音読み
音読み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 21:27 UTC 版)
音読みは、中国語起源の読み方である。呉音、漢音、唐音、慣用音がある。 呉音は、5-6世紀頃に伝わった漢字音である。通説では、中国の六朝時代南部の呉地方から直接あるいは朝鮮半島を経由して日本に伝わったとされるが、これを実証できる証拠はない。実際には、仏典などに基づく漢音以前の伝統的な読み方が、時代・地域などを考慮せずに纏めて呉音とされてきた経緯がある。漢音は、奈良時代から平安時代にかけて盛んに送られた遣唐使(主な渡航先は西北部の長安)や留学僧が、唐の首都の長安で学んだ読み方が輸入された。更に鎌倉時代から室町時代にかけて、禅僧の留学や関連書の伝来、民間貿易により「唐音」と呼ばれる読み方が伝わった。このうち最も体系的なのは漢音で@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}『広韻』や『集韻』と対応関係が見られる[要出典]。慣用音は間違って定着したと分かったものや体系に合わないものなどを大正時代以降こう呼んでいる。
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音読み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 14:23 UTC 版)
和製漢字の作成方法は、漢字の「六書」の造字ルールのうち「会意」または「形声」によっており、ほとんどは会意文字であり音読みは持たないことが多い。しかし、音読みが全く無い訳ではなく、音読みしかない字もある。音読みが無いと熟語をつくるときに不便な場合は、漢字から部首を除いた部分の読み方を音読みとしている。「働」では、右側の動という字を「どう」と読むため、「働」の音読みを「どう」としたり、「搾」では、右側の窄という字を「さく」と読むため、「搾」の音読みを「さく」としている。
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