ぶん‐しょ【文書】
もん‐じょ【文書】
もん‐ぞ【文▽書】
ドキュメント
【英】document
ドキュメントとは、IT用語としては、コンピュータで作成・記録された文書ファイル一般のことである。あるいは、特にシステム開発において設計や仕様を説明するために作成された文書を指すこともある。
ドキュメントと呼ばれることが多いファイルの種類としては、ワープロソフトをはじめとするOfficeアプリケーションで作成されたファイルや、PDF形式で保存されたファイルなどがある。ドキュメントの内容は文字情報の他に、画像や図表などを含むことも多い。ちなみに「Microsoft Word」で作成したファイルには拡張子に「.doc」が付く。
また、システムやソフトウェアの設計、仕様などを示すために作成された技術資料を指してドキュメントと呼ぶことも多い。特に「技術ドキュメント」と呼ばれるともある。
文書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/17 08:21 UTC 版)
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文書(ぶんしょ、もんじょ)とは、参照されることを前提として情報を記録した紙(もしくはデジタルメディア)のことである。
一般には漢音でぶんしょという。
もんじょ(呉音)と呼ぶ場合、特に古文書学(こもんじょがく)では、差出人が相手方に意思、用件を伝えるために書いたものをいう(この読みは「古文書」以外には用いられない)。
概要
伝統的には紙に文字で記録されたものをいう。典型的には法律や契約が文書に記録される。これは文書の改変が困難であることと、参照が容易であることによる。この場合、文書に対比される概念は口頭である。
今日では、紙以外のメディアに電子的・磁気的に記録され、コンピュータによって操作される情報も文書の一つである。この場合、英語のままドキュメント (document) と呼ばれることも多い。コンピュータの文書はpdf、Wordなどのファイル単位で扱われる。
文書はしばしば裁判の証拠として利用される。証拠調べには検証、書証が挙げられるが、検証は書証と異なり文書の内容を調べる手続きではなく文書の色や形状などを調べる手続きだとされている。
あらかじめ証拠調べをしておかなければその証拠を使用することが困難な事情、例えば原本が滅失して成立の真正性が証明できなくなる場合や、改竄されて現状が保存できなくなる場合のために証拠保全が用いられる。滅失のおそれがある場合には書証、改竄のおそれがある場合には検証(具体的にはコピー、デジタルカメラでの撮影)[要出典]を用いるとされている。
挙証者が所持しておらず相手方当事者または第三者の所持する文書については文書提出命令、文書送付嘱託によって証拠調べができる。文書提出命令には文書送付嘱託と異なり文書を出さない所持者に制裁が加えられるので即時抗告制度がある。
文書は将来に向けて変更がありえる情報、記録は文書の一種であり過去の事実に関する情報、という概念もある。
官公庁や企業に置かれる部局文書課は、決裁文書など組織内における公的な文書作成のルールの策定、文書番号の払い出しなど文書発行の管理、作成文書の審査、文書の保管等を司る機関であり、官公庁では多くは官房の下に置かれ、企業では総務部など総務部門の配下に置かれる。
文書の例
関連項目
文書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/07/09 12:24 UTC 版)
「北九州監禁殺人事件/del20140716」の記事における「文書」の解説
Xは数々の「事実確認書」などの文書を作ったり、作らせたりした。これらの中には「弱み」「虐待」を盾に被害者に作らせたものもあった。
※この「文書」の解説は、「北九州監禁殺人事件/del20140716」の解説の一部です。
「文書」を含む「北九州監禁殺人事件/del20140716」の記事については、「北九州監禁殺人事件/del20140716」の概要を参照ください。
文書
出典:『Wiktionary』 (2021/08/07 08:05 UTC 版)
この単語の漢字 | |
---|---|
文 | 書 |
ぶん 第一学年 |
しょ 第二学年 |
音読み | 音読み |
発音
- ぶ↘んしょ
名詞
関連語
翻訳
- ブルガリア語: документ
- ブルトン語: teul
- チェコ語: dokument
- デンマーク語: dokument
- ドイツ語: Dokument (de) 中性, Aktenstück 中性
- ギリシア語: έγγραφο (engrafo) 中性
- 英語: document
- エスペラント: dokumento
- スペイン語: documento 男性
- エストニア語: dokument
- フィンランド語: asiakirja, dokumentti
- フランス語: document (fr) 男性, écrit (fr) 男性
- ガリシア語: documento
- クロアチア語: dokument
- インドネシア語: dokumen
- イタリア語: documento (it) 男性, carta (it) 女性
- リトアニア語: dokumentas
- オランダ語: document
- ノルウェー語(ニーノシュク): dokument
- ノルウェー語: dokument
- ポーランド語: dokument
- ポルトガル語: documento
- ロシア語: документ
- スロヴァキア語: dokument (informácia v materiálnej podobe)
- スウェーデン語: dokument
- ウクライナ語: документ
- ウルドゥー語: دستاویز
- ベトナム語: văn kiện
- 中国語: 档案
「文書」の例文・使い方・用例・文例
- 公文書
- 外交文書
- 文書を偽造する
- この話し合いを文書の形で残そう
- 外交文書を交換する
- 私文書
- 彼は秘密文書を手に入れてくれた
- 記録文書の写しはどこで入手できますか?
- 文書による回答
- どのバージョンで記述するかを文書の初めに宣言します
- 今日か明日には、みんなに社内文書が回ってくると思うわ。
- 彼女はその文書にさかのぼって日付をつけた。
- パリンプセストに書かれた文書は正しく保管されれば1000年以上も保たれる。
- 彼はラビになるため、ユダヤ教の文書の高度な研究のための専門学校で勉強した。
- 公文書のわかりにくさは疑いの余地がない。
- 機密種別扱いがゆるんで多くの文書が最近入手可能になる。
- この書類は裁判所に提出する前に、公証人による私文書認証を受ける必要がある。
- その契約の当事者はウェイバーを行使することを文書で示さなくてはならない。
- 注文書と納品書の照合
- 文書の誤字を訂正して下さい。
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