し‐ぶ【四分】
し‐ぶん【四分】
四分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/12 06:20 UTC 版)
四分(しぶん)とは、唯識の中でも法相宗が伝えている学説で説かれたもので、元来、前三分であったものに護法が「証自証分」を付け加えて四分としたものである。心(しん)と心所(しんじょ)に四つの局面があることを説明している。
- 相分(そうぶん) - 客観的側面
- 見分(けんぶん) - 主観的側面
- 自証分(じしょうぶん) - 自らが対象を認識していることを自覚する側面
- 証自証分(しょうじしょうぶん) - 自証分のはたらきを、さらに自覚する側面
四分と申し候は相分・見分・自証分・証自証分也。眼識にもこの四分あり、五十一の心所にもこの如し。〔唯識大意〕
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「四分」の例文・使い方・用例・文例
- 四分位間の平均値を求めなさい
- 第1四分位数はいくつですか?
- 列車でならここからたった四分だ。
- 四分六でブラックビューティーが勝つだろう.
- 四分音符は八分音符 2 個の価値をもっている.
- 何が原因で空港反対派の住民たちは四分五裂の状態に陥ったのか.
- 工事は四分通り(六分通り)でき上がった
- 地球の表面の四分の三は海だ
- 花は三四分通り咲いた
- 四分六の賭をしよう
- 地球は三百六十五日四分の一で軌道を一周する
- 桜は二三分通り咲いた、三四分通り咲いた、七八分通り咲いた
- 桜は三四分通り咲いた
- 四分の一
- 四分の三
- 四分円
- 党内は四分五裂している
- 国内は四分五裂のありさまである
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