ドリルダウン
ドリルダウンとは、多次元データ分析の手法のうち、データ集計の階層レベルを下げていき集計項目を参照し分析する手法のことである。
ドリルダウンは、日本語では「掘り下げる」という意味である。掘り下げる対象は集計結果であり、データ分析の過程で集計結果の下位レベルのデータ内容を確認してより精緻な分析を行う場合に使う。
例えば、プログラム開発における不具合の発生が多い理由を分析するために、不良発生部位、担当者、不具合の原因別などから、発生理由や対策方法を検討するような場合に活用される。
紙面上で同等の手法を取ることはかなりの困難があるが、情報システムを使用すれば容易に実現可能になる。そのため、コンピュータの普及はドリルダウンの手法を採用しやすくしたと言える。
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