エスペラントとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > エスペラントの意味・解説 

エスペラント

名前 Esperanto

エスペラント(Esperanto)

読み方:えすぺらんと

  1. 通人を云ふ。殊に女色方面発展する事を云ふ。
  2. 通人を云ふ。エスペラントは世界共通語なる故、エスペル動詞化して、殊に女色方面発展する事を云ふ。
  3. 通人。エスペラントは世界共通語なる故エスペル動詞化して「きやつのエスペルには閉口するよ」と云へば「彼の女方面発展には閉口する」と云ふ意。又「今夜は其の道エスペル一任しやうぜ」と云へば其の道通人に任かせようといふ意。
  4. 世界通語』の意。例へば、「通人若しくはやり手」といふ場合に於ける如きもの、吉原あたりへ行きて、「おい今日はエスペラントに任せよう」といふ時は、其道の通人任せやうといふ意味。「あいつのエスペラントにも困るよと言へば無暗に女を引掛ける意味。此意味の発展をば、「エスペル」といふ。
  5. 通人。エスペラントは世界共通語であるからエスペル動詞化して「きゃつのエスペリには閉口するよ」といえば彼の女方面発展には閉口する」という意。

分類 学生

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

エスペラント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/04 16:24 UTC 版)

エスペラント
Lingvo internacia
Esperanto
シンボル
発音 IPA: [espe'ɾanto]
創案者 ルドヴィコ・ザメンホフ
創案時期 1887年
設定と使用 国際補助語
話者数 母語話者200 - 2,000人
第二言語話者100万人 - 200万人
話者数の順位 100位以下
目的による分類
人工言語
表記体系 ラテン文字エスペラントアルファベット
参考言語による分類 文法ロマンス諸語
語彙:ロマンス諸語およびゲルマン語派
公的地位
統制機関 アカデミーオ・デ・エスペラント
言語コード
ISO 639-1 eo
ISO 639-2 epo
ISO 639-3 epo
SIL ESP
Glottolog espe1235[1]
エスペラント界エスペラント語版:人口100万人あたりの世界エスペラント協会個人会員数(2020年)。
テンプレートを表示

エスペラント (Esperanto) は、ルドヴィコ・ザメンホフとその協力者たちが考案・整備した人工言語。母語の異なる人々の間での意思伝達を目的とする、国際補助語としてはもっとも世界的に認知され、普及の成果を収めた言語となっている[2]

概要

創案者のラザロ・ルドヴィコ・ザメンホフは世界中のあらゆる人が簡単に学ぶことができ、世界中ですでに使われている母語に成り代わるというよりは、むしろすべての人の第2言語(橋渡し言語、リングワ・フランカ)としての国際補助語を目指してこの言語を作った。ザメンホフは、帝政ロシア領(当時)ポーランドビアウィストク出身のユダヤ人眼科医で、ユリウス暦1887年7月14日グレゴリオ暦同年7月26日)に Unua Libro(最初の本)でこの言語を発表した。

現在でも彼の理想を追求している使用者が多くいる一方、理想よりも実用的に他国の人と会話したり、他の国や異文化を学ぶためのものと割り切って使っている人もかなりいる。今日では異なる言語間でのコミュニケーションのためのほか、旅行文通国際交流(文化交流の場合が多い)、ラジオインターネットラジオも含む。無線の場合、短波が多い)、インターネットテレビなど、さまざまな分野で使われている。英語を国際共通語として当然視してしまう言語帝国主義的態度への対抗的姿勢が、とって代わるべき国際補助語として反言語差別の理念を掲げるこのエスペラントを持ち出すこともあった。

エスペラントを話す者は「エスペランティスト」と呼ばれ、世界中に100万人程度存在すると推定されている(使用状況を参照)。

名称

当初は特別な名称を持たなかった(単に「国際語(la lingvo internacia)」とされていた)が、ザメンホフが「エスペラント博士(D-ro Esperanto)」というペンネームを使って発表したため、しだいに「エスペラント(Esperanto)」の名で呼ばれるようになった。この「エスペラント」という単語は、エスペラントで「希望する人」の意味であり、この単語それ自体でこの言語を意味する。

日本語の呼称は日本エスペラント協会などが使用しているカタカナ表記の「エスペラント」が一般的だが、言語であることを強調するために「エスペラント」と呼ばれることもある。

中国語では主に「世界語」と呼ばれるが、前述の「希望する人」から意訳した「希望語」という呼称も存在する。

使用状況

エスペラント利用者の分布(Pasporta Servoによる宿泊施設の位置)

エスペラントの使用者人数調査は、ワシントン大学の心理学教授シドニー・S・カルバートによって行われた。カルバート自身、エスペラント大会に出席したことがあるエスペランティストであった。カルバートは160万人の人々がエスペラントを "Foreign Service Level 3" の能力で使いこなすことができると結論づけた。これは「専門的で堪能な」(エスペラントで挨拶と簡単な表現ができることにとどまらず、実際に意思伝達ができる能力を有する)人々に限定した数字である。この調査はエスペラント使用者を探し出すものではなく、多くの言語の世界的な調査の一部分が元になっている。この数字は『ワールド・アルマナック』と『エスノローグ』にも登場した。この数字は世界人口の約0.03%に相当するが、この数字では、ザメンホフが目指した普遍語には程遠い。エスノローグはこのほかエスペラントを母語として育った、エスペラント母語話者が200人から2,000人いると言及した。

カルバートは研究の結果だけ公表し、調査方法の詳しい点については明らかにしなかった。それゆえ、彼の研究の正確性は疑われている。ドイツのエスペランティスト、ズィーコ・ファン・ダイク(ズィコゼック)はこの数字を疑い、改めて調査して、『神話なしのエスペラント (Esperanto sen mitoj)』の中でその結果を発表した。「もし、100万人のエスペラント話者が世界中に平均的に散らばっているとしたら、ケルンには182人いることになる」と予想した。 ズィコゼックは30人しか流暢に話す人を見つけることができなかった。そして、この数字は世界の平均的な地方よりも高い方である、と言及した。彼はまた、「さまざまなエスペラントの組織の登録者数が2万人おり、組織に登録されていないエスペランティストもたくさんいるだろうが、登録されている人の50倍もいるとは考えにくい」とも言及した。

カルバートのデータ、あるいはその他のデータでも、エスペランティストの人口を確実にはじき出すことは不可能である。

公的地位

エスペラントを公用語としている国は存在しない。20世紀初頭には、ベルギーとドイツの国境付近に存在した中立地帯モレネの公用語をエスペラントにする案が提案されたこともある。1968年アドリア海上に石油プラットフォームに似た人工島をつくって独立宣言した自称国家であるローズ島共和国はエスペラントを公用語として採用したが、翌年にはイタリア海軍により爆破され消滅した。

ハンガリーブルガリアではエスペラントで国家試験を受けることができ、ブルガリアでは全国的に学校教育に導入されている[3]バチカン放送[4]中国国際放送[5]などの国営放送局がエスペラントでニュースを配信している。世界保健機関新型コロナウイルス感染症(COVID-19、エスペラント語: KOVIM-19)の労働安全衛生教育コースのエスペラント版を提供している[6]

非政府組織、特にエスペラント関係団体などでは作業語として使われている。もっとも大きいエスペラントの組織、世界エスペラント協会(UEA)は、NGOのひとつとして国際連合及びユネスコと協力関係にある。UEAにおいて日本を代表する国別団体として、1919年に設立され、1926年に財団法人化された日本エスペラント協会(JEI)が活動しており、2020年初時点の会員数は1,050人である[7]

エスペラントはポーランドクロアチア無形文化遺産に登録されている。

  • 2014年にポーランド共和国文化・国家遺産省によりエスペラント文化の担い手としてのエスペラントポーランド語: Język esperanto jako nośnik kultury esperanckiej)としてポーランド共和国無形文化遺産に登録された[8]
  • 2019年2月11日にクロアチア共和国文化・メディア省によりクロアチアにおけるエスペラントの伝統(クロアチア語: Tradicija esperanta u Hrvatskojとして、クロアチア共和国無形文化遺産に登録された[9]

歴史

エスペラントの想案者、L.L. ザメンホフ
1887年にワルシャワで出版されたエスペラントについての最初の本 "Unua Libro"

エスペラントは1880年代ルドヴィコ・ザメンホフによって創案された。最初の文法書・単語集は1887年に発表された。

言語の開発

最初、ザメンホフはラテン語の復権が言語問題の解決策になると考えていたが、実際にラテン語を学ぶとその困難さに気づいた。一方で英語を学んだ際、名詞の文法上の性および複雑な格変化ならびに動詞の人称変化を省略できないかと考えた。言語を学習するにはたくさんの単語を覚えなければならないが、街を歩いているとき偶然、ロシア語で書かれた2つの看板を見て、解決策を思いついた。швейцарская(シュヴェィツァーㇽㇲカヤ、門番所)とкондитерская(コンディテㇽㇲカヤ、菓子屋)という2つの看板には、共通して -skaja(スカーヤ、場所)という接尾辞が使われていた。彼はひとつひとつ別々に覚えなければならないと思われていた単語を、接辞を使ってひとつの単語から一連の単語群として作り出せるようにする方法を考えた。基本となる語彙は、多くの言語(ただし、ヨーロッパの言語に限られる)で使われているものを採用した。

1878年、現在のエスペラントのプロトタイプといえる Lingwe uniwersala(リングヴェ・ウニヴェルサーラ)を、ザメンホフはギムナジウムの同級生たちに教えた。その後6年間、まず各民族語の文学作品の翻訳と詩作に取りかかり、新しい言語の欠陥や運用上の扱いにくさをなくすことにした。ザメンホフは後の1895年ロシアエスペランティスト、ニコライ・ボロフコに宛てた手紙に「私は6年間を言語を完璧にするために費やした。たとえそれが1878年の段階ですでにできあがっていたとしても」と書いている。彼はすでに自らの言語を公表できる準備ができていると考えていたが、ロシア政府の検閲がそれを許さなかった。これにより公表が遅れたが、その間、彼は旧約聖書シェークスピアの作品などをエスペラントに翻訳し、言語の改良も重ねていった。1887年、ようやく出版された Unua Libro(最初の本)でエスペラントの基礎について紹介した。こうして今日話されているエスペラントが世に出された。

最初の世界大会まで

最初のうち、エスペラントの話者どうしの交流の手段としては、文通か雑誌『La Esperantisto』(1889年から1895年まで発行)程度しかなかった。1905年までに17のエスペラント関係の雑誌が発行された。活動は最初ロシアや東ヨーロッパに限られていたが、次第に西ヨーロッパアメリカアジアに広がっていった。日本では1906年二葉亭四迷が日本最初のエスペラントの教科書『世界語』を著した。

1904年小規模な国際会議が開かれ、それが1905年8月、フランスブローニュ=シュル=メールで行われる最初の世界エスペラント大会の開催につながる。このときは33の国から688人が参加した。大会でザメンホフは、エスペラント運動の指導者としての地位を公式に放棄した。ザメンホフ自身がユダヤ人であったため、反ユダヤ主義による偏見が言語の発展を妨げるのを恐れたためである。彼はエスペラント運動の原理に基づいたブローニュ宣言を提案し、大会出席者たちはこれを採択した。

言語の発展

言語のシンボル
緑星旗 ユビレーア・スィンボーロ 緑の星

1905年にフランスのブローニュで開催された第1回世界エスペラント大会で、『エスペラントの基礎』の変更を制限する宣言が採択された。宣言は、文法をはじめとする言語の基礎をザメンホフが出版した『エスペラントの基礎』(Fundamento de Esperanto、フンダメント・デ・エスペラント)から変更してはならないとし、いかなる者もこれを変える権利を有しないとした。この宣言は使用者が適当と思うように新しい考えを発表しても良いとしている[10]

現代のエスペラントの使い方は『エスペラントの基礎』で示された「お手本」と完全に一緒というわけではない。たとえば「私はこれが好きです。」の一文をエスペラント文に翻訳するときを例に説明する。『エスペラントの基礎』に沿って訳せば"Mi amas ĉi tiun."(ミ アーマㇲ チ ティーウン)となるが,これは「私はこれを愛しています。」の意味となり、少し意味が強すぎてふさわしくないと感じるエスペランティストが多く、実際には"Mi ŝatas ĉi tiun."(ミ シャータㇲ チ ティーウン)で代用することが多いが、これは元来「私はこれを高く評価します。」という意味であり、元の意味からは少しずれている(ただし,大半の現行の辞書では動詞"ŝati"を「好きだ」の意味で使うことを追認している)。また、"Ĉi tiu plaĉas al mi."(チ ティーウ ㇷ゚ラーチャㇲ アㇽ ミ)と訳すこともある。逐語訳すれば「これは私に気に入る」であり、完全に同じ意味ではないが、こちらの訳の方が「私はこれが好きです。」の意味に近い。

ほかの慣習的な変化としては、国名を表す接尾辞-uj- から -i- が主流に変わったことがある(例:JapanujoJapanio[11]。また、厳密に言えば、エスペラント化された単語のうち -a で終わる単語はすべて形容詞であるが、ヨーロッパ諸語での Maria のように -a で終わる名前が使われることがあり、これを慣習的にエスペラント化された名詞として認められる辞書もある[12]。ただし、『エスペラントの基礎』に従うなら、エスペラント化された名詞は、すべて Mario のように -o で終わらなければならないはずであり、この立場をとる辞書もある[13]。またĥの発音がとりわけ難しいとされてkに置き換えられる[14] など、語形変化も起こっている。

加えてエスペランティストたちは、新しく登場した事物や概念外来語を表すために、さまざまな新語を取り入れた。たとえば1934年発行の "Plena Vortaro" は7,004項目(ほぼ語根)からなるが、2005年発行の "La Nova Plena Ilustrita Vortaro" は1万6,780項目からなる[15]。これらはそのまま使うのではなく、可能な限りエスペラントの造語法などに従った形で取り込まれている。たとえば、コンピュータ (computer) は komputilo(コンプティーロ)といった具合である(道具を意味する接尾辞 -il- を使っている)。これにより、テレビやウェブやWindowsやMacなど、ザメンホフの時代には存在しなかった事物も自由に表現できるようになっている。たとえば、「CD-ROMの中のbinというフォルダにあるボールペンのアイコンをダブルクリックするとウィンドウズにワープロのプログラムやファイル、フォントなどがインストールされます。このときインターネットに自動的にアクセスするので、通信を許可するようにファイアウォールを設定してください。」といった文章も、現代のエスペラントでは表現できるのである。

新語の導入はエスペランティストなら誰でも提案することができ、最終的には一種の「競争原理」を勝ち抜いてもっとも頻繁に使われるようになったものが受け入れられる。たとえば「コンピュータ」に関しても、komputatorokomputero などさまざまな提案が行われた[16] が,最終的にエスペランティストにとってもっとも簡潔と思われる komputilo が勝ち残ったのである[17](この際,動詞 komputi「計数・計量する」に「計算機で計算(演算)する」という意味が付け加えられた)。エスペラントの言語としての統制機関としてアカデミーオ・デ・エスペラントが在るが、個々のエスペランティストに厳しい制約を設けるようなことはしていない[18]

新語はどんなものでも受け入れられるとは限らない。たとえば「安い」を意味する新語 ĉipa(チーパ・英語の cheap に由来)は、長たらしい malmultekosta(マㇽムㇽテコㇲタ:mal/multe/kost/a=「(反対)・多く・費用・(形容詞)」)に代わるものとして造られたが、あまり使われていない。


最初の世界大会以降

1905年以降、世界エスペラント大会は2つの世界大戦の間を除き、毎年開催されている。

1920年代国際連盟の作業言語にエスペラントを加えようという動きがあった。イギリスのロバート・セシルや日本の新渡戸稲造をはじめ10人の各国代表者が賛同したが、フランスの代表者ガブリエル・アノトーの激しい反対にあい、実現しなかった。フランス語英語国際語の地位を脅かされつつあり、エスペラントを新たな脅威とみなしていたためである。

年表

言語的特性

分類

エスペラントの音韻論文法語彙意味論ヨーロッパの言語に由来している。語彙はおもにロマンス語ラテン語を含む、約7割)とゲルマン語派(ドイツ語・英語など、約2割)から採用されている。ザメンホフはドイツ語英語スペイン語リトアニア語イタリア語フランス語を学んでいたほか、13の異なる言語を知っていたことを示す証拠があり、これらはエスパラントの言語的特性に影響を与えた[19][20]。ザメンホフが定義していない文法上の語用論については、初期の使用者の母語、すなわちロシア語ポーランド語、ドイツ語、フランス語などの影響を受けている。特にフランスハンガリーのエスペランティストの働きは無視できない。

エスペラント語は「語彙面は主にロマンス語で、形態論的には膠着性が強い、孤立した言語[21]と説明される。ラテン語およびギリシア語などと同様、語順は自由だが、慣習上、英語と同じようなSVO文型が多い。形容詞は修飾する名詞の前にも後にも置くことができるが、名詞の前に置くのがより一般的である。主格対格以外の前置詞によって示される。新しい単語は多様な接頭辞接尾辞複合語によってつくられる、語幹接辞が付属していく膠着語的性格が際だっている言語である。これはロシア語やドイツ語などとも共通する点が多い一方で、活用に伴う語形全体の変化など印欧語特有の屈折語的性格は見られない。

エスペラントは人工言語であるため、公式には、そして言語学的にも、どの自然言語とも類縁関係にないとされている。どの国の言語でもないため言語による民族感情に左右されず、特定の民族に有利になったり不利になったりしないため、だれでも使用の恩恵を受けられると言われている。しかし実際には文法、語彙ともにヨーロッパの諸言語、とりわけロマンス語を基礎に成立しているため、既存の語族に分類した場合、エスペラントは印欧語族に分類されるとの見方が20世紀初頭からある[要出典]。そのため、非ヨーロッパ言語の話者には習得や運用が難しい(英語など、ほかの自然言語よりはまし、という程度でしかない)という、日本を含む非ヨーロッパのエスペランティスト[誰?]からの主張がある。

一方で、エスペラントの膠着語的な文法と動詞の規則性は、ヨーロッパの言語よりもアジアの言語との共通点が多いとの主張もある[22][23]。言語学的には印欧語族との差異が認められ、また直接の子孫でもないため、孤立した言語に分類されている。2010年の言語類型学的研究では、「エスペラントは確かに多少ヨーロッパ的な特徴を持っているが、ヨーロッパの言語そのものに比べればはるかに少ない」と結論づけられた[24]

派生言語

エスペラントの基礎』はエスペラントを改造することを認めていない。しかしながら、年月が経つにしたがって、たくさんの団体・個人がエスペラントの改善を試み、その改造案を提示した。改善の対象となったのは字上符つき文字や女性形語尾 -in-、形容詞の格の一致などが多い(最後についてはザメンホフ自身も失敗であったと回顧している)。

改造案のほとんどは失敗か計画段階にとどまったが、唯一1907年パリで行われた国際語選定代表者会で発表されたルイ・ド・ボーフロンによるイド改造案(イド語)はある程度の支持者を得た。イドのおもな改造はアルファベット(特に字上符つき文字の排除)といくつかの文法事項の変更であった。初期には比較的多くの人がイド改造案に賛同したが、この運動は短期間に改造に次ぐ改造を呼び次第に分裂していった。現在は改造もほぼ収まっているものの、イド語の使用人口・影響力ともエスペラントとは比較にならず、これもまた「成功した」とは言いがたい。

Fasile などの新しい国際言語案もエスペラントを意識したものと言えるが、これもエスペラントを脅かすレベルまでにはまったく到達していない。

音韻論

22から24の子音(音素解析や個々の話者によって異なる[25])、5つの母音、および母音と結合して6つの二重母音を形成する2つの半母音がある(子音 /j/ と半母音 /i̯/ は共に j、子音 /dz/ は dz と表記される)。

子音

23の子音がある。

歯茎 硬口蓋 軟口蓋 声門
m n      
破裂 p b t d   k ɡ  
破擦   t͡s (d͡z) t͡ʃ d͡ʒ    
摩擦 f v s z ʃ ʒ x h
接近   l j  
ふるえ   r      

話者によって発音の揺れがある:

  • /r/ は一般的には巻き舌[r] だが、口蓋垂ふるえ音 [ʀ]口蓋垂摩擦音 [ʁ]歯茎接近音 [ɹ] のこともある。菌茎音 [ɾ] など、様々な発音が受け入れられている。
  • /v/ は通常、英語の v と同じ発音だが、[ʋ](英語の vw の中間)や [w] と発音されることもある(話者の言語的背景による)。
  • 半母音 /u̯/ は、母音 /a//e/ の後の二重母音にのみ生じ、子音 /w/ としては出現しない。
  • 議論の余地はあるものの、nk[ŋ]kz[ɡz] のように同化されることがある。

語頭で3文字(例:stranga)、語中で5文字(例:ekssklavo)までの子音連結が生じることがある。語末においては、エス訳されていない固有名前、詩文での名詞語尾の省略、数詞 cent(百)や前置詞 post(~の後)のようなごく少数の基礎的な単語を除いて出現しない。

母音

エスペラントにはスペイン語現代ヘブライ語現代ギリシア語などと同様に5つの母音がある。

単母音
前舌 後舌
i u
中央 e o
a
   
二重母音
前舌 後舌
ui̯
中央 ei̯ eu̯ oi̯
ai̯ au̯

母音が5つしかないため、発音の揺れはかなり許容されている。例えば、e は通常 [e](フランス語 é)から [ɛ](フランス語 è)までの幅があり、話者の母国語の影響が大きい。また、heroo[he.ˈro.o] / [he.ˈro.ʔo])や praavo([pra.ˈa.vo] / [pra.ˈʔa.vo])等のように連続する同じ母音の間が声門破裂音になることがある。

アクセント

「アクセントは常に最後から2番目の音節にある。」(エスペラントの基礎、文法第10条)

エスペラントのアクセント強勢)は akcento(アクツェント)と呼ばれ、日本語のような高低アクセントではなく、英語などと同じ強弱アクセントである。アクセントによって区別される同綴異義語は存在しない。英語では同音でアクセント位置によって意味が異なってしまう desert(砂漠)と dessert(デザート)を、エスペラントでは dezertodeserto のように音を変えて取り入れている。この例は、フランス語の音(それぞれ /dezEr/, /desEr/)から、またはその中間形を取り入れたとも考えられる。アクセントの位置によって単語を区別する必要がないため、人によって高低アクセントになってしまったり、あまり注意が払われない場合もある。

音韻上、母音の長短の区別はないが、きれいに発音するためドイツ語イタリア語ロシア語などと同じように、アクセントのある母音を心持ち長めに発音するのが推奨されている。ただし、最後と最後から2番目の母音の間に子音が2個以上あるときはアクセントのある母音を短く発音し、子音がないか1個だけのときに長く発音する。これに加えて、最後と最後から2番目の母音の間の複子音の第二要素が l, r のものと kv, dz である場合はアクセントを長く発音するというものもある。

また、特に詩などで、語末の母音を省略することがある(母音が省略されていることを「'」(アポストローフォ)で示す)が、その場合でもアクセント位置は変わらない。

正書法

アルファベット

エスペラントのアルファベットalfabeto(アルファベート)と呼ばれる。一音一文字の原則を採用しており([d͡z] を除く)、ラテン文字サーカムフレックスつき文字 ĉ, ĝ, ĥ, ĵ, ŝ短音記号つき文字 ŭ を加えた28文字を使用する(ただし、ĥ は k に置き換えられる傾向にある[26])。q、w、x および y は人名や科学記号など特殊な場合を除いて使用しない。各字母の名称は、母音字はその発音、子音字はその子音に母音 -o をつけたものである(a アー、b ボー、c ツォー、ĉ チョーなど)。

文字 IPA 名前
1 A a /a/ a(アー)
2 B b /b/ bo(ボー)
3 C c /t͡s/ co(ツォー)
4 Ĉ ĉ /t͡ʃ/ ĉo(チョー)
5 D d /d/ do(ドー)
6 E e /e/ e(エー)
7 F f /f/ fo(フォー)
8 G g /ɡ/ go(ゴー)
9 Ĝ ĝ /d͡ʒ/ ĝo(ヂョー)
10 H h /h/ ho(ホー)
11 Ĥ ĥ /x/ ĥo(ホー)
12 I i /i/ i(イー)
13 J j /j/
//
jo(ヨー)
14 Ĵ ĵ /ʒ/ ĵo(ジョー)
15 K k /k/ ko(コー)
16 L l /l/ lo(ロー)
17 M m /m/ mo(モー)
18 N n /n/ no(ノー)
19 O o /o/ o(オー)
20 P p /p/ po(ポー)
21 R r /r/ ro(ロー)
22 S s /s/ so(ソー)
23 Ŝ ŝ /ʃ/ ŝo(ショー)
24 T t /t/ to(トー)
25 U u /u/ u(ウー)
26 Ŭ ŭ // ŭo(ゥオー)
27 V v /v/ vo(ヴォー)
28 Z z /z/ zo(ゾー)
文字 IPA 名前
Q q /k/
/kv/
kuo
W w /v/
//
vavo, duobla vo, ĝermana vo
X x /ks/ ikso
Y y /i/
//
/j/
ipsilono, i greka

発音

ダイアクリティカルマークのない文字はすべて、C /t͡s/ を除いて、国際音声記号とほぼ同じように発音される。

エスペラントの J、C、G は、ドイツ語や多くのスラブ系言語と同じだが、英語とは異なっている。母音はローマ字読みである。

Unicode

かつてコンピュータがダイアクリティカルマークつき文字を扱えなかったころは、エスペラントを何らかの代用表記で表すしかなかったが、現在はISO/IEC 8859-3(いわゆるLatin-3)やUnicodeの普及により、コンピュータ上でもエスペラントのダイアクリティカルマークつき文字を表示できるようになった。以下はHTMLなどで表示する場合の数値文字参照による記述である。

文字 Unicode
符号位置
文字参照
10進表現 16進表現
Ĉ U+0108 Ĉ Ĉ
ĉ U+0109 ĉ ĉ
Ĝ U+011C Ĝ Ĝ
ĝ U+011D ĝ ĝ
Ĥ U+0124 Ĥ Ĥ
ĥ U+0125 ĥ ĥ
Ĵ U+0134 Ĵ Ĵ
ĵ U+0135 ĵ ĵ
Ŝ U+015C Ŝ Ŝ
ŝ U+015D ŝ ŝ
Ŭ U+016C Ŭ Ŭ
ŭ U+016D ŭ ŭ

代用表記

英文タイプライターなどでダイアクリティカルマークが付いた文字が表示できないとき、別の文字に置き換えてダイアクリティカルマークつき文字を表現することを代用表記 (Surogata skribosistemo) と呼ぶ。h、x あるいは ^ などを文字の後ろ(または前)に加え、ダイアクリティカルマークつき文字であることを示す方式が主流だが、ŭを w に置き換えるなど、エスペラントで使用しない文字に置き換える方法もある。何を後置するかによって、H-方式、X-方式のように呼ぶ。現在はUnicodeが普及したことにより、コンピュータの上では代用表記の使用は少なくなってきている。

H-方式

H-方式 (H-sistemo) またはザメンホフ方式 (Zamenhofa sistemo) は h を後置する方法で、唯一『エスペラントの基礎』で定義されている方法である。そのため「第2の正書法」とも呼ばれる。ただし u にだけは後置しない。flughaveno(空港)のように代用表記に見える綴りがあると紛らわしいという欠点がある。エスペラントですでに使われている文字を転用するこの方式が採用されたのは、活字の数を増やしたくなかったためと言われている。

X-方式

X-方式 (X-sistemo) は x を後置する方法である。x はエスペラントでは使用しないため(エスペラント文に限れば)置き換えるのが簡単であるという利点から、インターネットなどで広く使われている。ただし、フランス語の人名や名詞・形容詞(特に複数形)には -(e)aux, -eux または -oux で終わるものがあるため、このような置き換えたくない文字の処理をどうするかが問題になる。この問題を避けるため、ŭを ux と書かずに vx と書く方法があるが、あまり広まっていない。

エスペラント版ウィキペディア・ウィクショナリーの代用表記

エスペラント版のウィキペディア、ウィクショナリーには、X-方式が使われており、{{subst:x|c}}ĉ{{subst:x|g}}ĝ と、x がついた文字を自動的に字上符つきのものに置きかえる機能がついている。以前のバージョンでは[[eaux]](フランス語で「水」の複数形)と入力すると「eaux」のように表示はされるがリンク先は "eaŭ" となり、"eaux"という記事名で新しい記事を作ることができない不具合があったが、現在は解消されている。

キャレット方式

^-方式(^-sistemo)は、c^, g^ のように ^(キャレット)を後置する方法である。ŭ については u^, u~ の双方が見られる。H-方式などに比べて見栄えがよくないという欠点はあるが、キャレットがサーカムフレックスと同じ形であることから、初心者やエスペラントを知らない人でも容易に理解できる利点があり、こうした人々を読者に想定した文書などでよく使われる。

TeXでの代用表記

TeXでエスペラントを記述する場合にはH-方式もX-方式も使いにくいということで、babelパッケージでは独自の方式を使うことになっている。この方式では字上符がつくべき文字の直前に ^(サーカムフレックス)を置いて表す。この方式とX-方式はsedawkなどの簡単なスクリプトで相互に変換することができる。

単語

最初のエスペラントの語彙は、1887年にザメンホフが出版した Lingvo internacia の中で定義されている。初期には約900語が定義された。しかしながら、言語の使用者は必要に応じて多くの言語で国際的にもっとも使われている単語を取り入れて使うことが、文法規則(エスペラントの基礎、文法第15条)によって許されている。1894年、ザメンホフは最初の5つの言語(仏・英・独・露・ポーランド)のエスペラント辞書 Universala Vortaro を発表した。そのときから特に西ヨーロッパの言語から多くの外来語がエスペラントに取り入れられた。より多数の使用者が取り入れた単語が人気を得て広まっていった。近年では、新しい外来語や造語のほとんどは技術用語または科学的な用語である。日常的な用語はすでにある単語から合成して造られるか(例: komputilo)、あるいは既存の単語に新しい意味を追加して使う傾向にある(例: muso (鼠)はコンピュータの入力機器の意味も持つようになった)。

新しい外来語を取り入れるか、それとも既存の単語から新しい単語を合成したり、既存の単語に新しい意味を加えたりして対応する方がいいのか、この種の議論には限りがない。エスペラントを学ぶ人は基本単語に加えて、単語が結合する規則なども覚えなければならない(例: eldonejo はそのまま訳すと「出すところ」で、それは「出版社」や「発行所」を意味する)。

新しい単語を創り出す権利はすべてのエスペランティストが持っているため、造語法を学ぶことは非常に重要である。新しい単語はエスペラントのコミュニティで使われていく中で次第に淘汰され、ほとんどの場合、最終的にひとつの形に落ち着くことになる。たとえば「コンピュータ」に相当する語は最初、komputmaŝino、komputilo、komputatoro などいろいろな形が使われたが、最終的に komputilo に落ち着いた。しかし「データ」を表す dateno と datumo など、複数の形が併存している例も見られる。

単語のうちいくつかはそのままの意味のほかに慣習的な意味を持っている。たとえば、ワニを意味する "krokodilo" から派生した "krokodili" と言う動詞は、「エスペラントを話さなければならないところで自国語を話す」という意味がある。

最大のエスペラント辞典は La Nova Plena Ilustrita Vortaro de Esperantoエスペラント語版(SAT, 2002, ISBN 2-9502432-5-8)であり、1万6,780個の語根と4万6,890個の複合語句が記載されている。2005年、最新の改訂版が出版された(ISBN 2-9502432-8-2)。これは英語などの辞書と比べると非常に少ないように思えるが、実際にはエスペラントの造語法に従って自由に複合語を作ることができるため、実際に世界で使われている語彙は数十倍にのぼると考えられる。

文法

概要

エスペラントは印欧語を基にしているため屈折語的性格を持っていると言われることがあるが、文法上の性を持たず、語幹に一定の接辞(接頭辞・接尾辞)や文法語尾を付け加えて語の意味を限定したり拡張したりするなど、膠着語的性格をはるかに色濃く有しており、実際にはほとんど膠着語であると言って差し支えない。名詞および形容詞主格及び対格の2つのを持つ。名詞および形容詞には、さらに単数 (singularo) および複数 (pluralo) の区別があり、形容詞はそれが関わる名詞に合わせて格と数の変化をする。対格語尾には、移動の目標を表したり任意で適切な前置詞の代わりをしたりする働きもある。対格があるため、ロシア語ギリシア語ドイツ語ラテン語または日本語などのように語順は比較的自由である。なお、動詞は人称変化しない。

品詞

次の品詞区分が『エスペラント日本語辞典』(2006, ISBN 4-88887-044-6)で行われている:名詞、代名詞形容詞副詞動詞数詞前置詞、等位接続詞、従属接続詞、間投詞冠詞。また、疑問、指示などに使われる語で、分類からは代名詞、副詞などの広範囲にまたがる45語については総称して相関詞ということがある。なお、代名詞を人称代名詞、疑問代名詞、指示代名詞などのように分け、動詞を自動詞他動詞と分けるように、さらに細分化して扱うことがある。

品詞語尾と語根

エスペラントではすべての名詞、形容詞、動詞と、形容詞などからの派生副詞は、語根 (radiko) とその単語の品詞をあらわす品詞語尾 (finaĵo) の組み合わせによって構成される。たとえば forto(力)は fort- という語幹と名詞を表す語尾 -o から成り立っている。品詞語尾によって単語の品詞がわかり、また品詞語尾を換えることにより品詞を変化させることができる。たとえば forta とすると「強い」という意味になる。

文を組み立てる上で重要な役割を果たす、代名詞、冠詞、数詞、前置詞、本来副詞(原形副詞)、等位接続詞、従属接続詞、間投詞には品詞語尾がない。品詞語尾を持たない副詞は、派生副詞と区別して本来副詞と呼ばれる。これらの重要語根もまた、他の語根と組み合わせたり品詞語尾をつけることで派生語をつくることができる。

品詞語尾 -o は名詞 (substantivo)、-a は形容詞 (adjektivo)、-e は副詞 (adverbo) をそれぞれ表す。名詞あるいは形容詞の品詞語尾の後ろに -j を加えると複数形になる。対格にするには -n を名詞あるいは形容詞語尾の後ろにつけ、複数形の場合は複数形語尾の後ろにつける。動詞には法や時制を表す6種類の語尾がある。

形容詞は名詞の数と格に一致させる。すなわち修飾する名詞が複数形の場合は形容詞も複数形にし、対格の場合は形容詞も対格にする。bona(よい)、tago(日)を例に一致の変化を示す。

主格 対格
単数 bona tago bonan tagon
複数 bonaj tagoj bonajn tagojn

形容詞の数と格の一致によって語順がかなり自由となり、また、形容詞‐名詞、名詞‐形容詞のどちらも可能であることによって標準的なSVO型のほか、SOV型VSO型などの文も作ることができる。ただし初心者はこの「一致」を忘れることが多い(ただし、忘れても会話が成立しなくなるほどの問題になることはないだけの冗長性をエスペラントは備えている)。

  • La knabino feliĉan knabon kisis.(ラ・ㇰナビーノ・フェリーチャ・ㇰナーボ・キースィㇲ)=「その少女は幸せな少年にキスした」
  • La knabino feliĉa knabon kisis.(ラ・ㇰナビーノ・フェリーチャ・ㇰナーボ・キースィㇲ)=「その幸せな少女は少年にキスした」

合計すると2個以上になる複数個の単数形の名詞を修飾する形容詞は複数形にする。

  • ruĝaj domo kaj aŭto.(ルーヂャ・ドーモ・カィ・アゥト)=「赤い[家と車]」
    • この例では家も車も赤いことになる(家も車も単数だが修飾する「赤い」が複数なので、両者にかかっていることがわかる。意味としては、ruĝa domo kaj ruĝa aŭto.(ルーヂャ・ドーモ・カィ・ルーヂャ・アゥト)=「赤い家と赤い車」と同じ)。
  • ruĝa domo kaj aŭto.(ルーヂャ・ドーモ・カィ・アゥト)=「[赤い家]と車」
    • 上の例に対してこちらは、家は赤いが車の色は不明である(修飾する「赤い」は単数なので、単数の「家」のみにかかることが明らか)。

叙述的な形容詞は対格としない。

  • Mi farbis la pordon ruĝan.(ミ・ファㇽビㇲ・ラ・ポㇽド・ルーヂャ)=「私は赤色のドアを塗った(ドアは始めから赤色)。」
  • Mi farbis la pordon ruĝa. (ミ・ファㇽビㇲ・ラ・ポㇽド・ルーヂャ)=「私はドアを赤色に塗った(塗った結果として赤色になった)。」

派生語と接辞

エスペラントでは語根の数を絞り、その代わり多くの語彙を派生語であらわす。上述の品詞別の単語も派生である。また、接頭辞接尾辞(あわせて接辞という)を有効利用する。たとえば、語根 long は、

  • 品詞語尾をつけて longa(ロンガ)=長い、longo(ロンゴ)=長さ、となる。
  • 「正反対」の意味の接頭辞 mal- をつけて、mallong' という語幹 (radikalo) を構成し、これにより、mallonga(マㇽロンガ)=短い、mallongo(マㇽロンゴ)=短さ、となる。
  • 「他動」の意味の接尾辞 -ig- をつけて、longig' という語幹を構成し、これにより、longigi(ロンギーギ)=長くする、longigo(ロンギーゴ)=長くすること(すなわち「伸長、延長」)、となる。
  • 接頭辞と接尾辞を両方用いて、mallongig' という語幹を構成し、これにより、mallongigi(マㇽロンギーギ)=短くする、mallongigo(マㇽロンギーゴ)=短くすること(すなわち「短縮」)、などもできる。

冠詞

不定冠詞はない。すべての性、数、格に関係ない定冠詞 la がある。」(エスペラントの基礎、文法第1条)

人称代名詞

※()内は同義の英語

単数 複数
1人称 mi (ミ) - 私 (I) ni (ニ) - 私たち (we)
2人称 vi (ヴィ) - あなた/あなたがた (you)
3人称 li (リ) - 彼 (he) ili (イリ) - 彼ら/彼女たち/それら (they)
ŝi (シ) - 彼女 (she)
ĝi (ヂ) - それ (it)
oni (オニ) - ひと/人々 (one, people; 仏語 on)
再帰 si (スィ) - 自分 (self; 独語 sich; 仏語 soi)

対格にするには -n をつける。「私を」は min となる。所有格(所有形容詞、属格)にするには形容詞語尾 -a をつける。「私の」は mia となる。所有形容詞は形容詞の一種なので、普通の形容詞と同じように複数語尾や対格語尾の変化があり、miajn librojn 「私の本(複数)を」のように、名詞の数と格に一致させる必要がある。

再帰代名詞 si は主語が三人称の文において文中で主語自身を指すときに三人称代名詞 li、ŝi、ĝi、ili、oni の代わりに用いるもので、文中のこれらの代名詞は主語とは区別される。代名詞の直後に本来副詞 mem(英語: self)を置くことで「~自身の」という強調表現になる。所有形容詞の強調には形容詞 propra(英語: own)を用いる。

  • Li amas sin mem.(リ・アーマㇲ・スィン・メㇺ)=「彼は彼自身を愛している」

親称として ci が設けられているものの、現代ではほぼ死語となっており、使用自体が稀である(英語の thou に相当)。三人称単数代名詞は男女に分かれており、近年では徐々にジェンダーニュートラルな単数代名詞 riエスペラント語版 の使用が広まりつつあるが、現在のところまだ一般的ではない[27]。一方で複数代名詞は、男女両方の名詞を含む複数形(接頭辞 ge-)と同様、常に中性である。

相関詞

相関詞とは日本語の「こそあど」ことばに相当する指示詞代名詞疑問詞などをひとまとめにしたもので、語頭と語末が規則的に対応している。相関詞のある名詞句には定冠詞を付けない。

参考:こそあど言葉
品詞 近称 中称 遠称 不定称
名詞 事物 これ それ あれ どれ
場所 ここ そこ あそこ どこ
方角 こちら そちら あちら どちら
連体詞 この その あの どの
副詞 こう そう ああ どう
形容動詞 こんな そんな あんな どんな
関係詞・疑問詞 指示詞 (複数形) (対格語尾)
特定 不特定 すべて 否定
ki- ti- i- ĉi- neni-
代名詞 全体 -o kio tio io ĉio nenio -n
個別 -u kiu tiu iu ĉiu neniu -j
代形容詞 kiu tiu iu ĉiu neniu
性質・様子 -a kia tia ia ĉia nenia
所有 -es kies ties ies ĉies nenies
代副詞 場所 -e kie tie ie ĉie nenie -n
-am kiam tiam iam ĉiam neniam
方法・程度 -el kiel tiel iel ĉiel neniel
理由 -al kial tial ial ĉial nenial
-om kiom tiom iom ĉiom neniom

-u 型相関詞は名詞句に他の名詞がない場合に代名詞、名詞の修飾語としては代形容詞になる。対比または強調の必要性があるときにのみ、本来副詞 ĉi を ti- 型相関詞の直前または直後に置いて、話者により近い方を指す(近称)。

相関詞の後に本来副詞 ajn(英語: any, ever)を置くことで無差別や譲歩を示す相関詞になる。

  • Iam ajn vi povas veni.(イアㇺアィン・ヴィ・ポヴァㇲ・ヴェーニ)=「いつでも来ていいよ」
  • Kiel ajn rapide li kuros, li neniam povos min atingi.(キエㇽアィン・ラピーデ・リ・クーロㇲ、リ・ネニアㇺ・ポヴォㇲ・ミン・アティンギ)=「どんなに速く走ろうと、彼は決して僕に追いつけない」

これらの相関詞からも派生語をつくることができる。

  • iama(イアーマ)「いつかの、かつての」
  • kialo(キアーロ)「理由、原因」
  • kioma(キオーマ)「何番目の」
  • kiomono(キオㇺオーノ)「何分の一」

等位接続詞

語と語、句と句、文と文などを対等に結び付ける語群。

(アゥ) または (英語: or; ラテン語: aut)
ĉar(チャㇽ) なぜなら (英語: because; フランス語: car)
kaj(カィ) そして (英語: and; ラテン語: et)
nek(ネㇰ) …も…も…ない = kaj ankaŭ ne
sed(セㇳ゙) しかし (英語: but; ラテン語: sed)

aŭ、kaj を用いて3つ以上の単語を並列するときは、単語と単語をコンマ(,)で代用し、最後の単語にだけにこれらの接続詞を付けるのが普通である(コンマで代用しない場合は一つ一つ数え上げるような響きとなる)。tamen や ajne 等の一部の副詞も等位接続詞として用いられることがある。

接続詞 kaj が古代ギリシア語: καί から借用されているのは、ロマンス諸語の e やラテン語の et よりもはっきりと発音され、聴き落とされにくいためだと言われている。

動詞

動詞の「不定形」は「不定詞」ともいう。不定形以外の現在形から命令形までを「定形」または「定動詞」と呼ぶ。現在形から未来形までは「直説法」である。また、仮定形は「仮定法」と、命令形は「意志法」と呼ばれる。

動詞 (verbo) に関しては、平叙文での動詞の位置は原則として文の要素のうち主語の後ろに置かれることが多いが、実際にはかなり自由である。エスペラントには助動詞 (helpverbo) と明確に呼ばれる品詞がない。povi、devi および voli などは、下に示すように西欧語などでの助動詞と同じような意味・用法を持っているが、ほかの動詞と活用上区別されない。同様に、存在動詞にも活用上の区別がない。英語などとは異なり、自動詞と他動詞の区別は厳格である。英語やフランス語などにあるような「時制の一致」はない。不規則動詞はまったく存在せず、世界一不規則動詞が少ない言語[注釈 1]としてギネスブックに登録されている。動詞は人称変化しない。例として kanti(歌う)を使って変化を示す。

不定形 -i(kanti)
現在形 -as(kantas)
過去形 -is(kantis)
未来形 -os(kantos)
仮定形 -us(kantus)
命令形 -u(kantu)

分詞

分詞 (Participo) は(能動・受動)と(継続・完了・将然)によって6種類存在する。これらの分詞と、複合時制を作る助動詞のように働く動詞 esti の3時制(現在形・過去形・未来形)との組み合わせによって、エスペラントでは細かい時制表現が可能である。分詞と esti を組み合わせた文では、能動態・受動態それぞれ9種類ずつ、時制表現のバリエーションがある。必要なら現在完了進行形のような複複合時制を作ることもでき、バリエーションはさらに増える。以下にバリエーションを列挙する。

  • 現在継続(進行)形
  • 現在完了形
  • 現在将然(未然)形
  • 過去継続(進行)形
  • 過去完了形
  • 過去将然(未然)形
  • 未来継続(進行)形
  • 未来完了形
  • 未来将然(未然)形

9種類もバリエーションが存在するにもかかわらず、分詞を使った複合時制はエスペラントでは好まれない。ドイツ語やフランス語などと同様に、英語なら現在進行形や現在完了形など複合時制を義務的に用いる表現でも、エスペラントでは相を表す副詞を使用して単純時制で表現する場合が多い。受動態の分詞形容詞を使えば受動文を表現できるが、エスペラントでは受動文を避けて能動文で表現する傾向がある。

分詞は動詞に分詞を作る接尾辞をつけることによって作る。下の表は分詞を作る接尾辞の表である。例として、形容詞の品詞語尾 -a をつけた分詞形容詞を挙げる。

分詞 能動態 受動態
継続相 -ant- ~している (kantanta) -at- ~されている (kantata)
完了相 -int- ~した (kantinta) -it- ~された (kantita)
将然相 -ont- ~しようとする (kantonta) -ot- ~されようとする (kantota)

分詞形容詞は形容詞の一種なので、格・数の変化をし、分詞形容詞が修飾している名詞に一致させる。形容詞の品詞語尾 -a を副詞の品詞語尾の-eに付け替えれば分詞副詞、名詞の品詞語尾の -o につけ替えれば分詞名詞になる。

分詞副詞(たとえば kantante「歌いながら」)はイタリア語のジェルンディオ、フランス語のジェロンディフなどのようなもので、文の主動詞に対する同時性などを表したり、分詞構文を作ったりする。分詞副詞は格・数の変化をしない。

他動詞から作られた分詞形容詞と分詞副詞は、対格目的語を取ることができる。

分詞名詞(たとえば kantanto「歌っている人」)は分詞形容詞や分詞副詞よりも動詞的性格の薄れた完全な名詞である。たとえ他動詞から作られた分詞名詞であっても対格目的語を取ることはできない。たいていの場合、その動作をする人物を表す。分詞名詞は格・数の変化をする。

エスペラントには4つのが存在する。

直説法

直説法 (deklara modoreala modo) の時制には現在、過去、未来があり、それぞれの動詞の語尾は -as-is および -os である。現実(のこととして話し手が表現しようとする)動作および状態を表現する。継続中の動作は分詞形容詞を使った複合時制を使う方法もあるが、単純時制を使う方が一般的である。

  • Mi estas studento. (ミ・エㇲタㇲ・ㇲトゥデント)=「私は学生です」
  • Li ĵus finis la laboron. (リ・ジュㇲ・フィーニㇲ・ラ・ラボーロン)=「彼はたった今仕事を終えました」
  • Ne en unu tago elkreskis Kartago. (ネ・エン・ウヌ・ターゴ・エㇽㇰレㇲキㇲ・カㇽターゴ)=「ローマは一日にして成らず(カルタゴは一日にして成らず)」
  • Longe ĉerpas la kruĉo, ĝis ĝi fine rompiĝas.(ロンゲ・チェㇽパㇲ・ラ・ㇰルーチォ、ヂㇲ・ヂ・フィーネ・ロンピーヂャㇲ)=「形あるものは必ず壊れる(長い間水をくめば、水瓶もついには割れてしまう)」

ドイツ語などのように、近い過去や近い未来、確定した未来を現在形で言ってしまうことはない。過去はあくまでも過去、未来はあくまでも未来である。確定した未来か未確定の未来かは、エスペラントでは区別されない。

不定法

不定法(不定詞・不定形ともいう。neŭtra modo, infinitivo, I-verbo)の品詞語尾は -i であり、辞書に載っている形である。エスペラントの不定詞(不定形)には時制がない。動詞句をつくることができるが、定動詞とは異なり、主文を作ることはできない。

不定詞の名詞的用法

不定詞の名詞的用法(infinitivo kiel subjekto、主語としての不定詞)は不定詞を名詞のように扱うことである。主語、目的語、補語の役割を果たす。目的語として用いられた場合でも、対格語尾 -n はつかない。名詞を修飾するのは形容詞であるが、動詞を修飾するのはあくまで副詞である。これは主語たる不定詞の述語として用いられるのもまた副詞であるということを意味する。

  • Paroli estas facile, fari estas malfacile. (パロー・エㇲタㇲ・ファツィーレ、ファー・エㇲタㇲ・マㇽファツィーレ)=「言うは易く行うは難し」
不定詞の形容詞的用法
複合動詞

単独では意味が完結しない動詞 devi、deziri、rajti、povi などの後ろに動詞の不定詞を置くことで、複合動詞 (kompleksa verbo) のようにすることができる。英語での助動詞と不定詞との関係とよく似ている。ただし、devi、deziri、rajti、povi などは、いわゆる「助動詞」ではない。エスペラントには「助動詞」という品詞は存在しない。

  • Mi povas paroli vian lingvon. (ミ・ポーヴァㇲ・パロー・ヴィアン・リンㇰ゙ヴォン)=「私はあなたの言葉を話すことができます」
  • Vi volos reveni. (ヴィ・ヴォーロㇲ・レヴェー)=「あなたは帰りたいと思うだろう」
  • Li devis maldungi ilin. (リ・デーヴィㇲ・マㇽドゥン・イリン)=「彼は彼らを解雇しなければならなかった」
不定詞による省略法

通常、不定詞だけで文を構成することはできないが、唯一の動詞が不定詞である文や節が見られることがある。意思法(命令法)や povas -i の省略表現と考えられる。この用法でも文法上の主語をとることはできない。

  • Mi efektive jam ne scias, kiel ĝin klarigi.(ミ・エフェㇰティーヴェ・ヤㇺ・ネ・ㇲツィーアㇲ、キエㇽ・ヂン・ㇰラリーギ)=「実のところ、もうそれをどう説明すればいいのか分からない」(kiel 節以下の主語を省略している(= ...kiel mi ĝin klarigu.))
  • Kion fari?(キーオン・ファーリ?)– 「何をしようか」(= Kion oni/mi/vi faru?)
  • Ne fumi!(ネ・フーミ!)– 「禁煙」(= Oni ne povas fumi.)
仮定法

仮定法kondiĉa modo, imaga modo)の語尾は -us である。

  • 事実とは逆の仮定
    • Se mi estus birdo, mi povus flugi en la ĉielon.(セ・ミ・エㇲトゥㇲ・ビㇽド、ミ・ポーヴㇲ・ㇷルーギ・エン・ラ・チエーロン)=「もし私が鳥ならば、空に向かって飛んでいけるのに」

単純な仮定法では時制はないが、厳格に現在、過去、未来の時制を表したい場合は複合時制を使う方法がある。

命令法(意志法)

命令法 (ordona modo, U-verbo) の動詞の語尾は -u である。命令だけでなく、依頼、要求または禁止など主語に対する話者のそうあって欲しいという「意志」を表現するため、意志法 (vola modo) とも呼ばれる。命令文で主語が vi のとき、特に強調する場合を除いて主語 vi は省略される。

  • Iru!(イール!)=「行け!」(主語viは省略)
  • Vi iru!(ヴィ・イール!)=「君が行け!」(省略せず、viを強調。ほかの誰でもなく「君が」行け)
  • Li iru.(リ・イール)=「彼に行かせろ」(彼が行くべきだという話者の意志・願望)
  • Mi iru. (ミ・イール)=「私が行きます」(私こそが行くべきだという話者(すなわち私)の意志)
  • Ni iru!(ニ・イール!)=「行こう!」(私たちが行くんだという話者(すなわち ni の中の一人としての私)の意志。英語の Let's go. に相当)
  • Mi petis ke li savu min. (ミ・ペーティㇲ・ケ・リ・サーヴ・ミン)=「私は彼に助けてと頼んだ」(彼に助けて欲しいという主文の主語(すなわち私)の意志)
  • Ĉu ni iru al la kinejo?(チュ・ニ・イール・アㇽ・ラ・キネーヨ?)=「映画に行きませんか?」(私たちが行くべきかどうか、聞き手の意志を尋ねる体裁で勧誘している)

コピュラ

動詞 esti は、ラテン語sum、esse、fuiフランス語êtreイタリア語essereスペイン語estar、ser英語be などに相当するものである。日本語では「ある」と訳されることもある。 非常に重要な動詞で存在を表現したり、コピュラ文のほか、分詞形容詞を伴って複合時制の文を作ることができる。for-est-i、est-ont-a のように esti 自体に接辞をつけることができる。コピュラは2つの名詞句をつなぐ。

数詞

基数詞

整数桁の区切り文字にはピリオド(.)を用いる地域とコンマ(,)を用いる地域がそれぞれ存在するため、大きな数字はスペースで区切り、小数点のみピリオドまたはコンマを用いるのが慣例になっている。

0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 100 1000
nul unu du tri kvar kvin ses sep ok naŭ dek cent mil
  • 11 – dek unu
  • 12 – dek du
  • 20 – dudek
  • 99 – naŭdek naŭ
  • 100 – cent
  • 1 000 – mil
  • 10 000 – dek mil
  • 100 000 – cent mil
  • 999 999 – naŭcent naŭdek naŭ mil naŭcent naŭdek naŭ
大数

単独の限定詞として最大のものは mil であり、106 を表す miliono やそれ以上の単位は名詞しかない。このため、限定詞になるには数量の前置詞 da を使う必要がある。ただし、アラビア数字で表す場合、表記上は da を省略することが多い。通常は 109 を miliardo、1012 を biliono とするロングスケールで表すが[28]、フランス等の古い文献や英語圏など一部地域ではショートスケールのこともある。この国際的な混乱を避けるため、近年では非公式の接尾辞 -ilion-/-iliard- の使用を推奨する向きがある[29][28]命数法#エスペラントでの用法も参照)。

  • 987 654 321 homoj(987,654,321人)– naŭcent okdek sep milionoj sescent kvindek kvar mil tricent dudek unu da homoj(九億八千七百六十五万四千三百二十一人)
ロングスケール ショートスケール -ilion-/-iliard-
1 000 000 (106) miliono miliono miliono
1 000 000 000 (109) miliardo biliono miliardo
1 000 000 000 000 (1012) biliono triliono duiliono
1 000 000 000 000 000 (1015) biliardo
(mil bilionoj)
kvadriliono duiliardo
1 000 000 000 000 000 000 (1018) triliono kvintiliono triiliono
1 000 000 000 000 000 000 000 (1021) triliardo
(mil trilionoj)
sekstiliono triiliardo
1 000 000 000 000 000 000 000 000 (1024) kvadriliono septiliono kvariliono
1 000 000 000 000 000 000 000 000 00 (1027) kvadriliardo
(mil kvadrilionoj)
oktiliono kvariliardo
序数詞

序数詞は数詞に形容詞語尾 -a を加えた形である。序数詞によって限定されている名詞句には定冠詞をつけるのが普通である。

  • la 1-a (または 1a) – la unua「1番目の(もの)」
派生語

数詞はそれ自体に名詞や形容詞としての用法があるが、品詞語尾をつけて派生語をつくることができる。

  • dek-kelkaj「十数の」、kelkdek「数十」、kelk-mil「数千」
  • unuo「一個、単位(英語: unit)」–「1」の名詞形
  • unue「まず第一に(英語: firstly)」、due「第二に、つぎに(英語: secondly)」– それぞれ「1」と「2」の副詞形。
  • duono「二分の一、半分(英語: half)」– 「2」+ -on-(分数詞)。
  • duoble「二倍に、二重に(英語: twice, two times, double)」– 「2」+ -obl-(倍数詞)。
  • dufoje「二回、二度(英語: twice, two times, double)」– 「2」+ fojo「回、度」。
  • 2 dekduoj「2ダース英語: 2 dozen)」– dekduo は「12」の名詞形。
  • jarcento「世紀英語: century)」– jaro「年」+ cento「百個」。
  • triunuo「三位一体英語: trinity)」– trio「三個」+ unuo「一個」。
  • unuanime「全員一致で、満場一致で(英語: unanimouslyラテン語: ūnanimiter)」– unu「一」+ animo「心、精神」の副詞形。
  • la Unuiĝintaj Nacioj「国際連合英語: United Nations)」

文章のサンプル

Ĉiuj homoj estas denaske liberaj kaj egalaj laŭ digno kaj rajtoj. Ili posedas racion kaj konsciencon, kaj devus konduti unu al alia en spirito de frateco.

All human beings are born free and equal in dignity and rights. They are endowed with reason and conscience and should act towards one another in a spirit of brotherhood.

すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。人間は、理性と良心とを授けられており、互いに同胞の精神をもって行動しなければならない。

世界人権宣言 第1条[30][31][32]

次の抜粋はエスペラントの特徴を示すものである[33]

  • エスペラント:
«En multaj lokoj de Ĉinio estis temploj de la drako-reĝo. Dum trosekeco oni preĝis en la temploj, ke la drako-reĝo donu pluvon al la homa mondo. Tiam drako estis simbolo de la supernatura estaĵo. Kaj pli poste, ĝi fariĝis prapatro de la plej altaj regantoj kaj simbolis la absolutan aŭtoritaton de la feŭda imperiestro. La imperiestro pretendis, ke li estas la filo de la drako. Ĉiuj liaj vivbezonaĵoj portis la nomon drako kaj estis ornamitaj per diversaj drakofiguroj. Nun ĉie en Ĉinio videblas drako-ornamentaĵoj, kaj cirkulas legendoj pri drakoj.»
  • 英訳:
In many places in China, there were temples of the dragon-king. During times of drought, people would pray in the temples that the dragon-king would give rain to the human world. At that time the dragon was a symbol of the supernatural creature. Later on, it became the ancestor of the highest rulers and symbolized the absolute authority of a feudal emperor. The emperor claimed to be the son of the dragon. All of his personal possessions carried the name "dragon" and were decorated with various dragon figures. Now dragon decorations can be seen everywhere in China and legends about dragons circulate.
  • 邦訳:
中国には各地に竜王の廟があった。干ばつの時、人々は寺院で、竜王が人間界に雨を降らせてくれるように祈ったものだ。当時、龍は超自然的な生き物の象徴であった。その後、最高位の支配者の祖先となり、封建的な皇帝の絶対的な権威を象徴するようになった。皇帝は龍の子であると主張した。皇帝の所持品はすべて「龍」の名を冠し、さまざまな龍の像で飾られた。現在、中国ではいたるところで龍の装飾を目にすることができ、龍にまつわる伝説が流布している。

表現

次のリストはいくつかの有用なエスペラントの単語とフレーズを書き起こしたものである。

日本語 エスペラント IPA
やあ/こんにちは(軽いあいさつ)  Saluton [sa.ˈlu.ton]
はい  Jes [ˈjes]
いいえ  Ne [ˈne]
おはようございます  Bonan matenon [ˈbo.nan ma.ˈte.non]
こんにちは Bonan tagon [ˈbo.nan ta.ˈgon]
こんばんは  Bonan vesperon [ˈbo.nan ves.ˈpe.ron]
おやすみなさい  Bonan nokton [ˈbo.nan ˈnok.ton]
またね(さようなら)  Ĝis (la revido) [ˈd͡ʒis (la re.ˈvi.do)]
はじめまして Tre agrable /ˈtre a.ˈgra.bre/
はじめまして(丁寧な言い方)
/あなたとお知り合いになれてとてもうれしいです。
Estas al mi tre agrable konatiĝi kun vi. /
Mi estas tre ĝoja konatiĝi kun vi.
/es.tas al mi tre a.ˈgra.bre ko.na.ˈtid͡ʒi kun vi/
/mi es.tas tre d͡ʒo.ja ko.na.ˈtid͡ʒi kun vi/
お名前は?  Kio estas via nomo? /
Kiel vi nomiĝas?
[ˈki.o ˌes.tas ˌvi.a ˈno.mo] /
/ˈkiel vi nomˈid͡ʒas/
私の名前はマルコです  Mia nomo estas Marko /
Mi nomiĝas Marko
[ˌmi.a ˈno.mo ˌes.tas ˈmar.ko] /
/mi nomˈid͡ʒas ˈmar.ko/
私は日本人です Mi estas japan(in)o /mi es.tas ja.ˈpa.no/
/mi es.tas ja.pa.ˈni.no/
調子はどう?  Kiel vi fartas? [ˈki.el vi ˈfar.tas]
私は元気です  Mi fartas bone [mi ˈfar.tas ˈbo.ne]
あなたはエスペラント語を話しますか?  Ĉu vi parolas Esperanton? [ˈt͡ʃu vi pa.ˈro.las ˌes.pe.ˈran.ton]
何が起こっているのですか? Kio okazas? [ˈki.o ˈo.ka.zas]
あなたのことが分かりません  Mi ne komprenas vin [mi ˌne kom.ˈpre.nas ˌvin]
いいね/大丈夫です  Bone / En ordo [ˈbo.ne] / [en ˈor.do]
OK
ありがとう  Dankon [ˈdan.kon]
お気になさらず  Ne dankinde / Nedankinde [ˌne.dan.ˈkin.de]
お願いします  Bonvolu / Mi petas [bon.ˈvo.lu] / [mi ˈpe.tas]
許してください/失礼します  Pardonu min [par.ˈdo.nu ˈmin]
祝福を!  Sanon! [ˈsa.non]
おめでとうございます  Gratulon! [ɡra.ˈtu.lon]
あなたを愛しています  Mi amas vin [mi ˈa.mas ˌvin]
ビールを1杯ください  Unu bieron, mi petas [ˈu.nu bi.ˈe.ron, mi ˈpe.tas]
お手洗いはどこですか?  Kie estas la necesejo? [ˈki.e ˈes.tas ˈla ˌne.t͡se.ˈse.jo]
あれ(これ)は何ですか?  Kio estas tio? [ˈki.o ˌes.tas ˈti.o]
あれ(これ)は犬です  Tio estas hundo [ˈti.o ˌes.tas ˈhun.do]
私たちは愛します  Ni amos! [ni ˈa.mos]
ピース!  Pacon! [ˈpa.t͡son]
私はエスペラントの初心者です  Mi estas komencanto de Esperanto [mi ˈes.tas ˌko.men.ˈt͡san.to de ˌes.pe.ˈran.to]

日本語由来のエスペラント単語

参考のため語種を付記し、漢語外来語和語の別を示す。付記されていないものは和語である。

  • aikido アイキード(合気道、和製漢語)
  • animeo アニメーオ(アニメ、ラテン語 anima からできた英語 animation に由来)日本のアニメ、日本式の画風のものをいう。国を限定しないなら二重語animacio
  • bonsajo ボンサーヨ(盆栽、和製漢語)
  • cunamo ツナーモ(津波) 学術用語としての「気象以外の要因による波」だけでなく、単なる大波 (ondego) として使われたり、「押し寄せるもの」の例えに使う場合もある。
  • ĉanojo チャノーヨ(茶の湯 → 茶道、前半部 ĉa は漢語) japana teceremonio と言う方が多い。
  • ĉirimeno チリメーノ(縮緬、後半部 men は漢語)
  • emoĝio エモヂーオ(絵文字)– 英語圏で広まった英語: emoji /ᵻˈmoʊdʒi:/ の発音の影響で emoĵio ではなく emoĝio と綴られる。
  • eno エーノ(、漢語)
  • goo ゴーオ(、漢語)
  • hajko ハィコ(俳句、和製漢語)- 派生語として hajkaro ハィカーロ(句集、俳句集)などがある。
  • harakiro ハラキーロ (腹切り→切腹
  • haŝioj ハシーオィ() - 日本以外の東アジア圏で使われる箸を総称して合成語 manĝobastonetoj マンヂョバㇲトネートィ(「食事」+「小さな棒」の複数形)が使われる。
  • hibakŝo ヒバㇰショ(被爆者、和製漢語)
  • ĵudo ジュード(柔道、和製漢語)- 派生語として ĵudejo ジュデーヨ(柔道場)などがある。
  • kamikazo カミカーゾ(神風) 神風特別攻撃隊の略称「神風」が転じて「自爆テロ」も指す。
  • kapao カパーオ(河童
  • karaokeo カラオケーオ(カラオケ、後半部はギリシャ語 orkhestra に由来する英語 orchestra から)
  • karateo カラテーオ(空手、「唐手」から)
  • katano カターノ(刀→日本刀
  • kamio カミオ(、和製漢語)
  • kimono キモーノ(着物
  • mangao マンガーオ(漫画、和製漢語) 日本風の漫画 (japana bildliteraturo) に限定して使用する。日本のアニメを含む場合もある。国を限定しない漫画は bildliteraturo を使用する。アメリカ風なら komikso がある。
  • moĉio モチーオ()- 「米製のケーキ」を意味する合成語 rizkuko を用いることが多い
  • noo ノーオ(、和製漢語)
  • origamio オリガミーオ(折り紙
  • otako オタコ (オタク→お宅)
  • sakeo サケーオ(酒→日本酒
  • samurajo サムラーヨ(
  • suŝio スシーオ(寿司
  • ŝintoo シントーオ(神道、和製漢語)
  • ŝogio ショギーオ(将棋、漢語) Japana ŝako「日本チェス」という言い方もある。
  • ŝoguno ショグーノ(将軍→征夷大将軍、漢語)
  • tankao タンカーオ(短歌、和製漢語)
  • tempuro テンプーロ(天ぷら、外来語)
  • tofuo トフーオ(豆腐、漢語)
  • tokusacuo トクサツーオ(特撮
  • udono/udonoj ウドーノ、ウドーノィ(うどん、漢語「饂飩」) 単数・複数のどちらも使われる。
  • utao ウターオ(歌→和歌
  • zorioj ゾリーオィ (草履、和製漢語)

エスペラント由来のネーミング

ザメンホフ・エスペラント・オブジェクト

ザメンホフまたはエスペラントに由来する名称を持つ物体(モニュメント・場所・建物・乗り物など)は総称してザメンホフ・エスペラント・オブジェクト (Zamenhof/Esperanto-Objekto, ZEO) と呼ばれる。ZEOという単語はヒューゴ・レーリンゲルが1997年に発表した Monumente pri Esperanto[34] で使用した語である。彼はその著作で世界54の国にある1,044のZEOを紹介した。世界エスペラント協会にはZEOを扱う委員がいる。

最初のZEOは1896年に進水したスペインの船舶「エスペラント」である。

著名なエスペラント由来のネーミング

企業・団体別

個人別

エスペラントに関する作品

作品中にエスペラントやエスペランティストが明示的に出てくるものを示す。なお、エスペラントで物事を名づけている場合は「著名なエスペラント由来のネーミング」のセクションも参照のこと。

小説

戯曲

漫画

テレビドラマ

映画

コンピュータゲーム

立体美術作品

関連書籍

関連項目

言語

象徴

組織・施設

その他

外部リンク

脚注

注釈

  1. ^ 人工言語として。自然言語ではケチュア語などにも不規則動詞が少ない。

出典

  1. ^ Hammarström, Harald; Forkel, Robert; Haspelmath, Martin et al., eds (2016). “Esperanto”. Glottolog 2.7. Jena: Max Planck Institute for the Science of Human History. http://glottolog.org/resource/languoid/id/espe1235 
  2. ^ 二木紘三 著、「国際語の歴史と思想」(1981年、毎日新聞社)p.166
  3. ^ 水野義明「ヨーロッパのエスペラント事情散見-東欧を中心として-」『明治大学教養論集』第187巻、明治大学教養論集刊行会、1986年3月、127-155頁、ISSN 0389-6005NAID 120002723818 
  4. ^ Radio Vatikana - Esperanto Via Radio-Arkivo enhavas pli ol 2500 elsendaĵojn”. バチカン放送. 2023年1月8日閲覧。
  5. ^ Ĉina Radio Internacia”. 中国国際放送. 2023年1月8日閲覧。
  6. ^ OpenWHO | Courses”. 世界保健機関. 2023年1月8日閲覧。
  7. ^ 2019年度事業報告 - 一般財団法人日本エスペラント協会
  8. ^ Esperanto aldoniĝis al la Pola Listo de Nemateria Kultura Heredaĵo” (エスペラント語). Europo Demokratio Esperanto (2014年11月21日). 2021年2月16日閲覧。
  9. ^ Riješenje” (クロアチア語). Republlka Hrvatska Ministarstvo Kulture (2019年2月11日). 2021年2月16日閲覧。クロアチア共和国文化・メディア省による決定
  10. ^ M.ボウルトン著、水野義明訳「エスペラントの創始者ザメンホフ」(1993年、新泉社)p.128-130
  11. ^ 藤巻謙一「まるごとエスペラント文法」(2001年、日本エスペラント学会)、p.51
  12. ^ "Plena Ilustrita Vortaro"(1971年、Sennacieca Asocio Tutmonda)
  13. ^ "La Nova Plena Ilustrita Vortaro"(2005年、Sennacieca Asocio Tutmonda)
  14. ^ 辞典編集委員会編「エスペラント日本語辞典」(2006年、日本エスペラント学会)p443・ĥ解説
  15. ^ "La Nova Plena Ilustrita Vortaro"(2005年、Sennacieca Asocio Tutmonda)、前書き
  16. ^ La Revuo Orienta誌2019年12月号p.22
  17. ^ 辞典編集委員会編「エスペラント日本語辞典」(2006年、日本エスペラント学会)p578・該当の語に対する「より望ましい語」の注記による
  18. ^ CED編、"Esperanto en Perspektivo"(1974年、世界エスペラント協会)、p664-669
  19. ^ Prace Komisji Spraw Europejskich PAU. Tom II, pp. 40-41. Ed. Andrzej Pelczar. Krak´ow: Polska Akademia Umiejętności, 2008, 79 pp.
  20. ^ Devlin, Thomas Moore (2019年4月25日). “What Is Esperanto, And Who Speaks It?” (英語). Babbel Magazine. 2022年5月14日閲覧。 “Evidence also shows that he learned Yiddish from his mother and that he studied German, English, Spanish, Lithuanian, Italian and French. In addition, Zamenhof learned the classical languages Hebrew, Latin and Aramaic in school. Esperanto was not even the first constructed language he’d dealt with. First, he learned a bit of Volapük, which was invented in Germany almost a decade before Esperanto. Having command of so many languages had a tremendous impact on his creation of Esperanto, which would be Zamenhof’s 14th language.”
  21. ^ Blanke, Detlev (1985). “Internationale Plansprachen. Eine Einführung [International Planned Languages. An Introduction]”. Sammlung Akademie-Verlag (Akademie-Verlag). ISSN 0138-550X. 
  22. ^ Esperanto: european or asiatic language?”. 2021年6月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月26日閲覧。
  23. ^ Esperanto, a western language?”. 2020年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月4日閲覧。
  24. ^ Mikael Parkvall (2010). “How European is Esperanto?: A typological study*” (英語). Language Problems and Language Planning 34 (1): 63–79. doi:10.1075/lplp.34.1.04par. ISSN 0272-2690. http://www.jbe-platform.com/content/journals/10.1075/lplp.34.1.04par. 
  25. ^ Kalocsay & Waringhien (1985) Plena analiza gramatiko de Esperanto, § 17, 22
  26. ^ 辞典編集委員会編「エスペラント日本語辞典」(2006年、日本エスペラント学会)ĥの説明
  27. ^ Kramer, Markos. “La efektiva uzado de seksneŭtralaj pronomoj laŭ empiria esplorstudo” (エスペラント語). Lingva Kritiko. 2020年11月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月6日閲覧。
  28. ^ a b O-vortaj nombrovortoj” (エスペラント語). PMEG 2022エスペラント語版. 2023年4月2日閲覧。
  29. ^ 『エスペラント日本語辞典』(第1版)財団法人日本エスペラント学会、2006年6月12日、1190頁。ISBN 978-4888870443。"trilion|o ❶ […][望〉triiliono. ❷[…][望〉 duiliono. 《〔注意〕統一的な意味がないので使用を避け,意味に応じて[望〉に示された語を使うことが望ましい》[参〉-iliard-, -ilion-."。 
  30. ^ Universal Declaration of Human Rights – Esperanto”. 国際連合. 2022年1月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月7日閲覧。
  31. ^ “Universal Declaration of Human Rights”. United Nations. オリジナルの2021年3月16日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210316050452/https://www.un.org/en/about-us/universal-declaration-of-human-rights 2022年1月7日閲覧。 
  32. ^ Universal Declaration of Human Rights - Japanese (Nihongo)”. 国際連合. 2023年3月16日閲覧。
  33. ^ Maire Mullarney Everyone's Own Language, p147, Nitobe Press, Channel Islands, 1999
  34. ^ Hugo Röllinger "Monumente pri Esperanto - ilustrita dokumentaro pri 1044 Zamenhof/Esperanto Objektoj en 54 landoj",Universala Esperanto Asocio, Rotterdam 1997, ISBN 92 9017 051 4.
  35. ^ 旭化成不動産レジデンス株式会社
  36. ^ フェスティバロの生い立ちをご紹介します - 唐芋菓子専門店【フェスティバロ】
  37. ^ プークについて - 人形劇団プーク
  38. ^ felicaの意味とは - フェリカ建築&デザイン専門学校
  39. ^ 世界観 - Rahxephon_______official web site
  40. ^ 『仮称)丸の内1丁目1街区(東京駅丸の内北口)開発計画 街区名称は「丸の内オアゾ(OAZO)」に決定 ~2004年9月14日オープン~』(プレスリリース)三菱地所株式会社 / 株式会社丸ノ内ホテル / 日本生命保険相互会社 / 中央不動産株式会社、2004年4月27日https://www.mec.co.jp/j/news/release/040427.htm2021年8月14日閲覧 
  41. ^ http://www.movado.com/AboutMovado.aspx
  42. ^ 商品紹介 - [時計] モヴァード
  43. ^ ヤクルトのマメ知識 - ヤクルト本社京都工場
  44. ^ 「はじまりへの旅」公式サイト

エスペラント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 03:32 UTC 版)

「冠詞」記事における「エスペラント」の解説

エスペラントでは置くかどうか迷ったときは置かなくてもよい。数、性、格による変化はない。 定冠詞 la母音省略し l' とできる。詳しくはアポストロフィー#音と文字省略を表すアポストロフィーを参照

※この「エスペラント」の解説は、「冠詞」の解説の一部です。
「エスペラント」を含む「冠詞」の記事については、「冠詞」の概要を参照ください。


エスペラント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 06:15 UTC 版)

蒼穹のファフナーシリーズの登場人物」の記事における「エスペラント」の解説

日野 美羽(ひの みわ) 声 - 諸星すみれ誕生日2147年4月1日劇場版日野弓子娘。日野道生忘れ形見竜宮島初めて自然受胎により産まれる。 島の環境となっているミール日常的にクロッシング状態にあり、2歳弱でありながらしっかりとした言語能力を持つ。意識体となっている乙姫存在認識し、操の来島も「おおきなおふねがくる」と予言するまた、ミールクロッシング態となっている影響のためか、人間とは異質なフェストゥム言語感情理解することができ、ソロモン情報交換やエウロス型による命令書き換え認識している行為を「おはなし」と表現し文字通りフェストゥムミール会話行っており、乙姫をも大きく上回っている影響力が「第二次蒼穹作戦」の鍵となる。ただし、この能力アルヴィス内部などでは不可能であり戦闘中屋外になければならないという危険性もある。 対話成功させた直後人類軍核攻撃察知して恐慌状態陥ったミール同化されかけるが、操らフェストゥム阻止することで同化免れる。 【EXODUSミールとの対話能力を持つキーパーソンであり幼き予言者成長して弓子2人暮らしをしているが、同世代友達がおらず、空想友達会話をしているような様子弓子心配されていた。しかし、実はミール欠片所持していたエメリー交信をしていたことが判明し直接会うことがかなう。クロッシングによる強い感受性能力健在であり、ナレインから「世界最高のエスペラント」と称され、その能力先代コアであった乙姫エメリー凌いでいる。また、その能力故にフェストゥムを全く怖がらない一方で憎しみなどの悪意には免疫がなく、アザゼル型やその影響下にあるフェストゥム憎しみ当てられ体調を崩しおびえることがある対面した直後エメリーとは常にクロッシングで会話をしているが、それ故に弓子不安にさせるペルセウス中隊要請応えてシュリーナガル世界樹を通してアルタイル接触するが、幼い故に対話不可能であった身体の成長望んだ美羽願い受けた世界樹の力で、その日夜に身体織姫エメリー同世代程度までに急速に成長させられ、それに伴って新たな能力身につける成長したばかりのために使いこなせないが、アルタイル到来を「おおきなおほしさまがくる」と拙い表現真矢たちに伝える。 元々好奇心が強い部分があると共にクロッシングによる感受性からミールとの対話には積極的であり、それが弓子不安の種にもなっている。しかし、幼いながら自分の能力本人なりの自覚責任を持ち自分の肉体幼さを嘆くこともある。 脱出行が始まって以来フェストゥムだけでなく人類軍悪意その人類軍への避難民憎しみ感じ取り、精神的に疲弊していく中、弓子エメリー存在平静を保ち、操の救援で島に帰還するまた、5歳ながらも多くの犠牲見てきた影響で自身犠牲になる考えすら持つようになり、操への援軍求めた際に弓子エメリーにも知らせず自身の同化交換条件として持ちかけている。やがて第四次蒼穹作戦では弓子エメリーの別離という経験を経るが、海神島へアショーカ定着見届け織姫交信手助けする役割を果たす作戦終了後弓子エメリー形見を持ってビリー最期看取った真矢出迎える。 【THE BEYOND2年後ファフナーへの搭乗可能になるまで身体成長したことでパイロットになり、一騎からマークザインを引き継ぐ経験浅く本人極力戦闘望まないのでトルーパーモデル護衛随行すると共に対話の力でフェストゥム群れ一時的に沈静化させている。第五次蒼穹作戦一騎たちと共に総士たちの救出向かうが、マリスたちの乗ったロケットを撃つことが出来ず北極への脱出許してしまう。 さらに3年後に総士と再会し、「エスペラント軍」として自分たちに敵意を向ける総士の警戒心を解くため、積極的に働きかける5年前過酷な経験から、一人称自分の名前であるなど実年齢相応に振る舞いながらも大人びた雰囲気持ちエメリー転生したルヴィとの信頼関係も強い。同じエスペラントのマリスのことは、敵対しながらも互いに気にかけている間柄で、マリスに対して冷徹なりきれていない。 エメリー・アーモンド 声 - 佐々木りおEXODUS民間人少女もう一人のキーパーソン交戦規定アルファ発令され壊滅したハワイナレイン保護され1年後ナレインたちに連れられて竜宮島目指す到着後、ミールを通して交信していた竜宮島にいる美羽出会うその後コア対話行いアルヴィス新たなコア大量に誕生させる。 時期不明であるが、北極ミール欠片入手した弟からミールフェストゥム対話する方法教わった。弟を含む家族は、故郷フェストゥム襲われた際に弟がミール欠片を通してフェストゥム殺戮をやめるように訴え成功代償としてミール同化された。以降は弟のスニーカー片方故郷埋め、もう片方持ち歩く美羽には及ばないが、エスペラントとしての能力は非常に高くフェストゥム匹敵する読心能力有している。また、高い能力故にエスペラントたちのリーダー的存在となっている。 脱出行でも美羽たちと共に内通者探す傍らミールに最も触れているために同化抑制剤投与を受けている。人類軍による攻撃受けた後、総士に自分たちの援軍存在伝える。 完全長尺版ではナレイン保護される経緯描写され輸送機発着場スフィンクス型に襲われ時にミール欠片を持って破壊をやめるように訴える直後に人類軍核攻撃発着場崩壊するが、交信相手スフィンクス型に守られたために生き延び生存者救助出たナレインが彼女を守ったスフィンクス型が朽ちた場面遭遇したところを保護されるペルセウス中隊とエスペラントの中心人物あるため織姫同様に毅然としている。しかし、美羽織姫異なり元々が普通の子供あるために、広登と取材家族ミール同化された過去明かした時には涙を堪えており、弓子ミールの力で生き長らえさせながらもいずれ彼女が消えてしまい、美羽悲しませる結末には泣き出してしまう。脱出の中で精神的に疲弊していくとともに吐血症状が現れるなど肉体的に異変現れている。 実は弓子同様一度死亡した後、弟の願い受けたミールによって生きながらえていた存在であり、最終的にアショーカがベイグラントの同化弱体化してしまったため、他のエスペラントたちやナレイン弓子と共にその命をアショーカ同化させ、美羽別れ再会告げて弟のスニーカー残し消滅する直後、彼女の命が転生したコア後のルヴィ・カーマ)が誕生する

※この「エスペラント」の解説は、「蒼穹のファフナーシリーズの登場人物」の解説の一部です。
「エスペラント」を含む「蒼穹のファフナーシリーズの登場人物」の記事については、「蒼穹のファフナーシリーズの登場人物」の概要を参照ください。


エスペラント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 01:27 UTC 版)

疑問詞」の記事における「エスペラント」の解説

エスペラントの関係・疑問相関詞疑問詞としても用いられる

※この「エスペラント」の解説は、「疑問詞」の解説の一部です。
「エスペラント」を含む「疑問詞」の記事については、「疑問詞」の概要を参照ください。


エスペラント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 04:03 UTC 版)

ブレーヴェ」の記事における「エスペラント」の解説

ŭ は、/w/ を表す。

※この「エスペラント」の解説は、「ブレーヴェ」の解説の一部です。
「エスペラント」を含む「ブレーヴェ」の記事については、「ブレーヴェ」の概要を参照ください。


エスペラント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 11:38 UTC 版)

中間言語」の記事における「エスペラント」の解説

Distributed Language Translation英語版プロジェクト提案した中間言語で、エスペラント版ウィキペディアなどで使われている。

※この「エスペラント」の解説は、「中間言語」の解説の一部です。
「エスペラント」を含む「中間言語」の記事については、「中間言語」の概要を参照ください。


エスペラント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 08:03 UTC 版)

蒼穹のファフナー」の記事における「エスペラント」の解説

EXODUS』より登場したミール対話できる能力者。「希望という意味で、人工言語エスペラントを意識して命名である。際だって高い能力を持つ美羽エメリーのほか、ペルセウス中隊隊員がこれに該当するこの他、シュリーナガルミール(世界樹の元に多数のエスペラントたちが集っている(彼らはフード付きマント着ており、さながら「主」に帰依する修道者たちのようである)。

※この「エスペラント」の解説は、「蒼穹のファフナー」の解説の一部です。
「エスペラント」を含む「蒼穹のファフナー」の記事については、「蒼穹のファフナー」の概要を参照ください。


エスペラント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:06 UTC 版)

アポストロフィー」の記事における「エスペラント」の解説

エスペラントでも音の省略に伴い文字省略したことを示す名詞語尾 -o を省略する場合や、母音終わ前置詞後ろにある定冠詞母音 a を省略する場合使われる名詞語尾 -o の省略省略してアクセントの位置変わらない対格複数名詞、-o で終わ相関詞省略できない。apostrof' ← apostrofo poezi' ← poezio 定冠詞末尾の a の省略de l' ← de la ĉe l' ← ĉe la je l' ← je la tra l' ← tra la pri l' ← pri la pro l' ← pro la その他dank'aldanke al, danko al 「~のおかげで」 - 前置詞のように使う un', du, triunu, du, tri 「いち、に、さん」- 声を出して数え場合などに、リズム合わせのため省略する

※この「エスペラント」の解説は、「アポストロフィー」の解説の一部です。
「エスペラント」を含む「アポストロフィー」の記事については、「アポストロフィー」の概要を参照ください。


エスペラント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 13:31 UTC 版)

不規則動詞」の記事における「エスペラント」の解説

人工言語であるエスペラントでは、英語のbe動詞相当するest-i動詞を含む、全ての動詞の活用厳密に定められている(現在形語尾が必ず"-as"、過去形語尾が必ず"-is"、原形である不定形語尾が必ず"-i"等)。したがって、不規則動詞存在しない

※この「エスペラント」の解説は、「不規則動詞」の解説の一部です。
「エスペラント」を含む「不規則動詞」の記事については、「不規則動詞」の概要を参照ください。


エスペラント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/07/13 07:23 UTC 版)

規則動詞」の記事における「エスペラント」の解説

エスペラントには不規則動詞存在しない。よって、すべての動詞規則動詞である。

※この「エスペラント」の解説は、「規則動詞」の解説の一部です。
「エスペラント」を含む「規則動詞」の記事については、「規則動詞」の概要を参照ください。


エスペラント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/04 07:25 UTC 版)

対格」の記事における「エスペラント」の解説

エスペラントでは語尾に-nをつけること名詞対格として用いる。対格用法としてはラテン語同じく直接目的語を表す対格方向を表す対格継続期間を表す対格3つがある。方向を表す対格の場合はしばしば場所を表す副詞対格語尾-nを付けて表されることがある直接目的語: Mi donis horloĝon al vi. (私はあなたに時計をあげた。) 方向: Mi revenis hejmen. (私は家に帰った。) 期間: Mi kuris du horojn. (私は2時間走った。)

※この「エスペラント」の解説は、「対格」の解説の一部です。
「エスペラント」を含む「対格」の記事については、「対格」の概要を参照ください。


エスペラント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/12 07:41 UTC 版)

相関詞」の記事における「エスペラント」の解説

エスペラントの相関詞疑問ki- 指示ti-不定i-全般ĉi-否定neni-品詞複数対格事物-okio tio io ĉio nenio 代名詞 - n …何 …それ…そのこと …何か …すべて …何も~しない ひともの-ukiu tiu iu ĉiu neniu j …だれ…どれ …その人…(それ) …だれか…(どれか) …全員…(全部) …だれ(どれ)も ~ない …どの …その …ある …すべての …どの~も ~ない 形容詞 性質種類-akia tia ia ĉia nenia …どんな …そんな …ある種の …あらゆる種類の …どんな~も ~ない 所有-eskies ties ies ĉies nenies - - …だれの …その人の …だれかの …全員の …だれの~も ~ない 場所-ekie tie ie ĉie nenie 副詞 n …どこで …そこで …どこかで …どこも …どこも~ない 理由-alkial tial ial ĉial nenial - …なぜ …それゆえに …なぜか …あらゆる理由で …どんな理由様子方法程度-elkiel tiel iel ĉiel neniel …どのようにどれほどそのようにそれほどなんらかの方法で …あらゆる方法で …どうやっても ~ない 時-amkiam tiam iam ĉiam neniam …いつ …そのときいつか…あるとき …いつも …いつも~ない 数量-omkiom tiom iom ĉiom neniom …どれだけ…いくつ …それだけいくらかありったけ …少しも~ない 疑問詞指示語関係詞として上の表に従った語句使用されるこれらの接辞他の単語転用することはできない。 「名詞的な意味を持つ-o、-uで終わるもの」と「形容詞的な意味を持つ-u、-aで終わるもの」に関してはエスペラントの複数語尾「-j」や、対格語尾「-n」などを付けることができる。ただし、後述するように集合的な-oで終わるものに関して複数語尾「-j」を付けない。 なお、kiokiuは以下の点について異なる。 kio 総括的であり、複数語尾つかないkiu 個々をさししめし、複数語尾付けることができる。 また、所をあらわす「-e」で終わ相関詞については方向対格の意味「-n」付けることができる。

※この「エスペラント」の解説は、「相関詞」の解説の一部です。
「エスペラント」を含む「相関詞」の記事については、「相関詞」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「エスペラント」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

エスペラント

出典:『Wiktionary』 (2021/06/19 11:15 UTC 版)

言語コード
ISO639-1 eo
ISO639-2 epo
ISO639-3 epo
SIL ESP

名詞

エスペラント

  1. ルドヴィコ・ザメンホフ考案した人工言語

語源

発音

翻訳


「エスペラント」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「エスペラント」の関連用語

1
Esperanto 外国人名の読み方
100% |||||

2
エスペル 隠語辞典
100% |||||

3
エスペラントに関する作品 ウィキペディア小見出し辞書
94% |||||

4
エスペラント語学書 ウィキペディア小見出し辞書
78% |||||

5
設立の目的 ウィキペディア小見出し辞書
78% |||||

6
ザメンホフ・エスペラント・オブジェクト ウィキペディア小見出し辞書
76% |||||

7
母語話者によるエスペラント運動 ウィキペディア小見出し辞書
76% |||||

8
エスペラント関連 ウィキペディア小見出し辞書
74% |||||

9
青年部 ウィキペディア小見出し辞書
74% |||||

10
生涯とエスペラント活動 ウィキペディア小見出し辞書
72% |||||

エスペラントのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



エスペラントのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
皓星社皓星社
Copyright (C) 2023 株式会社皓星社 All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのエスペラント (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの冠詞 (改訂履歴)、蒼穹のファフナーシリーズの登場人物 (改訂履歴)、疑問詞 (改訂履歴)、ブレーヴェ (改訂履歴)、中間言語 (改訂履歴)、蒼穹のファフナー (改訂履歴)、アポストロフィー (改訂履歴)、不規則動詞 (改訂履歴)、規則動詞 (改訂履歴)、対格 (改訂履歴)、相関詞 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryのエスペラント (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2023 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2023 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2023 GRAS Group, Inc.RSS