き【気〔氣〕】
読み方:き
[音]キ(漢) ケ(呉)
〈キ〉
2 ガス体。「気圧・気化・気体/外気・換気・空気・香気・湿気・臭気・瘴気(しょうき)・蒸気・冷気」
3 天地間に生じる自然現象。「気温・気候・気象/磁気・暑気・天気・電気・陽気」
4 宇宙と人間の根底にあるとされるエネルギー。生命の活力。「運気・元気・正気(せいき)・生気・精気・病気」
5 精神・感情の働き。「気質・気性・気分/意気・陰気・鋭気・狂気・血気・根気・才気・士気・正気(しょうき)・短気・稚気・怒気・平気・本気・勇気」
6 何か特有のようす。「気運・気味/鬼気・景気・語気・妖気(ようき)・霊気・雰囲気」
〈ケ〉
2 心の働き。気持ち。「気色(けしき)/嫌気・俗気・毒気・山気・若気(わかげ)」
3 ようす。「気配/油気・色気・金気(かなけ)・産気・土気(つちけ)・人気(ひとけ)・水気(みずけ)」
[名のり]おき
[難読]呆気(あっけ)・噯気(おくび)・気質(かたぎ)・気障(きざ)・健気(けなげ)・若気(にやけ)・惚気(のろけ)・呑気(のんき)・暢気(のんき)
き【気】
読み方:き
㋑意識。「—を失う」
㋖あれこれ考える心の動き。心遣い。心配。「どうにも—になる」
㋗物事にひきつけられたり、人を恋い慕ったりする気持ち。興味。関心。「彼女に—がある」
㋘何かをしようとする、また何かしたいと思う心の動き。つもり。「どうする—だ」「やる—がある」
2 天地に生じる自然現象。空気・大気や、水蒸気などの気体。「山の—」
3 あたりに漂う雰囲気。心に感じる周囲のようす。「陰鬱(いんうつ)な—が漂う」
ぎ【気】
け【気/▽希/×稀】
読み方:け
〈気〉⇒き
〈希〉⇒き
〈稀〉⇒き
け【気】
読み方:け
[名]
1 そのものがもつ要素や傾向。また、それが感じられる状態・気配。「火の—」「血の—」「泣き上戸の—がある」
2 そのものから発して、その存在を感じとらせるもの。気体状のもの。におい。味など。
「—を寒み葦(あし)の汀(みぎは)もさえぬれば流ると見えぬ池の水鳥」〈和泉式部続集〉
5 病気。
[接頭]
1 動詞・形容詞に付いて、なんとなく、漠然としたなどの意を表す。「—おされる」「—だるい」
2 主として形容詞、時に動詞・形容動詞に付いて、ようすが…であるという意を表す。「—おそろし」「—うとし」「—あなどる」「—ざやか」
[接尾]名詞・動詞の連用形、形容詞・形容動詞の語幹などに付いて、そのようなようす・気配・感じなどの意を表す。名詞に付く場合、「っけ」の形になることも多い。「人—」「飾りっ—」「商売っ—」「食い—」「寒—」「いや—」
げ【気】
気
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/01 07:25 UTC 版)
気(簡: 气、繁: 氣 [ˈtʃiː] CHEE qì)、また氣(き)とは、中国思想や道教や中医学(漢方医学)などの用語の一つ。一般的に気は不可視であり、流動的で運動し、作用をおこすとされている。しかし、気は凝固して可視的な物質となり、万物を構成する要素と定義する解釈もある。宇宙生成論や存在論でも論じられた。
- ^ DENG Yu, ZHU Shuanli, Deng Hai (2002). “Generalized Quanta Wave with Qi on Traditional Chinese Medecine”, Journal of Mathematical Medicine, 15(4), pp. 369-371.
- ^ DENG Yu, Zhu Shuanli, X. Peng, Deng Hai (2003). “Ration of Qi with Modern Essential on Traditional Chinese Medicine Qi: Qi Set, Qi Element”, Journal of Mathematical Medicine, 16(4).
- ^ 邓宇[Deng Yu]・朱栓立[Zhu Shuanli]・徐彭[Xu Peng]・邓海[Deng Hai](2000)〈五行阴阳的特征与新英译[New Translator with Characteristic of Wu xing Yin Yang]〉《中国中西医结合杂志[Chinese Journal of Integrative Medicine]》20(12):987。
- ^ 邓宇[Deng Yu]・朱栓立[Zhu Shuanli]・徐彭[Xu Peng]・邓海[Deng Hai](2000)〈五行阴阳的特征与新英译[Fresh Translator of Zang Xiang Fractal five System]〉《中国中西医结合杂志[Journal of Integrative Medicine]》(12):937。
- ^ 邓宇[Deng Yu]等(1998)〈阴阳的科学本质及数理化建构〉《中国中医基础医学杂志[Chinese Journal of basic medicine in traditional chinese medicine]》2:59-61。
- ^ 邓宇[Deng Yu]等(1999)〈中医分形集[TCM Fractal Sets]〉《数理医药学杂志[Journal of Mathematical Medicine]》12:(3):264-265。
- ^ 邓宇[Deng Yu]・朱栓立[Zhu Shuanli]・徐彭[Xu Peng]・邓海[Deng Hai](2000)〈经络英文新释译与实质[Essence and New Translator of Channels]〉《中国中西医结合杂志[Chinese Journal of Integrative Medicine]》20(8):615。
- ^ a b 上田信『風水という名の環境学: 気の流れる大地』、農山漁村文化協会〈図説・中国文化百華〉第15巻、2007年、182-195頁。ISBN 978-4-540-03097-0。
- ^ 医学中央雑誌で検索しても2005年~2010年で該当する論文は1件のみである。
- 定方美恵子、山田幸子「看護療法としての気功: その可能性を模索する」『日本看護技術学会誌』第7巻第1号、日本看護技術学会、2008年3月、34-36頁。NAID 40015971701。
気
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 08:46 UTC 版)
気配のような物。持っている物を落としたり、物を消したりなどができる。
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気(き)(陽)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/02 01:30 UTC 版)
「蛇蝎 -DAKATSU-」の記事における「気(き)(陽)」の解説
自然界の「気」。通称・気様(きさま)。気学は本来、除災招福のために用いるものであるため、人を殺めたりせずに正道に戻せと亜人に忠告する。亜人以外には姿は見えないが、肩に乗るサイズから一般的な人間のサイズ、ガンダムのような巨大サイズまで自由自在に大きさを変えられる。
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気(き)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/17 19:05 UTC 版)
不可視の力。火乃香やパイフウはこの力を感知し、増幅して用いることができる。自然界に存在するが、どのように蓄えられているのか、その総量はどれほどであるのかといったことは不明である。
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気
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 22:42 UTC 版)
「盾の勇者の成り上がり」の記事における「気」の解説
異世界に存在する概念で、生命が発するエネルギーのこと。異世界には、この気を操る武術が存在しており、修行をすることで見えるようになり、コントロールができるようになる。気を扱うことで、自身をより強化させたりできる。また気を集めることで、スタミナを回復することもできる。武術や戦いだけでなく、物作りにも利用でき、気を放ちながら作業をすることで集中力が上がり、物に気を注ぐことで品質が上がる効果がある。また、優れた武芸者や技術者の中には、気が見えないが、無意識に扱っている者も存在する。 変幻無双流 尚文の異世界の過去の勇者を参考に勇者の力であるEP(エネルギーブースト)を再現した流派。弱者が理不尽な強さをもつ強者を倒すために生まれた流派でもある。体内外から気を集め留め、攻撃に載せて放つ。変幻無双流に特定の武器は無く、どんな物であろうとも武器として活用し敵を殲滅する万能の戦闘術。変幻無双流の真髄を理解した後は自分に合った武術を習得することが望ましい。後述の自在珠玉流とも組み合わせ、応用することもできる。勇者は強化方法を知らなくてもすでにEPで能力を上げていることとSPの存在によって習得は難しいとされる。しかし習得することで魔法やスキルに混ぜて効果を上げたり、EPをうまく使いこなせるようになる。数世代に一度生まれる天才(転生者)によって内部分裂を起こし一度滅んだが、尚文によって変幻無双流のエルラスラが元気になり、彼らに流派を教えたことで復活する。防御系の技能や弱体化魔法対策の技は失伝してしまったが、尚文たちによって見つかる。点 変幻無双流の型の一つ。強固な鎧に身を固めたものに放つ型とされる。 相手の内部に気をねじ込み、相手の内部の硬さを利用して暴れさせる型で、防御力の高い相手や結界に対して効果を発揮する防御比例攻撃を放てる。相手の気が暴れる前に、力によって体内から流すことで回避できる。作中でも多く使用されている。 無双活性 辺りの気を吸収し、自身を強化する技。 気による守りの型 セインが尚文たちに教えた気による防御の技術。これらの技を合わせて使うこともできる。WEB版ではアトラと尚文が協力して一から作り出している。集 魔法攻撃を気の力で軌道を捻じ曲げて引き寄せる技。魔法攻撃の矢面に立つ時に役立つ。気の力が強いと銃弾などの飛び道具も同様にできる。基本範囲は半径3メートルだが、より気を強くすれば範囲は広がる。魔道祓い 変幻無双流失伝技。集の応用技で、援護や弱体化、援護無効化魔法を集で集めて弾き飛ばす。副次効果で使用者の半径2メートル内の魔法を散らすこともできるが、至難の業となっている。自在珠玉流の裏の秘術が見つかったことで再現された。 壁 気で見えない壁を数秒作って、攻撃を防御したり、相手の動きを妨害する技。盾のスキルのエアストシールドと比べて、汎用性があり、範囲をかなり大きくできるが、防御力と効果時間は低め(使用者の力量によるかもしれないが)。集と合わせて使うことで、攻撃を別の相手に当てることもできる。 玉 気や魔法攻撃を気で集めて凝縮し、相手に投げつけるカウンター技。集と合わせて使うことができる。玉点 アトラが編み出し名付けた技。点と玉を組み合わせた技で、玉で相手の放った気を集め凝縮させて、自身の攻撃の一点に上乗せさせる。 自在珠玉流 絆の異世界のプラーナという気に似た技術を操る流派。アマチハの調停者が開祖とされている。グラスは変幻無双流の方が応用が利き、強力と語っていたが、双方の流派の師範代同士が、互角に戦っていたため、優劣が低いわけではないようだ。かつての変幻無双流のように、弟子が問題を起こしたせいで、師範代が意気消沈していたが、変幻無双流の師範代の叱咤激励の決闘を受けたことで立ち直った。変幻無双流と組み合わせ、応用することもできる。裏輪舞 波動弾き 自在珠玉流の裏の秘術。援護や弱体化、援護無効化魔法を弾き飛ばす。自在珠玉流の道場の奉具殿にあった鎮震の扇にシルディナとグラスの神託によって発見される。
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気(き)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 04:19 UTC 版)
人間の体の中を巡っている仮想的な「生命エネルギー」のようなもの。
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気
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 03:14 UTC 版)
体の中を流れるエネルギーの比喩。これを操作して飛行することや、凝縮、放出して気功波として放つことができる。体の一部分に込めることで、攻撃力や防御力を上げたりと用法は様々であり、訓練すれば相手の気の強さや位置を感じたり遠く離れた相手も分かり個人の特定も可能で気を完全に消すことで気配を隠すこともできる。
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気
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 14:03 UTC 版)
詳細は「気」を参照 気は目には見えないが何らかの働きのあるものととらえることができる。伝統中国医学では気血と言えば、具体的に体を巡っているものと考えられ、西洋医学で血液が血管を巡るのと同様に気は経絡を巡るものと考えられている。鍼灸治療はそうした気血の巡りをよくすることに主眼がある。気功の気は、明らかにこうした中医学の「気」のニュアンスを強く持っている。実際には、気は体内に、ある変化として感覚されるものを指すことが多い。そうした気の感覚のことを気感という。また、気は伝わる性質を持つ。例えば人から人へと瞬時にある状態が伝わる。そうした現象を利用して外気治療などが行われることがあるが、あくびや笑いが伝染するように、そうした気の現象は日常生活の中に常にある。また、公園で樹木と向き合ったり、海辺で波を感じたりしながら、自然界の気と交流することも気功ではよく行われている。気功の修練を積んだものは、気を目視することができるようになるという[要出典]。
※この「気」の解説は、「気功」の解説の一部です。
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氣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 03:00 UTC 版)
人の目線、呼吸音、匂い、筋肉の動き、何となくの気配、そういった人から発せられる生体エネルギーの総称。これを読み取ることで魔の感知が出来なくても相手の気配や動き、魔を消している存在をも察知することができ、さらに相手の心理状態なども察することが可能となる。
※この「氣」の解説は、「ブラッククローバー」の解説の一部です。
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氣(き)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 09:28 UTC 版)
「百花繚乱 SAMURAI GIRLS」の記事における「氣(き)」の解説
自然界に存在するエネルギー。それを自在に操ることで、将と契りを結ばなくても剣姫クラスの強さを発揮できる。
※この「氣(き)」の解説は、「百花繚乱 SAMURAI GIRLS」の解説の一部です。
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気
出典:『Wiktionary』 (2021/08/24 14:28 UTC 版)
発音(?)
名詞
- (キ)原子又は分子が自由に動ける物質の状態、又はその状態にある物質。気体。
- (キ)人の活力などの源となるとされる、不可視かつ流動的な仮想の物体。
- (キ)中国哲学上の用語の一つ。一般的に不可視であり、流動的で運動し、作用をおこす。また、凝固して可視的な物質となり、万物を構成する要素ともなるもの。
- (キ)心の状態。意識。意思。
- (キ)雰囲気。
- (キ)飲み物の風味。炭酸。
- (ケ)性質。
- (ケ)兆候。気配。
熟語
連語・慣用句・ことわざ
氣
気
氣
「気」の例文・使い方・用例・文例
- はめを外して,勝手気ままに
- こんな暖かい陽気は2月にしては異常だ
- 彼は特別賞をもらったため,いい気になった
- 私は彼が欠席しているのにすぐ気がついた
- 飢饉に病気はつきものだ
- 彼が病気だということを考慮しましたか
- 酸性排気
- 彼は私に気づいて帽子を持ち上げてあいさつした
- 病気のふりをする
- 行動にはもっと気をつけなさい
- 活気のある場所
- 活気に満ちた通り
- これらの木は東京の湿気の多い気候によく適応している
- 私たちは彼の勇気にとても感心した
- 空気感染
- と浮気する
- 病気で彼女の視力が冒され始めている
- 気取らずに
- 彼女の顔は誇らしさで赤く上気していた
品詞の分類
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