐かん【後漢】

読み方:ごかん

[一]中国古代王朝25年前漢景帝の6世の孫、劉秀(りゅうしゅう)(光武帝)が新を滅ぼして、漢を再興。都は洛陽(らくよう)。220年献帝のとき魏(ぎ)に滅ぼされた。東漢

[二]こうかん(後漢)


後漢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/22 03:55 UTC 版)

後漢(ごかん、中国語: 後漢拼音: Hòuhàn25年 - 220年)は、中国の古代王朝[1]王朝の皇族劉秀(光武帝)が、王莽に滅ぼされたを再興して立てた。都は洛陽(当時は雒陽と称した。ただし後漢最末期には長安へと遷都)。五代後漢(こうかん)と区別するため、中国では東漢中国語: 東漢拼音: Dōnghàn)と言う(この場合、長安に都した前漢を西漢という)。


注釈

  1. ^ 大秦はローマ帝国のことで、安敦はマルクス・アウレリウス・アントニヌスもしくは先代皇帝であるアントニヌス・ピウスに比定される。しかしローマ側の記録には使者を派遣したということが載っていないので、この使者と言うのは単なる交易商人に過ぎず、ローマ皇帝の名を名乗っただけではないかと考えられる。

出典

  1. ^ 後漢(ごかん)の意味”. goo国語辞書. 2019年12月9日閲覧。
  2. ^ 『三國志』文帝紀
  3. ^ 柿沼陽平「後漢貨幣経済の展開とその特質」(初出:『史滴』第31期(早稲田大学、2009年12月)/所収:柿沼『中国古代貨幣経済の持続と展開』(汲古書院、2018年)) 2018年、P33.
  4. ^ 柿沼陽平「後漢貨幣経済の展開とその特質」(初出:『史滴』第31期(早稲田大学、2009年12月)/所収:柿沼『中国古代貨幣経済の持続と展開』(汲古書院、2018年)) 2018年、P42-50.
  5. ^ 柿沼陽平「後漢時代における金銭至上主義の台頭」『中国古代貨幣経済の持続と展開』(汲古書院、2018年)P63-101.



後漢(伝来)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 11:57 UTC 版)

中国の仏教」の記事における「後漢(伝来)」の解説

仏教のシルクロード伝播」も参照 中国地域への仏教の伝来は、1世紀頃と推定される伝来に関する説話幾つかあるが、最も有名なのは、後漢の永平10年67年)の明帝洛陽白馬寺纏わる求法説話である。また『後漢書』には、楚王英伝に仏教信仰に関する記録がある。 また、1990年代以降古代中国仏教伝来した時代遺物意匠中から仏像と見られるものが発見されるなど、考古学的な面からもこの時代仏像伝来していたことが立証されている。恐らく、シルクロード往来する商人仏像持ち込み、それから民衆の間に徐々に仏教浸透していったものと推定されるまた、後漢末期の武将として小説『三国志演義』にも登場する笮融が、揚州大寺建立した事で知られている。 桓帝時期インド西域仏教者が漢土到来し洛陽中心に仏典翻訳従事したなかでも安世高・安玄・支婁迦讖(支讖)・竺仏朔(竺朔仏)・支曜・康巨・康孟詳・竺大力らが経典訳出携わった。また初めての漢人出家者として厳仏調が現れ、安玄の訳経助けた。 この時代仏教書としては『牟子理惑論』や『四十二章経』など、幾つか挙げられるが、いずれも後世書かれた物であるとの疑いが強い。明帝求法説話摂摩騰の『四十二章経』等の翻訳架空創作とすると、中国初め仏教経典翻訳したのは、安息国パルティア出身安世高となる。安世高は『安般守意経』『陰持入経』等の部派仏教禅観に関する経典アビダルマ論書である『阿毘曇五法行経』を訳した。 また『出三蔵記集』巻七、「道行後記によれば霊帝時期に竺仏朔・支婁迦讖らが大乗経典の『道行般若経』を訳出したという。また『般舟三昧経』が光和2年179年)の10月8日に胡本から漢訳された(『道行般若経』は同年10月18日)。なかでも、『般舟三昧経』が説く般舟三昧禅観法として受容され、東晋時代白蓮社結成される至ったインド西域など幅広い地域から部派仏教大乗仏教双方仏典が時を同じくして相次いで訳された。

※この「後漢(伝来)」の解説は、「中国の仏教」の解説の一部です。
「後漢(伝来)」を含む「中国の仏教」の記事については、「中国の仏教」の概要を参照ください。

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