にほん‐ご【日本語】
日本語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/03 10:45 UTC 版)
日本語(にほんご、にっぽんご[注釈 3])は、日本国内や、かつての日本領だった国、そして国外移民や移住者を含む日本人同士の間で使用されている言語。日本は法令によって公用語を規定していないが、法令その他の公用文は全て日本語で記述され、各種法令[注釈 4]において日本語を用いることが規定され、学校教育においては「国語」の教科として学習を行うなど、事実上日本国内において唯一の公用語となっている。
注釈
- ^ 琉球諸語を方言とみなし、数に含んだ場合で、国勢調査を基にした場合の概数。
- ^ a b 1982年のアンガウル州憲法によれば、アンガウル州の公用語は、パラオ語・英語・日本語である[5]。日本は法令によって公用語を規定していないため、アンガウル州は日本語を正式に公用語としている世界で唯一の地域である。
- ^ 「にっぽんご」を見出し語に立てている国語辞典は日本国語大辞典等少数に留まる。
- ^ 裁判所法第74条、公証人法第27条、会社計算規則第57条第2項、特許法施行規則第2条等。
- ^ 韓国・朝鮮語も漢字・ハングル・ラテン文字を併用するが、国家政策によって漢字の使用は激減しており、朝鮮民主主義人民共和国では公式に漢字を廃止している(「朝鮮漢字」や「ハングル専用」を参照)[9]。
- ^ Ethnologue ウェブ版では、日本での話者人口を1985年に1億2100万人、全世界で1億2208万0100人と推計している[11]。なお、田野村忠温が1977年から1997年までに刊行された10点 (版の相違を含めると16点) の資料を調査した結果、それぞれに記載された日本語の話者人口は最少で1.02億人、最多で1.25億人以上だった[12]。
- ^ 表 (増補2版、2010-01-03閲覧)[リンク切れ]。
- ^ 見坊豪紀 (1964)(1983年の『ことば さまざまな出会い』(三省堂)に収録)では、1960年代のロサンゼルスおよびハワイの邦字新聞の言葉遣いに触れる。
井上史雄 (1971)は、ハワイ日系人の談話引用を含む報告である。
本堂寛 (1996)によれば、1979〜1980年の調査において、ブラジル日系人で「日本語をうまく使える」と回答した人は、1950年以前生まれで20.6 %、以後生まれで8.3 %だという。 - ^ ミクロネシアでは日本語教育を受けた世代が今でも同世代との会話に日本語を利用し、一般にも日本語由来の語句が多く入っているという[15]。
- ^ 第一次世界大戦後(日独戦争)、当時ドイツ帝国の植民地であった現在のパラオ共和国は戦勝国の日本に委任統治(南洋諸島を参照)されることとなった。
- ^ 2005年のパラオ共和国の国勢調査の結果、2005年4月現在「自宅で日本語を話す、5歳以上のアンガウル州の居住者、および法定居住者」はいなかったと報告されている[20]。また、自身が日本ないしは日本の民族的出身であると報告した人もいなかった[21]。2012年のパラオ共和国の簡単な国勢調査では、アンガウル州の総人口130人のうち「パラオ語と英語以外の言語」で読み書きができる、10歳以上の居住者は、7人いることが報告された[22]。
- ^ 「解明される目途も立っていない。[要出典]」[いつ?]「「孤立した言語」が総合的な結論だ[要出典]」と主張する者もいる。
- ^ ウィリアム・バクスターによる。平声・入声は無標、上声は X、去声は H で表す。w:Baxter's transcription for Middle Chinese 参照。
- ^ イェール式表記。
- ^ アレキサンダー・ボビンは、朝鮮半島にいた日琉語族の話者が、紀元前700年~紀元300年頃に朝鮮半島から日本列島に移住し、最終的に列島先住言語に取って代わったと主張した[41]。また、朝鮮半島における無文土器文化の担い手が現代日本語の祖先となる日琉語族に属する言語を話していたという説が複数の学者から提唱されているが、これらの説によれば、古代満州南部から朝鮮半島北部にかけての地域で確立された朝鮮語族に属する言語集団が北方から南方へ拡大し当時朝鮮半島中部から南部に存在していた日琉語族の集団に置き換わっていき、この過程で南方へ追いやられる形となった日琉語族話者の集団が弥生人の祖であるとされる[42][43][44][45][46]。
- ^ 「だが、語例は十分ではなく、推定・不確定の例を多く含む。[要出典]」
- ^ 大野晋 (1987)などを参照。研究の集大成として、大野晋 (2000)を参照。
- ^ 主な批判・反批判として、家本太郎・児玉望・山下博司・長田俊樹 (1996)、大野晋 (1996)、山下博司 (1998)などがある。
- ^ 松崎寛 (1993)では、外来音を多く認めた129モーラからなる音韻体系を示す。
- ^ 厳密にはアクセント核とは、弁別的なピッチの変動をもたらすモーラまたは音節のことで、下げ核、上げ核、昇り核、降り核の総称である。下げ核は直後のモーラの音を下げる働きを持つ。
- ^ 鈴木重幸 (1972)は、5,6の「象は」は、題目を差し出す機能を持つ「題目語」ととらえる。ただし、7の文について「象は」が主語、「鼻が長い」を連語述語ととらえる。
- ^ たとえば、東京書籍『新編 新しい国語 1』(中学校国語教科書)では、1977年の検定本では「主語・述語」を一括して扱っているが、1996年の検定本ではまず述語について「文をまとめる重要な役割をする」と述べたあと、主語については修飾語と一括して説明している。
- ^ 鈴木重幸 (1972)、高橋太郎他 (2005)など。
- ^ (馬が走り抜けるより前に)崩れた納屋、ではない。英語は(日本語と違い)いわゆる時制の一致が働く言語であるため、(本文中候補(1)に沿った構造解釈においては)馬が走り抜けるのと、納屋が崩れるのが(時制上)同じ時点であることになる。
- ^ ロシア語ラテン翻字: myau
- ^ 中国語ラテン翻字: miao miao
- ^ 朝鮮語ラテン翻字: yaongyaong
- ^ 鈴木孝夫 (1973), p. 158以下にも言及がある。
- ^ 現代語の例は陳力衛 (2001)の例示による。
- ^ 文化庁 (2001)『公用文の書き表し方の基準(資料集)増補二版』(第一法規)には、1981年の『公用文における漢字使用等について』『法令における漢字使用等について』など、諸種の資料が収められている。
- ^ 国立国語研究所 (1963)に記載されている表音ローマ字を国際音声記号に直したもの。
- ^ 金田一春彦 (1954)や奥村三雄 (1955)など。
- ^ 両者の違いについては小松英雄 (1999, pp. 12–15)や小松英雄 (2001, pp. 18–19)に詳しい。
- ^ 異説として、服部四郎の6母音説[47]などがある。
- ^ 坂梨隆三 (1969)。なお、坂梨によれば、「読むる」などの形が歴史的に確認されるため、「読み得(え)る」から「読める」ができたとする説は誤りということになる。
- ^ 松井栄一 (1983), p. 130以下で、明治時代の永井荷風『をさめ髪』(1899年)に「左団扇と来(こ)れる様な訳なんだね。」という例があることなどを紹介している。
- ^ 林巨樹・斎藤正人・飯田晴巳 (1973)には1343語の形容詞が載り、うち文語形が示されているものは1192語である。残りの151語のうち、『日本国語大辞典』第2版(小学館)において明治以降の用例のみ確認できるものは「甘酸っぱい」「黄色い」「四角い」「粘っこい」など30語程度である。
- ^ 2006年10月、大阪・難波宮跡で「皮留久佐乃皮斯米之刀斯」(春草のはじめのとし)と記された木簡が発見された。7世紀中頃のものとみられる。
- ^ 村井 実 [訳・解説] (1979)『アメリカ教育使節団報告書』(講談社学術文庫)には、第1次報告書が収められている。
- ^ 万葉集に記録された東国方言は8母音ではないことが知られる[165]。
- ^ 文部省 (1904)『国定教科書編纂趣意書』に収録されている「尋常小学読本編纂趣意書」の「第二章 形式」には、「文章ハ口語ヲ多クシ用語ハ主トシテ東京ノ中流社会ニ行ハルルモノヲ取リカクテ国語ノ標準ヲ知ラシメ其統一ヲ図ルヲ務ムルト共ニ……」(p.51)とある。
- ^ 1934年に発足した放送用語並発音改善調査委員会の「放送用語の調査に関する一般方針」では、「共通用語は、現代の国語の大勢に順応して大体、帝都の教養ある社会層において普通に用いられる語彙・語法・発音・アクセント(イントネーションを含む)を基本とする」とされた[167]。
- ^ 仲宗根政善 (1995)の序では、1907年生まれの著者が、沖縄の小学校時代に経験した方言札について「あの不快を、私は忘れることができない」と記している。
- ^ 戦意高揚映画『決戦の大空へ』(1943年)では全国から集められた海軍飛行予科練習生の新入隊員らが、指導教官から訛りがあると指摘され、軍隊の言葉を使えと指導されるシーンがある。
- ^ 石黒修 (1960)には茨城なまりを笑われて人を刺した少年の記事が紹介されている。また、『毎日新聞』宮城版(1996年8月24日付)には1964年に秋田出身の少年工員が言葉を笑われ同僚を刺した事件その他が紹介されている[172]。
- ^ たとえば、脇田順一 (1938)(1975年に国書刊行会から復刻版)の緒言には、「児童をして純正なる国語生活を営ましむるには先づ其の方言を検討し之が醇化矯正に力を致さなければならぬ」とある。また、方言学者のグロータースは「日本の方言研究家たちは、方言によって標準語を豊かにしようという考えだから、結局は、標準語による日本語の統一が重要な目標になる。」と指摘されている[180]。
- ^ 柳田國男 (1930)(1980年に岩波文庫)では、方言が中央を中心に同心円状の分布をなすこと(周圏分布)が示される[181]。
- ^ 盲目であった春庭の苦心は足立巻一 (1974)(1990年に新装版、1995年に朝日学芸文庫、2015年に中公文庫)で知られる[197][198][199][200][201]。
- ^ 浜野保樹 (2005), p. 12によると「『キル・ビル』などの映画で非日本人俳優同士が日本語で会話しているのは、日本の「カッコよさ」の高さを表す証左」という。
- ^ 「梅はまだ咲かなくってよ」「桜の花はまだ咲かないんだわ」のような言葉遣いの文末のこと。
- ^ 体系化を試みる本格的な著作としては米川明彦 (1998)などがある[222]。
- ^ 見坊豪紀 (1977)は、1975年頃の日本語ブームを検証した文章である。
- ^ 野元菊雄 (1979)などですでに主張されていたが、論議が起こったのは1988年のことである。ちなみに、自然言語を単純化して新しい国際補助語を作る試みは他にも、「ベーシック英語」、「スペシャル・イングリッシュ」、「無活用ラテン語」などがある。
- ^ 実質的には見坊豪紀が独力で編纂したもので、山田忠雄や金田一春彦が補佐した[265]
出典
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日本語(日本正教会訳)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/03 22:53 UTC 版)
「パスハの讃詞」の記事における「日本語(日本正教会訳)」の解説
ハリストス死より復活し、死を以て死を滅ぼし、墓に在る者に生命を賜へり。 — 五旬經略(日本正教会・1903年版)
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日本語(文語)
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「大天使聖ミカエルへの祈り」の記事における「日本語(文語)」の解説
大天使聖ミカエル、戦いにおいてわれらを護り、悪魔の凶悪なる謀計(はかりごと)に勝たしめ給え。 天主のかれに命を下し給わんことを伏して願い奉る。 あゝ天軍の総帥、 霊魂をそこなわんとてこの世をはいかいするサタンおよびその他の悪魔を、天主の御力によりて地獄に閉込め給え。アーメン。 至聖なるイエズスの聖心、われらをあわれみたまえ(この部分を3回繰り返す) (分贖宥3年:現在この特権はない)
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日本語(戦前)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 06:20 UTC 版)
『レーニン著作集』全10巻(レーニン著作集刊行会、1926-27年) 1926年から1927年にかけて刊行された、早い時期の著作集。第8~10巻に収められた2つの著作を除いて、レーニンの演説や論文など比較的短い文章を集めている。 第1卷 新經濟政策(山川均訳) 第2卷 帝國主義・民族問題(青野季吉訳) 第3卷 戰爭と社會主義(青野季吉訳) 第4卷 一九一七年:プロレタリア革命(高山洋吉訳) 第5卷 ソヴィエット政權(西雅雄訳) 第6卷 インタナショナル(林房雄訳) 第7卷 内外政策(青野季吉訳) 第8卷 ロシアに於ける資本主義の發達 前篇(山内封介訳) 第9卷 ロシアに於ける資本主義の發達 後篇(山内封介訳) 第10卷 唯物論と經驗批判論:一反動哲學に關する批判的記録(佐野文夫訳) 白揚社版『レーニン全集』(1929-32年)ほか 戦前において、白揚社がレーニンの著作を最も多く出版した。主なシリーズとしては、①「レーニン叢書」(1927~28年刊行に10冊以上が刊行)、②「レーニン重要著作集」(1928~31年および1936~37年に30冊以上が刊行)、③『レーニン全集』(1929~33年に計5巻分のみが刊行)がある。しかし、共産主義思想が非合法とされた時代であったため、警察権力による弾圧や検閲のなかで厳しい出版状況に晒された。戦後になって、『レーニン重要著作集』の一部は1946年から1947年にかけて再刊されている。 第4卷 イスクラ時代 上巻(4分冊、広島定吉・田畑三四郎・武藤丸楠訳) 第4卷 イスクラ時代 下巻(4分冊、田畑三四郎・武藤丸楠訳) 第9卷 哲學ノート 第一冊(広島定吉・直井武夫訳) 第12卷 哲學ノート 第二冊(広島定吉・直井武夫訳) 第12卷 哲學ノート 第三冊(広島定吉・直井武夫訳) 第13卷 唯物論と經驗批判論(山川均・大森義太郎訳) 第20卷 一九一七年 第一分冊(高山洋吉訳) 第20卷 一九一七年 第二分冊(5分冊、高山洋吉訳)第20卷 一九一七年革命(高山洋吉訳、1932年に合冊版として刊行) 希望閣版『レーニン選集』全5冊(產業勞働調査所・プロレタリア科學硏究所訳、1931-32年) 戦前において、白揚社と並んでレーニンの著作を多く出版したのが、日本共産党の事実上の合法出版部門であった希望閣である。主なシリーズとして①「マルクス主義文庫」シリーズ(1928~30年に10冊以上が刊行)、②「レーニン小文庫」シリーズ(1931~32年に刊行)、③『レーニン選集』全6巻分予定などがある。このうち、『レーニン選集』はマルクス=エンゲルス=レーニン研究所によるロシア語版『レーニン6巻選集』の日本語訳で、共産党の影響下にあった産業労働調査所とプロレタリア科学研究所が翻訳を行った。しかし、共産主義思想が非合法とされた時代であったため、警察権力による厳しい弾圧と検閲のなかで出版は困難を極めた。そのため全6巻分の刊行には至らず、1931年から1932年のあいだに第1巻の第1~3分冊および第2巻の第1~2分冊のみが刊行されるに留まった。また、本文も伏字の箇所が少なくない。 第1巻 1894-1904(人民の友とは何ぞや、何を爲すべきか、貧農に與ふ、ロシア社會民主黨の農業綱領、一歩前進二歩退却 など) 第2巻 1905-1914(民主々義革命における社會民主黨の二つの戰術 など)
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日本語(戦後)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 06:20 UTC 版)
社会書房版『レーニン二巻選集』全15分冊(レーニン二巻選集刊行会編訳、社会書房、1951-53年) 1951年から1953年にかけて社会書房から刊行された戦後最初の本格的な選集。戦前のような伏字や削除なしに、日本で初めてまとまった形で出版された選集である。マルクス=エンゲルス=レーニン研究所の『ヴェ・イ・レーニン2巻選集』第4版の構成に基づき、全集第4版から訳出した。さらに『ヴェ・イ・レーニン6巻選集』から注の一部を採用するなど、1930~40年代の各種『レーニン選集』の成果に基づいて編集・翻訳された。レーニンの著作をテーマ別・年代順に収録する。全巻並製で出版され、第一巻6分冊、第二巻7分冊、全集第4版の付録から独自に作った年譜を収めた補巻1冊、独自に編集された索引を収めた別冊1冊の計15冊からなる。また、各巻の付録として月報が付されている。 第1巻第1分冊 「人民の友」とはなにか 他6篇 第1巻第2分冊 なにをなすべきか、わが運動の切実な諸問題 第1巻第3分冊 一歩前進二歩後退、わが党内の危機 第1巻第4分冊 民主主義革命における社会民主党の二つの戦術 他4篇 第1巻第5分冊 民族自決権について 他13篇 第1巻第6分冊 資本主義の最高の段階としての帝国主義 他6篇 第2巻第7分冊 さしせまる大破綻―それとどう斗かうか 他15篇 第2巻第8分冊 国家と革命 第2巻第9分冊 ソヴェト政権当面の任務 他18篇 第2巻第10分冊 プロレタリア革命と背教者カウツキー 他10篇 第2巻第11分冊 偉大な創意(「共産主義土曜労働」について) 他13篇 第2巻第12分冊 共産主義における「左翼」小児病 他5篇 第2巻第13分冊 食糧税について(新しい政策の意義とその諸条件) 他20篇 補巻 レーニン年譜・著作と活動 別冊 レーニン二巻選集索引 大月書店版『レーニン選集』 大月書店版『レーニン全集』の翻訳・刊行に併行して、その普及版として各種の選集が同社から刊行された。①『レーニン選集』全12冊は、マルクス=エンゲルス=レーニン研究所の『ヴェ・イ・レーニン2巻選集』第4版の構成に基づきつつも、ソ連と日本のマルクス=レーニン主義研究所の協議よって文献の加除を行ったうえで、全集第4版から訳出したもの。社会書房版に収録されていたスターリンによるレーニン論8篇はすべて除かれており、スターリン批判を踏まえた編集方針が取られている。全巻並製で出版され、各巻6分冊の計12分冊からなる。また、各巻の付録として「レーニン選集月報」(I~XII)が付されている。③『レーニン三巻選集』は、マルクス=レーニン主義研究所の3巻本の『ヴェ・イ・レーニン選集』第1版の構成に基づき、全集第4版から訳出したもの。全巻文庫版で出版され、各巻3分冊の計9分冊からなる。「解説」は付されていない。④『新版 レーニン選集』は、マルクス=レーニン主義研究所の3巻本の『ヴェ・イ・レーニン選集』第2版の構成に基づき、全集第4版から訳出したもの。全巻並製で出版され、各巻2分冊の計6巻からなる。この他、同社の国民文庫にも「レーニン全集刊行委員会」の名義でいくつかのレーニンの著作が収録されている。『レーニン選集』全12冊(ソ同盟共産党マルクス=レーニン主義研究所編、マルクス=レーニン主義研究所レーニン全集刊行委員会訳、1957-58年) 『問題別レーニン選集』全3巻6分冊(ソ連邦共産党中央委員会付属マルクス=レーニン主義研究所編、レーニン全集刊行委員会訳、国民文庫131-133、1960年) 『レーニン三巻選集』全3巻9分冊(ソ連邦マルクス=レーニン主義研究所編、レーニン全集刊行委員会訳、国民文庫134、1961-65年) 『新版 レーニン選集』全6巻(ソ連邦共産党中央委員会付属マルクス=レーニン主義研究所編、レーニン全集刊行委員会訳、1968-70年) プログレス出版所版『レーニン選集』 ソ連のプログレス出版所による日本語版選集。1960年代末のものと1980年代初めのものがある。『レーニン選集』全4冊(プログレス出版所発行、ナウカ発売、1968-69年) 『レーニン選集』全12巻(プログレス出版所訳・発行、駿台社発売、1980-81年) 『レーニン10巻選集』全12巻(本巻10・別巻2、日本共産党中央委員会レーニン選集編集委員会編訳、大月書店、1969-72年) 1969年から1972年にかけて「レーニン生誕100周年記念」として、日本共産党によって製作された。「マルクス・レーニン主義の基本的諸命題を、現代の複雑な諸条件や、わが国の特殊性に応じて具体的に適用し発展させる創造性と、マルクス・レーニン主義の原則を厳密に擁護する原則性とを正しく統一するという基本的観点に立って(中略)自主的に編集した」ものである。同時に、党員向けの学習用文献としての性格も有している。全巻函入り・上製で出版され、レーニンの著作をおおむね年代別に収録した第1~10巻、『ロシアにおける資本主義の発展』を収録した別巻1および、『唯物論と経験批判論』を収録した別巻2の計12巻よりなる。『ロシアにおける資本主義の発展』と『唯物論と経験批判論』は、大部ゆえに各種のレーニン選集にこれまであまり収録されてこなかった著作であり、それゆえ、日本語版の『レーニン選集』としてはもっとも網羅的な内容を持つ。翻訳はロシア語第4版および第5版に基づいて行われた。また、各巻の付録として「レーニン10巻選集のしおり」(No.1~12)が付されている。戦後日本でもっとも普及した『レーニン選集』の一つであり、100以上の大学図書館が所蔵している。 第1巻 1893-1903年の著作・文献 第2巻 1902-04年の著作・文献 第3巻 1904-07年の著作・文献 第4巻 1907-09年の著作・文献 第5巻 1910-14年の著作・文献 第6巻 1914-16年の著作・文献 第7巻 1916-17年の著作・文献 第8巻 1917-18年の著作・文献 第9巻 1918-20年の著作・文献 第10巻 1920-23年の著作・文献 別巻1 ロシアにおける資本主義の発展(1899年) 別巻2 唯物論と経験批判論(1908年)
※この「日本語(戦後)」の解説は、「レーニン全集」の解説の一部です。
「日本語(戦後)」を含む「レーニン全集」の記事については、「レーニン全集」の概要を参照ください。
日本語(辞書)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 22:13 UTC 版)
一例として、三省堂の辞典の戦艦の項目においては せんかん【戦艦】 [1] 軍艦の艦種の一。強大な砲力を備え、堅牢な防御をもち(後略) [2] 戦争に用いる船。いくさぶね。軍艦。戦闘艦。 のふたつの意味が記載され、ふたつめにおいて、戦艦は軍艦と同義としている。軍事の専門以外の書籍、報道などで外国語を和訳するときに、この意味で用いられる場合が多く見受けられる。 ただし、あくまで軍事用語としては「戦艦」は艦種の一とされており、戦艦を軍艦と同義にして用いるのは誤解を生じるため、軍事関係の書籍においては、[2]の意味で用いるのを間違いとする場合が多い。 日本標準商品分類では艦艇(分類番号504)が使われている。 住居侵入罪では『艦船』という語が使われており、艦艇と民間の船舶を表している。
※この「日本語(辞書)」の解説は、「軍艦」の解説の一部です。
「日本語(辞書)」を含む「軍艦」の記事については、「軍艦」の概要を参照ください。
日本語(英語からの派生語を含む)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/01 08:54 UTC 版)
「ラッセル」の記事における「日本語(英語からの派生語を含む)」の解説
ラッセル車 - 米国ラッセル社が開発した雪かき車の一種。登山用語・鉄道用語で雪を掻くこと。日本でのみ言われる用語。 ラッセル車のように横から見た断面が斜めになっている、アートトラック(デコトラ)用のフロントバンパー。 株式会社ラッセル社出版 - 日本の出版社。マニア/パワーユーザ向けのコンピュータ雑誌「PC-WAVE」を出版していた。1999年4月に自己破産。 ラッセル社 - 専門書を出版する日本の出版社。かつて「PCマガジン」を発行していたことで知られ、同社ラッセルブックスには「C言語による実用ファジィブック ISBN 4-947627-07-7 」など名書が多数ある。 ラッセル (企業) - アニメやコンシューマゲーム、アダルトゲーム等を取り扱っている会社。 ラッセル・インベストメント証券投信投資顧問 - ラッセル社(米国)の日本法人。日本でも年金コンサルトップクラス。
※この「日本語(英語からの派生語を含む)」の解説は、「ラッセル」の解説の一部です。
「日本語(英語からの派生語を含む)」を含む「ラッセル」の記事については、「ラッセル」の概要を参照ください。
日本語
出典:『Wiktionary』 (2021/11/09 12:10 UTC 版)
この単語の漢字 | ||
---|---|---|
日 | 本 | 語 |
にち > にっ 第一学年 | ほん > ぽん 第一学年 | ご 第二学年 |
音読み |
この単語の漢字 | ||
---|---|---|
日 | 本 | 語 |
にち > に 第一学年 | ほん 第一学年 | ご 第二学年 |
不規則 | 音読み |
言語コード | |
---|---|
ISO639-1 | ja |
ISO639-2 | jpn |
ISO639-3 | jpn |
SIL | JPN |
発音
名詞
翻訳
- アイヌ語: sisam, sisam itak
- アフリカーンス語: Japanees (af)
- イタリア語: giapponese (it) 男性
- インターリングア: japonese (ia)
- インドネシア語: bahasa Jepang (id)
- ウクライナ語: японська (uk) 女性
- 英語: Japanese (en)
- エスペラント: japana lingvo (eo)
- オランダ語: Japans (nl) 中性
- カタルーニャ語: japonès (ca)
- グジャラート語: જાપાની (gu)
- クメール語: ភាសាជប៉ុន (km)
- グリーンランド語: japanimiutut (kl)
- シンハラ語: ජපන් (si), ජපන් භාෂාව (si)
- スウェーデン語: japanska (sv) 通性
- スペイン語: japonés (es) 男性
- スロヴァキア語: japončina (sk) 女性
- スロヴェニア語: japonščina (sl) 女性
- セルビア・クロアチア語:
- タイ語: ภาษาญี่ปุ่น (th)
- タガログ語: Japanese (tl)
- チェコ語: japonština (cs) 女性
- 中国語:
- 朝鮮語: 일본어 (ko) <日本語> 일어 (ko) <日語>, 일본말 (ko) <日本 - >
- デンマーク語: japansk (da)
- ドイツ語: Japanisch (de) 中性
- トキポナ: toki Nijon
- トルコ語: Japonca (tr)
- ブークモール: japansk (nb)
- ハンガリー語: japán (hu)
- ビルマ語: ဂျပန်ဘာသာ (my), ဂျပန်ဘာသာစကား (my)
- ヒンディー語: जापानी (hi)
- フィンランド語: japani (fi), japanin kieli
- フランス語: japonais (fr) 男性
- ブルガリア語: япо́нски (bg) 男性
- ベトナム語: tiếng Nhật (vi)
- ベンガル語: জাপানি ভাষা (bn) 女性, জাপানি (bn)
- ポーランド語: japoński (pl) 男性
- ポルトガル語: japonês (pt) 男性
- マケドニア語: јапонски (mk) 男性
- ラーオ語: ພາສາຍີ່ປຸ່ນ (lo)
- ラテン語: Lingua Japonica (la)
- リトアニア語: japonų kalba (lt) 女性
- ルーマニア語: japoneză (ro) 女性
- ルクセンブルク語: Japanesch (lb)
- ロシア語: япо́нский (ru) 男性
- ロマニカ: japonese 男性
- ワロン語: djaponès (wa)
関連語
「日本語」の例文・使い方・用例・文例
- こんなに長く住んだのに,この日本語のレベルでは恥ずかしいよ
- その子は英語は言うまでもなく日本語もろくに読めない
- あなたは日本語を話しますか
- 「この伝言を日本語に訳してくれませんか」「いいですよ」
- ベストセラー小説の日本語への翻訳をする
- 外国人のための日本語教育
- 日本語の「甘え」にあたる英語は何ですか
- 日本語には丁重さを表す言い回しがたくさんある
- 彼の日本語の知識はまあまあだ
- 最近日本語を学んでいる外国人は多い
- 彼女は彼のスピーチを日本語に通訳した
- 彼は日本語がとてもうまい
- 彼は少しずつ日本語を覚えるよ
- 日本語には中国語起源のことばがある
- その日本語の表現をどう英語にしますか
- 日本語のレッスンをする代わりに,ジョーは私に英語を教えてくれる
- それは日本語ではどう言うの?
- 英語でお話ししましょうか,それとも日本語にしましょうか
- 学生は古い日本語で書かれたような本を読まない傾向にある
- 私たちはその小説を英語から日本語に訳した
「日本語」に関係したコラム
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