しょういちきょう 【正一教】
正一教
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/18 01:31 UTC 版)
正一教(しょういつきょう)は、道教の宗派の一つ。現在の道教の教派は全真教(全眞敎)と正一教の二つに大別されて考えられている。日本語読みの問題ではあるが、道教は儒教と共に中国で起こった宗教であるため、漢音読みをする習慣がある。例えば、「道教経典」も「どうきょうけいてん」と読む場合がある。同様に、正一教の読みに対しても、「せいいちきょう」または「せいいつきょう」と読む場合がある。
- ^ 秋月観暎 「道教史」(『道教 第一巻 道教とは何か』 平河出版社、1983年)
- ^ a b 窪徳忠 『世界宗教史叢書9 道教史』 山川出版社、1977年
- ^ 李遠国 『道教と気功』 大平桂一・大平久代訳、人文書院、1995年
- ^ a b 兩岸"張天師"爭正統 鳳凰文化綜合
- ^ 張意将申請戸籍謄本正名,誰是道教天師
- ^ 道教第65代張天師張意将 簡介與学經歴
- ^ 張美良大真人襲職 持千年古印執掌道教事
- ^ 第三十四代天师 张庆先
- ^ 道教張天師雙胞案 事實文獻還原真象
- ^ 張道禎秀證明 自稱64代張天師
- ^ 中國道教嗣漢天師府六十四代天師飛昇登真三週年追思紀念曁張懿鳳大法主継任嗣漢六十五代天師襲職大典
- ^ 第64代正統之爭/張道禎 宣布年中襲職張天師
- ^ 正宗嗣漢六十五代天師張捷翔為正宗天師傳人
- ^ 青城山人物
- ^ 可能な限り長子相続とし、嗣子なき場合は親族系図上上位の男系子孫が養子縁組で継承するものとされていた。一方で、初代張道陵は「男子ある場合は女子は継げず、嫡子ある場合は庶子は継げず、年長者ある場合は年少者は継げず、嗣子ある場合は弟は継げず、弟ある場合は甥(弟の子)は継げず、甥ある場合は叔父(甥の父の弟)は継げず、叔父ある場合は(その他の男系)親族は継げず、親族ある場合は族外者は継げない。」と書き残しており、日本の名跡継承と同様に男系女子や女系親族、血縁外者の継承自体を完全に否定してはいなかった。
- ^ 張元旭の五男の孫で、男系男子。
- ^ 第33代張景淵の弟、張嗣先の子孫とされる。張嗣先は張景淵に第34代候補として指名されていたが、後に嫡子である張慶先が誕生したことから張天師になれなかった経緯があり、系図上は第33代以降の傍流男系子孫は第61代より連なる系統以外は全て断絶したとされる。
- ^ 先に名乗り出た「庶子」とされる張美良の主張を否定する論でもある。
- ^ 系譜上は夫の魯氏の男系男子であり、張天師宗家から見れば継承権のない女系男子にあたる。
- ^ 張元旭の六男の孫で、男系男子。
- ^ 張元旭の四男の孫で、男系男子。
- ^ 女系子孫の張金涛を除外して男系の7名とする場合もある。
- 1 正一教とは
- 2 正一教の概要
- 3 概要
- 4 第65代継承問題
- 5 脚注
固有名詞の分類
- 正一教のページへのリンク