孔子とは?

く‐じ【孔子】

孔子(こうし)。また、孔子の像。

「—など掛け奉りてすることなるべし」〈一三二〉


こう‐し【孔子】

[前552〜前479]中国春秋時代学者思想家(ろ)の陬邑(すうゆう)(山東省曲阜(きょくふ))生まれる。名は丘(きゅう)。字(あざな)は仲尼(ちゅうじ)。諡(おくりな)は文宣王早くから才徳をもって知られ、壮年になって仕えたが、のち官を辞して諸国遍歴し、十数年間諸侯に仁の道を説いて回った。晩年再びに帰ってからは弟子教育専心後世儒教の祖として尊敬され、日本の文化にも古くから大きな影響与えた。弟子編纂(へんさん)になる言行録論語」がある。くじ。


く‐じ【孔子】

1⃣ (「く」は「孔」の呉音) =こうし(孔子)

今昔1120頃か)一〇「此の孔丘世に孔子(くじ)と云ふ」

2⃣ 〔名〕

① 孔子を写した絵や像。

(10C終)一三二「くじなどかけたてまつりてすることなるべし

② 孔子のように賢い人賢人。〔名語記(1275)〕


こう‐し【孔子】

中国春秋時代学者思想家。名は丘(きゅう)。字(あざな)は仲尼(ちゅうじ)。儒教開祖昌平郷陬邑(すうゆう)(=山東省曲阜県)に生まれる。司寇(だいしこう)として仕えたが、いれられず、辞して祖国を去り、多く門人引き連れて、約一四年間七十余国歴訪遊説聖王の道を総合大成し、仁を理想とする道徳主義を説いて、徳治政治強調した。晩年教育著述専念し、六経(りくけい)、すなわち易、書、詩、礼、楽、春秋選択定したとされる。後世文宣王と諡(おくりな)され、至聖として孔子廟文廟ともいう)にまつられ、近代に至るまで非常な尊敬を受けた。呉音で読んで「くじ」ともいう。また、折目正しい態度堅苦しい人物物事などのたとえにいう。(前五五一頃‐前四七九)


くじ【籤・鬮・孔子】

〔名〕 当人意志直接反映ないようにして、仏意神意問いかけたり、勝敗当落順番などを決めたりする方法紙片、こより、木片などに文字符号などを記し、各自に引かせるようにしたもの

書紀720神代上(兼夏本訓)「秋は籤(クシ)挿(さし)し、馬伏(ふせ)す」

明月記天福元年(1233)正月一二日「以孔子左右」〔楽邦文類‐三〕


孔子

読み方:クジ(kuji)

鬮のあて字


孔子

作者中勘助

収載図書中勘助全集 第2巻 小説 2
出版社岩波書店
刊行年月1989.11


孔子

作者井上靖

収載図書井上靖全集22
出版社新潮社
刊行年月1997.2


孔子

読み方:こうし

  1. 書籍。〔第七類 雑纂
  2. 書物を云ふ。
  3. 書物のこと。
隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

孔子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/17 02:31 UTC 版)

孔子(こうし、くじ、拼音: Kǒng zǐ : 공자gongja: チベット文字ཁུང་ཙི།ワイリー方式kong rtse[コンツェ][1]紀元前552年または紀元前551年 - 紀元前479年)は、春秋時代中国思想家哲学者儒家の始祖[2]は孔、は丘、仲尼(ちゅうじ)。孔子は尊称である。ヨーロッパではラテン語化された"Confucius"(孔夫子の音訳、夫子は先生への尊称)の名で知られている。読みの「こうし」は漢音、「くじ」は呉音釈迦キリストソクラテスと並び四聖人(四聖)に数えられる[3]


注釈

  1. ^ 弟子が少正卯についた話は後漢王充論衡』講瑞篇に初めて見え、また孔子が少正卯を殺した話は『荀子』宥坐篇に初めて現れ、それ以前の文献には記さない。したがって、いずれも後世の創作の可能性がある。
  2. ^ 新書版とクーリルの著作以外は、初版単行本があり、和辻・貝塚・白川は著作集に所収。

出典

  1. ^ 津曲 2013, p. 1156.
  2. ^ 孔子廟訴訟、2月判決 最高裁が政教分離判断へ”. 日本経済新聞 (2021年1月27日). 2021年2月6日閲覧。
  3. ^ 四聖(シショウ)とは” (日本語). コトバンク. 2020年6月14日閲覧。
  4. ^ 「論語」現存最古とみられる紙の写本見つかる 7日から公開”. NHKニュース (2020年10月7日). 2020年12月23日閲覧。[リンク切れ]
  5. ^ 史記』孔子世家
  6. ^ http://www.afpbb.com/articles/-/2215012 「再び脚光浴びる「孔子の教え」 - 中国」AFPBB 2007年04月22日 2015年11月2日閲覧
  7. ^ 「孔子 中国の知的源流」p21 蜂谷邦夫 講談社現代新書 1997年5月20日第1刷
  8. ^ 貝塚茂樹『孔子』岩波新書、1951年,42-3頁
  9. ^ 貝塚茂樹『孔子』岩波新書、1951年,43頁
  10. ^ 貝塚茂樹『孔子』岩波新書、1951年,57頁
  11. ^ 貝塚茂樹『孔子』岩波新書、1951年,51頁
  12. ^ 貝塚茂樹『孔子』岩波新書、1951年,52頁
  13. ^ 論語』子罕編。貝塚、62頁。
  14. ^ 貝塚茂樹『孔子』岩波新書、1951年,66頁
  15. ^ 貝塚茂樹『孔子』岩波新書、1951年
  16. ^ 江連隆『論語と孔子の事典』大修館書店、1996年
  17. ^ a b 江連隆『論語と孔子の事典』大修館書店、1996年
  18. ^ 「家語」
  19. ^ 『孟子』『史記』
  20. ^ 「図説孔子 生涯と思想」p275 孔祥林著 浅野裕一監修 三浦吉明訳 科学出版社東京発行 国書刊行会 2014年12月22日初版第1刷
  21. ^ 貝塚茂樹『孔子』岩波新書、1951年,146頁
  22. ^ 「図説孔子 生涯と思想」p30 孔祥林著 浅野裕一監修 三浦吉明訳 科学出版社東京発行 国書刊行会 2014年12月22日初版第1刷
  23. ^ 「図説孔子 生涯と思想」p276 孔祥林著 浅野裕一監修 三浦吉明訳 科学出版社東京発行 国書刊行会 2014年12月22日初版第1刷
  24. ^ 論語』陽貨第十七
  25. ^ 『史記』孔子世家
  26. ^ 貝塚茂樹『孔子』岩波新書、1951年,171頁
  27. ^ 『史記』孔子世家、左伝
  28. ^ 貝塚茂樹『孔子』岩波新書、1951年,171頁
  29. ^ 貝塚茂樹『孔子』岩波新書、1951年,173頁
  30. ^ 「孔子 中国の知的源流」p45-46 蜂谷邦夫 講談社現代新書 1997年5月20日第1刷
  31. ^ 吉田亮太『春秋戦国政治外交史』三恵社、2014年、P58-61
  32. ^ ※この一覧表は、江連隆『論語と孔子の事典』(大修館書店、1996年)を参照し作成
  33. ^ 論語:郷党第十八
  34. ^ http://www.cnta-osaka.jp/heritage/temple-and-cemetery-of-confucius_and-the-kong-family-mansion-in-qufu 「曲阜の孔廟、孔林、孔府」中国国家観光局大阪駐在事務所 2015年11月2日閲覧
  35. ^ 小学館編『地球紀行 世界遺産の旅』p186 小学館<GREEN Mook>1999.10、ISBN 4-09-102051-8
  36. ^ ネイバー知識検索 공 孔. 斗山世界大百科事典. http://terms.naver.com/entry.nhn?docId=1062982&cid=200000000&categoryId=200000185&mobile 
  37. ^ 孔子の子孫200万人超に、「孔子家系図」9月に出版―中国、エキサイトニュース、2009年1月3日。
  38. ^ a b 孔子の子孫は200万人…家系図の大改訂で女性含め認定、サーチナ、2009年9月24日。
  39. ^ 孔子の家系図改訂、子孫は200万人を超える、AFP BB News、2008年2月18日。





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「孔子」の関連用語

孔子のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



孔子のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
皓星社皓星社
Copyright (C) 2021 株式会社皓星社 All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの孔子 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2021 GRAS Group, Inc.RSS