使匈奴中郎将とは? わかりやすく解説

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使匈奴中郎将

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/07 23:04 UTC 版)

使匈奴中郎将(しきょうどちゅうろうじょう)は、中国後漢の官職名。西河郡美稷県に駐屯し、おもに南単于を護衛するために置かれた。秩禄二千石で節を持つ。属官は従事二人。有事の際はその度に増員された。

設置

建武26年(50年)1月、光武帝中郎将の段郴を遣わし南単于の璽綬を授け、令を下し雲中郡に入居させ、使匈奴中郎将を置いた。

ちなみに桓帝霊帝期に任官した張奐・王柔の官名と、太和5年(231年)にふたたび置かれた官名は護匈奴中郎将となっている。

おもな使匈奴中郎将

  • 段郴(49年 - ?)
  • 郭丹(? - ?)
  • 耿譚(? - ?)
  • 任尚(? - ?)
  • 杜崇(94年 - ?)
  • 鄭戩(? - ?)
  • 耿種(? - ?)
  • 馬翼(124年 - ?)
  • 張国(? - ?)
  • 王稠(? - ?)
  • 梁並(? - 140年
  • 陳亀(140年)
  • 張耽(140年 - ?)
  • 馬寔(? - ?)
  • 种暠(? - ?)
  • 張奐(? - 159年
  • 燕瑗(? - 162年
  • 皇甫規(163年 - 166年
  • 張奐(166年 - 168年)再任
  • 臧旻177年 - ?)
  • 張脩(179年 - ?)
  • 王柔(? - ?)

関連項目

参考資料

  • 後漢書』(光武帝紀第一、百官志第二十八)



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