文語とは? わかりやすく解説

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ぶん‐ご【文語】

読み方:ぶんご

話し言葉対し文字書かれ言葉総称書き言葉文字言語。⇔口語

文章を書くときに用いられる日常話し言葉とは異なった独自の言葉。特に、平安時代語を基礎にして独特の発達をとげた書き言葉をいう。⇔口語


文語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/27 04:17 UTC 版)

文語(ぶんご、ポーランド語: Język literacki英語: Literary language)とは、文章、とくに文学での中で使われる言葉遣いのことを指す。言語によって口語の言葉遣いとあまり変わらなかったり、別の言語とされるほど異なったりする。




「文語」の続きの解説一覧

文語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 08:10 UTC 版)

上一段活用」の記事における「文語」の解説

行基本形活用形語幹未然形連用形終止形連体形已然形命令形カ行 着(き)る (着) き き きる きる きれ きよ ナ行 似(に)る (似) に に にる にる にれ によ ハ行 干(ひ)る (干) ひ ひ ひる ひる ひれ ひよ マ行 見(み)る (見) み み みる みる みれ みよ ヤ行 射(い)る (射) い い いるる いれ いワ行 居(ゐ)る (居) ゐ ゐ ゐる ゐる ゐれ ゐよ 文語では仮定形代わりに已然形となる。また、「ろ」に終わる命令形はない。

※この「文語」の解説は、「上一段活用」の解説の一部です。
「文語」を含む「上一段活用」の記事については、「上一段活用」の概要を参照ください。


文語(書き言葉)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 21:37 UTC 版)

口語」の記事における「文語(書き言葉)」の解説

文語はある時点標準化が行われるが、時代が経つと次第口語と文語の間に著し差異生じてくる場合がある。例えば、言文一致運動前の日本語では、平安時代以来書き言葉標準にした文語体使われていたため、庶民が話す言葉文章書かれる言葉の間にかなりの乖離見られた。

※この「文語(書き言葉)」の解説は、「口語」の解説の一部です。
「文語(書き言葉)」を含む「口語」の記事については、「口語」の概要を参照ください。


文語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 08:13 UTC 版)

助動詞 (国文法)」の記事における「文語」の解説

以下の表は中古文語法中心となっている。語法とは時代によって変化するものであり、時代によって助動詞の表す意味(すなわち語法。語の使い方)も変わってくる。この表は一時的でも使われていた意味は記し、なるべく備考使われていた時期などを記した種類活用形活用の型接続意味備考基本形未然形連用形終止形連体形已然形命令形受身 る れ れ る るる るれ れよ 下二段四段ナ変ラ変未然形 受身尊敬 らる られ られ らる らるる らるれ られよ 四段ナ変ラ変以外の未然形 る れ れ る るる るれ ○ 四段ナ変ラ変未然形 自発・可能 らる られ られ らる らるる らるれ ○ 四段ナ変ラ変以外の未然形 使役 す せ せ す する すれ せよ 下二段四段ナ変ラ変未然形 使役尊敬謙譲助動詞「る」の代用 上代文法では「しむ」のみが使役表していた。 さす させ させ さす さする さすれ させよ 四段ナ変ラ変以外の未然形 使役尊敬謙譲助動詞「らる」の代用 ししめ しめ しむ しむる しむれ しめよ 用言未然形 使役尊敬謙譲 中古になり「す」「さす」の発達に伴い一時消えかけたが、中世になり再び使われるようになった過去 き せ ○ き し しか ○ 特殊型 連用形 直接過去詠嘆 カ変接続するときはこし・こしか・きし・きしか、サ変接続するときはせし・せしか・しきの形でしか接続しない。 けり けら ○ けり ける けれ ○ ラ変型 間接過去回想詠嘆 上代では過去完了表していたが転じて中古では間接過去を表すようになった完了 つ て て つ つる つれ てよ 下二段連用形 完了強調確認存続並立 人為的な場合に使う。 ぬ な に ぬ ぬる ぬれ ね ナ変自然発生的な場合に使う。 たり たら たり たり たる たれ たれ ラ変完了存続 現代語接続助詞「たり」はこの助動詞から転じたのである成立はいくつか説があり、「~てあり」から転じ助動詞「り」の利用範囲狭さから生まれたものというのが通説となっている。 り ら り り る れ れ 四段サ変命令形(註:助動詞「り」の接続参照) 中古になり「たり」の発達に伴い使われる事が少なくなった。 丁寧 す ○ ○ す す ○ ○ 四段連用形 丁寧 「さうらう」から転じて使用例も稀で、ほとんどの教科書・参考書には載っておらず、文章出てきたとしても尊敬の「す」で訳されてしまうことがある推量 む(ん) ま ○ む(ん) む(ん) め ○ 四段未然形 未来推量意思仮定・当然・適当・勧誘希望婉曲反語 現代語助動詞「う」これから転じたもの。意味が非常に多いが、基本推量意思勧誘であり他はこの発展考える事が出来る。 むず ○ ○ むず むずる むずれ ○ サ変推量意思・当然・適当・婉曲 成立中古口頭語と言われ清少納言も『枕草子』の中で手紙などでは決して使うべきでない記している(そもそも清少納言言語乱れをよく批判しているので、書かれるのは当然といえる)。 まし ませまし まし ましか ○ 特殊型 推量反実仮想・反実希望・ためらい 「ませば(ましかば)~まし」で反実仮想を表す。 けむ(けん) けま ○ けむ(けん) けむ(けん) けめ ○ 四段連用形 過去推量過去伝聞 「らむ」よりも過去を表す。 らむ(らん) ○ ○ らむ(らん) らむ(らん) らめ ○ 終止形ラ変型の連体形 現在推量仮定伝聞婉曲反語 「けむ」よりも現在を表す。 らし ○ ○ らし らし·らしき らし ○ 特殊型 推量推定 中古以降はあまり使われなくなり上代語として扱う参考書若干ある。但し、室町時代口頭語において再び使われるようになり、現代語では「らしい」となっている。 めり ○ めり めり める めれ ○ ラ変推量婉曲 「見(み)あり」から転じたもの。 べし べく·べから べく·べかり べし べき·べかる べけれ ○ ク活用推量意思・可能・当然・命令勧誘・適当・予定 これの派生形が「べらなり」である。現代において東日本各地方言みられる助詞の「べ」あるいは促音半濁音化した「っぺ」は、「べし」の語幹「べ」に由来するべらなり ○ べらに べらなり べらなる べらなれ ○ ナリ活用推量 中古一時的に見られたもので省略する教科書参考書も多い。 打消 ず な·ず·ざら に·ず·ざり ぬ·ず·ざり ぬ·ざる ね·ざれ ざれ ラ変型・四段型・特殊型 未然形 打消 活用には諸説あるが、ここではあえて可能性のあるもの全て記した。(「ず」は上代連用形「に」に動詞「す」のついた「にす」が縮約して生じたものといわれる) 打消推量○ ○ じ じ じ ○ 特殊型 未然形 打消推量打消意思不適当 助動詞「む」の打消に当たる。 まじ まじく·まじから まじく·まじかり まじ まじき·まじかる まじけれ ○ ク活用終止形ラ変型の連体形 打消推量打消意思打消当然・禁止不適当不可助動詞「まし」の打消に当たる。この助動詞の元の形が「ましじ」であることからも分かる希望 たし たく·たから たく·たかり たし たき·たかる たけれ ○ ク活用連用形 希望 口頭語では「たし」、文章では「まほし」が使われる。 まほし まほしく·まほしから まほしく·まほしかり まほし まほしき·まほしかる まほしけれシク活用未然形 断定 なり なら なり·に なり なる なれ なれ ナリ活用 体言連体形 断定存在資格 現代語の「だ」の仮定形「なら」や形容動詞語尾「な」は、「なり」に由来する。 たり たら たりと たり たる たれ たれ タリ活用 体言 断定 主に使われたのは中世以降で、文章和歌でしか使われない伝聞 なり ○ なり なり なる なれ ○ ナリ活用 終止形ラ変型の連用形 伝聞推定 「音(ね)あり」から転じたもの。 比況 如(ごと)し ごとく ごとく ごとし ごと○ ○ ク活用連体形 比況同等例示 形容詞含め場合もある。 ごとくなり ごとくなら ごとくなり·ごとくに ごとくなり ごとくなる ごとくなれ ごとくなれ ナリ活用 連体形と体比況同等 「ごとし」を形容詞と見る場合にはその補助活用と見られる。 やうなり やうなら やうなり·やうに やうなり やうなる やうなれ やうなれ ナリ活用 体言 比況同等例示不確かな断定願望 上代ではあくまでも「やう」と「なり」の形として使われていて、助動詞の形になったのは中世と言われている。

※この「文語」の解説は、「助動詞 (国文法)」の解説の一部です。
「文語」を含む「助動詞 (国文法)」の記事については、「助動詞 (国文法)」の概要を参照ください。

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文語

出典:『Wiktionary』 (2020/05/03 02:12 UTC 版)

名詞

ぶんご

  1. 主に文章、特に公的文書を書くときに使用される用語。文法言い回し確定しており、堅苦しい古めかしい印象与える。
  2. (国文法) (現代日本語に対して) 古典日本語

発音(?)

ぶ↗んご

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