僧とは?

そう【僧】

常用漢字] [音]ソウ(呉)(漢)

仏門に入って修行する人。お坊さん聖職者。「僧院僧職僧徒僧侶(そうりょ)/悪僧高僧拙僧禅僧尼僧名僧老僧

難読売僧(まいす)


そう【僧】

《(梵)sagha音写僧伽(そうぎゃ)」の略》

仏道修行する人の集団三宝の一。

仏道修行する人。比丘(びく)。出家法師僧侶(そうりょ)。

ある宗教に属し、修行伝道をする人。「カトリック僧」


そう【僧】

〔名〕

① (梵 saghaそうぎゃ僧伽)」の略。和合衆とも訳し、もと和合して仏道修行する出家団体で、男女ともに用い三人以上、四人以上ともいうが、正式には五人上の集まりをいう) 仏語出家して仏門にはいった男、比丘(びく)をさす。法師出家坊主沙門(しゃもん)。

宇津保(970‐999頃)俊蔭「頭を剃る人も、師につきて僧となるこそ尊きことなれ」〔隋書経籍志

② すべて、宗教にはいって、修行または伝道をする人。


作者小川未明

収載図書小川未明幽霊船文豪怪談傑作
出版社筑摩書房
刊行年月2008.8
シリーズ名ちくま文庫


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 02:16 UTC 版)

(そう、: संघ Saṃgha)はサンガを音写した「僧伽」の略で仏教戒律を守る、男性の出家修行者である「比丘(びく)」と女性の出家修行者である「比丘尼(びくに)」の集団のこと[1]。仏教の三宝の一つ[2]。在家信者を含めた教団を僧(サンガ)とは呼ばず、出家者が四人以上集まったとき僧となる[1]。男性の出家修行者の集団を比丘僧といい、女性の場合は比丘尼僧という[1]。衆あるいは和合衆と訳される[2]


注釈

  1. ^ 「サンガとは、中国語で「衆」という意味である。「戒律を守る出家者(比丘)が一処に和合すること、これをサンガというのである。」原文:「僧伽、秦に衆という。多くの比丘、一処に和合する。これを僧伽となずく」(『大智度論 』)
  2. ^ 本来は鑑真和上の戒や、その後の中国伝来の戒に繋がる真言宗真言律宗、南都六宗の律宗法相宗などは本来、具足戒を保持すべきであるが、現在はそうではない。
  3. ^ 天台宗およびそこから派生した諸宗は基本的に具足戒を伝授されない。
  4. ^ この時、嵯峨天皇が授けた授戒の証明書である『光定戒牒』(国宝:弘仁14年4月14日付)が比叡山に残されている。
  5. ^ これらの戒を破れば大乗戒の「波羅夷罪」となる。[11]
  6. ^ 比叡山の結界内、または特定の寺院内に篭って、そこから外に出ることを禁止し、学問と修行の完成に尽力した。
  7. ^ インド仏教にはない、「終末思想」に基づく中国仏教独自の末法観を背景とした日本の緯書。最澄の死後の400年後に世に出て、出典の経名に誤りが多く誤字や脱字も見られるので、最澄に仮託されるも文献学的には「偽書」とされる。緯書としての性格から鎌倉仏教に与えた影響は大きく、法然(1133-1212)の『逆修説法』等をはじめとして、日蓮の『四信五品鈔』、親鸞(1173-1263)の『教行信証』、栄西(1141-1215)の『興禅護国論』に依用するところから、各宗派の宗学においては神聖視され、最澄の著作として疑うことを許さない。いわゆる緯書は時代の変わり目に出現し、中国では革命思想を生む切っ掛けともなったが、この書は本来の目的を離れて、日本仏教における戒律否定の大きな原因となった。
  8. ^ 浄土真宗には、開祖の親鸞が還俗したのを先例として、正式な僧はいない。現在、実質上は僧侶と呼ぶべき人々はいるが、浄土真宗では受戒はまったく行わず、形式上も、実践的にも僧侶ではない。
  9. ^ 特に男色の弊害を示す好例として、自らの男性遍歴を告白する文書を残した東大寺の僧侶・宗性をあげることができる[13]
  10. ^ この版は明代の『大蔵経』に基づくもので、別名を『鉄眼版大蔵経』とも呼ばれる。
  11. ^ : āraññika-bhikkhu, 阿練児比丘

出典

  1. ^ a b c 平川彰「僧」 - 日本大百科全書(ニッポニカ)、小学館。
  2. ^ a b 「僧」 - 百科事典マイペディア、平凡社
  3. ^ 宮元 2005, p. 87.
  4. ^ 小林 2000, p. 39.
  5. ^ 僧伽(修行者たちの集まり=僧)の本質 - ニンマ派高僧トゥルシック・リンポチェによる「37の菩薩の実践」
  6. ^ 小林 2000, pp. 45-47.
  7. ^ 恵谷 1976, pp. 40-44, 59-68.
  8. ^ 『梵網菩薩戒経』(四季社)、pp.21-23。『梵網経』(大蔵出版)、pp.75-76。
  9. ^ 『梵網菩薩戒経』(四季社)、pp.25-27。『梵網経』(大蔵出版)、pp.88-89。
  10. ^ 『梵網菩薩戒経』(四季社)、pp.30-31。『梵網戒』(大蔵出版)、pp.99-100。
  11. ^ 恵谷 1976, p. 46.
  12. ^ 『末法燈明記』(安居事務所)、[引用]p9、[末法燈明記原文]pp.176-205。
  13. ^ 松尾 2008, pp. 70-80, 95-96.
  14. ^ 『叡尊教団における戒律復興運動』、p21-41。
  15. ^ 東元 1982, pp. 52-54,56.
  16. ^ 戒律の条項については、真言宗泉涌寺派大本山 法楽寺HP [1]を参照した。
  17. ^ 「蓄髪」 - 精選版 日本国語大辞典、小学館。
  18. ^ 「仏在王舎城。(…)爾時六群比丘。留髪令長。仏言。不応留髪令長。若留者突吉羅。若阿練児比丘長至二寸無罪。」(『十誦律』巻第三十七)
  19. ^ 「復次仏住舎衛城。広説如上。爾時世尊四月一剃髪。世人聞仏剃髪故。送種種供養」(『摩訶僧祇律』十八)



出典:『Wiktionary』 (2018/07/05 05:46 UTC 版)

発音




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